『空模様』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
空模様って
人の心に似ているね
- 空模様 -
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同じ空は見れない。
一秒過ぎるだけで違う空が見える。
何十回、何百回、何千回見ても
同じ空を見ることはできない。
けれど、みんな同じ空の下。
2022. 08.20.
今日の空模様は曇り。
でも、すごく暑い。
熱中症になってしまいそうだ。
皆、気をつけようね。
空は同じ姿を2度と見せない。
その言葉を知ってはや10年。
ぼくはあの人同じ空を探し続けている。
#空模様
『空模様』
なぜだろう
空はいつも
いつも、わたしを励ましてくれる
春の空を見上げると
あたたかな 太陽の日差しと木漏れ日が
冬の寒さで、固く 縮れ込んだ
わたしの身体と心を
優しく 大きく 包み込み、
「何があっても 必ず朝は来るんだよ」と、
柔らかくしてくれる
夏の空を見上げると
爽やかな 突き抜けるような青と白の
ドラマチックなコントラストが
「勝つことよりも、負けないこと。
大きな心で、行くんだぞ」と、
わたしの背中を 叩いて 励ましてくれる
秋の空を見上げると
澄みきった青空が どこまでも
高く 高く 続いていて
その澄んだ空気が
わたしの体の中を 駆け巡り
頭のてっぺんから爪先まで
清めてくれているみたい
冬の朝、空を見上げると
鼻の奥はツンとして、
わたしはゴジラのように 息を吐き
悴んだ手を擦り合わせる
どの季節よりも 澄んだ朝空と静けさが
心の背筋を ピンッと伸ばして
負けるものかと、わたしを奮い立たせてくれる
朝の空は、生命の喜びを 高らかに謳いあげ、
真昼の空は、生命の強さを魅せてくれる
夕方の空は、生命の尊さと永続性を
悠々と示してくれ、
夜の月光と満天の星たちは、生命の妙なる輝きと
生命と生命が巡りあう 不可思議さを
見事に描き広げてくれる。
わたしが生まれる、ずっと ずっと ずっと前から
わたしたちを 見守り 励ましてくれてきた空
ありがとう
また今日も あたらしい わたしを
生きていくね
遠距離恋愛のあなたと、
一日一回しようねと約束した電話。
最初は待ち遠しかったけど、だんだん、
お互い気分じゃない日もでてくる。
でもこの約束を取消すのは、
私達の恋が距離に負けた気がして嫌だった。
そんな時、さらっとできるのが天気の話。
「こっちは土砂降りだよ、そっちは?」
「まじ?めっちゃ晴れてる」
「えー、ズルくない?」
「はは、天気にズルいもなにもないだろ」
なぁんの中身も無いけど、自然と笑顔になれる。
それからちょこっとだけ話して通話を切ると、
すぐに、明日はどんな空かなぁと
期待しちゃうんだから不思議だ。
全然違う空なら、楽しくなる。
全く同じ空なら、嬉しくなる。
離れていると思わされても、空の話なら悲しくならない。
ホント、不思議。
▼空模様
空模様
今日の空模様は曇り。
雨ばかり続いているとお日さまが恋しくなるけれど、カンカン照りの夏はこれくらいの方が過ごしやすい。
最近は異常気象で四季もメチャメチャ。
私の住んでいる地域は、今年は自然災害もなく穏やか。逆に夏の風物詩だった雷もないし、夕立もない。
これはこれでやっぱりおかしい。
日本の美しい四季はどこに行ってしまったのだろう。
いや、世界中だ。
頑張って自然を守ろうとする人々がいても、危機感のない人々、自然より利益を優先する人々がいて、そう簡単にはいかない。
もう遅いのかもしれない。
でも、諦めてはいけない。私に出きることをしよう。
おはよう。
今朝は、しとしと雨。
こんな雨の日はサティが聴きたい。
そうだね。君の台詞に知ったかぶり、言ってしまった。
あの後急いでサティの曲、聴いたけど、うん、しとしと雨とサティな合う…かも?
あ、虹!ねぇ、虹!
知っている?虹って、本当はドーナツの形、し
ているんだよ!
でもね、高い所からじゃないと見えないの。
エベレストからだと見えるかな?
…エベレストに登る勇気も体力もないから、せめて、虹色のドーナツを作るよ。
雲ひとつない青空も良いけど、雲、見るのも好き。
何故かイケメンゴリラの横顔の雲、見るのよね。
イケメンゴリラに好かれているのかしら?
…僕にはモアイ像に見えるけど、うん、確かにゴリラに見える。
…ヤバイ、君に僕が、ゴリラに見えたらどうしよう?
眠れないなら、外に出て、空見上げてごらん。
君のいう通り、僕は外に出た。
白い息、吐きながら、震えながら。
…コートかなんか、着れば良かった。これじゃ、ますますめが覚める。
……!?
夜空には星、星、星!!
