『窓から見える景色』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
ある日、夕焼けのピンク色の空が今でも、懐かしい思い出。2人で、黄昏ている姿が、愛おしい。
出逢ったころ、そんな思い出もなかったのに。
大好きなシーンが、季節を巡っていろいろある。
好きな季節は、冬かな?街のイルミネーションを見るたび、ロマンチックになる。クリスマスは、懐かしの映像に、祝う。一年の最後の貴方の手紙。
冬は、何もかも暖かくて好きです。
・・・・夏の暑い日の飛行機が行く空。貴方との、思い出。そして、ひっそりとしていたいときに、見る星空。山の方に、雲が掛かり雨降る瞬間。
春は、風が強くて、やっぱり桜前線。
夏は、藤の花が好きでした。貴方を思い出すよ。
住宅街と、高層マンションが、あふれる街。
ベランダには、7人の小人。たまに、ベランダで、お茶を飲めるゆとりが欲しい。椅子にもたれる貴方が見たい。出来ることなら、同じ青春行きたかった。
忙しい貴方を見て、私は、また現実に戻る。
朝焼けのなか
しばし
すべての しがらみを忘れ
当ての無い 旅に出よう
質素な 電車にのり
流れる景色を ただ 見つめる
そんな日が たまにはあっても
バチは 当たるまい?
そんな日に 限って
窓から 見える景色は
涙が出るくらい 美しくて
僕の荒(すさ)んだ心を 洗い浄(きよ)めるようで
流れていく 涙と景色が
朝の慌ただしい時間を しばし留める
夕焼けの中
しばし
すべてのしがらみを思い
当ての無い 旅から戻ろう
慌ただしい 駅の端で
流れる人波を ただ見送る
こんな毎日が 幸せだったと
いつか気付くだろう
こんな日に 限って
流れる人波は とても少なくて
ほんの 僅かな寂しさと
ほんの 幽(かす)かな話し声が
茜色に染まった ホームに染み透る
やがて 夜が来て
駅が 眠りに就く時間まで
暫し ここに居よう
何もせず
ただ
流れ行く人と 電車を見送っていく
そんな日が たまにはあっても…
バチは……………当たるまい?
#窓から見える景色
五月雨より☛いつも お世話になっております。
最近 、遊ぶスマホゲームを増やして しまいまして…。
しばらく不定期になるです。気が向いたら、垢A鳥で書くかもです。
空が晴れる。
雨が降る。
雷が鳴る。
窓の外はいつも気まぐれに変わる。
それと同じぐらいキミの表情が変わる。
笑ったり
泣いたり
怒ったり
窓から見える景色は美しく
そして神々しい。
綺麗だ。
僕は願う。
キミが気まぐれに変わる。
そんな日々を。
そんな世界になるように。
眠りへと誘う呪文を聞き流し、僕は窓枠の向こうへ目を向けた。
突き抜けるような青天を両断する、一筋の飛行機雲。
その白の鮮やかさに、なぜだか鼻の奥がツンと痛んだ。
いつもの町が離れていく
自分の力によらず
身体ごと運ばれていくのは
愉快なものだ
見慣れた景色が消え
真っ暗なトンネルの中で
窓に映る自分の顔を見るのは
奇妙に愉快なものだ
車窓の向こうの
どこともわからぬ場所には
家々がひしめき建ち並び
ここにも人の生活があるのだと
自分と関わり合いのない
窓越しに見える世界を思うのは
愉快なものだ
もしも
向こうからこちらの窓を見たときに
見知らぬ誰かもまた
同じことを考えているとしたら
そんな人がいるとしたら
この隔てられた世界は
ほんとうは繋がったひとつの世界で
あなたもわたしも
ひとりぼっちなわけじゃない
そう想像してみるのもまた
愉快なものだ
#窓から見える景色
窓から見える景色
空を見ていると落ち着くんだ。
空は綺麗だし
悲しい時も空を見たら落ち着くんだ。
あたしね
毎日 殴られて育ったのよ
だからしあわせな家庭が羨ましくてね
何時も夜になると
窓からさ 向かいのアパートの部屋が見えて
しあわせそうな夫婦と
その子供達が燥ぐのが
毎日見えるわけ
自分を呪ったわね〜
なんで私だけ こんな不幸なのかって
その5年後よ くくく
向かいの家の奥さん
ばらばらになって 捨てられてたんだって
犯人は くくく 旦那だってさ
あたしが窓からみてたのは
幻想だったのよ くくく
そういうとおんなは
