『自転車に乗って』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
#自転車に乗って
運動は得意だったほう
なのに自転車に乗れなかった
高校一年生 はじめての自転車
教科書でパンパンのリュック
前籠にリュックを乗せて急な下り坂へ
重みでハンドルを取られ堪らず転倒
まっすぐ突っ込んだら四車線へ激突だった
自転車に乗って
天に行ってしまうかと思った
「自転車に乗って」
太陽が沈み始めたころ
僕らの冒険が始まる。
少し涼しげな風が
どんちゃか騒いでいるあの神社へ
背中を押して。
普段とは違う、君に会いにゆく。
娘に自転車の乗り方を教えて走って走って支えて支えて。あれから6年、もうどこにでもスイスイ行ける。寂しいような、嬉しさです😊
自転車に乗って何処かに行ってみたいな。
知らない場所、道の世界、扉、何でも知りたい。
私の知らない所には楽しいものはあるのかな?
楽しみだな。
"早く~!!今日はね~"
この世界は荒廃しなければどんなに綺麗だったの
だろうか今日も考えつつ、仲間と共に生きる。
退屈な一日の始まりだ。
自転車に乗って
髪がなびく。
顔に引っ付いてきてもはや邪魔だ。
なのに、こんなに心地よいのは何故だろう。
いつもとは違う。
あたたかな感触と高鳴る鼓動。
そうだ、キミがいるから。
キミさえいれば。
私の世界は色鮮やかになる。
キミさえいれば。
何があったって幸せでいられる。
そう、キミさえいれば。
頭もクラクラ身体もクラクラ毎日クラクラと常に涼しさを求めたい☆
自転車に乗って、さあどこへ行こう
夜でも暑いこの季節にわざと汗をかいて
夏の風を感じながらペダルを漕ぐ
目的地なんて決めずにゆったりと
ああ、そういえば新しい洋菓子屋さんが出来たんだっけ
本当は君と行こうと思っていたけれど
一足先に行って自慢してやろう
「行きたいー」って言う君の顔が浮かぶな
洋菓子を買って写真を撮って君に送り
自転車の写真も撮ってSNSにあげて
大嫌いな夏空に
大嫌いな太陽に
なんだか楽しそうだなと笑われたような気がした
『自転車に乗って🚲』
自転車に乗って風とともに走り出す…
そんなことができたらいいな…
自転車は数年前に全治半年以上
の大怪我をしてそこから怖くて乗れない…
あのときの何もかも
を思い出しちゃうから…
怖いの…😢
でも、自転車に乗れなくても
今はたくさん移動手段があるからいいの…
だから、いいの…
自転車に乗って
世界中を旅するのが
私の夢だったな
今日のお題。自転車にのって。
自転車にのって転んだ覚えしかない。殆ど移動は徒歩か車!終わり!
いつもどおりの道を進む、自転車に乗って。
あとこの道を通るのも半年弱。
寂しくなるなぁ、失恋もしたし思い残すことはない
思いっきりはしゃいで人目気にせず青春を謳歌しよう!
趣味のギターも弾いて友達と沢山遊んで、勉強して恋愛ばっかに縛られないっていいね!
地震もいつ来るか分かんねぇけどさ、今楽しかったらいいんじゃね?不安だったりもするけど今できることをしようよ予言なんて気にしてたら生きてけねぇよw
バカにしてるわけじゃないけどさほんとに今を楽しんでたほうがいいと思う。いつか経験することなんだから
みんなが今楽しいって思えますように。
自転車に乗ってどこまでも行こう。
風を感じてさ。
君と二人乗りで。
お盆
亡くなった人間が家に帰ってくる。
僕の友達の颯が亡くなったのは3年前の夏だった。
中学2年生だった
「僕らは来年は受験の天王山 1年遊べないから今年の夏は思いっきり遊ぼう」という理由でほぼ毎日一緒に過ごした。
颯は楽しそうに笑っていた。
僕らが住んでいるところは自然が多く山と海どちも近かったのもあり自転車に乗って山と海を一日交代で堪能していた。
そんなことをしているからこんな事になってしまったと後悔している。
だんだん遊ぶことが無くなり家に帰ろうとしていると、颯が「肝試ししよ」と誘ってきた。僕はてっきり怖い話でもするのかと思っていたが、彼は「海へ行こう」と言う。
今日は風が強い。
海もいつもより荒れている。
堤防から見下ろす海は深い青色だった。
「ここから飛び降りるんだ」
耳を疑った。
「今日はやめとこうよ危ないぞこれ。」
僕が不安げに言うと
「今日暑いし、このぐらいの波ならここ浅瀬だし大丈夫。」といたずらに笑ったが、目の奥の光が消えていた。
今考えれば、彼は壊れてしまっていたのかもしれない。
僕はロープを体と柵に巻き付けてから海に入るのなら、、と誘いを受けた。
いつもこういう時は颯がジャンケンを挑んでくるのに、今回は違う。
「俺が先に行くから」
笑顔で飛んで行った。
そこから颯は帰ってこなかった。
体に巻き付けたロープを自ら解き
深い所まで沈んで行った。
なんで自ら 死ぬようなことをしたんだ、
しかも僕の目の前で。
そして今年のお盆
僕は寝ていた。
風鈴の優しく涼しい音色が広がり、それに合わせようともせずに鳴き続ける蝉。そよ風設定にした扇風機が春のような涼しく暖かい温度に部屋を演出して季節を錯覚させる。
鈴の音。
僕の周りを回っている。
気になる。
段々と意識が戻ってきて目を開く
そこに居たのは黒猫。
大きな鈴を首輪に付けている。
黒猫の所在が分かることは書いていなかった。
ここは自然が多く動物が道を歩いているのは普通だったし、家の中に入ってきちゃうことも少なくはない。
「どこから入ってきちゃったんだ?」
僕は答えるはずが無い黒猫に優しく問いかけ抱っこをした。
「えっ、玄関開いてたよ。」
懐かしい颯の聲だった。
録音かなんかだと思ったが、間違えなく黒猫から出ている声だった。
颯は猫になって帰ってきた。
??
