『窓から見える景色』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
秋は窓をふたいで戸を開ける茅葺きへ這うあまずらの切先
どんな景色でも宝物だ
その日の天気によって見るものが違う。
でも何故か、見たことがあるような景色に出会う。
それはあなたが今何かに物足りなさを感じている時。
新しい景色を見たい時。あたまでは無理とわかっていても体が求めてしまう。
見える世界が変わっても
隣ににいてくれるのが君なら
どうでもいいやって思えた
今どきこんな教師がいるのかっていうほど、その教師の威圧感は半端ない。
授業はいつもピリピリしていて、まるで刑務所の中みたい。刑務所の中に入ったことはないけれど。
何か問題を起こしてクビになってしまえばいいのにと誰もが思っているはず。というか、こんな緊張感にさせてるのがもはや問題なんだけど。
あー、さて。
窓の外には小人がいるけれど、それに気付いているのはわたしだけだと思う。
さっきから小人はニコニコしながら、ゆらゆらと揺れている。
教室の空気が変わったのは、そのときだ。
黒板に文字を書く教師が、ゆらゆらと揺れだした。
その様子にみんなが引いている。何か恐ろしいことがおこるんじゃないか、そんな空気が漂う。
わたしは小人と教師を交互に見る。
どうやら小人に気付いているのはわたしだけではないみたいだ。
たぶん黒板の向こうで教師は、ニコニコとしている。振り向くわけにはいかないんだろう。
素直になればいいのに。
ね? とわたしは小人に目配せをした。
小人はニコニコと頷いた。
『窓から見える景色』
家の窓からは、小さな庭の木々が見える
名前を忘れたが窓際の小さな花が咲く木には今年の夏は大きな蜂がいつも訪れた
網戸はあるが、何となく怖かった
2階の窓からは、近所の家々の屋根が見える
夜になると、近くの高層マンションの灯りが見える
あとは、空かな
山と海が見える田舎に育った私は今の家から見える景色は少々物足りない
自然が見せてくれる雄大な景色が窓から見えた子供の頃はある意味幸せな窓を持ってたのかもしれない
これから、雪景色が見えるよ、今の家からはね
「窓から見える景色」
窓から見える同じ景色
代わり映えのない、何の変哲もない
ごく普通の景色。
毎日、毎日、同じ景色。
いい加減見飽きてしまった。
それでも、ふとした時に見たくなる
毎日、毎日、同じ景色
でも全く同じでは無いことも知っている
少しずつ、少しづつ分からないほど小さな変化を繰り返し変わっている
全く同じ時なんてないんだ。
人だって物だって景色だって、みんな時の流れと共に
少しずつ変化してる。
だから、見たくなる。
それに、この変わらない何の変哲もない景色が毎日
見れることが本当は幸せな事だってことも知っている
変わらないということは平穏だということ。
大きな厄災や争いが起こっていない何よりの証拠であるということもまた知っていた。
だから見飽きてしまった、この景色もたまにはじっくり見るのもいいなと思うのだった。
この体に住みついて
もう50年以上経っている。
はっきり言ってこの物件はかなり優良だ。
空調はいつも36度。
お腹がすくと勝手に食料が供給される。
それになんと言っても二つの窓から見える
美しい景色。
前の住みかがどんなところだったのか忘れたが
これ以上ないほど快適な住みかだ。
しかしいつも通り
外の世界を見ようと思い
窓を開こうとしても開かない。
あの絶え間なく変わり続ける景色を見たい。
景色が見たい。
しかしもう二度と窓は開かなかった。
思えば住み始めて以来
中の様子を見たことがなかったのだ。
もっとメンテナンスするべきだった。
つまらなくてももっと
中の世界を見るべきだった。
テーマ「窓から見える景色」
窓から見える景色
私の席の近くにある窓からは、中庭が見える。
そこでこっそりお菓子を食べたり、写真を撮ったり、放課後には部活をしたりしている人たちの姿が、私にはよく見える。
私もそういう、ありきたりな青春を過ごしたかった。
机の上に書かれた、私に向けての心無い落書きを見つめる。
きっとこれを書いた人たちは、ありきたりで、無分別で、遊んでばかりの―すごく尊い日々を過ごしているんだろう。
青春は、必ずしもハッピーエンドにならない。早く終わって欲しい、この長く辛い時間が。
四階の窓から見る景色は変わらないはずなのに
君と別れてからは青空に雲がかかっている。
もう、輝いてないんだ。
#窓から見える景色
窓からみる景色は、とても綺麗だった。
と言いたいが・・・・どう見ても山しか見えない時はどうしたら良いのだろう。
山か、人の家の屋根(笑)
周りに何も無い!
