『終わらせないで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
とても楽しい時間だから、
いつまでも続いていてほしいと願った。
無理な願いではあるのだけれど、
この時間をどうか神様、終わらせないで。
私との会話
そんなに私との会話嫌なのですか
私はいっぱい話したい
だから頑張るよ
もっと上手に話せるように
おいしいものたべて
わらっていれば
らくしょうです
せいかいがみつからなくて
なきたくなっても
いちずにすすめ
でたとこしょうぶのじんせいです
私には人権がない。
それは、会話をしていても思う。
だって、誰も私の意見なんて聞かないで、自分だけ喋って終わらせてくるんだもの。
私なんてどうせ、暇つぶしの道具に過ぎないんだわ。
…ねぇ、神様。
私の人生こんなので終わっちゃうの?
そんなの嫌よ。終わらせないで。
待って…待ってよっ!!
さあ、と君は自分の両膝を叩きながら、切り替えるように立ち上がる。私の心はまだこちらに置かれたまま、君の行動を受け入れずに君について行かない。置いていかないでくれ。一人になりたくない。
あと少し、まだ話していたい。帰る予定の時間をはるかに過ぎるまで。さっきまでのように、まだ時間を忘れていたい。
<終わらせないで>2022/11.28(月)
No.5
いつまでも更ける
どこまでも暗く
街は静かに眠る
道はどこまでも続く
漠然と逃げる
全てに目を背ける
今の僕らは幸せなんだと腹を抱える
明日が来る。
終わらせないで
サッカー日本代表を
応援する気持ちを
終わらせないで
1勝1敗
まだまだわからない
金星をあげて
私たちに勇気と感動を
与えてくれた
日本人であることを
誇りに思わせてくれた
だから、応援する気持ちを
終わらせないで
ここからのストーリーが
もっと面白いはず
題「終わらせないで」
このアプリ止めようかと思ってたけど
「終わらせないで」って言われたから
もう少し続けてみようかな
誤解したまま 私たちの関係を
終わらせないで
うーん。
こんな陳腐なセリフで始まる
ラブストーリーは読みたくないだろうなぁ
小説家にはなれそうもないけど
言葉で人とつながるのはスキ。大好き。
彼と私は一目惚れした同士で両思いだった。
今までたくさん彼と話してきた。
彼のこと誰よりも知っていた。
けれど彼は私の事を都合のいい女としてみていた。
彼に気になる人ができたら私を都合のいいように、
''もう関わらないでほしい''と私にお願いをする。
彼はいつも自分勝手だ。
いつも1人で話を進めていつも私の気持ちなんて聞かない。
私の気持ちを言ったところで何も彼は思わない。
今でも私は彼を待っている。
戻ってきて…って願っている。
私の気持ち聞かずに勝手に関係終わらせないでよ、
いつもいつも自分勝手…。勝手に1人で終わらせないでよ
《終わらせないで》
私と君との関係
終わらせようとしないで_____。
都合よく呼ばれる夜も
勝手に飲まれるコーヒーも
ベランダで一緒に吸うセブンスターも
全部特別で幸せだったのに
もう会わない、好きな人が出来たなんて
この関係を終わりにしないで、
幕が降りる、私は花束を抱えている、遠く遠くを見据える彼女を見ている、彼女は花束を受け取る、その目は煌めいている、後ろ髪を引かれるのはまだ残った光に焦がれる者だけ
『終わらせないで』
そんな風に
気にしてるとこ
私には
とても魅力的で
だって
初めから
そのままを
愛したんだから
私の前では
隠さないで
消さないで
切り取らないで
ありのままの貴方を
終わらせないで
「終わらせないで」
今日は久しぶりの彼の部屋。
彼は煙草と株と時々仕事、そして携帯。私はかいがいしく押しかけ女房よろしくのいつものルーティン。
あんなに会いたいと思っていたのに、最近はいざ会うとなんだかモヤモヤする。
おしゃべりもあまり盛り上がらないし、私が作る料理にも反応は薄い。聞けば「美味しい」と言うし、結構な勢いで完食するからそういう事なんだろうけど。
“年季を重ねた夫婦みたい”と思うのか、
“マンネリや倦怠期”と思うのか。
夜が更けたら当たり前のように重ね合わせる身体は、こんなに近くに居るのにとても遠く感じる。
きっと私達はもう、長くはないのだと、直感はそう告げているけれど、私はそこに気付かないふりをしている。
二人が決裂するような決定打もなくて、“情”もあるから、彼は踏み切れないだけで。
彼に素敵な人が現れたらきっとジ・エンド。
ここから再び盛り返せる可能性はいかほど?