意味がわからなかった。
コドモじみたファンタジー
「お盆中にやらないといけないことがあるんだ。手伝ってくれないか?」
夏バテで頭がバカになったんだと、もう一度寝ようとする僕に飛びかかり。無理やり現実を見せられた。
「早く!自転車まだあるよな?」と軽い体で飛ぶように走る猫。
まだ眠たい目を擦りながら曖昧に返事をする。
玄関を出ると黒猫は自転車のカゴに乗りドヤ顔で
「自転車に乗って行くぞ!」と言う。
自転車に乗って気がついたが、僕 颯(?)に足にされてないか?
今宵も私は祈る。
そしてリハでも今も心支えてくれている彼をを信じて待つ。
彼と一緒にいれたらどんなにいいか..料理してても虚しくなっていくだけ。食べて欲しい彼が側にいないから。
もし神社前に立つ私を見かけたら、「会いに来ました。大丈夫」って言って欲しい。
そして二人で一緒に歩きながら話して笑いたい。
好きな人は何があってもやっぱり好きなので信じるのみ。
「自転車に乗って」
自転車のタイヤがベコベコで走りづらいことこの上ないので、近所の自転車屋に空気を入れに行った。この自転車屋は無料で空気入れを貸してくれるのだ。自転車屋に着き早速空気を入れようとすると、ふと近くに立てかけてある看板が目に入った。
『空気入れ無料 1000円で雲も入れられます』
雲って、空に浮かんでるあの白くてふわふわな雲だろうか。それを自転車に入れる……?それともすごく走りやすくなる特別な空気のことを雲と呼んでいるのか?理解できなかったが、興味が湧いた。ちょうど店から出てきた店員らしい青年に、看板を指さしながら尋ねる。
「この雲ってなんですか?走りやすくなる特別な空気とか……?」
「いえ、お客さんが思うまんまの意味の雲です」
「というと、空に浮かんでる白くてふわふわのですか」
「そうです。空に浮かんでる白くてふわふわのです」
「そんなもの自転車のタイヤに入れられるんですか?」
訳が分からなくて尋ねると、店員は誇らしげな顔をした。
「入れられるんです。当社が開発した特別な技術なんですよ。雲をタイヤに入れることで、自転車で飛べるようになるんです」
あまりに非現実的な話に頭がこんがらがってきた。言ってることはそれっぽいが、そんなこと出来るのか?出来たとして飛べるのか?雲は実際はふわふわしてない、ただの水蒸気だと習ったけれど。
訝しげな顔をしているのが分かったのか、店員は「雲ってなあに?」と書いてあるパンフレットを見せてきた。
「本当に飛べるんですよ。ただ外で飛ぶのは危ないので、店の敷地内の公園で飛んでいただくことになるんですが。でもご安心ください。当店の公園は100m走ができるくらい広いですから」
「そうなんですか」
話を聞くうちに、怪しさよりも好奇心が勝ってきた。空を飛ぶのはずっと憧れだった。千円で空が飛べるなら儲けものではないか。
「少しやってみてもいいですか」
言いながら財布を出すと、店員の目がキラリと輝く。
「やって頂けるんですか!?嬉しいな、僕が働き始めてから自転車で飛んだ人いなかったんです。でも楽しいですよ。それは保証します」
にこにこ笑って喜ぶ店員を見ると、なんだかいいことをしたように思えた。ただ買い物をしただけなんだけど。
「では早速公園にご案内しますね。自転車お預かりしてもいいですか」
大丈夫だというと店員は自転車を引きながら歩き始めた。
ついて行くこと数分で公園に着いた。だだっ広くて、一面の緑色で、公園と言うより草原のようだった。店員が言った通り、結構広い。吹いている風が心地よくて深呼吸してみる。うーん、爽やか。
持ってきてくれたヘルメットなどの安全装置を着て待っていると、店員が心なしかふわふわしている私の自転車を引いてやってきた。
「お待たせしました、雲が入りましたよ。どうぞいつものように乗ってみてください。飛びますから」
おそるおそる自転車にまたがってみる。と、ふわりと自転車が浮いた。
「わあっ、本当に浮いてる」
思わず声を上げる。私の体が、地面から1mくらい浮いている。
「そのままこぐと進めますよ。ハンドルを上に向けるともっと上に行けます」
