『繊細な花』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
#45「繊細な花」
人は心の中に繊細な花を持っている
その花は悪事を働けば黒く醜い花を
その花はいい事に働けば白く綺麗な花を
そして他人を想いやれない人は他人のガラスの花に傷を付ける
ずっとずっと癒えることのない呪いのような傷を
僕はその傷を友達に負わせてしまったらしい
友達は許してくれるかな
言葉は凶器になるってことを意識して
これからを生きてみよう
誰しもが、内側に
ひっそりと咲かせている
「繊細な花」
それを、心と呼ぶ人もいれば
思い出と言う人も、いるだろう。
繊細だから、弱いわけでは無い。
か細く見えても
想像を遥かに超えて、根はしっかりと
しているのだから。
その花は、枯れない。
誰にも奪われない。
そう思えば、自分ももう少し
強くいれるような…気持ちになるのだ。
【お題:繊細な花】
荒廃した大地に降り立った元兵士は、彷徨い歩くように辺りを見渡した。
かつては一面が焼け野原で、そこかしこに敵か仲間か分からない遺体が転がっていた。
今は何もかもがなかったように取り払われ、けれど、確かに傷付いた跡がそこかしこには残っている。未だ固く衰えた地面はまるで死んでいるようにどす黒く、空も澱みが消えないまま灰色に朽ち果てている。
自分は何をしに再びこの地に帰って来たのだろう。兵士に目的はなかった。ただあの戦場から自分だけが生き残ってしまった虚しさと、散っていた仲間の無念を思ったら、自然と足がこの場所へ向かっていたのだ。
しばらく歩くと兵士はぱたりと歩みを止めた。止めた場所には見覚えがあった。ここは戦友が亡くなった場所だった。敵の銃弾からその戦友が、自分を庇ってくれた場所だった。
兵士は両膝を折り、背を丸めて蹲った。胸の内側から苦しいものが込み上げる。苦しいのに吐き出せなくて、兵士はぎりりと奥歯を嚙んだ。
ふわりと、柔らかな風が頬を掠めた。この廃れた大地に吹くにはあまりにも柔らかであたたかな感触に、兵士はつい俯かせていた顔を上げる。
そうして兵士は息を飲んだ。
見上げた視界に映ったのは、一輪の小さな花だった。
黒い地面にたったの一輪。たったの一輪だけ白い小さな花弁が咲き誇っていたのだ。
兵士は無我夢中でその花の元まで駆け寄った。見るからに繊細で、ちょっとでも触れたら折れてしまいそうなほどに細い。
けれど小さな花は雲間から僅かに射し込んだ日の光を受けて、凛と上を向いていた。まるで何ものにも負けてなるものかという、強い意思を主張するかのように。
兵士はその花の前で声を上げて泣いた。
繊細な花の勇敢さと、優しさに、彼の地で亡くなった人々を思い、また自分自身の心もその時だけは許してもいいような気がして。
【繊細な花】
その花は繊細らしい
一度は見てみたい花
昔小さい頃に話してくれたおばあちゃんの話
いつかの頃を思い出すように目を細めるおばあちゃん
そんな顔をさせる花って一体どんな花?
おばあちゃんが見た
繊細な花を私もいつか見てみたい
─────『繊細な花』
健気に鮮やかに咲き誇る
辿り着く為の苦難は
匂わせず
―「繊細な花」―
「繊細な花」という言葉から、真っ先に貴方のことを思いついた。
貴方は「繊細でもないし、まして花なんてガラじゃない」って笑い飛ばすだろうけど。
貴方はいつも皆を勇気づけ、皆も貴方を頼りにしていた。
どんな困難なことも、貴方はいつも先頭に立って飛び込んでいった。
誰かが困っているときや誰かが貴方を頼ってきたとき、貴方は躊躇いなく手を差し伸べた。
でも、
誰が貴方を勇気づけるの?
誰が貴方に手を差し伸べるの?
誰が貴方の支えになるの?
