『窓越しに見えるのは』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
遺創真
割れた瞳から
堕ちた世界
渦巻く思考線
綺麗な傷みと
醜きは虚像
哀しみの記憶
産声の様な
聲は 鳴り止まず・・・
張り裂けた
喉は 枯らし続け・・・
「寂シク 視続ケテタ・・・」
私は何者か解らず
彷徨う流れに
雫の足跡・・・
私の存在は解らず
震える歪みに
孤の傷跡・・・
誰か私を見付けて
そっと抱き締メテ欲しかった・・・
誰か私を捕らえて
優しく触れ殺メテ欲しかった・・・
「誰カ私ノ事ヲ・・・」
お題 「窓越しに見えるのは」
僕はいつも窓から外を見ると弟の友達が見えます
よく休日に遊びに来るため、インターホンが鳴ると
毎日窓から誰が来たのか見ています。
[窓越しに見えるのは]
窓越しに見えたのは君の背中と赤いバイクだった
住宅街に響くでかい音と
それと同時に離れてく君の背中
窓越しに見えたのは、僕の家族の泣き顔でした。
――窓越しに見えるのは――
【窓越しに見えるのは】
窓越しに見えるのは、なんだろう
私の部屋から見えるのは、
春は庭の小さな桜の花、木蓮
夏の初めは額紫陽花
冬は雪に埋もれる木々
去年の冬は真夜中になるとカーテン越しに大きな光を何度も見た
自分が不思議に想っていることが具現化されたような真夜中の窓越し
毎年友人に会いに京都へ出かける
新幹線の車窓からの心弾む景色
飛行機の窓越しに見えたニースの
キラキラした夜景も心弾んだ
ザルツブルクの音楽祭で泊まったホテルの窓越しから見えた異国の素敵な街並み
窓越しに見えるものは、私の微かな期待かもしれない
落ち込む時の私は窓越しに何も見ようとしていないと気がついた
その時は、カーテンを引いた部屋にいるのだから
窓越しに見えるのは
窓越しに見えるのは散歩している男の人や犬に向かってそれをうちの犬は遊んで遊んでって吠えてるう
猫にもむかって遊んで遊んでっと吠える
うちの犬に言っているのは『駄々怒っている様に見えるよ、私たちには遊んでって見えるけど周りは怒っている様見えるよ』とうちの犬に言っている
『猫と遊ぶの無理だよだってあなたは犬なんだもん』と言ってもわからない
でもうちの犬は大抵人が話してるのが分かるでも興奮してる時は話が入らない
うちの犬は私に似ている
あまのじゃく
女の人が好き
が私に似たなと思う
でもうちの犬は必ず家族の事を守ってくれる
いつもありがとう
後健康で長生きしてね
yui
眩むようなまぶしさも
ひそやかな煌めきも
そう、いつだってそれは光だから
熱さも冷たさも
すべてわたしのもの
触れればするり駆け出してしまう
(窓越しに見えるのは)
窓越しに見えるのは
薄いのに
前が見えない黒い雲
そして地獄。
でも、私は外に出たい。
地獄を越えれば、きっと。
「ずっとここに居るといいよ。僕が守ってあげるから」
笑いながらこちらに来る男の人。
守ると言いながら、私を縛る。
地獄はどっちだ。
そう叫びたい。なのに私の喉は言うことを聞かない。
「窓越しに見えるのは」
『窓越しに見えるのは』
冬の夜に空を見よう。
灯を消して、カーテンの隙間から外を覗くの。
だんだんと目が慣れてくる……ほら、星が見えた。
分かりやすいでしょう?
オリオン座、おおいぬ座、こいぬ座。
容易く結べる三角形。
星々の輝きがあまりにも綺麗で、私の目は冴えていく。
もっと見たい。もっと近くで星を見たい。
そんな思いから目を凝らす。
窓枠に手をついて、首が痛くなるくらい上を見て、
ただその輝きに目を奪われ、星へ星へと近づくの。
けれど、私と星の間には窓がある。
星へ近づこうとしても実際に近づくのは窓だ。
やがて、
私は窓に唇をぶつける。
私は窓にキスをする。
私は窓越しの星にキスをするの。
窓越しに見えるのは愛しい光。
何光年先で輝く神々しい光。
「窓越しに見えるのは」
反射して見える、大好きな彼
『窓越しに見えるのは』
晴れてる時も曇り空でも雨の日でも
アナタと同じ空を見れること
どんな空でも
遠いアナタと繋がっている空は
愛しいのです。
窓越しに見えるのは。
そこにいるわけでもないのに
感じるあたたかさ。
見えるものよりも
感じるものの方が大きくて。
幸せな空間を
少しおすそ分け。
陽に照らされて、輝く貴方を窓から見つめる
日陰に息を潜める私には貴方が眩しすぎた
「窓越しに見えるのは」
窓越しに見えたのは、あの日の君の俯いた影(シルエット)。
陽に照らされて黒く伸び、その先端は浜辺を超え、橙に輝く海の中から突き出た岩肌まで続いた。
そんな光景を目にした2階の窓から夏の夜風が吹き抜けたなら、そこは夢の中だということに気付かされる。
遠い夢の中…。
『窓越しに見えるのは』
わたしのかげと
綺麗な景色
1年に4回
いや、それ以上かもしれないけれど
景色が変わる
春はピンク
夏は生き生きした緑
秋はオレンジと赤
冬は真っ白
窓越しにその景色を見ると
わたしも窓に反射して
その中に居るみたいで
綺麗で
わたしの好きなもの
窓越しに見える光。
その光の向こうにあるのはなんだろう。
そんなことを考えていたら、
「ピンポーン」
「ピンポーン」
「ピンポーン」
しっつこい!
