『自転車に乗って』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
自転車に乗って、空を飛んだ。
世界はまわって
私は、地面に放り出された。
身体中が、痛かった。
空は、青かった。
前輪の潰れた自転車を担いで
ぼーっとする思考で
また、空を仰いだ。。。
あのまま、飛んでいってしまえたら
良かったのにと。
大きな声を上げて、泣いた。
【お題:自転車に乗って】
海岸沿いを自転車を走らせる
隣を車がスピードを出し飛ばしていく
私はゆっくりマイペースで自転車を走らせる
時折海から顔に吹き付ける
額から汗が出て風があたり
気持ちよくスムーズに前に進む
進むたびだんだんと気持ちが高まる
休みの日に乗る自転車は気持ちが良い。何故ならば、時間を忘れて思い切り走って楽しむことができるから。風に髪をなびかせながら走る自転車はとても好きだ。近くの店に出かける時に聞こえる蝉の鳴き声と流れる水の音も好きだ。鍵をかける音、回るタイヤの音、鳴らす鐘の音どれも当たり前に日常として聞ける音。これが私の癒しでもある。
だから、自転車は面白い乗り物なのだ。
お題 自転車に乗って
自転車に乗って
今日はどこへ行ってたの
大粒の汗を流し
真っ赤な顔をして
太陽のような笑顔で帰ってきた
小さな君はきっと
大冒険をしてきたのだろう
明日も晴れるといいね
自転車に乗って
自転車に乗ってどこか知らない町に行ってみるか。
知らない町に行くのも冒険になっていいかもな。
知らない町で美味しい食べ物や優しい人達に巡り会えたらそれも醍醐味だね。
っていうけど、自転車には一切乗らないんだけどね。
自転車よりも車か電車での移動が多いから。
自転車は全く乗らない。
自転車に乗る機会がある人はいいんじゃないかな?
終わり
~自転車に乗って~
私は毎朝自転車に乗って学校へ行く。
その時道角からでてきた男の人とぶつかった。
なーんてアニメみたいなことあるといいなぁと思いながら私は1人田舎道を走っていく
【自転車に乗って】
「逆だと思うんだよなぁ……」
背中側、荷台に腰かけた夜雨からぼやきが聞こえる。
「でも、ヨウよりわたしの方が体力あるよ」
「それはそうだけども」
放課後、制服姿、自転車のふたり乗り。何十年も前から代々の少年少女が憧れた青春の一頁だ。
「イマドキそういうこと言わないらしいよ」
ぐっと、ハンドルを握る手に力を込める。
本当は、『今時』だとか『古臭い』だとか、そもそも『男は』『女は』『ジェンダーレス』とか、春歌は普段はあまり意識しない。今はただ、後ろに夜雨を乗せて走る理由になればそれでよかった。
「それより、おまわりさんに見つからないこと考えた方がいいよ」
「それは本当にそう」
このままふたり、どこまでもペダルを漕ぎ続けて、大丈夫だと証明してみせたかった。
いつでも君をどこか遠くまで連れて行くことができるのだということを。
ゆっくりいこうぜ
あの子が見える
あの子を追い越す
振り返らない
でも、立ち漕ぎはやめる
※自転車に乗って
あの夏
みんな は ぼくよりはやく
自転車にのれるようになって
遠ざかるうしろ姿をぼくは走って追いかけた
すこし先の上り坂で競争になって
みんなの背中が坂のむこうへ見えなくなったとき
一瞬 悲しくなってとまった足を
あきらめに似た気持ちで動かした
とにかく進まなければ追いつけはしない
いつだってそうだ
おいていかれることにはあんまりなれていて
待たせるのも嫌だからぼくもそうしてほしかった
坂のてっぺんを越えると
自転車からおりたきみが立っていて
「まってって、なんで言わないの?」って言った
うまく返せないぼくを自転車の後ろにのせて
君はぐんぐん坂をくだった
町なみのむこうに見える海とまっしろな入道雲へ
有名な映画の少年と宇宙人みたいに
飛べるような気がしてドキドキした
言葉にすることすらすぐにはできなくて
でもあのときほんとうは ほんとうに
うれしいと思ったんだ
『自転車に乗って』
【今後についてのお知らせ】
あじふらいです。
自枠でも説明したのですが、来れてない人や内容多くて忘れたという方のために書いてみました。
簡単にお伝えすると
あじふらいの配信が8月いっぱいで終わります。
突然の報告でごめんなさい。
今後は下記の流れで動くことになります。
①Twitter8月19日以降に削除
②あじふらいとしての配信は8月いっぱい
③ファン鯖はやりとりなども残っているものがあるので
直近4ヶ月バッジ取得者に絞って残します
個人的な理由にはなりますが、
あじふらいとしては次の挑戦に向けて頑張るためです。
ありがたいことに、今後は人前に出るお仕事が増えたり、
それ以外でも仕事が大幅に増えることが決まりました。
配信自体はとても好きだったので続けれないことは残念だし、
いつも来てくれる方達と話せないのも寂しいですが、
自分で決めたことなので少しだけ頑張って来ます。
大きいチャンスなので1度楽しんでくるね。
まだ、2週間くらいはあるので
引き続きあじふらいと遊んでください!!!