一度、酷く疲れた顔の貴方を見た。
まるで、触れたら折れてしまいそうな、繊細な花。
臆病な私は貴方を手折ってしまうのが怖くて、声をかけられなかった。
あのとき、声をかければよかった。
あのとき、貴方を抱きしめればよかった。
あのとき、「無理しないで、一人で抱えないで」って言えばよかった。
そうすれば、貴方は今も私の隣で一緒に笑っててくれたのかな。
「さてと、これで全部か」
最後のひと仕事を終えた私は爽快な気分に浸っていた。
私は庭師であり、他人の家に勝手に侵入してはボランティアをしている。
仕事内容はきれいな花をひたすら引っこ抜くことだ。
なぜこんなことをしているのかというと、仕事が終わったあとに見られる、家主が帰って来た時の驚愕の表情がたまらないからだ。
「さて今度はどんな表情をみせてくれますかな」
腰を抜かすか、はたまた感動のあまり泣き出すか。
花を大切に育てているような人は繊細な場合が多いので反応が面白い。
ちなみにこの家に侵入するのは1年ぶり4回目だ。
「ここもそろそろ飽きてきたから今年で最後にするか、あれ?」
私は足に違和感を感じたがもう遅かった。
庭に埋まっていた地雷を踏み抜いてしまったのだ。
薄れゆく意識の中で私は思った。
どうせ庭ごと吹き飛ばされるのなら苦労して引っこ抜いた意味はなかったなと。
繊細な人は怖い
人も花も動物も空もみんな繊細な生き物だから
丁寧に丁寧にちゃんと最後まで育ててあげよう。
植物、動物やもちろん子供も捨てはしない。
立派に一人前になった時離してあげよう。
責任を持って最後まで育てる。
繊細な花、それはしっかりと育てれば
おおきく綺麗な花になることでしょう🌸
"繊細な花"
形容詞と名詞
どんな花だろう
傷つきやすい花?それとも優しい花?
あるいはどちらもかもしれない
傷つきやすい人は優しい人だとよく言うから。
花も人間も変わらない所があるのかもしれないね
繊細な花は枯れやすい?
そんなことはない。
繊細だからこそ、慎重に、自分に合った考え方や行動ができるんだよ。
繊細は、とても強いって意味でもあると思うんだ。
繊細な花とか知らないけど、タンポポの綿毛を飛ばすのは好きだったな
脆いけど、儚い。
大切に、そっと丁寧に扱わないと直ぐに壊れてしまう。
彼女は今日も眠っている。
規則正しい呼吸音で。
「ねぇ、まだ起きないのかい……?また君の笑顔を見たいよ」
なんて呼びかけても、目は覚めない。
今回は彼女が働いている職場によって、気を病んでしまったらしい。
精神が深く蝕まれ、そのショックで眠りについている。
「ごめん。そろそろ行く時間だよ。仕事、行ってくるね」
僕は彼女の艶やかな唇に引き寄せられるようにキスをしてから、家を出る。
――今回は、いつもよりも長そうだな……。
〜繊細な花〜
逞しいあなたの背に憩う
繊細な花に
私も、なりとうございます。
#繊細な花
「らん、なにみてんの?」
「ん?お花見てるの」
「すごい綺麗でしょ?」
「俺、花そんなよく分かんないけど、、まぁ、確かに綺麗」
「俺は花好き」
「花って繊細なんだよ。少しの事で負けちゃうから」
「ふーん、」
「でもさ、最後にはこうやって綺麗に咲くけど、それまでめちゃくちゃ大変で泥臭くて、簡単に綺麗になれないとか、」
「すごく良くない?」ニコッ
「…、らん好きそう笑」
「あっははw」
繊細な花ってもう私やんてかんじだけど。
並木さんの話を聞いていて思うのは
全部ブロックが外れると周りからそれが運ばれてくると言われるが、
私は自らアクションを起こしてそれを引き寄せるというタイプ。だがこんなことも普通からしたらすごいと思われるようなこともたくさんあると思う。
