突然の別れ』の作文集

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突然の別れ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

5/20/2023, 12:38:39 AM

別れは突然訪れる

悲しさも突然訪れる

喜びは突然じゃないのに

なんて不幸なんだ

突然の別れは悲しいだけじゃ表せない

どんなに辛いか

どんなに苦しいか

突然って本当にやだね


〈突然の別れ〉

5/20/2023, 12:37:09 AM

村でいつも悪者扱いされている彼奴。
猫を殺して、宝石を盗んで、孤独で無知で愚かな彼奴。
けれど僕は見たんです。
乱れた髪に隠れたあの瞳。
僕は悪者があんな瞳をしているなんて思えません。



彼奴は良い奴ですよ。
僕の理想を守ってくれました。

5/20/2023, 12:37:08 AM

@突然の別れ


ある時私は死んだ。
いつ死んだかなんて覚えてない。一瞬だったから。
あと少し頑張るつもりだったんだけどな。
こんなに早くコッチに来てしまうなんて。

でも、向こうには私の死を悲しんでくれる人はいない。
死んで当たり前の世の中だ。
私たちは自ら死にに行かなければならない。

だったら、コッチの世界の方が住みやすい気がする。
…僕のことを支えてくれた人もいる。
ああ、長かった。ここまで長かった。
やっとみんなに会える。
後悔という後悔もしてないが、

ただ一つ心残りがあるとしたら、
     あの無意味な戦いを終わらせて来たかった。

5/20/2023, 12:28:39 AM

「突然の別れ」

  さようなら ありがとう

  感謝も別れの言葉も言えぬまま

  いつもの一日がプツリと切れました

  今日もまた何処かで

5/20/2023, 12:28:12 AM

※二次創作
※悪い子3人組(ばいきんまん、ドキンちゃん、ホラーマン)
※○ネタ、捏造あり

それは突然の出来事だった。
姉弟のように可愛がっていた二人の宇宙人がいなくなっていた。
かくれんぼにしてはどこを探しても見つからないし、ずっと出てこないのもおかしい。
そのとき骸骨は、はっと気づいてしまった。

二人はどこか遠いところへ逝ってしまったということ。

「…また、独りぼっちか」
騒がしくて楽しかったあの日常にはもう戻れない。
自分は一度は死んだ故に死ねなくなってしまった骸骨だから。

そうだ、もう一眠りしよう。

この突然の別れが、夢でありますように。

それは叶わない夢だと少しだけ確信し、骸骨は無い瞼を閉じた。

おしまい

5/20/2023, 12:18:49 AM

突然の別れ、か
苦味しか思い出さんなぁ
別れ 突然
んー、なかなかまとまらん

ひとつの別れを書くか、それとも
いくつかの別れをかいつまんで書いてみようか
どちらにしよう
あぁ記憶が蘇ってきた
もうすでに心が苦い

…ちょっと待てよ、私こんな何度も突然の別れくらってんの?
ちょ、え、これって
多い?少ない?
いやいやそんなもん比べるもんじゃないってー
ないないー
でも、さ、そもそも人って突然の別れをそんな経験するもの?
突然の別れくらうって私の至らなさゆえなのでは?

おぉ落ち着け落ち着け、落ち込むな
人間に限らんだろ
物でも事でも突然の別れはいくらでもあるよね?
あるある、全然あるよ
ありまくりよ



まあまあまぁ、こんな感じでいいでしょう
うん…うん、悩んだわりにいい感じに書けた
あとはもっかい読み直して誤字ないか確認して、と
あ、やば遅刻する
また後で見直そ








書 い た や つ 消 え て る !
全ロス!
なんでだ?!
記憶を、頼りに、どうにか…
ああああ違う違うこんな文章じゃなかった全然違う



…もう無理なんだね、もう二度と会えないんだ
こんな突然の別れってないよ
酷いよ、どうして?
ずっとあなただけのこと考えてたのに
辛すぎる
もう一度あなた(文章)に会いたい…

