【窓から見える景色】
ガタンゴトン___。
長引いてしまった部活終わり、いつも乗っている電車に間に合わず、一つ遅れた次の電車に乗ることになった。
生憎この駅周辺は〝ド〟が着くほどの田舎だったから、ついさっき買った「ほっとレモン」を片手にしばらく近くの椅子に足を組んで座った。
もう15分は経っただろうか、遂にお目当ての電車が目の前に止まった。「はぁ。」と、小さなため息を落としつつも部活で歩き疲れた足を引きずりながら電車に乗り込む。
「都会だったらこんなに待たなくても直ぐに次の電車が来るのかなぁ。」
彼女がいつも持ち運んでいるカメラには沢山の美しい日本の風情が写し出されている。
田舎の景色は好きだが、面倒くさがり屋の彼女からすれば、正直便利より勝るものはないのだ。
日々見慣れた景色が夕焼けに染まる。
先日台風がこの暖かな夏を横切ったせいか、今では半袖を着ていると少し肌寒い。
私の身体は線路に沿ってゆったりと走る電車に揺られつつ、ある思いにふける頭を窓に立てかけていた手の上に乗せ、頬杖をついた。ガタンガタンと揺れる度に頬に微々たる振動が腕から伝わってくる。
飽きた( ᐛ)眠い
またの時間のある時に続きを書きます。
気が向いたら続きを書いてます。
(2022/09/26 20:01:53) 追記&修正 まだ続きます。
( 〃 22:20:54) 追記 全然進まないけどお許しを。
メモφ(-ω-`)
最終的に見えるのは、恋心を映し出したかのような紅く、ピンクの混じった夕焼けの景色だった。
それと照らし合わせたようにゴトン。と電車が止まる。
(その光景は一瞬で、写真に残そうとカメラを取り出しているうちに空はもう紺色になってしまった。)
その光景を見て、空も想いも儚いと感じ、心のシャッターをきった青春を謳歌する主人公のお話。
9/25/2022, 7:32:25 PM