店員の言葉通り自転車を漕いでみると、確かに自転車が進む。いつものようにアスファルトの上ではないので、なんだかふわふわした乗り心地だ。気持ちいい。
ハンドルを上に向けると、ふわんっと高度が上がる。店員の頭と同じくらいの高さまで来た。そのまま公園をぐるっと一周する。いつもより少しだけ高い視線がとても新鮮だった。風がびゅうびゅうと吹く。
「すごーく、気持ちいいです!」
遠くにいる店員に向かって叫ぶと、
「そうでしょうー!?僕もお気に入りなんです!」
と返ってきた。
「安全装置をつけてるので、もっと高くまで行っても大丈夫ですよ!木の上まで行くととっても気持ちいいです!」
店員がそういうので、今度は思いっきり上に飛んでみた。ちょっと怖い、と思った。でも次の瞬間、私はわあーっと歓声をあげていた。
私は木よりも上を飛んでいるのだ。さっきとはまるで景色が違った。
周りにはなんの遮蔽物もない。遠くまで見える。空が広い。空気が美味しい。まるで鳥になった気分。
楽しくて自転車をぐいぐい漕いだ。段差に詰まってがたんと跳ねることもなく、ふわふわと進んでいく。日常生活の色んな悩みが、広い青空に吸い込まれて消えていく。
しばらく漕いでいると、段々高度が下がってきた。
「ああ、雲が抜けてきてしまったんですね」
店員が降りてくる私に駆け寄ってきて言う。降り立った私に、店員は笑って聞いた。
「どうですか、いい気持ちでした?」
「ええ、とても」
帰り道も私はなんだか気分が良かった。空気がいっぱいになった自転車は、もう雲が抜けたはずなのに心なしかふわふわしている気がした。
"天国を見に行こうよ"
彼女はそう言った
「死ぬ時の瞬間はね、眼の奥がキラキラして
天国を信じたいと思うらしいよ」
そう微笑みながら彼女は自転車を走らせた。
「自転車に乗って」
一昔前の自転車で
ライトを点灯させたければ
回転する車輪に
ライト上部の歯車を車輪にあてることで
発電させるというものだ
車輪の回転が速いほどライトは明るく見える
車輪の回転が遅いほどライトは暗くなっていく
キツイ上り坂で
「このライトの明るさが俺たちの命だな…」
みたいけ会話をするのが僕の夢です
何故だが?今現実とかけ離れたことが起きている。それは夢の中で夢想で終るのか、現実タイムマシンに振り回される、夢悪魔にもてあそばれるだけの心無いけいじう、その結末は、惨めなる晒し者なのだ、🤢
気持ちいい!
気持ちいい!
このまま自由に本当に
あの青い夏空を超えて行けそう
雲をぽんぽんと乗り越えて
青い海へダイブ
それで最高なら最強じゃね?
自転車に乗って(2023.8.14)
「あぁ〜あっっつぅ〜…」
騒がしい蝉の声に耳鳴りを感じながら、自転車置き場までのろのろと歩く。全く、どうして土曜日なのにわざわざ学校に来て、面倒くさい模試なんぞを受けなければならないのか。
こういう、気分がくさくさしているときは、何か気晴らしが必要だ。それも、とびきり爽快な。
「…よし」
置いてあった自転車に素早くキーを差して、荷物を適当に前カゴに放り込むと、力強くペダルを漕ぎ出した。
あっという間に遠ざかる校門、見慣れた景色、山、田畑、鉄塔…。
歩いている時は突き刺すように感じた強い太陽の光も、風を切って進む自転車に乗っていれば全く気にならない。誰も周りにいないのをいいことに、大声で歌い出したい気分だ。
少し息を切らせながら、緩やかな傾斜を上る。頂上について、ブレーキを握って一息ついてから、眼下の光景を眺めると、まぁなんとも長閑な田舎町である。
きっと、自分が生まれた頃から大して変わっていないであろう、そして、この先もきっとそう変わらないであろう風景。普段ならその刺激のなさに嘆息するところだが、ちょうど今のような、何か悩みごとがあるとき、不安なことがあるときにここにくると、その泰然とした様子に安心させられるのだ。
再びペダルを踏み込む。帰りは少し急な坂道だ。ブレーキをきかせるなんて日和ったことはしない。時折小石に乗り上げてひやっとするが、それもまた一興だ。ただただ、体全体を風が流れるのを感じた。
こういう青春もいいもんだよな、なんて、かっこつけて終わらさせてほしい。