『良いお年を』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
明日もあさっても、来年も、なにが起こるかわからない。
でも、これだけは言いたい。
よいお年を~!
もうすぐ今年が終わる。今年こそ、違う自分になりたいと、色々挑戦してみたが、結局何も変わらなかった。
自分にはできないと諦めるか、来年こそはと続けてみるか。どちらを選ぶべきかなど決まりきっているけれど、どうすれば良いかがわからない。
今年は、貴女と出会えて良かった。
新しい年が明けたら、『おめでとう』って会って言いたいな。なるべく早く。お正月が開ける前に…
2023年がもうすぐ終わろうとしている
今年始めた書く習慣アプリ
たくさんのハートが集まりました
ハートを送ってくださった方
読んでくださった方
ありがとうございました
#よいお年を
#75
〝良いお年を〟
「皆さん、良いお年を!」
テレビの中の芸能人が言う。
私も調子に乗って良いお年を、なんで返すけれど、
これを収録したのはいつなんだろうか。
目を閉じて、しんしんと降る雪を顔面で許容する。まつ毛にだけ雪が積もり、他は体温で溶けて顔が湿って行く。私には血が通っている。生暖かい血が通っている。
とても寒い土地では、水をばら撒くだけで気体となって消え失せるかのように姿がなくなるのだという。ならば、血をばら撒けばどうなるのだろうか。真っ赤な霧になって、どこかへと旅に出るのだろうか。
私はなんとなく、それがみてみたい。でも、そんな些細な興味は降り積もっても、春が来た雪のようにいつしか心から消え失せる。些細な興味全てをこの手で叶えられたなら、私は幸せになれそうな気がするのだ。そんな力があったなら、私は幸せな心地で日々を過ごせるような気がするのだ。
だけれど現実にそうはならなくて、私は今年も無為に年を越して行く。
私は人間の静脈を全て取り出して、一本にした時の実際を知らない。セーターのほつれを全て解いてみた時の姿を知らない。薄型テレビの中身を知らない。動物の骨を全て抜いた後の肉の姿を知らない。
きっとこれからも知ることはない。
だから、些細な興味も叶えられない自分を嘲笑しながら、来年もそうなのだろうと思って、だから別の何かで幸せになれますようにと、私は祈る。
「良い年になりますように」
些細な興味など全てどうでも良くなるようなしあわせが、私に降り注ぎますように。
後悔の多い1年でした。
どんなに後悔してもしきれない事もありました。
心が疲れて、諦めたこともありました。
きっとそれは、2024年もつづくでしょう。
皆さんは、どうか…良いお年を。
良いお年を
一年の区切り。
いい年だったなって、言葉だけでもそう思っておこう。
来年もいい年になるといいね。
年々身体は重くなり、腰は痛くなり
しみシワたるみも増え、白髪も増え
毛穴の開きは大きく、人中は長く
首の年齢は隠せず、手の節はしわしわ
思いだせない芸能人の名前も増え
何しに2階に来たのか雲散霧消な事も増え
健康診断でひっかかるものも増え
ご近所との立ち話でひっかかる言葉も増え
ヒールの高さは減り、やる気も根気も減退し
しかしローンは減らず、子どもはいつまでも減らず口
そんなこんないろいろ
増えたり減ったり減らなかったりしても
それでも幸せだからいいのです。
皆様良いお年をおすごしください。
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【30】良いお年を
『良いお年を』
仕事納めの日、職場で当然のように交わされるこの挨拶について毎年悩むことがある。
