『空模様』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
空模様
夏の雲、入道雲が家のベランダから見える。
とてもきれいだ。
入道雲はいい天気だからあるものだと思っていたが、
ニュースで入道雲は雷雨だったり、激しい雨がふる雲みたい
って言ってて勉強になった。
【フユコの歩く理由はフユコにもわからない】
ただ歩く、
ただただ、ひたすらに、歩いています。
歩く理由はあったような気がするけれど、忘れてしまいました。
思い出そうと考えるのもなんだかちょっとねぇ...
ただ、立ち止まってはいけないような気だけはして、夕日に急かされながら、ただただ歩いています。
「フユコおばあちゃん!
どこ行くの?
みんな探してるよ!」
息を切らせて走ってきたセーラー服のかわいいお嬢さんから声をかけられました。
(はて?どなたかしら?おばあちゃんって?)
でも、よく見たら、このお嬢さんには私のよく知る誰かの面影があるような気がするのですが、果たしてそれは誰だったのか....?
「おばあちゃん
帰ろうーよー
お母さん心配しているよー」
私は腕を掴まれお嬢さんに懇願されました。
(お母さん?あぁそうだ!
娘のハルを迎えに行く途中だったんだわ!)
「あのね、ハルの小学校がもうすぐ終わるから、
迎えにいかなきゃ」
「だーかーらぁ〜
そのハルがあたしのお母さんなんだってー
お願いだからもう帰ろうよー」
とお嬢さんは必死に言うけれど
何だか言っていることがよくわかりません。
...なので、また歩き始めます。
「おばあちゃん!
おばあちゃん!
お願いだからっ!
待って!!
待って!!!」
お嬢さんにすがるようにまた引き止められていると....
「お母さん!!」
今度は覚えのある声がしました。
振り返ると血相を変えた妹のアキコが居ました。
「お母さんもう帰りましょう
ハルならもう帰ってきていますよ」
「あらそうなの?」
(あれっ?ハルって誰だっけ?
私はどうしていたのかしら?)
血相を変えて走ってきたくせに、平気なフリをするアキコに会話の調子を合わせたものの、よくわからなくなって.....
「何だか疲れたわ」
ぽつんと呟くと、
「さぁ、家に帰りましょう」
妹のアキコに手を取られ、また歩き出しました。
「家」とやらに帰るために。
道中、セーラー服のかわいいお嬢さんは娘のハルの子供で、私、フユコの孫のナツだと聞かされたけれど、もう何が何やら...
とにかく疲れました。
あぁ、でも家に着いたら娘にご飯を作らなければ
きっとお腹を空かせて待っているだろうに__
.......
さっきまでフユコを急かしていた夕日は沈み始め
夏の終わりを告げる蝉が鳴いています。
ずっとずっと前にも、
こんな風に家族で夏の夕暮れを歩いたことを
フユコが少しでも思い出せたらと
降り注ぐように鳴いています。
#シロクマ文芸部
「ただ歩く」から始まる小説・詩歌
「空模様」
いつの日か見たあの絵は空模様のようだった。
またあの絵を見てみたい。
そんなくだらないことを考えていた。
ふと、空を見て見たらあの絵のような空模様がもう一度見れた。
中二女子
皆様「もっと見たい」がなんと100を到達しました!!!🥹🎉
嬉しい限りでございます🥹
ありがとうございます🙇
西に太陽沈むとき
線香花火がおちました
東に浮かぶ月さえも
霞んで2つに見えました
昨日の遠征の部活で泣いた。
なんでなんだろう。
分からない。
でも顧問から「もっと頑張れ」「もっと足を前に出せ」親から「頑張れ」って言われてからだった気がする。
…これ以上私に無理をさせろと?
私の辛さ苦しさ知らないくせに
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夏休み中に死にたい
それが私の夢
でも死にたいって思ってたら逆に死ねないのかもね?
思うことの全てが浮かんで模様となる
それを大地から見上げている
見ている自分にもまた模様がある
その時の、自分の中の模様によって
空に映る模様もまた、
さまざまに違って見える
[A][P]マニュアルに沿って空の色を変えるだけ!
