『脳裏』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
なぜか分からないが、最近脳裏に浮かぶのは、『死』という言葉。
学校という縛りのある空間がたまらなく嫌で、本来の自分が押し殺されている状況のため、息苦しさが絶えない。
自分から、担任との雑談を求めたり、カウンセリングなどを求めはするものの、学校という空気感がそもそも嫌になる。
息苦しさが絶えず、何度も「死んでしまった方が楽」と思うことがあった。
今は夢を持っているくせに、それを捨ててもいいくらいにどうでもいい。
自分が自分を好きになれず、自己犠牲感が強くなってしまった。
苦しいくせに周りには「大丈夫です、大丈夫です」といい顔ばっかりの自分に飽きてくる。
いっそ死んでしまった方が楽というのも、案外間違いではないのかもしれない。
大体、男性と女性が一緒に働く社会になったにも関わらず、未だに男女差別が生じるのはなぜでしょうか。
同じくらい必死に働いても、女性の給料は男性に比べて低い。
育児は女性の “仕事” だと勘違いされる。
そんな制度、誰が決めた?
女性が男性と同じくらい、生活のために必死こいて働いてんだ。何もかもフェア、それが常識だろーが。
女性が社会的な仕事、男性が育児。それの何がおかしい? 不慣れなことでも挑戦しようと努力してる人は世の中にたくさんいんだよ。少しは応援するって気持ちはねーのかよ。
法律は人のためにある。………………はぁ?
何が人のためですよー、だよ。裁判で罪のない人が「有罪です」って判決下ってみろ。どこが人のためだ? バカバカしい。
人のためだってんなら、人のためになることをしろって話だろーが。
日常生活で誰かしらを助けたら、いい事があるかもしれない。そー思えるようになれや、たわけが。
そもそもな、社会的に苦しい思いしてる未成年者は数多くいんだよ。
そいつら助けようと思う心あんのか?
人の人権を奪うような小賢しいマネ、人が人として生きて行けなくなるような行為をし続けるその度胸、人の心にズカズカ土足で踏み込んで、そいつの気持ち考えられねーような無責任で人外的で、クソみたいなその脳ミソ。よく今まで人傷つけられたな?
やられたらやり返す、そーゆー社会だ。
いいか? 足りねー脳ミソフル回転させてよ〜く読めよ?
やられても、“やり返さない” 。誰ががやるなら、必ず誰がが我慢しなければならない。
そーすることで、守られ救われ、報われることがあんだよ。
脳裏に浮かぶのは
去年の同じお題
ボキャブラリーが乏しく
記憶も薄れてきた
今日この頃
同じお題に挑むのも
悪くは無いけれど
正直
新鮮味も欲しいなぁ
「脳裏」
その夜はいつもより空気が澄んでいる気がした。
スーと息を吸ってフーと吐く。息を吸う度にキリッとした冷たい空気が喉を通り熱を持った肺を冷やしてくれる、月の明かりに透けた紅葉がさらに色づいて見える。
夜の散歩は好きだ、特に秋の夜は心地がいい。心の中に溜まっていたわだかまりがサラサラと溶けてなくなっていくような感じがする。
月明かりと街頭以外に自分を照らすものがないからだろうか。
家にいる時より余程安心感がある。
-このまま月明かりに溶けてなくなりたい-
そんなポエミーなことを考えながらぼーっと歩いているといつの間にか知らない道に出ていた。
少し驚きながら周りを見回すが振り返ってみても全く帰り方が分からなくなっている、完全に迷子だ。
思い耽っているうちに歩きすぎてしまったかな、と考えながらとりあえず来た道を戻ってみることにした。
曲がったりはしていないから真っ直ぐ戻れば帰る方向が分かって来るだろうと歩みを進める、がその考えは直ぐに崩された。
真っ直ぐ行った先には舗装されていない山道ともけもの道ともとれる道に繋がっていたからだ。