5/20/2023, 12:07:14 AM

32 突然の別れ

人間には角がついていて、ある日突然ぽろりと落ちる。落ちたその日から、その人は大人になる。そういうことになっている。私はクラスで一番立派な赤い角を持っている。ここ数日、付け根のあたりがむずむずするので、たぶんもうしばらくしたら落ちるだろう。落ちた角は、桐の箱にいれたり正絹の布で包んだり、海に流したりする。私はペットのマルに食べてもらおうと思う。マルは大きな雑食のとかげだ。ずいぶん長生きしていて、かつては私の父の角も食べた。落ちるのが楽しみでもあるし、少しさみしい。角とはそういうものなのだ。

5/20/2023, 12:04:32 AM

キミと出会ったのは、私が小学生の時。
両親に何度もお願いして、お手伝いもたくさんして
ようやく会えたのがキミだった。

初めて会えた時は一目惚れしてすぐにキミに惚れ込んだ。
それから毎日ずっと一緒だったよね。

散歩も何度も一緒に行ったし、家族でドライブにも行ったね。

中学生になり、お母さんと何度も喧嘩した時はずっと泣いている私に寄り添ってくれたね。

高校生になって初めて彼氏を家に連れて来た時は、ずっと警戒していたね。嫉妬してくれていたのかな。

大学生になり、友達と外出する事が増えたけど、キミはいつも私の部屋で待っていてくれたね。

社会に出る時に一人暮らしをする事になった。
初めて家族と離れる私にキミはずっと玄関から動かなかったとお母さんから聞いたよ。

それから実家には年に数回しか帰れなくなって、
忙しいと自分に言い訳してた。

それからまた数年経ったある日
もう別れの時が近いと知って、慌てて実家に戻った。

最後に会った時よりも痩せて弱っていた。
ごめんねごめんね。
何度も何度も謝った。
もっと会いにくれば良かった。
もっと抱きしめてやれば良かった。

そっと頭や体を撫でて名前を呼ぶ。

浅い呼吸の中細く目を開け私の姿を見つけると
体をゆっくり起こし、私に寄り添ってくれた。

そのまま抱きしめて、大好きと伝える。
それに応えるかのように
小さく「クゥン」となき、ゆっくり呼吸が止まった。

5/19/2023, 11:53:23 PM

それは突然の別れだった。

彼からのおはようLINEに寝落ち電話

毎日していたのに

ある時から連絡が途切れた。

初めは疲れただけなのかもって思ってた。

彼の家に行った。

彼ではなく、彼のお母さんが出てきた。

家に上がって彼のお母さんは私に話してくれた。

「あの子は交通事故で亡くなったのよ」

頭が真っ白になった。

彼が事故にあって死んだ?

ありえない。

信じたくない。

これは私にとっても彼の家族にとっても

突然の別れだった。





─────『突然の別れ』

5/19/2023, 11:52:35 PM

『突然の別れ』

突然の 別れと時雨 の匂いで
わたしは孤独 なのだと分かる


亡くなった 日から空見る 振りをして
本当はただ 君に会いたい


燃やされる からだが煙 へ変わる日
空の高さを あらためて知る

5/19/2023, 11:49:02 PM

ニュースを見て悲しくなれど、どこか他人事のように感じてしまう。
自分には関係のないことだと思っているからだ。
そんな事件や事故に巻き込まれるのは一握りだけ。運の悪かった人達だけ。
自分は幸運に恵まれているから大丈夫。
だって今日まで何もなかったんだから。

それは一瞬の出来事だった。
衝撃にびっくりして目を閉じた次の瞬間には目の前の光景が変わっていて、身体の痛みがあとからくる。
運転席に乗っている父の声はなく、助手席に乗っている母もぴくりともしない。
車がひっくり返ってるんだ。
私はどこが痛いんだろう。頭と腕と全身が痛い。
多分、血が出てる。
どうしよう。あ、救急車。何番だっけ。携帯どこに入れたかな。
身体を動かすだけで痛い。私、このまま死ぬのかな。
痛い、怖い、死にたくない。
当事者になって初めて知る恐怖感。

