『自転車に乗って』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
学校から、一緒に歩いて帰ろう。
自転車に乗って、君とどこまでもゆこう。
バイクに乗って、ツーリングをしよう。
車に乗って、君を送り迎えしよう。
バスに乗って、君と思い出巡りをしよう。
新幹線に乗って、子供の所へゆこう。
飛行機に乗って、遠くの町へ旅をしよう。
新幹線に乗って、孫の所へゆこう。
バスに乗って、孫たちと遊園地に行こう。
子供が運転する車に乗って、ドライブをしよう。
孫が乗るバイクの写真を見て、ほほえもう。
曾孫が自転車に乗るらしい、上から見ていよう。
学校でも生活は楽しかった、
また君と一緒に学校生活を過ごしてみたい。
97テーマ【自転車に乗って】
どこへでも行ける気がしたんだけどな。
自転車に乗れるようになった少年は、結局は遠くへは行けなかった。
他人は怖い。信用出来ない。
ただ、両親が付き添ってくれる時だけ、彼は自転車に乗って出かけた。
「いつか、あなたにも他人の音楽を聴きたくなる時が来るかもしれない」
「いつか、おまえにも哲学を話したくなる相手が出来るかもしれない」
母と父は、穏やかに笑う。いつも、ふたりは優しくて、少年は、こんな日々がいつまでも続けばいいのにと思った。
どうしようもなくしんどくて、逃げ出した。
体力が続く限り飛ばし続けた。
漕いで、漕いで、たどり着いた先で。
俺が見たものはなんだった?
その先に君の笑顔が待ってるわけでもなくて、
振り返ると地獄しかないような世界で。
君がいない世界に、愛を明け渡すことなんて出来ないって
知ってしまった。
もう居ない君に向けてでも、
できる限り愛を渡そうと思ったんだ。
俺は今日も、君の墓標に向かう。
自転車に乗って。
【自転車に乗って】
自転車を見ると君を思い出す
夏休み、君に会うために自転車に乗って何回も、何回もあの坂を上ったりした
それが懐かしいな
今はそれをしなくとも君に会える気がする
だって僕の隣にいつもいるんでしょ?
「これからもよろしく」
『これからも私を忘れないで』
学校の帰り道
僕は体力とかクソほどないのにもかかわらず幼なじみ冬弥は普通に乗ってくる
殴りたい
「…なんで僕の自転車の後ろに乗るわけ?降りてつか降りろ」
「やだ☆」
「お前…」
「こっちの方が便利だし?歩かないで済むしー♪」
「その代わり僕に来るんだが?」
「ざまぁ☆w」
「後で殴らせろお前」
とまぁ…これが僕の日常である
自転車に乗って旅に出よう。
あの人のこと、忘れられるところまで。
恋人作らないのか…。
僕があの人の特別になりたいのは我儘かな。
自転車に乗ってどこまでいこう。
爽やかな風を浴びながら。
辿り着いたときの身体の疲れで達成感を味わえる。
景色を見ながらゆったりと走るのもいいし
風を感じながら全力疾走するのもいい
自転車は私の気持ちを楽にさせる
少し遠くても楽しく過ごせる時間_____
あなたの
においと
風が
私を包み込んだ
夏の思い出は
あなたの背中、。
私の憧れの人は 黄色の自転車に乗っている。
私の長年の相棒は 煤けた水色のマウンテンバイク。
真っ白な道を黄色の自転車が
私の横をスーッと通っていった。
10年来の相棒は花柄が燻んで見える。
今日、父に頼んでチェーンに油を差した。
母から貰ったキーホルダーを鍵につけた。
明日はどんな道を走ってみよう。
どんな風が吹くのだろう。
頼んだぞ、相棒。
〝自転車に乗って〟
バイク乗り
一年に数回乗って
保管維持
このiPhoneは電話番号がないiPhoneだ。過去フォンだから。
引き継ぎたくてもこの文章を引き継ぐことはできるのだろうか?
少しだけ
遠いところにも行ける
自転車に乗って
お出かけしちゃおう
雨が降らなかったら
少しだけ時間を作って
会いに行っちゃおう。
それで元気になれるなら
自転車に乗って
貴方に会いに行こうと…
#自転車に乗って
買い物帰り。自転車に乗って、街中を走っていたら、同じように自転車に乗って、仕事中の彼と出会った。実家が弁当屋さんである彼は、毎日のように自転車でお弁当を届けている。こんにちは、と挨拶するとぶっきらぼうに「……ちっす」と小さく頭を下げた。毎日暑いね、と話しかける。「まぁ…、夏だからな」と彼が答える。荷台にはまだ配達の済んでいない、お弁当の入った白いレジ袋のかたまりが何個か重なっていた。
仕事の邪魔をしてはいけないと、わたしはまたねと別れを告げ、歩き出す。すると、後ろから「待てよ」と呼び止められた。彼の元へ戻ってくると、手のひらに一枚の紙を押し付けられる。
「これは?」
「……新作弁当、発売したからお試しクーポン」
「い、いいの?」
「た、たまたま会ったからついでだ。別に、お前に渡そうと思って、用意してたわけじゃねぇ」
そう言う彼の表情は、夕暮れのせいかよくは見えないけれど、少し赤いように見えた。視線がかち合うとばつが悪かったのか、すぐに逸らされる。
「た、確かに渡したからな」
「うん、ありがとう。早速、明日買いにいくね」
「……じゃあな」
足早に走り去っていった彼の背中を見送りながら、家路へと急ぐ。新作のお弁当、どんなのだろう。頭の中で考えるだけでもわくわくしてきて、明日が楽しみだなあ、と思いながら自転車を走らせた。
自転車に乗って
(君と出会った)
自転車に乗って
坂道を駆け下り
途中の段差で物を落とし
慌てて駆け上がる
坂道
自転車に乗って
どこまでも、行けるなら
風を纏って、鳥と共に
まだ見ぬ世界へ行きたい
わたしよりもずっと大きな背中 。
しわしわじゃない白いYシャツはお洗濯の良い匂いがする 。
すこしお髭の生えたお顔は
やさしい涙の色みたいな夕焼けに照らされてる。
『 しっかりつかまってるんだよ 』
うん 。離さないよ。おとうさん 。
両手いっぱい抱きしめた大きな背中は
たいようの匂いがするお布団みたいだ 。
わたしを乗せただいすきの塊がりんりんと走り出す 。
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遥か彼方遠く迄
道なき道を進み辿り着く先には…
自転車に乗って
白い入道雲 青い空の下
どこまでも どこまでも
走っていきたい
きっと何か見えるはず
27日美容室
9月12、13 友達と
山を登ってそこから全力で下り坂を風を受けながら下りていきたい
その時だけ何もかもから解放された気分になるから