道を間違えたかと引き返したが他に真っ直ぐ行けそうな道は無い。最初は曲がり角を覗いては通った記憶が無いか探っていたが一向に手掛かりが掴めず強硬手段に出ることにした。手当り次第に曲がり角を曲がって見ることにした。
のに、どう歩いても最終的に山道の方へと戻ってきてしまう。右に曲がっても左に曲がっても、山道に背を向けて走っても目の前に現れるのだ。
そんなことを繰り返しているうちに段々と気味が悪くなってきた。考えてみれば最初からおかしかった。元々道を覚えるのが得意な自分がいくら考え事をしながら歩いていたとしても来た道を見失うなんてことは普通ないし、家を出てから徒歩で全く知らない土地に着くには全然時間が足りない。そもそもこんなよくある住宅街に山道があるのもおかしい、公園のちょっとしたハイキングコースなんかじゃない正真正銘の山道だ。それが道に迷って引き返したら目の前に現れた、絶対におかしい。
しかしこのまま見覚えのない住宅街を彷徨いていても埒が明かない気がした。気がしたというだけで本当は何とかなったのかもしれない。しかし、動揺していた自分の脳は山道に入ってみるべきだと告げ心はそれに従った。
石がゴロゴロとして不安定な地面となれない少し急な登り坂というダブルコンボに山に入って少ししか経っていないのに息が上がってきた。
軽率に踏み入れたことを後悔してきたが、引き返す気はなかった。戻ってもまた迷路のような住宅街に阻まれるか最悪今度は山から出ることが出来ないような気さえしていたからである。幸い月明かりのおかげで周りが良く見え道は見失わずにすんでいるし、今は前に進むことだけにしようとひたすら足を動かす。道はどんどん狭くなり本当にけもの道のようになってきたが気にしている場合では無い。
どれくらい登ったか、額には汗が滲み息も絶え絶えになってきた時ふと先の方に明かりを見つけた。
自分住んでいる住宅街の明かりかもと嬉しくなり駆け寄るが、期待したものはそこには無かった。
走り着いた先には灯篭が両脇に真っ直ぐ並んだ道があった。今度は舗装された道だったがコンクリートではなく石畳だ。
見るからに異様な光景に進むことを躊躇ったがけもの道は石畳のところに出てからふっと切れてしまっていてそれ以外に進みようがない。山道に入ることを決めた時よりも熟考したが結局石畳の道に進むしかないと思い至った。
スーと息を吸ってフーと吐く、落ち着くためのおまじないだ。緊張と不安でドクドクいう胸を抑えながら不気味としか言いようのない道に一歩踏み入れた。
灯篭の明かりはずっと向こうの方まで続いていた。
『脳裏』
素晴らしいほど残酷で、悲しいほどにつまらない。
自分で価値があると思っていたい経験ほど、人は無意識にその時の感情を忘れまいとする。
例えそれが悍ましい記憶であり、早く忘れてしまいたいと理性では考えていても、その醜悪な経験が無価値なものであったと、簡単に切り捨てることが出来ない。
……ただの理不尽で終わらせたくないと、もう一人の自分が駄々をこねるのだ。
記憶はいつか薄れていき、織り込まれた感情もそれは違わず。
この原則を遅らせるため、人は記憶の中の感情に少しばかりの色を付け足す。
焼き付いた虚ろな情景は、自分の見えざる矜恃によってのみ創造される。
あぁ……本当につまらない。
なんで嫌な記憶はこんなにも強く強く脳裏に焼きつくのだろうか。
小中高と学生時代を過ごしてきて、友達もいたし、先生にも信頼してもらってたし、楽しかったはずなのにふと思い浮かぶのは辛い記憶ばかり。
あの頃の私のイメージはきっと優しくて、何してもいい人だったんだろうな。私をうまく利用してきた人たくさんいたし、利用しようとしているんだろうと分かっていながら関わってた人もいた。
それでも、私を利用した人はみんな楽しそうに笑ってるからそれでいいと思ってた。
でも今日、大学で出会った友達が言っていた言葉にハッとさせられた。
「優しすぎるのって悪い人を引き寄せるだけ。幸せになるためには優しすぎるのは悪いことだと思う。」
