『胸の鼓動』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
恵みの雨
雨が降る
地面を叩く
バラバラなリズムは多様性
いろんなリズムが
生きている
※胸の鼓動
近づくだけで
病気みたい
視界に入れれば
心臓が高鳴るし
きみに思考を
奪われる
《胸の高鳴り》
胸の鼓動
それは生まれる前から
死にゆくその時まで
私と共にある
あなたが奏でるリズム
心臓さん
ありがとう
私は、もう走りたくないという気持ちになっていることに気づいた。嫌いなはずの体育でマラソンをしている。6周を終えた頃には息を吸うだけでも肺が痛んだ。なぜなら私は、運動部ではないので体力が格別ある訳では無いのだ。
だから、マラソンなんか嫌いだ。汗をかけば肌がベトベトと湿り、まるで蛞蝓が這っているようでただでさえ下がっている気分が底につきかけていた。気の抜けた頭で走り続けていた所にゴールテープが見えた瞬間、私は最後の力を振り絞って駆け抜けた。少しづつ足の速度を落としていく。私の心臓は、太鼓を連続で叩く時のように力強く血液を全身へ送り出していた。
胸の鼓動が静まる時が待ち遠しい。
お終い
あの日から、胸の鼓動がばっくんばっくんとうるさい。4年も前だし、誰かが言っていた、恋は3年までだとか美人は3日で飽きる、という使い古された常套句がずっと頭をよぎる。しかし、私の彼に対する気持ちはおさまることがない。寧ろ、日に日に好きが更新されていて、「好き」という言葉で片付けるにはもどかしい。この気持ちにしっくりくる言葉があるのなら早く教えて欲しい。
この気持ちは、「推し」じゃない。
そう実感してから、生きているのがつらくなった。つらい、は語弊がある。彼のことを思うと胸が痛い。彼の隣に立ちたい、彼と恋がしたい。これを「夢」「推し」で片付けるなら、世の中のすべての軽い恋は全部夢物語だ。
軽い気持ちの好きならよかった、と思えば思うほどに私の気持ちは重いな、と感じる。こんな重い気持ちをただのファンに押し付けられるのは彼が可哀想だな、とすら思う。
しかし、私のこの気持ちは本物である。
誰がなんと言おうと、夢だと嘲られても、いい年して、と言われても、私は彼が好きなのだ。あぁ、心臓が仕事をしすぎているな。
肩どうしが触れ合う。それだけで心拍数が増える。向こうはすぐに謝ってくれるけれど、わたしはもっともっと当たりたいと思ってしまう。少しおかしいのかな? でもそうしてまで彼に触れたいのは本当のこと。たった一言「付き合ってください」が言えて了承されたなら、もっと回数は増えるしもっと踏み込んだことだってできるのだけれど、やっぱり拒否されるのが怖い。それに、これ以上彼と接してしまったら、わたしは爆散してしまう気がする。少しずつ心臓を慣らしていかないと。とりあえず、おはようを言えるようにならないといけない。
#胸の鼓動
私たちの心は引き裂かれた。
未熟な私のせいで…
叶うことのなくなった夢を、見なくなる日は近いのかな…
別れた後もよく思い出してた。
今ならって期待もした…
あんなにあたたかかった胸の鼓動が、今では冷たく小さくなった…
あなたに会いたい、我が儘を言いたい!でも…
邪魔はしたくはないの。
それだけはしないから。
あなたの笑顔、仕草は私よりもかわいかった。
私はよくあなたの真似をして見せた。
いつも笑っていてくれたあなたの手を、永遠に離したくはなかったのに…
新しい命を迎えました。
とても仲良くやっているの。
私が味わうことのできなかった、ささやかなしあわせが今は目の前にあります。
この胸の鼓動は
楽しくなければ
幸せでなければ
穏やかでなければ
なんの意味もない
//胸の鼓動
ある日の昼下がり。
暑くも冷たくもない何かに触れた。
それが君の指だと気がつくのに
血液は異常なくらいの速さで
全身に行き渡ろうとした。
それに伴い胸の鼓動が聞こえ始める。
いつも変わらぬ速さで時は刻まれ
君の後ろ姿を見送った。
【胸の鼓動】#40
胸の鼓動