たばこをふかくすって
はなからながく いきをはいた
のぼったけむりが
てんじょうにとどくまえに きえた
わたしたちは まどから
そとをみた
ゆきが しんしんと ふっていた
052【窓から見える景色】2022.09.26
朝、起きて。カーテンを開いたら、窓ガラスのむこうに魚が泳いでいた。リュウグウノツカイかなにかのような、タチウオみたいに細長い魚……。
思わず窓ガラスに貼りついて、ゆくえを目で追った。ソイツは悠然と、虚空に身をくねらせ、ターンしながら、あちらこちらと行きつ戻りつしていた。
それ以外の窓から見える景色については、昨日となんら変わることなく、「いつも」のままだったんだけど。
しかし、このまま「いつも」のように窓を開けてよいものだろうか。開けたとたんに「水的」なものが室内に押し寄せてきはしまいか。
うかつな判断をしたら、窓から非日常が大量になだれこんできそうな気がして。昨日の続きの今日、という「ふつう」を死守すべく、ボクは、クレセント錠に手をかけて、窓に貼りついたまま、動けなくなってしまった。
教室が並ぶ廊下
一番端の窓からはグラウンドが見え
運動部の元気な声が聞こえる
探そうとしていないのに
パッと目に入るのはいつでも彼なのだ
窓から見える景色
窓から見える景色
この窓から見える景色の全てを目に焼き付けていたい。
絶対に忘れたくない。
そう思えたのは君と一緒に見てたからなんだよ。
「窓から見える景色」
病室の窓。それは私にとって退屈で残酷な現実に与えられた唯一の光だ。
爽やかな晴れでも、心を潤しそうな雨でも、どんな天気でも、病室と違って毎日目に見えるものが違うそれは、毎日違う絵を飾る額縁のようなものだった。それはいつでも私の心を新鮮な色で埋めつくしてくれた。
時折、私は外の景色をキャンパスに、夢を見る。
ある日はお菓子の世界、ある日は人間が滅んだあとの世界、といったように、少し現実を妄想で塗り替えてやるのだ。私にとって病院というのは、変えようのない現実の象徴だったので、少しばかりの意趣返しだ。ふふん。
――あぁ、なら、君に絵を描くための道具をあげるよ。その夢を僕にも見させて欲しいな。君の考えていることは僕達も知る必要があるからね。
ある日突然、医者は私にそう言って、キャンパスと油絵のセットをくれた。
その日以来、私は暇つぶしに絵を描くようになった。
日に日に病室は、私の絵の鮮やかな色で染って行った。あぁ……夢みたいだ……。
――お前さんがあの道具をあげてから、あの娘はとても元気そうだな……。
――あぁ、医者としても、患者が心から健やかにいるのは、とても助かる。……どうした?そんな物憂げな顔をして。
――だって、あの娘の話聞いたか?窓から見える景色にちょっとばかりの妄想を混ぜて描いてるって。
――あの娘にとって太陽の光が毒だから、あの部屋に窓なんかないのにな。
昨日の空気は澄んでいて
町の輪郭がはっきりとしていた
そこには何の間違いもなかった
夏の間、僕らはずっと
隙間だらけの空気の中に紛れていたけれど
昨日はもうだめだった
凛とした町並みに
僕らは向かい合うことしかできなかった
その景色に圧倒されながら
それが発する密かな声を聞こうとしていた
夏は突然、秋に変わったのだ
今日から学校。
自分のしたいことが見つかります様に
周りは冷たい色のビルだらけ
それは監獄のように
私の心を暗い気持ちにさせるけど
残業中にふと顔を上げれば
遠くにパッと咲いた花火が見える
ほんの少しだけど
心が洗われるような気がした
#窓から見える景色
コンタクトが揺蕩う洗浄液の匂いと、
毎朝見つめる、鏡の中の片割れの顔立ち。
嗚呼、これが他人ならよかったのに。
自分を形容する姿かたちも定まらぬまま、
今日も遅めの平日が動き出す。
性別も年齢もバラバラの人間が一度に同じ空間に押し込められる景色は滑稽で、移動手段のはずが今すぐにでもここから逃げ出したくて仕方がない。
地下を走る電車の窓からは、真っ暗なトンネルの内側しかか見えず、その曖昧な黒色に、死んだ顔の自分がぼんやりと写っていた。
目的地まであと5駅。
電車が地上に戻り、不意に、視界が明るくなった。