ただの田舎の景色・・・・。
たけど、空気はいい!こんなところでも好きだから!
星や月は綺麗に見えるし、鳥も時々遊びに来る!
そんな世界を見れる!
窓から見える景色/
行ってみたいな
ネッ友の住む場所
素敵なところ.
「私とあなたじゃ住む世界が違う 第二十七話」
志那は、人質に取られている梨々華と攻撃出来ずに困っているスノーを見て、自分で何とかしなきゃと思いました。
「私が梨々華を助けなきゃ…!」
しかし、志那はどうやって梨々華を救出するのか良い案が思い付きませんでした。
「ドリームレースの後ろに回って、背後から行こうかな…?」
志那は野次馬から離れて、ドリームレースの後ろに回ろうとしました。
「志那ちゃん、君一人では危ないよ」
梨々華が救出しようとしていた志那を、スカイは引き留めました。
「早く梨々華を助けないと、スノーさんに迷惑が掛かっちゃう!」
「安心して、僕達に良い案があるよ。スカーレットも協力してくれるかな?」
「ん?何なに?呼んだ?」
スカーレットは、スカイの所に来ました。
「作戦に協力して?僕が囮になってドリームレースを攻撃するから、その隙にスカーレットが梨々華ちゃんを救出するんだよ」
「何か面白そうじゃん!やろーやろー!」
スカイとスカーレットは小声で作戦会議をしました。
「志那、安心しろ!俺とスカイが梨々華ちゃんを助けるからな」
スカーレットは、志那を励ましました。志那は、ココは二人に任せようと思いました。
「二人共、頑張って下さい!」
「あれ?攻撃しなくなった。今のうちに反撃開始!!」
ドリームレースは、スノーに猛攻撃を仕掛けようとしました。
「ま、マズイ…!」
「行っけえぇ!クリムゾンサンダー…」
ドリームレースは、攻撃を放とうとした途端、凄まじい突風に巻き込まれました。
「うわー!」
「スカイ、悪いな!おおきに!」
「親友の危機だからね。助けなきゃ」
「二人とは、卑怯よ!」
「勝手に襲撃に来たお前さんが悪い。一対一でやるだなんて言うてへんで?」
スノーは、ドリームレースに見下す様に言いました。
「よし!今のうちだ!」
スカーレットは、梨々華の傍まで来ました。ドリームレースは、二人相手に戦う事になったので、梨々華まで注意が向かなくなりました。
「梨々華!助けに来たぞ」
スカーレットはそう言うと、梨々華の口に貼られていたテープを剥がしました。
「あ、貴方ひょっとして…」
「説明はあと!俺に着いて来て」
スカーレットは、梨々華を抱き抱えて、ドリームレースの傍から離れました。
「おや?お前さんにトドメが刺せる様になったな…」
「何抜かす?コッチには人質が…」
ドリームレースが袋の方を見ると、もぬけの殻になっていました。
「い、居ない?!」
「それじゃ、絶対零度行きますか…」
スノーは影を落とした表情で、ドリームレースに超低温の冷気の風をこれでもかと吹き掛けました。
「うわぁぁあ!寒すぎて痛ーい!」
「……こ、この辺で退散!」
ドリームレースは、どこかへと行ってしまいました。
「お、行ってもうたな。レスキューありがとな。流石、親友やな」
スノーはスカイの方を見ました。
「いつもの事だよ」
「志那…!」
梨々華は、志那の所に駆け寄りました。
「梨々華、大丈夫だった?」
「大丈夫よ。皆さん、本当に助けて頂き有難う御座います…」
「そんなにかしこまらんでエエのに…」
オーシャンは、丁寧にお辞儀する梨々華にツッコミました。