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神様のご機嫌をうかがいながらマニュアル通りに
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テンカイネットから履歴書のテンプレートをDL
してご記入いただき、ご祈祷でお送りください。
その後面接日を啓示いたします。
※人間・地獄界からの応募は受付けておりません
空模様
本日は晴れのち曇り
気温は35度最低気温26と予報されてます
これは天気予報です
気分は曇り
たまに太陽が出てくる程度の曇り
太陽次第で曇りになるか一時的に晴れ
本日の太陽はゲームになる予定
日々の太陽作り
これが活力になる
何もない日はほぼない
読書なりアニメなり買い物など
やりたい事やれる事
これが天気の変化になる
基本的には曇り
まず雨は降らないかも
白昼の雷とかならあり得るけど
この基本的な天気が晴れだと
雨が降ろうが曇ろうが
基本にもどるから悪くはない変化
ずっと同じ天気だと若干危険かもね
如何にして変化を受け取れるか
そこが鍵かもしれない
風通しの良い畦道はひときわ強い風が吹くと新緑の青々とした爽やかさと、雨上がりの匂いがした。
休み休みなのに踏み出すたびに地面には汗が滲んで、幽鬼のような足取りはそのまま夏の暑さに溺れてしまいそうになる。
今なら輪郭まで蕩けたアイスクリームみたいになれそう。冷凍庫で眠りにつくパキリと割ったソーダアイス。冷たい水滴の落ちていくあの淡い色と濃淡のある青空を見据えながら喉の奥がひんやりとして、一気に多幸感が口いっぱいに弾けるのだ。そのまま赤と黄色の混ざった鮮やかな向日葵を見つめながらしゃり、と齧りつくのもまるで夏が自分のなかへと広がっていくみたいで好きだった。
牙を剥く太陽には虹色の光輪が浮かんでいて、遮るもののない空の透き通る青は今日も眩しい。吸い込まれるように見つめていると、ふと視界の先で向日葵が蠢いている気がした。
「……ん」
日差しを遮るために手を額にかざしながら遠くを見据ると向日葵のような鮮やかな麦わら帽子を被り尻尾をゆらりと誘うように揺らしながらそれはご機嫌にやってきた。
「にゃっ、にゃっ」
あまりにも短い足に、とてとてと間の抜けた音が聞こえる気がした。三角耳までふわふわのぬいぐるみのような子猫だ。そのまま足元までやってくると何をしているのと言わんばかりに小首を傾げて、ちょこんと真っ白な肉球を靴先に乗せてくる。やや垂れ下がったまるい瞳は海の色をしていて、感じたことのない衝動に襲われた。
何かしなきゃいけないような、けど何をしたらいいか分からないような。心がそわそわと浮ついている自分をふ、と息を吐いて落ち着かせる。まずは挨拶だ。
慎重に屈みながら迷子になりそうな手の甲を差し出すと、靴紐と戯れていた子猫はピタリと動きを止めてしまう。なにか間違えたのではと泣きたくなった。
綿毛の尻尾を揺らしながら日差しを受けたまるい瞳は穏やかな海面が煌めいてるみたいだ。
「んにゃむ」
「……くっ!」
ふわっと波打つ綿毛が指を一気に包み込む。光を浴びた暖かさと、夢のような柔らかさ。心臓がぎゅっと掴まれてしまう。きっと人間は愛くるしさを前にしては無力なのだろう。これはもう、好きにしてもいいのだろうか。抑えこんでいた欲望に静かに問いかけながら、そこから先は無我夢中で貪るように両手で撫でまくってしまった。
「は、私なんてことを」
目の前には、お腹をこちらに向けながらとろりと溶けてしまいそうな甘い声で鳴く子猫。もふっとした綿毛だったはずなのに、まるで爆発でもしたように毛は膨れ上がっている。
「小さな綿毛が、大きな綿あめに……」
ははっと締まりなく笑ってしまう。子猫らしさは薄れたがこれはこれで可愛らしい気がする。そうやって自分に納得させながら立ち上がると「にゃぁ」と少しだけ高く鳴きながら頬を擦り寄せて何処までも追いかけてこようとする。まるで家族と再会したような熱烈さで。空気は甘く、兄弟や家族に甘えたい子供そのものでつい応えるように何度も頬を撫でてしまう。
