窓から見える景色』の作文集

Open App

窓から見える景色』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

9/25/2022, 12:46:28 PM

「窓から見える景色」

安全な場所から嵐の景色を見せてくれる

9/25/2022, 12:44:38 PM

満員電車にぎゅうぎゅうに押し込まれて出勤する毎日。これだけ人が接近しているんだから、痴漢と間近みえられないように、努力されている男性も大変だろうと思う...。

いつまで続くのかな、、この生活。


電車が揺られる度にみんなが同じ方向に押され、移動する。なんとか倒れないように、窓に手をかけた瞬間、ものすごいスピードで通り過ぎる隣接するマンションのベランダにいる人とバッチリ目があい、手を振っている人が見えた。


え?

と思っている間に、通り過ぎてしまった。
ただ単に、電車に手を振ってただけかもしれない...。

次の日も、同じ車両の同じ位置に乗りこみ、また次の日も同じことをしたけど、必ず同じ場所にいて私を見て手を振っている人がいる。


おじさんなのか、おばさんなのかさえ分からないほどの速さで通り過ぎるのに、手を振っている事だけははっきりと見えた。


咄嗟におかしくなって、ぷっと吹き出しそうになった。

苦しいと思っていた朝も、ちょっと目線を変えたら楽しいことに繋がっていきそうで、ちょっとだけ、明日が来るのが待ち遠しくなった。



※※※※※※※※※―※※※
【お題】窓から見える景色
※※※※※※※※※※※※※

9/25/2022, 12:28:18 PM

私が住んでいる町は、
高台ならどこでも海が見える。

中でも、3階の音楽室の窓から見える、
たった数センチの海が一番好きでした。
中高と吹奏楽部に入っていたのは、
そこから海を見るためでもありました。

海を見ながら練習したり、
仲のいい部員とサボってぼーっと眺めたり、
戸締りの時には海風を感じたり…

「おくのほそ道」の授業をしていた頃、
それに感化されて海へ行くことがありました。

両親が仕事で遅くなる日。
家の門限を破って、自転車で夜の海へ。
超特急の弾丸旅行です。

でも、何かが違う。
音楽室の海ほど好きになれない……

きっと、「安心感」がなかったからでしょう。
あの音楽室には、部員である仲間と、
海に飲み込まれない距離がありましたから。

恐怖心にうち勝てば、
いつか直接見る海も好きになれるでしょうか。

9/25/2022, 12:27:49 PM

私は小学六年生から学校へ行きたくなくなった。
所謂、不登校である。

中学校は入学式も行かず、制服に袖を通さないまま15歳になった。
毎日来ていた担任の先生も、段々と週に1回、月に1回、
その学期に1回…と来る頻度が減った。

もちろん卒業式も行かなかったが、後日、担任の先生が卒業証書を持ってきた。

別にいじめられてた訳ではない。

私は“ 学校 “そのものが嫌いだった。
友人の顔色を伺うのも、テストの点に一喜一憂するのも、
なによりも先生の高圧的な態度が1番嫌いだった。

最初こそ親は学校に先生の態度を変えてもらうために掛け合っていたが、
私が学校へ行く様子が全くなかったため諦めていった。

毎日聞いていた両親の喧嘩も、いつしか聞かなくなった。

私はいつも部屋にこもり、カーテンを閉めてゲームに明け暮れていた。
家の中でトイレとお風呂に行くだけの生活だった。


毎日パソコンでゲームをし、悪態をつく日々。

自分の部屋から外を見ることがないので、今日が何月何日なのかもよく分からない。
ただ寒い、暑いと感じることが唯一季節を感じさせていた。


ある日の夕方。いつも私が目覚める時間。
いつもはドアを開けてすぐそこにあるはずのご飯が無かった。

チッ、と舌打ちをして台所へ向かう。
いつもは多分いるであろう母親が居なかった。
薄暗いリビングに行くと、置き手紙がひとつ。

“ もう私は限界です。実家に帰らせていただきます。”