もういいや。出よう。
『はーい』
『おはよう。』
『…なんできたの。』
『来たかったからだよ。』
『あっそ。てかもう昼だし。』
『君にとっては朝でしょ?』
『違う。』
『そっか。』
なんなの。いきなりきて、なんでそんな笑いかけるの…
これ以上私を光で照らさないで、
『ね、屋上へ行こう。』
『なんで?』
『いいから!』
屋上?何かあるのかな。
『あっついね〜眩しいし』
『うん』
『なんでここに連れてきたの?』
『光を見て欲しいから。ほら、眩しいでしょ?』
『眩しいけど、どういうこと?』
『君に生きて欲しいんだ。』
『な、んで…』
なんでわかるの。ねえ…私だってまだ生きたい。
『見てたらわかるよ。君のことだから。』
『私だってまだ生きたいよ…』
『じゃあ生きよう。2人だけの世界で。』
『うん、』
『またね、』
もう、君がなくなって1年か、
早いなあ、、
来世は海月がいいって言ってたね。海月になれたかな?屋上で約束したこと破ったらダメでしょ?
でも僕は、君のいない世界で君を探すために生きるよ。
お題【窓越しに見えるのは】
真夏の日にプールの授業は最高だ
そう言ってみんなは準備をし
プールがある場所へ向かった
私はただ窓から見てるだけ
『ねえ、行かないの?』とか
『準備忘れちゃったの?』とか
そういう言葉は一切なく
ただ見ていた
『〇〇ちゃんもいつか
あそこの仲間入りできるといいね』
そう言った声が聞こえた
保健室の先生だった
私は周りと違って
プールに入れずにいたんだ
『うん』そう答えると先生は
『大丈夫よ、私はいつでも入れるわ』
『貴方はみんなと一緒よ。大丈夫よ』
きっと私が入れる頃には
みんな卒業していて
大人になっている頃なはずなのに
先生はそれをわかっていたかのように
そう答えてくれて自然の涙が出た
思い出と一緒に眠る
永遠に一緒だから。
私が居なくなっても…忘れないでね。
貴方に出会えてよかった。
長い通路。気紛れな間隔で並ぶ、大きさも形も様々な窓。
ここは、マドノムコウミュージアム。ぼくはここが好きだ。何を考えるでなくぼんやりと、この長い通路を片側ずつを眺めて歩く時間が好きだ。ゆったりと、何に急かされるでもなく。じっくりと、何をためされるでもなく。好きに歩いて、好きに思う。考え事が好きな性質と、とても相性のいい場所だ。
「雨の日の図書館の窓」
タイトルのプレートには、その窓のコンセプトが記してある。窓の近くには椅子がある。弧を描くように並ぶ五つの椅子。同じデザイン、同じ大きさ。見てほしいのは窓だから、こっちは統一しているらしい。窓の向こうを眺める時は、景色を塞がないように、椅子に座るのがここのルール。
僕は窓の一番近くの椅子が好きだ。窓辺に寄り添うように座って、斜めに外の景色を眺める。正面の椅子に誰かが座ると、目が合いそうで少し気まずいのが難点。
窓の真正面に置かれた椅子にも時々座る。あっちはまるで窓が額縁で、外の景色が絵画か映画みたい。
一つ一つの窓辺を味わうと、一日いても足りないくらい。朝のまばゆさも、昼の鮮やかさも、夕暮れの儚さも、夜の味わいも。そのどれもが筆舌に尽くしがたい。
言葉にならない思いが体中を巡って、心に募っていく。それを大切に閉じ込めるように、ぼくはゆっくりと目を閉じる。
〉窓越しに見えるのは
『 窓越しに見えるのは。』
窓越しに見えるのは
毎日、部活を頑張る君の姿。
いつか、この部屋を出られたら
「私と友達になってください。」
ってジェスチャーするんだ。
何でジェスチャーかって?
だって、きっとあの子は
手話がわからないもの。