外国に行きたいなと思っていたら8月からハワイに住むって人が目の前に現れたり、ニューヨークに行きたいって思ったらニューヨークに住んでたという人が目の前にいたり、
旅行に行きたいと思ってたら、沖縄に別荘あるからおいでと言ってくれた人がいたり、海で遊びたいなと思ってたら海の家を経営してる人がいたり、フランスイタリアいつも仕事で行ってるからよかったら一緒に来て欲しいなって本音じゃないかもだけど言ってくれる人とか、あとフィリピンとかも行こうと思えば行ける、1番現実的なのは、家族旅行と、彼氏旅行か。
書いてみると結構思い当たることがあるよね。
自分からさらに踏み込めば、旅行も行けなくはないということになるし、
制作したいと思ったら次から次へとアポイントメントが埋まって5.6曲作ることになってて制作は溜まってる。
撮影したいなと思ったらカメラマンが近くにいたりだとか、この人良いなと思ってた人が展示会やってて遊びに行って撮影依頼もできるということにもなるし、やれることは前の自分と同じくポンポン決まっていける現状には変わりない。
だがなぜか、プロデューサーとマネージャーだけは決まらない。これに関しては、潜在的には必要ないと自分が思ってるからではないのか?としか言いようがない。
部屋の掃除もしたい。お医者さんの訪問で少し玄関らへん片付けたけど熱あるのに、そのおかげでそこだけは一次的に綺麗。
今日は届いてある段ボールとか📦捨てるやつは捨てて
売るやつは売って配送するやつは配送用で仕分けしたいところ。だがそんな余裕があるか?というと微妙すぎる。
なぜブロックがあるのか?と考える深掘りするのも違うと思うが、もう少し自分のやりたいことや進めたいことをやっていきたいのだがなぜだろう。なぜもあれもないけど。なぜだろうって感じだ。
「繊細な花」
瑠璃の花弁は
ぽんと火が付き燃えて消えた
金色のシべは
灰となって雨に流れた
茎の柱がぱたりと倒れ
香りの記憶が
蝶をまどわせた
花を手折るだけ手折るのが子供で、繊細な花の扱いには細心の注意を払うのが大人。でも、花の美しさに、いの一番に気付くのは子供なのだから、世の中は残酷だ。
私ときたらそれはもう花なんてものとは縁遠い人間でしてね。いやぁ、別に嫌いとかそういうわけじゃあないんですよ。ただなんというかむず痒いというか、あ、花粉症じゃないですよ。指の先から心臓に向かってピリピリっとするんです。わかってくれないかなぁ。こんなこと感じちゃうのも花に対して申し訳ないっていうか、私よりもっともっと相応しい人がいるんじゃないかってね。ごめんなさいって、そう思うわけです。
繊細さん
音に敏感
人の感情に敏感
大勢の人がいると疲れちゃう
ひとりになりたい時もある
組織という
花束の中では
変わった人に見えちゃうけど
ひとりの人としてだったら
ただの繊細な花
『悪魔執事と黒い猫』二次創作
題名:恋に酔う
ルカスと共に女神の神殿から戻った私は、宿の主人が貸してくれた花瓶に、先程彼から受け取った花束を生けた。
パレスまで持って帰ることは難しいだろうけれど、せめて少しでも長く彼との思い出を留めておきたかった。
花瓶の中、幾分か元気を取り戻したように見える花に顔をそっと近づければ、誘うようにふわりと甘く香る。
そうしていると、一つ一つの花が存外繊細な姿をしていることに気が付いた。
そういえば、艶やかに咲き誇る大きな藤棚を見たことはあったけれど、こんなに近くでまじまじと眺めたことはなかったように思う。
皆を魅了する滝のような優麗な姿と、近づき触れなければ知り得なかった繊細な美しさ。それはどこか彼を思わせた。
「酔わされたかもなぁ」
彼の瞳の色をした指輪をそっと撫で、綺麗にメイクされたシーツの海にぽすりと身を預けた。