なんだか現実味がなくて、
『昔見たドラマみたいなセリフだな』
なんて思ったのを覚えている。

そしてすぐ
『私のご飯、どーすんの?』
と怒りに変わった。

何年ぶりかに廊下にある電話へ向かう。
電話帳を開き、母親の実家の番号を見つけて電話をかけた。

呼出音が鳴って直ぐに誰かが出た。
「はいもしもし〜」
祖母だ。
「おばあちゃん?私だけど、ママいる?」
「…あぁ、いるけど…」
「なら変わってよ」
「…今はそっとしておいてあげて…」
弱々しく話す祖母に、私は強気になれなかった。
「わかった」
と不満げに言い、受話器を置いた。


誰もいないリビングに戻り、ドサッとソファーに座る。
ふと目をテレビに向けると、テレビの横に写真立てがあった。


小学校入学式の写真だ。


庭に咲いている桜の花びらが舞う中、母親と撮った写真。
写真を撮ってくれたのは父親だ。
『あの頃は幸せで楽しかったな。』

重たいランドセルを背負い、走って家に帰る。
「ただいま!」と勢いよくドアを開けると台所からカレーの匂いが漂ってくる。
奥から母親が嬉しそうに
「おかえり!」と言ってくれた。

『戻りたいな…あの時みたいな毎日をずっと続けたい…』


それを壊したのは私自身なのに…。

そう、私自身だ。

あの明るい母親を暗くさせて追い込ませたのは私だ。

限界にさせてしまったのは私だ。


『変わらなきゃ』

そうは言っても何からすればいいのかちっとも分からない。
ただ母親を連れ戻したいと強く思った。


私は自分の部屋へ勢いよく戻り、ボロボロの部屋着から普段着に着替えようとした。
―――が、普段着が無い。
そりゃそうだ、ずっとひきこもっていたのだから、外に着ていくようなオシャレなものは無い。


『部屋が暗くてよく見えないな…』

私はカーテンをバッと開けた。西陽が差し込み、目に突き刺さる。

薄目を開けて外を見ると、庭に咲いている桜が見えた。

『春なんだ』

窓を開け、暖かい空気をすうっと吸い込み、振り返る。


――そこには、西陽に照らされたピカピカの制服がかけられていた。


これしかない…

私は「すぐ大きくなるもんね」と言って母親が1人で買いに行っていた中学校の制服を着ていくことにした。


もたつきながらも制服を着て、勢いよく家を出る。

『まずは謝るんだ…それで私、変わるからって伝える…!』


祖母の家まで徒歩で15分ほど。
走ればすぐだ。

体力は落ちていたが、10分ほどで母親の実家に着いた。


ドアを開けた祖母はとてもビックリしていた。
後ろから母親が顔を出す。
そして口元を手で覆い、膝から崩れ落ちて泣き出した。


「ママ、ごめんなさい!」

祖母に促され家に入る。
母親はしばらく泣いていたが、しばらくすると笑顔になった。

「私、これからいっぱい勉強して、ちゃんと高校行く!
だからママ…戻ってきて…!」


母親は涙を拭きながら、しずかに微笑んで頷いた。


「大きくなったね…」

そう言って、私の少し短い制服の袖を握った。


2人で手を繋いで家へと帰り、
カーテンを開け父親の帰りを今か今かと待つ。

帰ってきた父親もまた、涙し、私を抱きしめた。



窓の外の桜は、それをずっと優しく見守っていた。





【窓から見える景色】~完~


あなたの家の窓から見える景色はどんな景色ですか?
私の実家からはビジネスホテルと商店街と新幹線の線路と
川が見えてました(`・ω・´)キリッ
いつも♡︎ありがとうございます!

9/25/2022, 12:25:39 PM

窓から見える景色

時刻は午後9時半。外からは虫の鳴き声が聞こえる。
母の趣味で育てている花たちも、すでに夢の中である。優しい月明かりに照らされてぐっすりと眠っている。

日常で辛いことがあっても、嬉しいことがあっても夜は誰にでも訪れる。
その事実にほんの少し安堵する自分がいた。

ほぅと息を吐き月を見上げた。柔らかな光は心の影を消していった。

9/25/2022, 12:23:03 PM

#窓から見える景色

窓から見える景色…
いつもと同じだけれど…
いつもと同じじゃないんだょ
一つとして同じにはならないの
その一瞬一瞬が
たった一つの風景…
空の色も
雲の形も
風の流れも