幸せになりたいなら自分で掴みに行かないとダメ。
いいよいいよって受けてるだけじゃダメ。
決めたよ。
私の脳裏にチラつくあの人たちに負けないくらい幸せになる。程よい優しさととびっきりの笑顔で。
こんなときにいつも、思い出してしまうのはきみのことなのだ。その度にわたしは、きみをすきなことをただ思い知らされて、むねがきゅうっと締め付けられて、それからどうしようもなく、きみのことが憎たらしくなる。
だってさ。だって、いつもわたしばっかりじゃないか。わたしばっかり。わたしばっかりが、きみのこと、すきで。だいすきで。
(きみはさ)
わたしのこと、思い出したりするの。そんなとき、どんなきもちになるの。わたしはね、わたしは、わたしはさ。このこころのなか。ぜんぶきみに、ひらいて、見せちゃいたいんだけどさ。
(でもそんなことしたら、きっときみに、きらわれちゃうね)
/脳裏
悲しみと楽しみは紙一重、その時の雨は…
雨が降って、降って、止まなくて。
けれども、だんだんと止んできて。
最近は、傘をささなくても外を歩けるようになったんだ。
でもね、ふとした瞬間雨は降りだす。
貴方を思い出した時に。
人っていいよね。
あの日の悲しみを。
貴方と離れてしまう悲しみを。
忘れさせてくれる。
でも、完全には忘れさせてくれないの。
脳裏に焼きついてるからかな。
貴方との楽しかった記憶が。
脳裏
(500💙突破しましたありがとうございます)
ススキの群れが風に撫でられ揺られている。
秋空の中、ふわりふわりと豊かな穂。子供が一本手折っている。確かに子供の好奇心を刺激するのに十分である。
(「ねぇ、一本持って帰ろうよ」)
どこかで誰かが無邪気に振り返った気がした。
「……持って帰っても花瓶がないしな」
そう近くにあった一本を撫でる。脳裏にこびりついた影に力無く答えた。
脳裏
脳裏をよぎるあのこの姿は、どれも素晴らしい姿であった。あぁ、好きでたまらない。その顔を、より歪ませたい
死ぬまでに会いたい人には 会いに行こう こんな 文字が 目に 飛び込んできた 会いたい人 頭の中で 思いを ぐるぐる 巡らせる いつも 会っている 面々の 顔しか 思い 浮かばない きっと 死の間際に ならなければ 思いつかないのかな それ とも これといって どうしても 会いたいと 思う人が いないのか?小さな世界に しか いない 自分は この小さな 世界が 全て 毎日 会っている 人に 急に 会えなく なって しまうと きっと寂しのだろう と 思う 反面 人は 生まれて くる時も 一人 死ぬ時も 一人 と 今この 瞬間が
大事で 常に 一期一会 なんだろうと 思うと さしあたって わざわざ 会いたい と 思う人は いないのでは 無かろうか 頭の中で 冷めた 自分に もう一人の 自分が 冷たい奴だ お前はと 囁く 違うと 反発しながらも 認めて いる 自分も いる
お風呂でまったり中に
ふと、中学一年生の頃を思い出した
当時の音楽の教師
おそらく三十路前くらいですか
其の教師の思い出ときたら
酷いもので
授業中に忘れ物をした為
立たされ思いきりフルスイングビンタ
いつも微妙な革命を弾いている
上手くいかないからか
生徒の前で泣きながら愚痴
案外こんな酷い教師のことは
脳裏にまざまざと焼き付いて
未だにわたしの片隅に
こびりつく
私の人生の全ての終わりを迎える時に
脳裏に浮かぶのは不安でも、悲しみでも、
後悔でもなく、感謝であって欲しいです。
━━━━━━━━━━━━━━━脳裏
夢を見た。細い指先で氷を紡ぐ若き騎士、今は遠き彼女のこと。
舞台を去った彼女が何処へ向かったのか、私にはわからない。
戻ってきてほしい、けれど。
行く末で幸運を掴めていたのなら、それ以上に幸せなことはない。
ただ、叶うのなら、もう一度だけその姿をひと目見たいのだ。
『重圧の隙間で』
2023/11/10