それは所謂「喪中」である人に対してこれを使っていいのか、いけないのか。だって明けましておめでとうっていうのも言っちゃいけないっていうし。おめでたくないから。だから年賀状も出せないしはずだし。その理論なら、『良いお年を』だってだめなはず。今年も、秋頃にお父様を亡くされた上司になんて言っていいか分からず、就業後にウジウジ悩んでデスクで二十分。上司が席を立とうとして、慌てて挨拶。
「──で、結局なんて言ったんですか?」
「今年もお世話になりました、来年もよろしくお願いします、って」
無難、とイヤホンから聞こえる彼女の笑い声は既にほろ酔い気味だった。
年明けの瞬間に乾杯しようって約束しましたよね、という私の苦情にアレそうでしたっけととぼけるこの人の本名を、私は知らない。家族構成も、職業も、年齢も。知り合って数年経っても中途半端な敬語のまま。
だけどたぶん、どんな作品のどんなキャラが刺さるか、およびそれに属する性癖についてはこの人のお母さんより詳しい自信がある。ネットの海で、私達はようやく正直になれる。
「でも正直、ただ会社連絡でその情報を知っちゃってるから気になるってだけで、知らなかったら普通に言っちゃってると思うんですよね。なら私のエゴじゃんって思ったり」
「『そこに愛はあるんかァ!?』」
「んー。なにが正解なんですかね」
「無視つら……正解とかないんじゃないですか。あともし自分なら、今年悲しいことがあったなら来年はいい年であってほしいから、良いお年をって言って欲しい気がする」
「確かに」
「ま、相当ぶっとんだ挨拶じゃなければ誰が何言ったか覚えてないのが真理ですね。所詮他人ですから」
二十三時五十八分。私はようやくビールのプルタブを開ける。
「お。そろそろですか」
「そろそろです」
「では。今年もお世話になりました、来年もどうぞよろしくお願いいたします」
「エゴのやつじゃん」
「来年こそ一緒にコミケ行きましょう」
「地方民にケンカ売ってます?」
ネットが無い時代なら死んでたーとぼやく彼女も、もしかしたら今年悲しいことがあったのかもしれない。
そうであれば来年は彼女にとっていい年であって欲しい。そうでなくても、やっぱりいい年であってほしい。
ケラケラと笑う彼女の声に、会社から引きずって帰ってきた心のこわばりみたいなものが緩んでいく。
くだらない話ができる、名前も顔も知らない赤の他人。
そんな大事な友人の上機嫌な声が来年の年末も響いていますようにと、私は心から願ってしまうのだ。
今日も
無事にお仕事が終わり。
お陰様で
一年、
お仕事を頑張れました。
上司や、
同僚、
他部門の
人達、
それぞれに
締めくくりの
ご挨拶。
皆んな
笑顔で、
挨拶を
する時間。
一年で1番
笑顔が見れる気がします。
お互いの
労いの言葉を
交わし
また、
来年、がんばろうね
それでは
良いお年を
このことは
今までは
なんと無く
使っていたけど、
とても、
良い言葉だなぁと
思った。
一年のうち、
皆んなが
笑顔で
交わす言葉。
本来の
丁寧に、
相手を敬う。
素晴らしい
日本語だと思う。
では、
皆様、
良いお年をお迎えください。
皆さん今年はどんな年でしたか。
俺は彼氏も出来ず、勉強も出来ず、友達もできませんでした。
可哀想な俺を誰か慰めてください、
皆さんいいお年を!
「良いお年を」
今年も...
あっという間だったこの1年。
代わり映えのない
でもかけがえのない
二度と来ないこの1年。
笑った、泣いた、怒った。
傷ついた、頑張った、自分を責め続けた...。
いろんな感情があったこの1年。
この日くらい自分を甘やかして
チューハイ飲みながら言ってあげよう。
(明日も呑むけど...笑)
「良いお年を。おつかれ様でした!!」
来年は、少しは自分に甘く生きたいな...