そしてそれを眺める私も…

9/25/2022, 12:22:56 PM

青い空、陽炎ように揺らめく山々とレゴブロックのような高層マンションの群れ。
閉じ込められたこの部屋に窓は1つしかない。

この窓から見える風景はいつも動かず、じりじりと照りつける太陽だけが動いている。

脱走を図ったこともある。
次の日からドアが撤去された。

ラプンツェルのように何かを綱にして窓から降りようと思ったこともある。
見下ろした地面があまりにも遠すぎてやめたけど……。


待てど暮らせど絵本のような白馬の王子様なんて来ない。
そもそも私は絵本の中のお姫様にもなれない。

9/25/2022, 12:12:57 PM

寮の窓から見える景色は駐車場と木々
緑が減りつつある今、緑を毎日感じながらの生活はどれほどの価値があるだろうか…。
移ろいゆく季節の変わり目、秋めいていく日を楽しみにまた明日も窓から見える景色を楽しもう。


#窓から見える景色

9/25/2022, 12:10:29 PM

ぼんやり
流れる雲を眺め
時々、走り行く車を目で追い
無意味な時の流れにふと気づく

9/25/2022, 11:42:24 AM

#窓から見える景色


この景色はもう飽きたわ
君は窓の方を向いてそう言う

ベットから見る景色は相変わらずに決まっている
もう何ヶ月もこの場所にいるからだ
そしてこの場所から離れる事ができない事実を薄々感じているようだ

貴方はいいわね
何処へでも行けて

いいの
もういいの
貴方は好きな処に行って

ここに来る必要などないと言わんばかりに冷たい態度だ
だけど僕は気づいてる
君の声が震えている事を

僕は気づかぬふりをして言った
じゃあね
また明日も来るよ

9/25/2022, 11:39:42 AM

「窓から見える景色」

私はずっとこの教室から見る大山が大好き。
これは私が中学二年生の時の話。
ある日 教室に入ると見覚えのある後ろ姿。それは私が小学校の時に大好きだった先生の後ろ姿だった。
私はずっと会いたかった先生に再会した。
思わず「先生」そう声をかけた。
先生も、私のことを覚えていた。「よっ!」そういう先生に私は涙がこぼれそうなくらい嬉しかった。
「今日からこのクラスの社会担当するからよろしくな」
「うん。よろしく」 私は嬉しかった。また先生の授業が受けれる。
「なぁ、ここから大山見てみろよ。綺麗だぞ」
先生がそう言うから私は先生に近ずき窓の外を見た。
「うわぁ。綺麗!!」私の言葉に、先生はクスッと笑った。「だろ!」先生が笑うから私も笑ってしまった。
再開したことに嬉しかった。
まさかいなくなるなんて思わなかった。中学三年生になる頃先生の移動の発表があった。”〇〇先生 〇〇先生 〇〇先生……” 「嘘……」私は思わず声が出た。手が震えて涙が溢れる。 聞き間違え?嘘だよね……
思わず体育館を飛び出し先生のいる場所に行った。
(ガラガラ)教室の扉を開けると先生がいた。
先生は振り向き私に「ごめん……」そう一言言った。
「本当は来年もお前のクラスを持ちたかった。ごめんな。」彼が必死に謝る。「ううん。仕方ないよ。」
私はこの言葉しか先生にいえなかった。
ここで見る景色も今日で最後なのに……
先生とみた最後の大山。夕日が悲しく私と先生を照らす。 「また会えるといいな」先生から聞こえた……
「うん……」聞こえるか聞こえないかぐらいの声で言った。 涙が止まらない。今横にいることがこんなにも幸せで、切ない。
先生に会える確率ってすごくすごく小さい。
私たちが会えたことは奇跡なんだ。
「先生。絶対また会おうね。」
「……。 おう!絶対会おう」
“〇〇先生職員室におもどりください”
「あっ!行かないと。」
「そうだね。呼ばれちゃったね。先生」
「じゃぁな。元気でいろよ。迎えに来てやる。絶対」
「先生こそ。元気でね。」
私は先生に手を振り、歩いていく後ろ姿を見つめた。
“迎えに来てやる” どういう意味なんだろう。
不思議だけど、なぜがドキドキして、卒業が楽しみ。
先生の後ろ姿が見えなくなった。私は、鞄を持って、靴を履いて学校を後にした。
門を出た時、私は思わず先生とすごした教室を見る。
”ありがとう”心の中でそうつぶやき1歩1歩足を踏み出した。 また会える日が楽しみ。
私と先生はここで一旦お別れ。でも必ず会うんだよ。そういう運命だもん。2人は離れ離れだけど……
END