「そう言えば、梨々華って何でこの世界に来たの?」
志那は、梨々華に質問しました。
「ちょっと、聞いてー?私、零也の友達ってだけでSNSにプライベートな事を流されたのよ?!犯人は一体誰かしら…?」
梨々華は怒り半分で状況説明をしました。
「そしたら、さっきの変な人がやって来て、私を掻っさらったのよ!酷く無い?」
「まぁ、私も誰かに個人情報をSNSに流されて、色々あってココに来たんだけど…」
「志那、この世界に頼れるのは貴方と零也しか居ないわ!私達、仲間になりましょ!」
梨々華は志那の手を取り、固く握りしめました。
「うん、私達仲間だね!」
「あ、悪い。俺の名前はカインドで、現実の零也とは関係がないんだよな…」
お題 窓から見えるもの
静かな朝に通り行く風は
こぼれた涙を運んでくれた
時折あなたが見せた顔さえ
今はもう見えない
あなたの窓から
何が見えているのか
分からないまま
心を閉ざした
世界には色んな景色がある。
電車から見える景色。
家から見える景色。
高いところから見る景色。
その中でも窓から見える景色は
次々に景色が変わる。
海が見えたら山が見える。
景色は移り変わる。
僕らの心のように。
散らばっていく宝石と、揺らめく光、紅いベルベット、全部投げ捨てたあとに、単純にぎこちない微笑みだけが残って、最後に残った絵画を放ったあとに、ただ小さな木の椅子の前で影すら消え失せた昼間の明かりが彼女を今も燦々と照らしている
『窓から見える景色』
窓から見える景色。
そろそろ
木が色づくかな?
窓から見える景色。
都会も
田舎も
電車に乗るのが好き。
遠征のお楽しみは
窓から見える景色だよね。
本当に癒される。
「窓から見える景色」 9月25日
窓ばかり見てた。
高校の窓は、絶望と希望がない交ぜになって、窓枠に切り取られた青い空が折り紙のようにのっぺりと張り付いていた。
『窓から見える景色』
夢を見ていました。
麗らかな春の日差しのような夢です。
遠くから笑い声も聞こえていました。
私は何だか生まれ変わったような気分で
白い壁紙の部屋でした。
窓は少し開いていました。
風でカーテンが微かに揺れていました。
白いカーテンです。
誰かが私を頻りに呼んでいる気がして
窓から覗き込もうとした時です。
私が夢から覚めたのは。
あれは、誰の夢だったのでしょうか。
『窓から見える景色』
日は沈み
窓の外を眺める私
夜の散歩という名目で
逃げ出したい心模様
光に苛まれ
星のひとつさえ見えない夜空に
こっそりとこっそりと
逃げ出したいのに
網戸越しに見える景色は
少し荒めのドット絵で
寂しく感じるんだ
くだらないって思うんだ
そうして夜は明けてしまい
いつ来るか分からない冬に
怯え閉じこもるのだろう
きっと明日も晴れ模様
そう信じて歩けばいいのに
冷たい窓に手を触れ
遠くをぼんやりとながめる
うつつにうつったタワーマンションの灯り
ぼんやりぼやけたひとつのヘッドライト
ひんやりひえたコンクリートの壁
私もそうやって窓の向こうに見える
閑静な夜に隠れたい
遠くに行ってしまった君と
私の窓から見える景色は
全く違う
日が昇り、沈むのは変わらないけど
窓から見える景色は
きっとまるで
別世界だ
同じ窓を覗いて
同じ景色を見る事は、
もう無いかもしれない
だけど空は、空だけは繋がってるから
君と同時に同じ空を見たい