「お父さん……お母さん……」

声を掛けても反応がない。二人はもう手遅れなのかもしれない。
シートベルト外して外に出た方がいいのかな。
ここがどこなのかわからないから電話してもきてくれないかもしれない。
私、どうしてまだ意識があるんだろう。一思いにしてくれれば良かったのに。
外から誰かの声がする。救急車の音もするような。
幻聴……なのかな。私が助けてほしいと願うから。

「シートベルト、外せますか!」

誰かいる。私に話し掛けているのかな。
何か言ってるのはわかるのに、なんて言ってるのかわからない。
もしかして助けてくれようとしているのかな。
大丈夫ですかー、怪我はないですかー。とか。
大丈夫じゃないよ、怪我してるよ。
私、ちゃんと喋れてるかな。伝わってますか、私の声。

「……………………」
「今助けますからね! 引っ張りますから捕まっててください!」

身体が痛い。車から引き摺りだされた。外だ。息ができる。
あの、お父さんとお母さんも助けてください。
あの、私はいいのでお父さんとお母さんも。

「……………………」
「自分の名前は言えますか? 身体のどこが痛みますか?」

聞いてますか。お父さんとお母さんを助けてください。
私だけ助かったって困ります。
お願いだから返事して。

お願いです、お願いです。
こんな形でお別れしたくないよ。



#24 突然の別れ

5/19/2023, 11:46:42 PM

【突然の別れ】

 仕事を終えて帰りの公共バスに飛び乗る。運転席の真後ろの席が運良く空いていた。座って一息を吐いてからスマホを取り出し、無駄とは知りつつ動画投稿サイトのアイコンを立ち上げる。
 ……やっぱり今日も、更新はない。一応SNSのほうも確認してはみたけれど、案の定動きはなかった。
 のんびりとした声でゆるくゲームをしてくれるお気に入りの動画配信者だったのだけれど、もう三ヶ月も音沙汰がない。せっかくの疲れた日々の癒しだったのに。
 そのままSNSをぼんやりと眺めていれば、チャットの通知が表示された。「ごめん、少し遅れそう」なんて言葉に続いて、汗をかいて頭を下げている猫のスタンプ。了承の意をスタンプひとつで返して、窓の外を流れる薄暗い景色へと視線を移した。
 インターネットの上ではたくさんの人と関わることができて、たくさんのコンテンツを消費できる。でもそのぶん、別れだって突然だ。住所も電話番号もメールアドレスも、なんなら本当の顔すら知らないのだから、SNSの動きが止まってしまえば「応援してます」の一言すら伝えることはできない。
 それが私にはほんの少し寂しくて、だからきっと私は君に依存してるんだ。子供の頃から一緒だった幼馴染。現在の住所も勤め先も実家の場所までも知っている、事故や病気さえなければ突然の別れなんて絶対に訪れない相手とのつながりに。
(ごめんね)
 こんなのあまりに、君に対して不誠実だ。だって私は、君じゃなくても誰でも良かった。ただ決して私の前から突然いなくなったりしないって信じられる人なら、誰だって。
 ……光り輝く星空のように美しい夜景が眼下に広がる丘の上の定番デートスポット。冬の冷たい風の中、少しだけ耳を赤く染めながら真っ直ぐな瞳で「好きだよ」と告げてくれた君の表情を思い出す。本当にごめんね、こんな打算で「じゃあ付き合おっか」なんて言っちゃう人間で。
 心臓がギシギシと軋みをあげる。バスの窓の向こうに尾を引く街灯の白い明かりが、やけに滲んで見えた。

5/19/2023, 11:45:43 PM

テーマ : 突然の別れ

まぁ、仕方ないかなって思うよ
想像してみたら、めっちゃ嫌で悲しいけど突然なら仕方ないのかなって
仕方ないって言い聞かせるしかないのかなって
僕は思うよ

その突然が、食い止められるものならまだってなるけど

まぁ、そういう運命なんじゃない?