ドアが開くと同時に、一気に降りていく人の洪水に抗いながら、やっとのことで列車内に戻ると、隣から聞き馴染みのある声が響く。
その声は風鈴に似ている。
「おはよう。最近、よく会うね」
そう言って、長い黒髪を耳にかける動作が、窓から射し込む光に照らされていた。
窓から見える景色はいつも変わらない。退屈な町並みが延々と続くだけだ。
それなのに、最近の景色がどうしてこう明るく見えるのが、僕にはさっぱり分からない。
2022/9/26:窓から見える景色
空から見える景色は、僕にとって画家のパレットのように見えた。
いつも僕に上には、見えない日もあるけどあおい空が、あったのだ。
それは時に、綺麗で、時にうるさい時もあるけど、
それは僕達の見ている景色を
飽きさせないようにしているのかもしれないね
「窓から見える景色」
僕は外を知らないけれど
窓からは何も見えないけれど
風が美しい事を知っています。
たまに開いた窓から部屋に入る風は
僕をいつも包み込んでくれるから。
【窓から見える景色】
ガタンゴトン___。
長引いてしまった部活終わり、いつも乗っている電車に間に合わず、一つ遅れた次の電車に乗ることになった。
生憎この駅周辺は〝ド〟が着くほどの田舎だったから、ついさっき買った「ほっとレモン」を片手にしばらく近くの椅子に足を組んで座った。
もう15分は経っただろうか、遂にお目当ての電車が目の前に止まった。「はぁ。」と、小さなため息を落としつつも部活で歩き疲れた足を引きずりながら電車に乗り込む。
「都会だったらこんなに待たなくても直ぐに次の電車が来るのかなぁ。」
彼女がいつも持ち運んでいるカメラには沢山の美しい日本の風情が写し出されている。
田舎の景色は好きだが、面倒くさがり屋の彼女からすれば、正直便利より勝るものはないのだ。
日々見慣れた景色が夕焼けに染まる。
先日台風がこの暖かな夏を横切ったせいか、今では半袖を着ていると少し肌寒い。
私の身体は線路に沿ってゆったりと走る電車に揺られつつ、ある思いにふける頭を窓に立てかけていた手の上に乗せ、頬杖をついた。ガタンガタンと揺れる度に頬に微々たる振動が腕から伝わってくる。
飽きた( ᐛ)眠い
またの時間のある時に続きを書きます。
気が向いたら続きを書いてます。
(2022/09/26 20:01:53) 追記&修正 まだ続きます。
( 〃 22:20:54) 追記 全然進まないけどお許しを。
メモφ(-ω-`)
最終的に見えるのは、恋心を映し出したかのような紅く、ピンクの混じった夕焼けの景色だった。
それと照らし合わせたようにゴトン。と電車が止まる。
(その光景は一瞬で、写真に残そうとカメラを取り出しているうちに空はもう紺色になってしまった。)
その光景を見て、空も想いも儚いと感じ、心のシャッターをきった青春を謳歌する主人公のお話。
【お題】窓から見える景色
季節が変わりはじめている今日この頃。まだ少しだけ夏の気配を残しながらも夜になればスズムシやコオロギの鈴を転がす様な声が聞こえる。
季節はもうすぐ秋になるのだ。
僕は何気なく窓から外を覗いた。今日は綺麗な秋晴れでなんだかそれだけで嬉しくなった。
そうして窓の外の景色を見ている僕の目にもう一つ嬉しい出来事が写った。
彼だ。
彼が僕に会いに来た。
自惚れているなとは自分でも感じている。それでも彼がここに来る理由は自分くらいしか思い当たらないので仕方がない。
黒くサラサラした髪に黒い大きめの瞳、黒縁のメガネをかけた少し猫背の青年。少し長めの前髪が秋風に遊ばれるように揺れている。
そんな彼を凄く……“綺麗”だと思った。
いや、彼はもともと綺麗で可愛い。
本人は自分をよく卑下しているけれど僕からしたらこんなに綺麗で美しくて可愛いくて愛おしい子は他には知らない。それは外見の話だけではなく内面も全て含めて。
無意識にじっと彼を見つめていたら不意に彼がこちらに目を向けた。
瞬間バチッと目が合った。
途端、彼の黒曜石のように煌めく大きな黒い瞳がこれでもかと大きく見開かれる。
そんな表情も可愛い。
手でも振ろうかと考えているうちに彼はまた少しうつむきながら歩き始めた。
でも僕は見逃さなかった。彼の控えめな白い耳が赤く染まっていたことに。