『自転車に乗って』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
いったい、
自転車に乗ってどこに行くつもりだろう
そんなのどこでもいいじゃんっ
なんか、 今なら自転車で宇宙の果てまで行けそー!
行く先なんて考えないでさ、
自由に
のびのびとこぎ進もう!、
あ、
のびのびとしたいから自転車に乗ったんだった
私なら 絶対に行けるよね
こいでいるのは私だから、
海が見える町を行くあてもなく
ただぶらぶらしたい。
何も考えずにただ綺麗な海、
空を眺めてゆっくりとした時間を過ごして
自分の心を落ち着かせたい。
少し気になるあの子と行った文化祭の買い出し。
その子は友達の自転車に乗って行ってた。
荷物も持ちながら漕ぐことが出来なくて
フェンスにぶつかって前輪を外しちゃったその子。
普段は頭の回転が早くて落ち着いた子に
こんなおちゃめな一面もあったんだなって気が付けた。
ずーっと謝りながら歩いてた。
そんな誰よりも謙虚な性格が僕は好きです。
「それは別にいいけど」
自転車に乗って
風を感じる。
それが、私の青春・夏。
今年の夏は、
去年よりも、充実してなかった。
その理由は、きっと、、
友達関係も関係している。
本当は、
一緒に遊ぶはずだったRちゃんに裏切られて、、
遊ばなくなった。
友達関係がどんどん複雑になってから、、
遊ぶ機会も減った。
過去を振り返る・思い返す度に、
苦しさを思い出す。
去年の今頃は、充実してた、
楽しかった
それだけで、胸が痛かった。
でも、きちんと去年の友達には、
感謝を伝えたい。
君を笑顔にできるように。
今度は、私が貴方を恩返しを
する番だということ、、、。
自転車に乗って。
小さい頃。
自転車に乗るのは、ステータスの1つだったと思う。
乗れるか、乗れないかで、友だちとの遊び方も変わった。
何せ行動範囲も変われば、移動にかかる時間も変わる。
遊ぶために全力をかけているのだから。
…子どもの世界も、なかなかシビアなのだ。
幼い頃は、ただ乗りたくて頑張った。
買ってもらった自転車が嬉しくて、ワクワクしながら跨った。
補助輪を、ガラガラ鳴らして走り出す。
ドキドキしながら、ひとり立ち。
ちょこっと大人になった気分。
転んだってへっちゃらで。
前に、先に進んでく。
お風呂につかった傷跡が。
痛くてすこし涙する。
頑張って乗れるようになったのに。
遊ぶためじゃなくなった。
跨ることも、なくなった。
久し振りに乗った自転車は、なんとも頼りなく走り出す。
サドルに乗ったお尻さえ、座り心地が落ち着かない。
体に力が入るから、ブレーキばっかり掛けちゃって。
自分で自分に、苦笑い。
あぁ、あんなにうまく乗れたのに。
知らぬ間に、忘れてしまった乗り方を。
どのくらいで思い出す?
… ケガしないように、気をつけよ。
自転車に乗って、坂道を下ると風が気持ちいい。
ペダルから足を離してラクチン。平坦な道をスイスイ漕いで、目的地へ。
良い買い物が出来て満足。
帰り道は上り坂。
足の負担を考えて、上り坂は自転車から降りて押して帰ろう。
坂道、下りはいいけど、登りはキツイ。
マルバルコウの朱い花
青いフェンスにからみつき
ずっと向こうの線路沿い
寂れた道に陽が射した
懐かしい町に行きたくて
ひとりで自転車漕ぎ出して
あなたと歩いたあの道は
今も変わらずあるかしら
まわる車輪がカラカラと
明るい音をたてるから
あたし振り返らないわ
乾いた風を切り走る
#自転車に乗って
部活からのいつもの帰り道。それは、今日は風が強くてペダルも何処となく重たいなぁ、早くソファで寝転がりたいなぁと、ふと目線を下げた時だった。茶色の中々の質量がある、単一電池をほんの少し伸ばしたぐらいの大きさの触覚を生やしたヤツと目と目が合った。
私の胸元寄りの腹あたりにバッタなのかイナゴなのかは分からないがそれ系統の虫がいたのだ。
咄嗟に私の脳内に"何か少しでも衝撃を加えたら私の顔面目がけて飛んでくるかもしれない"という危険予測が駆け巡る。
あっ、あっ、あーーーーー!!!