「脳裏」
植え付けられたトラウマは簡単には抜けない。
「○○ちゃんって本当は男たらしなんだって」
「何それこわぁい!」
親友だと思ってた子が
私の悪い噂を広めた張本人だった。
これがちょうど高校1年生の時、
今私達は大学生になった。
親友とは同じ大学になってしまって、
縁切り出来ずに
上辺の笑顔で毎日毎日接している。
親友は高校3年生の頃私に謝ってくれた。
けど、そんなこと言われたって、
またどこかで陰口を言われて
またいつかいじめられるって思うと怖かった。
「ねぇ?○○ちゃん元気ないの?」
親友がそうやって私に聞いてくる
心臓がずっとドキドキ鳴っている
これから先もずっとずっと
コイツの呪いと共に生きていくんだ。
誰かに陰口を言われているかもしれない、
親友だって信用出来ない。
高校生時代を思い出す度に脳裏によぎるんだ
人間は信用してはいけない、
いつか裏切られるって。
脳裏に焼き付けられたトラウマは、
一生かかっても、忘れることはないだろう。
どこに行っても天敵はいた。
気持ちが落ち込んだときは、
歴代の天敵の言葉が追い打ちをかけて
ひどく情けない気持ちになった。
反対に、大変なことに直面したときは
この辛さはあのときの1/10だって
少し頑張る気にもなった。
脳裏に浮かぶのは苦手だった人たち。
傷つきもしたけど、成長させてくれた人たち。
#脳裏
お題:脳裏
脳の裏からストローを刺して吸えば、幾らか貴方の知識、思考を奪えるのではないかと企んでいた。
もちろんストローを突き刺すわけにもいかないし、頭を切り開くわけにもいかない。ならば。
一心同体になってみたいのだ。博識な貴方が羨ましくて。貴方の思考を理解したくて。貴方という存在が知りたくて。脳みそを食してみたくなった。
いかにも、気持ち悪いことを考えている。しかし私は純情を抱いているだけだ。禁忌を犯すわけにはいかないので妄想はきちんと脳裏にしまっている。もっと現実的に考えよう。まずは文通から始めようではないか。
文通の許可が取れたらもはや勝利も目前。あなたの脳裏を知りたいのだ。ひっそり懐に入り、貴方の脳の裏側をストローで吸い取ってやろう。
どれだけ、辛くても
誰かに話しを聞いて欲しいという
お願いすること自体に
申し訳なさから苦痛すら
感じてしまう 私が。
私の為だけの お願いを 助けて欲しいと
迷いながら、ラインを送ったのは
出会ってから2年ほど
経った あの人へ。
迷惑出なければ
1分だけ、お話ししたいんです。
直ぐに既読は付き
了承の返事がきた。
その最中でも、私は迷っていた。
甘えてしまって良いのだろうかと…
一度でも、こんなお願いをしてしまったら
また私は あの人を頼ってしまうのではと…
1分の電話は、気が付けば
20分にもなっていた。
あの人は 何度も繰り返し
「大丈夫だよ」と、私に言ってくれた。
優しさが、その言葉がとても
有り難かった。
頑張ろうと、思えた。
その言葉は、弱りきった私の心身を
温めてくれた。
そして、布団の中で、少し泣いた。
脳裏に焼き付いた。
嫌な記憶や痛みが…きっと少し
上書きされたのだ。
「大丈夫だよ」って あの人の
言葉とともに…。
【お題:脳裏】
『きりきりがんがん』
気持ちよく目覚めた朝は 何でもできそうだ 目玉焼きともにらめっこができる よゆうよゆう だけども
そんな朝はそうにないない まぶたにそうだな どんより雲が貼り付いてる 昨晩の夢は相当奇妙で可笑しくて 枕が宙に浮いたんだ だいたいいつも 脳みそは きりきりがんがん きりがんがん
目を閉じて楽しいことを思い浮かべてください
なにか思い浮かびましたか?
それが何であろうと誰であろうと
きっと私達の人生において重要ななにかだから
どうかどうか見捨てないで
君と見た夕焼け
君と見た花火
君と見た日の出。
今も脳裏に焼き付いている。
君がいなくなっても
私の大事な思い出だよ。