自転車に乗って父に会いに行こう
空の上の父に会いに行こう
【自転車に乗って】
車もほとんど通らない田舎道を、自転車で駆け抜けていく。肌が風を切る感覚が心地いい。どこまででも行けるような気がして、私はこの時間が大好きだった。
「ねえ、どう? 気持ちよくない?」
後ろを振り返って、風に負けないよう声を張り上げて尋ねた。
「ちょ、前! 危ないから前見て!」
「大丈夫だって」
この区間は道が真っ直ぐで見通しもいい。車が来ていないことは確認済みだし、直進だけしていれば道路をはずれることもないのだから、多少正面から視線をそらしたところで特に問題はなかった。
「大丈夫なのかもしれないけど、こっちの心臓がもたないんだよ!」
「あははっ。はーい、ちゃんと前見ます」
心配性な君へとひらりと手を振って、私は前を向き直った。スピード感をもって流れていく景色が、嫌なことの全部を置き去りにしてくれる。ここのところ塞ぎ込んでいた君が、このサイクリングで少しでも晴れやかな気持ちになってくれたらいい。そう願いながら、私は自転車のペダルを踏みしめた。
今日ずっとずっと好きだったあの子に
告白に行く
きっとびっくりするだろうなぁ
そんなそぶりしてなかったからね
でもどれだけ君を好きか
一生懸命に伝えるよ
さぁ自転車に乗って君に会いに行こう
自転車にのってどこまでも
いきたい。
天気や世の中や人に
左右されない世界に
現パロ
ご本人様は全く関係がありません
簪視点
私は家から学校までの距離が遠い為自転車に乗って登校をしている。
今日も愛しのあの人に会う為に…嫌な学校も毎日頑張っている
学校の近くの約束のお店で止まる。
向こうからこちらへ掛けてくる[彼]の姿が見えた。
背が高く顔も良くて思わずうっとりしてしまうほどの美人だ。
手入れされた白と黒の髪にピンクのメッシュ
彼が私の彼氏のベリアンさんだ。
ベリアン『おはようございます。待たせてしまいましたでしょうか?』
簪『私も今来たところですよ』
ベリアン『よかった。今日は暑いですからね』
簪『では学校に行きましょうか』
ベリアン『はい』
嫌だ。ほんとうは行きたくない。毎日毎日虐められてその事はベリアンさんも知らない。言ったら…楽になれるのだろうか…
簪『ね、ねぇ…あのね…』
ベリアン『どうしましたか?』
簪『虐め…られてて…』
ベリアン『…は?』
簪『!?』
怖い。その2文字が頭をよぎった
ベリアン『誰にそんな事をされているんですか』
簪『え…?』
ベリアン『何故貴女が傷つかないといけないんですか』
簪『知らないですよ…そんな事…助けてください…(இωஇ`。)』
ベリアン『絶対に助けます』
今までとは違って私を攻めない…私を悪者扱いしない…
その言葉は私を解放してくれる気がしたんだ。
ぼくの住んでいる町は自転車という乗り物が流行りになっている。今までは馬車が当たり前だったけれど、自転車の方が速い。
これがあればあの子が住んでいる隣町まであっという間なんだ!