思えばきこの頃から懐かれてしまったのだろう。
その日を境に虹を見つけたような無邪気さで追いかけてくる子猫は、時間の癒やしになって今の自分にとってのかけがえのない宝物だ。
毛繕いをしながら、ころりとひっくり返って見上げるところ。ズボンに爪を引っ掛けてぴんと二足歩行になってしまうところ。間抜けな欠伸をして、ばいばいをしたら嬉しそうに走ってくるところ。
スマホには子猫との大切な写真が溢れかえっている。雨の匂いが染み付いて、端のほうが濡れているタオルを畳みながらたまにスマホを眺める。打ち付ける雨は一振りりごとに窓枠が軋ませて、まるで夜が迫ってきている暗さだ。
突如、空を切り裂く閃光が駆け抜けた。瞼の裏側にすら焼き付く眩しさの直後に、獣の唸るような雷鳴が響く。一気に身体中の血の気が引いていく。今の雷、振動が伝わるくらい大きくて近かった。
「っ、ニュース…!」
慌てて画面をスライドすると、各地で停電が起きているほどの騒ぎになっていた。
堤防が決壊したこと、激しい風に煽られてブルーシートをで家屋を覆わなければならない場所があること、田園が冠水していること。
淡々と綴られている惨状どれもが脳裏に浮かんだあの小さな子猫と結びつけてしまう。愛らしいあの瞳は変わらず見上げていて「にゃぁ」と擽ったそうに撫でられる姿。
音が遠ざかるほどの不安は強くなっていく。麦わら帽子を身に着けてずっとあの畑の近くから離れたがらないから、きっと飼い猫なんだと思っていた。けど、もしそうじゃなかったら。
「……行こう」
放り出されていた鞄を掴むとスマホとタオルを押し込んで、飛び込むように玄関へ向かう。嫌に重たい扉を身体ごとぶつけて押し開くと、荒々しい風に吹かれた雨粒が一気に身体を濡らしていく。足元には置かれていた植木鉢が散乱していて、それら踏み越えるように泥水のうえを駆け抜けた。
これ以上続ければ冠水したらあっという間に足場なんてなくなるだろう。さっきの植木鉢だってそうだ、あの小さな体は容易く吹き飛ばされてしまうかもしれない。
目も上手く開けられないほど雨粒はどんどん大きくなっていて、泥濘になった不安定さに何度も足をとられかけた。ぜえぜえと息が上がる頃にようやく辿り着くと、くるぶしまで浸水した畦道が広がっていた。心臓の音と一緒に響くどくどくとした嫌な耳鳴り。
間に合わなかったんじゃ、その言葉が喉に貼りついて、少し歩くだけで縺れて転びそうになりながら無我夢中になってその姿だけを探した。
「どこにいるの!どこに……っ」
名前も知らないその子の影を追って、ただ叫ぶしかできない。引きつった声は激しい稲光と雨音に遮られて、絶望を堪えるように下唇を噛みしめる。その時だった。
───何か懐かしい香りがした。
湿った風と一緒に鼻を掠める夏の香り。雁字搦めの糸を解いてくれる優しくて、眠むりについてしまう、そんな香りだ。
畑から離れると薄暗く茂った斜面の方へ不安定な足取りで目を凝らした。朽ちかけた幹に指をかけると息を潜ませた影のなかにぽつんと佇む祠を見つけた。もう此処しかない。祈るように、朽ちかけの木製の引手に冷たい指先をかけた。
「……っ、ぁ、いたぁ」
ふわふわとした三角形の白い耳。裏返した麦わら帽子のなかでその温もりは小さく震えながら丸まっている。そっとタオルで包み込みながら抱えこんだその子はひどく冷たくて、ゆっくりとした瞬きすら力なく感じるのに垂れ下がった琥珀の瞳はひどく安心している気がした。腕のなかにある重さに、待っててくれてありがとうと小さく呟く。落ちている麦わら帽子も拾い、お互いに寒さに震えながら急いで帰路へと向かった。
***
ふわふわのタオルにくるまって眠たそうにする子猫は浴びせたドライヤーの騒音にも臆することなく喉をゴロゴロと鳴らしている。膝の上でだらりとお腹を見せながらここにも熱風を当ててほしいとせがんでくる姿はまるで人間だ。
「ははっ、こんなにマイペースでよく生きてこられたねぇ」
終わりだよと優しくて言ったところ甘えながらまだ居座ろうとするのだから、元々はやはり飼い猫なのかもしれない。