社会の時間。大嫌いな地理分野。
先生はいつものように地図帳を開いて〜と言った
全然分からない、、困っていると
「もっと右にあるよ」
「あっほんとだ!」
意外と優しいじゃん、、、
「またいつでも言ってよ」
君がとてもかっこよく見えた
胸の鼓動は高まっていた
ワタシの心の芯の部分と繋がって
胸の鼓動は波を打つ
悟られたく無い
隠したい
そんな表側の心とはウラハラに
胸の鼓動は波を打つ
正直に波を打つ
お題
『 胸の鼓動 』
桜が満開になる頃
私達は高校生を卒業する
もう、義務教育も終わって3年も経つのかと
思うと驚く
もう18になって成人している
それがこの場にいる全員にも共通する
そして、目の前にいる18年来の幼なじみも
胸の鼓動が大きくなってきた
好きです
空へ旅立つ
青空へ
【胸の鼓動】
今日初めて君を見て胸の鼓動が高まったのを感じた。
君の笑顔も
声も
何もかももう見ることは出来ないと思ってしまったからだ
近寄って呼吸を確かめるがもう手遅れだった
その瞬間胸の鼓動が急に静まって代わりに胸が締め付けられるように感じた
階段を降りたすぐ近くの床で血を流して横たわり死んでいる君を見たから
「悩みの原因」
私は学校生活である悩みを抱えている。授業中にずっと彼のことを考えてしまい集中出来ない。ついつい考えてしまう。彼の行動から目が離せないんだ。どうしても。
彼が近ずいて来れば胸の鼓動が止まらない。自分が何か行動を起こす時も彼が見ていると思うと緊張して動けないし体が震える。声も震える。頭も痛くなる。
また彼が私の元に来た……今度は何をされるのだろうか?殴るの?暴言でも吐くの?人をいじめて何が楽しいの?胸の鼓動が止まらない。
高鳴る胸の鼓動
永遠の孤独
覚めない夢
明けない夜はないよ
一昔前のアイドルソングを聞いていた。
推しの子が、センターだった。
握手会にもいった。
観客席で見るよりずっと美人で、それでいて愛を振りまく彼女のことをずっと天使だと思っていた。
帰ってから、握手会の事を思いなおすと、もう二度と手も洗えないなと、思った。
そんな、推しのアイドルグループが解散して二年が経った。
推しだったあの子は俳優と結婚したらしい。
今じゃ一児の母だ。
とある界隈では酷い声が上がったけど、もちろんお祝いの声もなくはなかった。
むしろ僕は、これからも元気で歳をとっていく彼女に声援をむけていた。
しかし、人というのは、分からない。
彼女が笑っている、テレビの向こう側では、弱肉強食の世界が広がっているのだ。
それを、引退という形で、この世界からいなくなった彼女に、僕はこの世界の喜劇性を感じずにはいられない。
かなぐり捨てて叫べば、彼女の声をもっと聞きたかったと言っても良いのだが、彼女は僕たちを魔法にかけて去っていった。
そのことに対しては、誰も文句はなかろう。
胸の鼓動
心臓がドクドクと波打つ
絶え間なく行われるその行為はいつか終わりが来る
どんな人も、生物も、終わりがこない生物はいない
いつか私も……
終わりが来るその時、私はどんなことを思うのだろうか
『胸の鼓動』 No.130
「ここ、もう少し早く小刻みにできる?」
私の目の前の譜面台に指を伸ばす先輩の手が、肩に当たった。
「…あ、はい!」
駄目だ、ここで口角が上がったら…
ごまかすようにしてすぐトランペットのマウスピースを口にかぶせた。こっちを真剣に見て、アドバイスして下さる先輩はいつも、輝かしかった。
必死に吹いたから、顔が赤くなったんだ。
…多分。
息切れしたからだ、
さっきから胸の鼓動が激しいのは。
胸の鼓動。
胸の鼓動を
鳴らしてるのは
ずっとゆうだ。
前までは
生きてても
あまりいい事が
なかったからね。
今日もドキドキするのは
一人しかいない。
『胸の鼓動』
最初の胸の鼓動は電話越しに好きですと伝えた時
最後に覚えてる胸の鼓動はline交換をした時
胸の鼓動
君と居ると胸の鼓動が止まらなくなってしまう病気
それを人々は恋と呼んだ。
自分の出番が来た。
君との恋ストーリーを。