声には出さなかったが心の中の叫び声でさえも人間の言葉を喋れなくなってるくらいのパニックofパニック。
足は止めない。少しでもさっきまでとは違う行動をとればヤツは何かを察して顔面に飛びつくかもしれないからだ。
服をパタパタさせてるのも論外だ。絶対顔面に向かってジャンプをしてくる。そうに違いない。こういうときの悪い予感はいつも当たるんだ。紛れもなくコイツは私の顔面を狙っている。今は悠長に服に張り付いているだけだが、恐らくヤツの最終目標は私の顔面めがけて飛ぶことだ。
ヤダ…もう泣きそう。
家までの距離は後もう少し。近いようで遠いこの距離が憎い!!
今にも立ち漕ぎをして速攻で家に着きたいと思うが、立ち漕ぎに変えた途端絶対襲いかかってくるはずだ。あまりにも危険がすぎる。正直、帰路の途中に何度か立ち漕ぎをしていた記憶があるが、ヤツがいつからそこにいたのかを把握していない私ではその危険度が高い選択肢は選べない。大人しく今の体制をキープしながら家を目指すしかないのである。
だがしかし!!
貴様は今は私の優位に立っているつもりかもしれないが、家に着いたのなら時期にそれもひっくり返る。
家に着いたら私には虫など屁の河童なお爺がバックについているのだよ。お前の野望は形をなさないまま終焉を迎えるのだ!ざまぁないぜ!!今のうちに恐れ慄く私の姿を見て愉悦に浸っているが良いさ!ふはははははははは!!!
虎の威を借る狐とはまさにこのこと。
その後ヤツは一度も動くことなく無事に一緒に帰宅を果たし、優しいお爺のゴッドハンドによって野に放たれた。
こんな心臓に悪い相乗りはもう懲り懲りだ。
自転車に乗って
知らない町を走るのが
楽しかった
風を感じながら
あの爽快感は忘れられない
子供の頃の
夏休みの思い出
ひたすらに青い空の下、ペダルを踏む足に力を込めた。
進む方向はいつだって、自分の手の中に握られている。
コンクリートがそびえ立つ街を抜けて、
脇を走る小川と競争しながら、
遥か向こうの蜃気楼目指して漕いでいく。
(どこまで行けるんだろう)
滲む汗を腕で拭った。
終着点を決めるのは、まだ早い。
▼自転車に乗って
『自転車に乗って』
自転車に乗って2人で帰ろうよ、私、君に伝えたいことがあるんだ
自転車に乗り森林の奥深くへ行き
静かな湖畔のサイドで本を飲み
森の木々の生き様を自分と照らし合わせ
私の素晴らしく愚かな自分を潔く認めよう
バツではなく黒塗りにしてやろう
そうして私は生きるのだ
人工音が殺された森の奥で
あの木々の子供の様に並び
石の様に粛々と
自転車に乗って/
風が心地よい
彼の体温が愛しい
周りの声がうるさい
周りの声がうるさい…はずなのに聞こえない
なんてそんな青春
してみたかった笑
“自転車に乗って”
自転車乗れてすごい!乗るの上手だね!
えっ?当たり前だって?
そんなことないと思うけどな〜
だって最初から自転車乗れるわけ無いじゃん
最初は自転車に乗るの怖かったよね
ふらふらして上手く乗れなくて
転んで痛い思いたくさんした
何度も諦めそうになったけど
それでも繰り返し挑戦して
初めて真っ直ぐ進めたときすごく嬉しかった
その努力も傷も当たり前のことなのかな?