祠の中で震えながら雨風に吹き飛びそうな麦わら帽子のに伸し掛かっていた。それはぬいぐるみを抱きしめる子供のような仕草で。けれど私には麦わら帽子が小さな子どもを守るために包みこんでいるようにも見えた。
「この子を守ってくれてありがとう」
びしょびしょに濡れた麦わら帽子はつばの縁側がほつれて痛々しい。ただそれすらも勲章のように誇らしいものに見えてしまった。夏の日差しの中で歩いてきた子猫の姿と重なる。きっとお互いに大切だから守り合っていたのかもしれない。
またあの子が元気になったときに被ってもらうために応急処置しかできないかも知れないけど頑張って治そう。そうしたら可愛いリボンをこの麦わら帽子に巻いてみよう。薄く笑いながら労るようにそっと撫でた。
/ ひまわり
オレ機械
ゆっくりと歩む道を探すのも
大変な苦労と知った。
青い空に浮かぶ夏雲が好きだけど
今日は薄曇りだ
なのに眩しい
一面の白い雲に光が反射して
目が痛くなるほど眩しい
目を閉じると大抵は
あの頃を思い出す
だけどここまで暑いと
もうあの頃も出てこない
何かを懐かしむことさえ
暑さに奪われた
今年はヒグラシが鳴くだろうか
トンボの群れを追いかけられるのか
目を閉じて考えたのは
とても近い未来のことだ
「『星空の下で』、『遠くの空へ』、『あいまいな空』、『星空』、『空を見上げて心に浮かんだこと』、それから今日の『空模様』……」
そろそろ『空』のネタが枯渇しそうですが、まだ空のお題来そうですか、そうですか。
某所在住物書きは過去の投稿分を辿りながら、「これの他に何が書けるだろう」と苦悩した。
「『くもり空の夜のテラス席』、『遠い空=遠い場所』、『晴れ雨あいまいな空を背景に日常ネタ』、『星空に見立てた、白い雨粒と青い池』、『空模様から連想する夏の食い物』。……コレの他だ」
で、何を書く?どう組み立てる?物書きはため息を吐き、明日こそは書きやすい題目が来るよう祈った。
――――――
最近最近の都内某所、某深夜営業対応のカフェ。
人間嫌いと寂しがり屋を併発した捻くれ者、つまり前回投稿分で初恋相手にディスられ、心をズッタズタにされていた雪国出身者が、
己の親友であるところの、宇曽野という男と共に、窓の外を見ながら、
片や氷入りのコーヒーとサンドイッチ、片や自家製アイスクリームを溶かしてミルク量を調整するタイプの紅茶を、それぞれ楽しんでいる。
容赦ない残暑は引き時を知らず、16時付近に発表された雷注意報を伴い、空模様はぐずついて、斯くの如しであった。
「惜しいなぁ。藤森」
「なにが」
「お前、昔なら雨も雷もそりゃ喜んで、今の10倍くらい幸せそうに音を聴いてたのに」
「そりゃ、例のあのひとに、呟きックスで『雨好きなの解釈違い』だの、『雷好きだって、おかしい』だの言われたから。心の傷にもなろうさ」
詳細は過去作6月4日と7月30日投稿分参照ではあるものの、
8年前、恋破れて、大きなキャリートランクひとつで区を越え逃げて、流れ着いた藤森が最初に立ち寄ったのが、このカフェ。
当時ボロボロに壊れた心のまま、「もう恋などしない」、「もう人の心など信じない」と泣いた厭世家は、上京初日に出会った宇曽野との真の友情に救われて、重傷だの致命傷だのから生還した。
都会と田舎のギャップ、初恋と失恋の落差、鋭利で利己排他的な言葉等々。
擦れて刺されて打ちのめされた心と魂の傷に、親友の手と、声と、強い瞳が、どれだけ善良な薬として機能したことか。
「俺は好きだぞ。雨の音を、目を閉じて聴くお前」
「はいはいウソ野ジョーク」
「お前があの失恋相手から、本当の意味で自由になるのは、一体いつになるんだろうな」
「もう十分自由だ」
「いいや。お前はまだ、がんじがらめのグルグル巻きだよ。そろそろ雲に捕まってるゲリラ豪雨じゃなくて、虹連れてくる天気雨にでも転職したらどうだ」
「すまない。比喩が独特過ぎて分からない」
ゴロゴロゴロ。
どこかで遠雷の聞こえた気がしないでもないカフェスペースは、心なしか窓からの光量が減じて、ひと雨来るか気のせいかの様子。
「そういえば宇曽野」
アイスクリーム浮かべた紅茶を僅かに揺らし、藤森が尋ねた。
「お前、傘持ってきてるか?」
「かさ?」
今日は別に雨の予報でもなかった……筈だよな?