突然の別れつってもいろんな物があるしね

死別とか言うんなら、食い止められるものじゃないし
極端な話、ゾンビになっちゃうとかねww

運命的なものなら、そういう運命だったって認めざるをえないけど
故意的に、意識的に別れようとしてんならまだ余地はないのかな

別れが来た後に
「あの時、気づいてあげれたら」って
「こんな対応してあげれてたら」って
なっても遅いじゃんね

事が起こった後に、グダグダ言っても もう何も変わらないわけだから

仮にその人が大切な人だとして
いろいろ限界がきてたとして
もちろん、気づいてあげたいし 支えてあげたい
なら、その時が来て本当に気づいてあげられますか?ってなった時
僕は、軽く頭を縦には振れないかもなって思う

ここまで言っておいて何言ってんだって思った人いる?
冷たい人じゃんとかww

正直なところアンテナは張っておいても
自分に余裕がない時とかは、そのアンテナも機能しなくなるから、やっぱり難しいんだろうなって

それに、相手の事ばっか気遣って上下関係できても
それはそれで良くない依存関係になりそうだし

難しいところだよね

アーティスト的に言うと?ww
結局のところ、運命には抗えないという事

僕が止めたところでいなくなる事もあると思う
むしろ、その人にとったら止めてくれるなとも思うだろうよ

だから、できる範囲内で気遣って支えて
その時がきて 食い止めて

生きていてくれたら、僕と一緒にいる事を選んでくれるなら「ありがとう」って伝えて

生きていてくれないなら、僕と一緒にいても変わらないなら(そういう運命だったんだ)って言い聞かせて

こういう事だよね

さて、テーマに戻ろう

でも、普通に考えてさ
そんな情緒不安定な人と一緒にいたらさ
こっちも病みそうじゃない?ww

繊細な人にはオススメできない人だよねww
尽くしたがりの人にはいいと思うけど

じゃあ、少しアーティストになった気分で書きますww

全ての事に、結論を求めるのは良くないとは思うけど
自分を言い聞かせるためなら結論がないと僕は納得ができなくて

【突然の別れ】にしたって
相手がどういう意図だったのか知りたいんだ
きっと教えてはくれないとは思うけどさ

5/19/2023, 11:32:28 PM

ああ

押しつぶされる

胸が苦しい

空気が重くのしかかる

見えない寒天にかためられて

身動きがとれない

逃げだしたい

突然おさらばしたくなる

どこかに

どこに

目をつぶろう

(突然の別れ)

5/19/2023, 11:31:31 PM

LINEが来なくなりました。


おはよう から おやすみ まで
数時間おきに 一日中来ていたLINE。

なんとなく 予感してたから
もう 私からはLINEできません。


最後のLINEは
立ち寄った飲食店の感想でした。


「美味しかったよ」
満足気なあなたの顔が浮かぶけど

別れの言葉には ちょっと 悲しすぎない?



#突然の分かれ

5/19/2023, 11:28:57 PM

~突然の別れ~

何故です
何故一緒に連れていってはくれないのです
私達はあなたのために存在する者なのに

56文字の黒の史書

5/19/2023, 11:18:47 PM

中途半端に手をつけなかったのがいけなかった。
手で触り、残ったパウダーもすべて舐めてしまうくらいの覚悟は必要だったんだ。

それは突然の別れだった。
グミをひとつコンクリートの上に落とした。

空腹を満たすために、いつも携帯していたパウダー多めのグミ。オレの大好物。
そりゃあ、一粒だって無駄にしたくないさ。

一体どこから間違ってたんだろう。
家にもうすぐ着くというのに赤信号の待ち時間を利用して食べようとしたせいか。

公共交通機関を利用したあとの手を妙に気にして、手で触れるのを避け、袋を傾けながら口に放り込もうとしたせいか。

思えば、前にもこのようなことがあったような、それで今度こそはミスらないと心に誓いを立てたような。

まあ、今さら考えたところで何も残らない。
オレにできるのは、せいぜい袋の中に取り残されたオレに食べられる哀れな運命を背負わされた烏合の衆に慈愛の念を抱いて食すぐらい。

「ねえ、聞いてる?」

そもそもとして、

「ねえ!」

耳を突き刺すような声に従って意識を向けると、彼女のほのかに上気した顔が目の前に迫っていた。

「あ、う、ごめん。聞いてなかった。えっとなんて?」
「っ! いつもそうだよね。わたしの話なんてそっちのけで、どっかにいっちゃう。もうこりごりだよ。あのさ、別れよう」