#自転車に乗って
1つ、部屋がある
部屋には整然と
自転車が並んでいる
自転車は1台1台異なって
同じ自転車はひとつもない
それが、真横にズラっと
部屋の端まで停めてある
壁にぶつかり真横に曲がり
ぐるっと1周置いてある
天井を見上げると
窓(?)のようなものがあって
それが出口だと直感する
自転車を手押すと
バタバタと倒れ始めた
転倒は1周ぐるっとおこり
目の前までやってきた
倒れちまった自転車を
1台1台積み重ね
自転車の山を作った
自転車の山に登ると
ガシャンガシャンと
金属のぶつかる音がした
ああ、1番下の自転車は
へしゃげてしまって
とても乗れやしないだろう
そう思うと少し悲しい
自転車に乗って
窓まで登る
窓を覗くと
へしゃげた
後輪が
見えた
#自転車に乗って
歩いて遠いなら、自転車に乗ってもいいんじゃない?重りを持ち上げれないのなら、てこを使ってもいいんじゃない?
そう言うなら、道具は何処?誰かそれも教えてよ。
僕は、通学路の途中にある坂道を歩くのを毎日楽しみにしていた。
なぜなら、彼女がいつもこの坂道を自転車で降りていくからだ。いつも見れるのは一瞬の間だけしかも自転車に乗っているから声すらかけられないけど僕はその一瞬で満足だった。名前も知らない彼女が毎日元気に学校に行ってるってだけでしあわせだった。
でもある日から突然彼女の姿が見れなくなった。1週間、経っても坂を降りる彼女の姿を見ることは無かった。
僕は、心配で心配でたまらなかったが心配したところで知り合いでもない僕は何もすることができなかった。
彼女を見なくなって1ヶ月が経った頃僕は学校の友達から𓏸𓏸高校の女の子が僕がいつも通る坂を降りてる途中に飲酒運転の車に轢かれて死んだというのを聞いた。あの女の子が通っている高校だ。
僕はその話を聞いた瞬間嫌な考えが僕の頭の中を支配した。
その日の帰り道僕は坂の1番下のところに_𓏸𓏸高校の制服を着た女の子をみつけた。
花束を坂の下の端に置き手を合わせている。
普段なら積極的に人に話しかけたりなんて絶対しないのにその時の僕はどうかしていた。𓏸𓏸高校の女の子に近づき声をかけたのだ。
「すみません。失礼ですがこの花束は誰に向けたものですか?」
女の子はびっくりした顔をしていた。
そりゃそうだいきなり知らない人にこんな質問されたらびっくりするだろう。
でも、彼女は嫌な顔ひとつせず答えてくれた。
「ここで交通事故で死んだ友人に向けたものです。」僕の心臓が早くなるのがわかった。
だんだん怖くなってきたが僕は質問をやめなかった。いや、やめられなかった。
「その人の写真をみせていただけますか?」とぼくは頼んだ。
最初は、断られたが僕があまりにもしつこいので最終的には見せてくれた。
女の子が見せてくれた写真は僕が毎日見るのを楽しみにしていた彼女の姿だった。
どこか頭の中で分かっていたからなのか意外と冷静を保てられていた。
僕は、女の子にお礼を言いそのまま家に帰った。その後のことはあまり覚えていないけど僕は次の日お兄ちゃんに頼んで自転車を貸してもらった。
そして、いつもの坂を自転車出降りていった。降りてる途中ほんの短い間に彼女の姿が頭に浮かび僕は涙が零れた。
あと1回でいいから彼女に会いたいとただそれだけを願って。
お題:自転車に乗って
オルゴールを壊しました。青い箱の中に仕舞い込みました。棚の中に押し込みました。捨てられないもので溢れてそろそろ扉が閉まりません。捨て方を知らないのです。貰った物で溢れています。棚の中だけ。
棚以外殺風景ね。そう思います、自分でも。
整理したら?そう思います、もちろん。
チョコレートが変形しました。青い箱の中に仕舞い込みました。棚の中に入らないので上に置きました。よく分からない物で溢れた一面青い箱の棚です。片付け方が分からないのです。多分大切なもので溢れています。棚周辺。
捨てなよ。同意できません、あなたでも。
汚いよ。同意します、もちろん。
勿体無いよ。大切にしたいだけ。
自転車をもらいました。箱の中に入りません。棚の中にも上にも置けません。外に置いておきました。目に付くたびに気になります。お手入れをしようにも道具がありません。
自転車に乗って探しに行こう。
カチカチカチ。
体一面に浴びる風。
カチカチカチ。
自転車を漕いで少し遠くへ。
チカチカチカ。
太陽が眩しい。
自転車に乗るたび一つ青い箱を持ち出して。カゴの中に一つだけ入れまして。少しずつ整理整頓。自転車に乗って。