『胸の鼓動』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
#79【胸の鼓動】
好きが溢れるとき
気持ちが逸るとき
緊張で押し潰されそうなとき
普段は感じない、その鼓動に
落ち着いたり、惑わされたりしながら
私は生きていることを実感し
少し安心する
【胸の鼓動】
すごくワクワクする
自分は人生36歳で終了する予定でさ、
36年計画なんて言って人生捨てて生きてんだけど、
それでも制御出来ないくらい
心がワクワクする瞬間ってあるもんだよね
今日もドクドク波打つ私の心臓
すごくワクワクするわ
生きることがワクワクする
『胸の鼓動』
最近、授業中は自分の首とかに手を当てて、脈を感じるのが趣味になってます。
なんか良いのよ、リズム感とか。
それで、『胸の鼓動』なんですけど。
恋?なわけないやろ。わたしゃあ影に潜む者よ。
…話を戻しまして。
最近は、学校に居る時とか動悸しちゃうんですよ。
不安とかストレスとかいろいろあるんでしょうね。
皆さんも、ゆっくり休んでください。
というわけでお布団行ってきます!さよなら!!
明日?
未來?
僕にだってわからないよ
でも
それでいいんだ
どっちに進めばいいかは
わかるからね
「胸が高鳴る方だよ」
ね、シンプルでしょ?
不安症を患ってしばらく、夜の静けさに響く心音が恐ろしかった。意思に関係なく一定のリズムで動き続ける臓器が、なにか自分のものでないもののような気がしたからだ。
自分のものではないなら、止まるのも勝手だ。それが10分後なのか来週なのか50年後なのかは分からない。人生が幕を引かれる時、それは確実に経験する未来で。
いくら横になって静かにしていても、楽しくても悲しくても。
寝ていれば急かすようで、走れば宥めているような、
秒針のように無機質で、それでいてにくにくしい音。
生まれた瞬間から時だけを数え続ける、
私を生かし、殺すもの。
命はみな神の所有物なのだろうな、と思った。
<とくとくと>
題:胸の鼓動
胸の鼓動
教室に入る前、心臓がうるさくなる。
今日もあなたに会いたいから。
クラスの人たちと馴染めなくて苦しいから。
この心臓の高鳴りは、嬉しいもの?
それとも、苦しいもの?
それすらもわからず、今日も教室の扉に手をかける。
たった、それだけのこと。
目が合っただけ、なんだけど。
私の胸は、びっくりするほどの幸福感と、もどかしい気持ちと、少しの痛みに襲われた。
電流が流れたみたい。という表現がピッタリだ。
あの人は誰なんだろう、話してみたい、なんて感情が頭をよぎる。
なんてことだ。きっと私はあの人を好きになってしまった。
しかも入学式前の、学校の廊下で。
こんな体験なんて漫画の中だけだと思ってたのに。
どうしよう、同じクラスだったら…嬉しいけど…
少しだけ期待しながら自分の割り当てられた教室に向かう。
緊張しつつ、自分の席を見つけて荷物を整理していると
「……えっ」
教室のドアから、目が合ったあの人が入ってきた。
私の小さな声は教室内の騒がしい声にかき消され、少しほっとした。けど。
初日から、こんなにいい事があっていいのだろうか。
どうかこの気持ちが1年のうちに伝えられますように。と願って。
私は1人、密かに決意するのだった。
#胸の鼓動
ドクン…ドクン…
一定のリズムで刻まれる胸の音。
私は病気で、胸にペースメーカーを入れている。
でも、君が近くにいると少し脈拍が早くなる。
今は脈拍が早くなるけど、いつか君の姿を見て穏やかな脈拍になれるといいなぁ。
#胸の鼓動
#21
胸の鼓動が静まるのを期待している。何もかもが素敵で最高で、けど憎らしいので、相対してなお騒ぐときめきを殺したくなる。
「今日も僕に負けて泣くの?」
「うるさいな」
「悔しいならそう言えばいいのに、意地っ張りだね。マ、僕が勝つのは当然なことだから。研鑽怠る日々にはスポットライトも届かない!」
そう自信満々に胸を張る姿ばかり目に入る。眩く愛らしく、恨めしい。ついこのあいだは、うちで鏡を見た時にいくつか叩き壊してしまった。焼きついた光と自分の姿が違いすぎて。
それでも馬鹿で間抜けなアンチファンを「アイドルが見せる傷にしては痛々しすぎる」と両手で救うのだから、もう、愛すか憎むかしかなかったのだ。
いま、強欲に両方を選んでいる。強欲だけは彼の者に勝る自負がある。
そして何も思わなくなる日々すら望んでいる。
「うん、うん、わかるさ。苦しくてしんどくて、すべて手放してしまいたくなるんだろう」
また真っ白な手が救い上げる。君の両手は愛憎で埋まっているのだからと、3つめの欲は似合わないのだと、静かに体の輪郭をなぞり落とす。取り出して握りつぶしたい心臓を、柔らかく体内へ押し留めながら。
「でもね。君には及ばないけれど、僕だって欲があるんだ」
僕を忘れてどこかに隠れないで、と。忘れさせてもくれない傲慢さごとうっとり微笑むと、やはり、胸の鼓動は跳ね回る。
ドキドキ
止まらない
悪い事
してる訳じゃないのに