自転車に乗れるのは過去の君の努力の証
決して当たり前なんかじゃないと思うよ
だからもっと大切にしてあげてね
自転車に乗って。
暑いけど
自転車に乗って
どこまで行こうかな?
久しぶりに
買ってもらってから
しばらく経つけど
やっぱり
真っ赤な自転車に乗って
出かけるのが
楽しみ。
【真っ赤な自転車】で
気づく人は
気づくかも?
君と一緒に三輪車で下った坂。
君と一緒に歩いて下った坂。
君と一緒に自転車で登った坂。
君と最後に自転車で下った坂。
僕はこの坂に色んな思いを詰め込んだ。
君と出会ったのもこの坂。
君がこの世を去った時の最後もこの坂。
僕が毎年10月27日にこの坂に訪れる。
この時君に会えると一瞬この坂で錯覚する。
てっぺんから聞こえる君の声
この坂から見える太陽の光が君の笑った顔に見えた。
僕はまた君に会いたい。
君とまた自転車に乗ってこの坂の向こうにある景色をみたい。
そんなことをぼさっと呟きながら
僕はまた来年の今日もこの坂に来るだろう。
お題《自転車に乗って》
カナリヤ号は私の愛車だ。
今日も天気は快晴で、登下校中に寄り道をしている。古きよき時代の象徴でもある純喫茶ドリームに。店内は落ち着いた雰囲気で、マスター激選のレコードがかかっている。奏でる音は、どこか懐かしい――。
そして何を思ったのか、マスターが唐突に言った。
「いつもドリームを愛してくれるあなたに、プレゼントよ♡」
「はあ」
店内に客はひとり。つまり、私だけ……。
いらないと断るのも躊躇われる、さてどうしたものか。困惑した私を置いてけぼりに、マスターは――どこか懐古的で、さみしそうなカフェオレ色のかわいい自転車を引いて現れる。
「これはね、ワタシの宝物よ。青春と修羅場をともにしてきた戦友よ。――新品ではないけど、受け取ってくれるかしら?」
それは一目惚れだった。強く惹かれ、私は即決した。
そしてこの純喫茶ドリームへ来るのに、朝早くからこのカナリヤ号に乗って、金木犀の街路樹を駆け抜けてくるのだ。
ちなみにカナリヤ号って名前は、マスターの愛読書に出てきたイケメンの自転車が《カナリヤ号》って言うらしい。
まあいいかと思いながら、今日も私は金木犀の見える窓辺で、マスターの淹れてくれた秋風薫る珈琲を味わうのだった。
たまには
自転車に乗って行きませんか
風を切り
一生懸命ペダルをこいで
鼻息荒い
車の運転手と
歩行者に
じゅうぶん気をつけながら
いつもは目に付かなかった
細かなものや
木々の匂い
鳥たちのさえずり
いろんなものが
感じられたり
聞こえたりするかもしれません
だからたまには
自転車に乗って
街を散歩するのも
いいかも知れませんね
…今の季節は
暑すぎてダメですが(笑)
#自転車に乗って
大通りを走る。
車や人が行き交う都会の路を、
俺はスピードをだして走り抜ける。
君の所へ向かう。
初めてできた恋人と、
初めて入る他人の家へ。
晴れの日。
咲き誇る桜を見ながら、
ペダルを漕いでいく。
坂を登る。
45度くらいのきつい坂を、
俺は立ち漕ぎで登りきる。
住宅街を走る。
事故を起こさないように、
俺は少しゆっくりと走る。
夜、坂を降る。
街灯に照らされながら、
ブレーキを踏まずにスピードをだしながら。
都会に行く。
次第に明るくなる路を走って、
何を買おうか、とか考えながら。
俺は自転車に乗って、家に帰る。
今日もいろいろあったな〜って思いながら、
今日も布団で眠る。