9/25/2022, 11:35:15 AM

かじかむ手で窓を開けると、ゴウッと冷たい風と共に一面の銀世界が私の視界を瞬かせた。

9/25/2022, 11:29:26 AM

窓から見える景色


わたしの携帯に、以前住んでいたマンションの窓から撮った一枚の写真が保存されている。

三階からの写真、夕焼けの赤い空、住宅街の屋根、右側には鉄塔が映り込んでいる。日付は、2014年9月。

そんな何でもない写真、どうして消さなかったのか‥。

その風景を毎日見ながら、悪戦苦闘して過ごした、思い出の風景だから。

この先も、残しておくと思う。
何でもない風景が、わたしには心に残る風景だから。

9/25/2022, 11:26:50 AM

「窓から見える景色」

薄暗い部屋
仄かに明るくする光
今の僕には眩しいから
時々目を逸したくなる

窓から見える景色の
正体は知ってる

自信がないから
窓から漏れる光を遠目から眺め
或いは時々 景色を眺めるだけ

それじゃ、いけないって
答えはもう出てるのに

今日は少し窓に近づいてみようか
今日は少し窓を開けてみようか

そして
手を伸ばしてみようか

窓から見える景色
それは 僕の憧れ 僕の願望

9/25/2022, 11:26:24 AM

窓から見える景色が

美ししすぎて

目に焼き付ける

9/25/2022, 11:25:17 AM

お題「窓から見える景色」

「この枯れ葉が落ちたら私の命も」なんて
そんなヒロインを気取るつもりはない。

「死ぬときは死ぬ」と思い始めたのはいつからだろう
そう思った途端、諦めがついたようでいて
「生きたい」と願う自分もいる。

チュンチュンと鳴く鳥が羨ましくて胸がざわつく。
小さな病室の窓の外は、もったいないほど青く、晴れていた。

9/25/2022, 11:21:01 AM

台風の風と一緒に 私のこの気持ちも飛ばしてくれたらいいのに

9/25/2022, 11:17:29 AM

窓から見える景色の中に、
貴方がいたあの頃を、
最近ふと、思い出す。

9/25/2022, 11:15:36 AM

題 窓から見える景色

電車の外は一面、田んぼの海だった

その上で、トンボたちが同じ動きをする

飛んで、立ち止まって、向きを変え、また飛ぶ

それを何度も繰り返す

RPGみたいだなとクスリと笑う

目的の駅で下車する。バスの行列に並び

歩いて、止まって、また歩いて。一歩踏み出す毎に、

期待、緊張、不安が何度も廻る

座席に座って外を見ると、トンボがいた

気づいた瞬間、一度も止まらず、飛び去った

景色が目に入らず、ずっと後ろ姿を眺める

緊張と不安を取り除けてくれたと信じて

9/25/2022, 11:10:57 AM

覚めながら悪夢を見ている、とはこのことだろう。

窓から見える景色は地獄としか言いようがない。

ある日突然、魑魅魍魎と呼ぶに相応しい化物が現れた。そしてその化物どもは、最悪なことに人間を捕食する、という特性を備えている。

化物どもが次々と人間を食い殺す──窓の向こう側はそんな地獄絵図が繰り広げられていた。

幸運なことにこの家は、化物どもが忌避する何かがあるのか、はたまた化物どもの襲撃から守ってくれる加護があるのか──よくわからないが、とにかく安全地帯の役割を果たしてくれている。

幸運なこと──? いや、決してそうは言い切れないことに気づく。
今は備蓄していた食料があるから平気だが、それらが尽きた後は……。

食い殺されるのと餓死するのでは、どちらが辛いのだろうか──窓の向こうに広がる地獄を呆然と眺めながら、まるで救いのない二択が残酷に浮かんだ。


テーマ【窓から見える景色】

Next