オレは食道にグミが詰まったかのように声が出なくなった。
いつもの調子で弁明などすべきなのに。

それは突然の別れだった。



〜突然の別れ〜

5/19/2023, 11:13:15 PM

何も言わずになんてひどいよ
なんて言えるほど追いかけ続けていれたかな

失ってから気付くなんて往々に言うけど
手が届く間にどれだけ握りしめたか

「テーマ:突然の別れ」

5/19/2023, 11:13:04 PM

それはおばあちゃんの家の壁に描かれていた。
色とりどりの絵の具が輝き、すももやあけびがいっぱいに実る楽園のような壁画の中に、私はある日、とぷん、と入ってしまったのだ。

羊や熊やカラス、いろんな動物たちがいて、そして私と同い年くらいの男の子と出会った。


「君、ひとり?」

「そうよ」

「じゃあ遊ぼうよ」


それからは、めくるめく月日を彼と過ごした。
お腹が空いたら甘い木苺を頬張って、川のせせらぎを2人でどこまでも追いかけた。緑色のそよ風は、いつもキラキラと光っていた。

虚弱体質で、一緒に遊ぶ友達もいなかった私にとって、そこは唯一の世界だった。

ある夏の午後、いつものように彼と草むらで寝転んでいると、彼がふいに立ち上がった。その横顔が少しだけさみしげにみえた。


「僕、もう帰らないと。」


それは別れを意味しているのだと直感した。

いつかは、そんな日が来るのだとは思っていた。でもあんまりに突然のことで、私は泣いた。今まで誰の前でも泣いたことがなかったけれど、小さな子どもみたいに泣きじゃくり続けた。

気づいたら私は壁の外だった。手を伸ばしても、冷たい壁に触れるばかりだ。私は泣きつづけ、悲しくて悲しくて、今までのことをすべて、おばあちゃんとお母さんに打ち明けた。


お母さんは私の頭をやさしく撫でた。


「来年の春に、あなたはお姉さんになるのよ。弟が生まれるの。」


おばあちゃんも私をそっと抱き締めてくれた。


「素敵な子ども時代を過ごしたのね。」


あれから、壁の絵には入れることは二度となかった。

5/19/2023, 10:56:25 PM

友達が死んだ。
自殺だった。
昨日まで暖かく笑っていた
彼は冷たくなっていた。
信じられなかった。

2日前、彼は言った。
『今日の空は飛ぶのによさそうだなぁ』
その時の天気は快晴。
彼が好きな天気は雨。
俺はよく分からなかった。
俺は
『飛ぶって、羽でも生えるのかよ〜笑』
そう言って茶化した。
『俺に羽が生えたら意外と似合うと思わね?』
微笑んだ彼は美しかった。
なぜ俺にあんな話を…。

今日の天気は雨。大雨だった。
俺の涙か雨か分からないくらいだ。
彼が逝ってから3日が経った。
未だに信じられない。
確かに止まってしまったlineのトーク、
電話をかけても貯まるのは履歴のみ。
食が進まない。
実感してしまった。
今まで押し殺していた感情に。
俺は彼が好きだった。
あの笑顔、あの声すべてが好きだった。

あの感情に気づいてしまってからの
行動は早かった。
俺は走った。彼が空を飛んだあの場所に。
雨が冷たい。心だけが熱かった。
30分ほど走った。見つけた。
そこは薄暗い廃墟で人通りも少なく
俗に言うお化け屋敷のようだった。

屋上に行くために階段を登る。
ふと横を見ると、何か書いてある。
《愛してる。──》
彼の字。俺の名前。
心臓がドクドクと早く脈打つ。
何これ。こんなの、、。
「俺だってお前のこと愛してるよ。バカ。」
俺は早く彼に会いたい一心で階段を駆け上がる。
フェンスに足をかける。
屋上に立つ。
目を閉じると聞こえた彼の声
「ごめん。」
何がごめんだよ。
俺はもうお前無しじゃ生きていけない。
これからもずっと一緒。
自殺した理由ちゃんと教えろよな。


飛んだ。
あ、もう地面だ
そう思った頃には
バンッと鈍い音がした───────

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