ひねくれた子どもでしたから。
この言葉は、嫌いでした。
「よいお年を」
なんて気取った響きでしょう。
年末にはみんな、この言葉を言わないといけないのです。
いつものように「バイバイ」や「さよなら」で別れようとした自分は途端に、子どもっぽい、ものを知らない、みじめな無礼者に変わるのです。
だからって、周囲に合わせるのも嫌でした。
薄っぺらいのです。
あたかも「あなたのしあわせを願っています」という顔で手を振りながら、そのじつ、気づかいのできる自分に酔っている気分になるのです。
人間の心は有限です。
本気でやさしくできるのは、自分の輪で囲った内側だけです。
輪の外側の人々にばらまけるのは、無責任な言葉だけです。
ひねくれた子どもでしたから。
ひねくれた子どもの周囲には、薄っぺらい人間しかいなかったのです。
今は、少しわかった気がします。
言葉は、呪文なのです。
相手ではなく、自分のために言うのです。
あちらの言葉に、どれほどの真実があっても、なくても。わたしが「必要だ」と思うなら、こちらの言葉には意味があるのです。
おなじだけの熱量が返ってくることを期待したり、おなじだけの熱量を返さねばと気負ったり、ややこしく考える必要はないのです。
わたしの心を、明るくしたいから。
わたしとあなたをつなぐ見えない橋を、きれいに掃き清めて、まっさらな気持ちで来年のあなたに会いたいから。
だから、この言葉を言うのです。
「よいお年を」
#良いお年を
除夜の鐘を聴き逃し気がつけば午前二時。
暖房によって快適に整えられた部屋で炬燵の中、極楽以上の言葉が見当たらない中飛び起きた。頬に跡はなかったが机には若干の涎ができている。
寝ぼけ眼でスマホを見た。
特に約束していた訳ではないが寝落ちする前までLINEでやりとりしていたのだ。
あちゃーという独り言と共にトーク画面を起動させる。
「寝落ちしちゃった?」「おーい(笑」「よいお年をー」
「年明けた」「ことよろ」
ひとまずスタンプを送り寝落ちした、ことよろと返す。
仕方がないので布団に移動せねば。
良いお年を
良いお年を
今年も残りわずかとなりましたね
2023楽しく過ごせましたか?
楽しかった方もいれば
いろいろ変化があって苦しかった方もいると思います
でも大丈夫です
また2024から気持ちを切り替えて前に進めばいつしか必ず幸せが目の前にあるはずです
それでもまだ気持ちが暗い方は少しでも笑顔になってください
無理やりにでも
そうすれば周りの人もあなたに寄り添ってくれます
私も「死にたい」と思っていた時期があります
結構学校を休んで毎日泣いてました
気持ちも顔もずっと暗かったです
でも、少しでも笑顔を練習した結果、今仲の良い友達は今5人います
これが証拠
今年も頑張って生きましょう
今年読んでくださった方、ハートくださった方ありがとうございました!
不定期更新ですが、来年もよろしくお願いいたします!
(お題 良いお年を)
父母の間に良い空気あれ
兄弟の間に信頼と光あれ
恋人の間に安らぎと冒険あれ
先輩と後輩の間に親しみと尊敬あれ
敵同士、正々堂々戦い
支配者にはグルになって立ち向かえ
年寄はよく笑い
幼子はよく泣き
青年はよく寝ろ
世界が嘘でも
本当の愛を育て
本当の恋を知り
本気で泣き
本気で怒り
真実の中で暴れてしまえよ
私たち怪物のように凄惨さ
気持ちよく堕ちて
気持ちよく翔べる Don't stop us now!!!
皆様良いお年を
泣いて 笑って 怒って 喜んで
出会って 別れて
この1年間いろんなことがあった
まー死にたいとは思ったけどね
でもさ
せっかく一年生きたんだから
もう一年生きてもいっかなって
それじゃあまた来年
お題『良いお年を』
No.3「良いお年を」
暖簾をくぐれば「久しぶりじゃん」「おかえり」と言われることが嬉しかった。
社会に出てから家庭、仕事以外にも沢山の居場所を作って、多くの出会いがあった。
みんな良いお年を。
またね。