『窓から見える景色』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
雨のしたたる窓辺で頬杖をついて、通りすがる色を数えた。昼下がりにしては暗く、行き交う色も滲みながらくすんで見えた。
夏の温度を忘れきれない、秋の始まり。湿度が加わるとまだ暑い。でも冷房をつけるにも躊躇われる。なんとも言えない気持ちで向こう側を眺める。
最近はオーロラ系と透け感のあるデザインが増えた。どちらも好きなテイスト。
ぼんやりと数えては特に意味を持たない時間に満たされる。
ピピピ、と無機質に響くアラームが現実側から呼んでいる。億劫に思いながらもデスク前のイスに座り直し、また発光する四角い窓を覗いた。
熱の冷めたデザインと絡まる湿気、それから低気圧。意欲の欠片もない現状とまただらりと向き合うのだ。
〉窓から見える景色
窓から見える景色
ふわりと吹いた風にあおられたカーテン
さらさらと揺れる葉
転がったフローリングから見える世界は揺れるカーテンと揺れる葉っぱと高い空に浮かんだ鱗雲
聞こえてくる虫の声、鳥の声
大きく、ゆっくり息を吐けば落ちてくる瞼で世界が閉じる
事が終わった後に
君と窓から見たあの景色は
きっと一生忘れないと思う
ひどい孤独に苛まれると、
宇宙はこの六畳ひとまにしか
広がってないのではと錯覚する。
そんなときふとカーテンを開けると、
電柱に登る工事のお兄さんが見えて、
ああ、よかった
宇宙はここだけじゃない。
私のことなんて知らない
見知らぬ電柱工事のお兄さんが
私の孤独を少し和らげてくれた。
そんなものに救われながら生きている
そっと窓を覗く
そしたら
木の葉が揺れていた
窓から見た景色
それは僕の心を
癒してくれたんだ
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どれだけ探しても
体育を全力で頑張ってたきみの姿が
見当たらない。
ああ、ほんとにもうきみは
遠くなってしまったんだね。
同じ学校だったらよかったのに、
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Theme:窓から見える景色
窓から見える景色
窓は開けない日もあるけど…
開ける日もある…
外がこわく感じるときは
こわくて、窓は開けないから、
暗闇で外界をイメージして、
不安で不安で…
涙が止まらなくなるの
薬を飲んでると…
気付いたら
眠ってる
でも、調子がよくなると
窓を開けて…
そんな繰り返し
つらい
まどにとりがとんでいた。
じゆうにはばたいて。
ぼくのそばにきた。
ぼくはすこしとりがこわかった。
その、
そばにきたとりをふりはらった。
すこしかわいそうだった。
とりはいってしまった。
それでも、
そのとりは、
かなしまず、
ゆうきをもって、
じゆうにはばたいた。
ふと、消えたくなって
窓に体を引き寄せた
窓の向こうは綺麗な赤い空
吸われてゆくような空の美しさに
私は救われた
螺廻郷
縁の理と仕組み
覆せ無い定め
視させた始まり
創られし配列に
分けられし数
支配され映した
抗え無い流れは
廻り蠢き続け
身を委ね堕ちる
無の連鎖
時の狭間
生の奈落
初の加速
境の意図
死の快楽
先の策略
界の双極
現の悲劇
「何処から私で 何処迄が私・・・」
還ル所ハ・・・
漆黒。
黒だ。
今日も私はその色を見る。
今は夕方。私は茶の間に居る。窓からは庭に植えてある黒松、目隠し様に植えてあるヤツデが見える
窓から見えるこんなに綺麗な景色。キミにも見せてあげたいな。
窓から見える景色
空は泣いていた
どんよりと薄暗い街
葉や建物に触れた雨音だけが響く昼下がり
私はこんな季節が好きだ
涼しい風に身を委ね目を閉じる
聞こえてくる自然の声に耳を傾ける
雨の匂いに心が満たされる
あぁ、次に晴れてしまったら何をしよう
私はまた憂鬱な世界に引き込まれてしまうだろうか
窓から見える景色
それは、自分の心情に他ならない
そう思った昼下がり
独り目を閉じた
人の事を評価しがちな人って
暇な人か妬んでる人じゃない?
いや全員では無いにしても、
たいてい人の事気にしてばかりの人って
狭い世界で生きてたりするよね。
とにかく辛い日々。
生きたいとも思わない。
窓から見える景色に涙を流す。
この世には居ないのに。
見えてくる、お姉ちゃんが
見えてくる、お婆ちゃんが
見えてくる、お爺ちゃんが
ありがとう。
この世に、生まれてきてくれて。
私の姉に
私の祖母に
私の祖父に
なってくれて、ありがとう。
夕日に隠れ涙流す。
このひとときを、忘れずと祈ること。
姉のことぎれ。
泣くことしか出来ない。
なぜ、私だけ残ったのだろうと
泣き叫ぶ毎日が
いつしか、消えることもよもあらじ。
窓から見える景色って言えば、
高校の時に窓側の席が多かったことを思い出すなぁ。
窓の外ってあんまり見たことないかも。
社会人になった今は、
雨の様子を気にして外を見ることしかないなぁ。
でも高校の時も
窓の外を見ることってあんまりしてなかったかな。
空想の話?でいいなら、
自分の人生の窓と、そこから見える景色の話とするなら。
青空が広がって、
白い雲もあって、
緑もあって、
朝露とかで葉がきらきら光っとるような、
光に満ちた景色が思い浮かぶなぁ。
良い景色。
この景色をずっと見られる(想像できる)ように、
日々大切に生きていきたい。
私の心の中と同じように振り続ける雨。
窓から見える景色は、できるだけ緑が多い方がいい。
緑色は人を安らかにし、安心させる。
田舎で育つ人が心優しく親切なのはそのお陰かな。
でも、都会へ出ると鬱になったりする。
それは、緑が少ないからだ。
人間は変わり続ける生き物だが、
環境が急に変わることには慣れていない。
徐々に慣れていくから、環境が急に変わった時には
慌ててはいけない。
ゆっくりと変わることをおすすめするよ。