ポカン顔の宇曽野は藤森の質問の意味を勘繰り、首を傾けて、
途端はたと己のスマホを取り出し、周辺の雨雲レーダーの状況を調べ始めた。
空模様。天気の話か。漫画なんかで話題に困った人が今日はいい天気ですね、なんて言ったりするのはよくあるな。
そこからいい天気ですねと返されてお互いに無言になるパターンもあればこれくらい晴れてれば~みたいに広がるパターンもあるからどんな話題でも広げようはあるんだよな。
俺なんか人と二人きりになると話すことなくて無言になるしかない。人と話す話題がないんだよな。そもそも他人に興味がないから話したいとも思わない。
休日なにやってるとか趣味はあるかとか切り込み方は色々あるんだろうけど相手が休日になにやってるとか興味ねぇー。他人と話すってばかばかしいわ。
でもそうやって他人とのコミュニケーションを怠ってきたから今こうして日記を書くにも苦労してるわけだ。
他人には興味ないけど話がうまい人にはほんと憧れるな。俺もそんな風に生きることができたら楽だったんだろうな。
まぁ今さらだな。今の俺にあるのは小説だけだ。小説を書くのがうまくなるように毎日書くしかない。目指せ毎日二千文字。
空の色は刻一刻と変化し
二度と同じ色が現れることはない
その色に応じて 鳥や虫たちは 行動を変える
絵の具の綺麗な部分だけを
混ぜ合わせたような朝焼けから
火の鳥の復活を思わせるような夕焼けまで
繰り返し繰り返し 現れては消えていく色たち
君と会っている日だけは なぜか
すぐに色が入れ替わっていく
手を振って ふと顔を上げると
真っ黒の空に 真っ白の星が佇んでいた
「空模様」
なんでかなぁ なんでだろう
こんなに空が高くて真っ青で
晴れ晴れしてるのに
なんでかなぁ ため息ばかり
今日は青い空が広がっている。
それだけで心が少し軽い。
『空模様』
空模様を気にするように
あなたの顔色を気にする
日々何かに怯えるように
あなたの気配に
神経を研ぎ澄まして
もう
何年こんな生活を送っているのか
助けを求めることも
逃げ出すことも
できなくなった私を見て
あなたは満足でしょう
でも
あなたは知らない
私の
最後の切り札
永遠に手の届かない場所に
あなたに行ってもらうの
私が行く訳ないでしょう
あなたから
自由になって
晴々した気持ちで
青空の下
失った時間を取り戻すの
さようなら
おやすみなさい
永遠に
白み始める空が、眩しかった。陽が昇り、世界を照らして、この砂漠の藍色に染まった砂は美しい黄土色へと姿を変える。しかし白み始めのこの時だけは、砂は藍色を影として、白色を光りの当たる部分として立ち現れる。
なだらかに波を描くその一帯は、海のように、母たる土地のように、目いっぱいを埋め尽くし、人間を圧倒する。
ああ、ここは美しい地。神秘の地。人を圧倒し、上から踏みつける神の地。
人はそれを侵害し、木の棒で「ここからは僕のだ」と主張する子供のように、集落を作った。そこで幾人もが不幸に死に行き、幾人もが寿命を全うする。
少女はその集落の、神の膝で過ごす人間のうちの1人だった。
白み始める空を家族と共に見て、生きるためにと働き、稀に来る雨に神の慈悲だと頭を垂れた。
穏やかな地だ。幾人が死のうとも、荒涼とした地が広がっていれど、それは安寧であった。繰り返す日々、笑い合える誰かがいること、飽和しているのに何かが足りぬ感覚。全てが安穏だった。
少女はその安穏から、足を抜いてしまうことを選んだ。彼女はただ、太陽を見たかった。上から少女を照らす美しきそいつを、少女はその目で見つめ、その美しさに打ちひしがれたかった。その美しさを間近で見て、人生の最高を経験したかった。
全ての制止を振り払い、全ての批判を退けてみせ、彼女は持てるだけを持って、その平穏を後にした。
それから旅を続けている。飢餓に喘ぐ。脱水に悶える。それでも太陽を見たい。昇りゆく太陽、沈みゆく太陽、その太陽に触れられるのならば、それはどれだけの幸福なのだろうか?
夢をみる。夢を抱えて少女は、今日も荷物を抱えて、砂漠を歩き始めた。
太陽に向かって。
急に降り出した夕立ち
青空だったのに
急に空が暗くなっていった
夕立ちがあがったら
青空が戻ってくる
虹を連れて
空模様を見ようと思ったけど、カーテンが閉まってて見られない。カーテンを開けようともしない私は怠惰。
晴れてそうやから頑張って起きていかなきゃ
とりあえず朝ごはん食べるぞ