“終わらせない”
好きなのか、情なのか、愛なのか、ただ負けたくないのか、自分でもこの感情に名前をつけられないのだけれど、“手放したくない”事だけは事実で。
だからやれるだけのアプローチ全部やってみて、どうしても駄目だったら…
私からサヨナラするんだ。
一方的な敗北は嫌だ。
終わらせないで。
雨のように降り注ぐキスも、間を繋ぐための囁きも、私には必要のないものだから。
一瞬より長く、貴方の体温を感じる口付けがあればいい。
発音しただけの言葉より、目を合わせてくれるならそれがいい。
だからどうか、この関係だけは、終わらせないで。
楽しい実験も連日連夜ではダレる。
それをよく分かっているから、研究所では日々あの手この手で上司らが研究員達の機嫌を取りにくる。
なんと今日の差し入れはリーダーだった。
うん。食事やおやつを持ってきたって意味じゃなくて、ご自身が差し入れになってくれたってこと。
うちのリーダーはお母さん譲りのシルバータビーがご自慢のメイン・クーンだ。皆、一度でいいからあのしっぽのフサフサにくるまって昼寝させて欲しいと思ってる。
「片付けた者からモフりにおいでよ」なんて言われたらとっとと本気を出して終わらせないではいられない。
研究室中がにわかに静かに活気づいた。
自分も立派な毛皮持ちのくせに、隣席のシェルティが猛然と端末にデータを打ち込んでいる。さてはガチ勢か!
うわあ、負けてられないぞ。
複眼をフルに使ってモニタチェック、左手2本は書類をまとめ、右手2本は日誌を入力しつつ、余りの手でデスクの整頓。おっとマグカップが空で助かった。
僕ホントこういうときだけは自己評価MAXだよ。
************
「終わらせないで」
************
所感:
何の研究?言語は?服着てる?せめて哺乳類縛りでは?などなど多数の疑問はさておき研究員達の共通点は「もふもふ」です。複眼の「僕」も勿論もふもふ。きゃー!
テーマ:終わらせないで #16
ライブ会場全体に響き渡る歓声。
やまない拍手。アンコールの声。黄色い歓声。
私を求めている人がいる。
私のことを待っていてくれた人がいる。
私のことを応援してくれている人がいる。
私はベットにいた。
あぁ、これで何度目だろう。こんな夢を見続けるのは。
私は起きてスマートフォンを起動させる。
見たのは自分の動画のコメント欄だった。
『SaNaの曲、ライブで生で聞いてみたいな〜』
そんなコメントにいくつものGOODマークが押されていた。
私だって、ライブがしたい。みんなに聞いてもらいたいよ。自分の曲を。
私はSaNa。歌い手+作曲家という仕事をしている。
音楽が好きなのは小さい頃から。人前で歌うことを苦手としていたため、最初は歌い手として顔出しもせずに歌を歌ってインターネット上に上げていた。
私のことを応援してくれているリスナーの人のお蔭で、そこそこ有名になり、もうすぐライブも控えていた。
しかし、世界に広がるウイルスの影響でそのライブは中止になった。延期でもなく、延長でもなく、中止。
厳しい現実は夢のように早く覚めてはくれなかった。
自由も制限され、ライブができなくなるアーティストさんが何人もいた。
私の夢でもあったライブ。私はライブで初めて自分の姿をあかすのだとドキドキしていた。怖いという反面、どれくらいの人が私を応援してくれているのかを知るいい機会だった。
そんなライブの中止は、私の心を抉った。
夢で終わらせないで。現実でも実現したい。
心の中の私はそう叫んでいる。
声を出さないライブという選択もあった。
でも、絶対声を出したライブのほうがみんなと一体となれる。私はそう思った。
だから、今は私が一方的ではあるけど音楽をみんなに届けるんだ。
歌い手+作曲家の私が。SaNaが。
いつか、リスナーさんが喜んでくれるような。
ライブを待っていてくれた人たちのために。
私のことを応援してくれている、まだ見ぬリスナーさんのために。
私は今日も音楽を生み出す。
🍀終わらせないで
先生、残業なのは重々承知だけど
会話終わらせようとしないで。
先生とお話できることが
私にとって極上の幸せで大切な時間なの。
でも先生が「業務」として
私たち「生徒」と話してくれてること知ってるし、
先生に休んで貰いたいから、渋々帰るのです。
できるなら話が尽きるまで話したい。
終わらせないで
「いつかきっと終わりはやってくる」
君はどこか悲しそうに、切なそうにそう言った。
「どんなことにもさ、始まりがあるから。終わりは必ずついてくるんだよ。その終わりがさ、辛くて悲しくて、胸が締めつけられるような終わり方なときもあるけど、優しくて美しくて、愛しく思うような終わりもさ、あったりするんだ」
「でもさ、終わりなんて来ない方がいいし、終わらせないで、って思うのはわがままかな?」
「そうだね、わがままなのかもね。でもさ、私は終わりが来た方がいいな」
「どうして?」
「だって、終わりが来ない方が怖いでしょ? いつまでも終わりが来ないのはさ、ずっと続くわけじゃん」
「続く方がよくない?」
「続いちゃったら、終わりが来てほしいってきっと思うよ。だって、一生終わらずにずっと繰り返すのはさ、いつか苦しくなるから」
「そういうもん?」
「うーん、少なくとも私は、そうかな。だから、終わりは来てほしい。じゃないとまた始まらないでしょ?」
終わりも始まりも、その過程もいつかすべて愛せるように。
たとえすべてが終わったとしても、終わらせないでほしい、なんて言わないから。
また始めようよ。