そう
これが済んだら
きっと
幸せが待ってる
心穏やかに
暮らせる日が
ゆっくりと
やってくるはず
大丈夫
なんて事ない
たった一言
勇気を出して
告げればいい
君に
大好きな君に
さよならを
「胸の鼓動」
『胸の鼓動』
1秒1秒太鼓のような音で体が震える。
寝ていても絶えず動き続ける、とまれば死ぬ。
いつでも、どこでも、どんなときでも。
ただそれだけで終わる脆い命
大切にしていてもかならず来る終わりに抗うことなく死ぬのは嫌だ
なのに僕らは今日も明日も暇つぶしという名の生活を続けている
というのだ今すぐに…死んで…しま…うかも知…れな…い……
もう当分……ヒマツブシハコリゴリダ
「胸の鼓動」
私の高鳴る胸の鼓動。
重い足を上げ、
今日も自宅の階段をのぼる。
胸沢 トメ (95歳)
架空の人物です。
君が隣にいると
凄く緊張して
顔がまともに見られないんだよ
神様お願い 私の胸の鼓動
君に聞こえませんように。
胸の鼓動
胸の鼓動なんて言葉
今更なんか照れ臭いよ
もうずっーと昔に聞いた言葉
もうそんな歳じゃないし
そんなことよりも
もっと大変で、もっと心配なことが他にある
それでも胸の鼓動って言葉には
希望や切なさがある
淡いピンクや、澄んだブルーが見える
あきかぜ
わたしは生まれた時から、胸の鼓動が“普通”の人とは違うらしい
先天性心疾患。
いつも心臓図を図るときも、聴診器で当てられる時間も、他の人よりもとても長い。
なぜかというと、平常時でも心臓から常に雑音が混じっているからである。
だから気付かなかった。不整脈と、動悸の違いにも
動悸が長く続いても、生まれつきのものだからと
ずっと放置し続けてきた
本当はそこに病気がずっと隠れていたのに。
…と、まぁなってしまったものには文句を言っても仕方ない。
そういうわけで、体調の悪い時は胸の鼓動によって違うこともあるし、そういう点では分かりやすい。
子どもの頃は、マラソンが大嫌いだった。
走ると胸が痛くて、苦しくて、とても走れそうにないのに、他の子達はとびっきり速く楽しそうに走っているのが不思議でならなかった。
走り終えた後も息苦しさが続いて、心臓が大きく動いて痛くて落ち着かなかったし、泣きたくもないのに痛くて泣いてしまうほどだった。
どうして自分だけ?
後になってから、自分は赤ん坊の頃に心臓に穴が空いていた。それは自然と塞がっているのだが、今も雑音が混じってる-と親から教えられた。
だからか、と納得はできたけれど、それでも人より心臓はあまり強くないから-やっぱり運動は苦手なままだ。
心臓の強い人が羨ましいと思ったこともあるけれど、もう走りたいとは思わない。
学生の頃はコンプレックスでもあったが、今は比べられることももう無い。
ただ、一度だけでいいから、誰かの身体と入れ替わってみたい。
“普通”の人の胸の鼓動は、一体どのように響いているのか。
私は部活が大好きだ。
──でもひとつだけ嫌なことがある。
それは元スキと同じ部活だからだ。
しかも1個上の先輩。
なぜだろう。前よりも目が合う気がする。
もう好きでもないのに目が合うだけで胸の鼓動が速い気がした。
そんなはずない。
──もう、どうとも思っていないんだから。
もう、終わったことなんだから。
胸の鼓動
ドクッン、ドクッン、ドクッン
彼を見るといつも胸の鼓動が異常なくらい高鳴る。
姿を見るだけで
話すだけで
私の胸はお祭り状態。
それが嫌でもなくて。
それがちょっぴり楽しくて。
それが照れ臭くて。
彼を好きになって出会えてよかった。そう思えるんだ。
胸の鼓動
トクントクントクン…君と二人きりの休日。あまりにも君が近過ぎて、一緒にいるだけで、胸の鼓動が早くなる…そして、普段よりも早く胸の鼓動が早く脈打つ…私達は、普段休日しか会えないからこそ、余計に久々に君と会うと、緊張したり、胸の鼓動や、脈打つ鼓動が早くなったり…ホント不思議な気持ちだ。こんな気持ち、今まで付き合って来た歴代の彼氏達ですら無かったのに…そう、貴方は、初めて会った日から、私に、沢山の初めてをくれた。そして、貴方は、私の初めてを沢山貰ってくれた。ホントにこんなにも、心の底から苦しくなるくらいに人を愛したのは、人生初だ。何気なく過ごしてきたはずの代わり映え無いはずの毎日が、君と出会い、付き合う事によって、あっという間に、バラ色の人生へと変わり、毎日がかけがえの無い時となった。いつも君には、沢山助けて貰ってばかりだし、支えて貰ってばかりだけど、いつかは、私も、君に、私がお世話になった分以上に恩返しをしたい。それが今の私の目標。君の為に私が出来る事は、数少ないかもしれないけど、それでも何かしてあげたいんだ。だって、君の事がずっと好きだから。
胸の鼓動が高鳴るのは
緊張と喜びに出会う時。
普段は淡々と音もなく動き続ける左胸の奥が
ドクドクと脈を打ち
今生きている証を声高く主張する。
胸の鼓動
嬉しい時
焦ってるとき
緊張してるとき
ドキドキする
そんな状態
場数をふんでも
慣れんものは慣れん