…綺麗だ。
そんな言葉しか出ない。
僕は寒さも忘れて、星空を見た。
オリオン座しか、残念ながら解らないけれど、それでもいい。
目はすっかり覚めたけど、こんな綺麗なもの、見ないでいるなんて、何て勿体無い。
次第に星達は動きをかえ、空も少しだけ明るくなってきた。
夜は、これから寝て、朝が起き出す。
おはよう。
今朝は朝から太陽が、元気だよ。
お題
空模様
空模様
やわらかな日差し やわらかな風
しとしと小雨 飛ばされそうな暴風雨
照りつける太陽 もくもく入道雲
真っ暗闇に光る稲妻
秋晴れの空に薄い雲
しんしんと積もる雪 さらさらと舞う淡雪
空模様は人生に似ている
くるくる変わる空模様
でもね
荒れた天気のあとには
必ず青い空が待っている
見て! 虹!
今日は天気が良いなぁ とか
今日は月が綺麗だなぁ とか
同じ時に同じ事を思いながら空を眺めてる人がいるんだろうな
そんな事を思いながら今日も空を見上げてほっと一息
青とか赤とか。
紫とか白とか、黒とか。
空って色々な表情になる。
綺麗なんだって。
ぼくには、全部モノクロに見える。
晴れでも、雨でも、雪でも、いつも曇り空の下。
心はいつも雲隠れ。
雲の中から見る世界はいつも雲が掛かった灰色の世界。
陽の光の温かさも、一雫の潤いも、肌に触れる冷たさもも、雲の向こうには届かない。
雲をかけたのは誰。
分かりきった答え。
声は嵐にかき消された
私の好きな空模様ってなんだっけかな
見えるもの
感じるもの
同じなのに違うときってあるよね
この前の雨の日
凄く憂鬱だったのに
今日の雨は、、、ちょっと好き
私の中の空が変わるから
だから違うんだね
それは良くも悪くもきっといい事だ
あなたが去っていった
あの日はなんとも言えない 空模様だった
屈託のない笑顔と声で
さらっとサヨナラを言った
君は幸せになれよ
どういう意味だったのか
未だに忘れられない
もう会うことはないけれど
あなたは今幸せですか
空模様☁️
「そういえば、あれはどうなった?」
背中あわせに佇むカレに聞いてみた。
「ん?…アレって?…あぁ…」
上の空のカレはそのまま黙り込む
風が心地いいからまぁいっか、とアタシもそれ以上は深く聞かなかった。
それにしても、本当にこっちまで来ちゃうとはな…
1年前のカレのただの妄想話だと思っていた呟きが現実になるとは…
「オレの夢なんだよなぁ 本物の空の下で雲の影が大地に映ってさぁ、まるで空の模様を描いているみたいに見えるのをこの目で観てみたいんだよなぁ」
「何言ってんの、自分の顔鏡で見てみなさいよ。いくら夜勤明けでもそんな間抜け面でバカ言わないでよ」
「ヤダよ。オレ、鏡ってなんか怖いんだよ」とんちんかんな返事が返ってくる。
「はいはい。そんな事よりもうすぐ雨降る時間なんだから中入ってないと濡れるわよ」
カレは聞こえてないふりをしてテラスからまだ外を眺めている。
「ほら見なよ、あの子なんて嬉しそうにレインシューズ履いちゃってさ、でも何もこの時間帯に雨降らせなくてもいいのに」
何か言ってるけど無視。
アタシはひとりバタバタと朝の身支度を整える。
「あれ?今日出る日なんだ」
「そうよ。ちゃんと寝てよ。あ、その前にちゃんと食べてね」
「うん…」(夜勤明けの寝る前はあまり食物は入れたくないんだけどなぁ)
「ねぇ、聞いてる?」
やれやれ、雲行きが怪しくなってきたんでこの辺にしとくか
部屋に戻りながらカノジョに言った。
「大丈夫だよ。ありがとな」
"8/15今日の心は晴れ模様。
楽しくていい一日だったから。"
"8/16今日の心は快晴模様!
推しのライブに当選した!!"
"8/17今日の心は雨模様
彼氏と喧嘩しちゃった…"
"8/17今日の心は曇り模様かなあ
そんな日もあるよね!笑"
学校にいるインフルエンサーの子のツイート。
毎日今日の心の空模様を投稿してる。
今日の投稿どうだろう
"8/19今日は本当に雨模様!なんなら雷雨!
彼氏に勝手に勘違いされちゃったし、
部活でミスして先輩にこっぴどく叱られた!もう!"
あんたを見てると毎日心は黒い雲に覆われてるわ。
だから今日の私は晴れ模様、なんて。
#4 空模様
空模様には色々な模様がある。
またあなたに会える時も青空が広がってる素敵な空模様で出逢えますように
と願いを込めた。
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theme 空模様 2022-08-20
空模様なんて多分綺麗な言葉で
僕にはふさわしくない言葉
できるなら、
その思い浮かべる空模様を見ないままにできたら
とても素敵な8月になれたのかもしれないね。
今日の空とおんなじ
どんより曇りだった
めっちゃ晴れにしてくれた
今日暇?
メシ行く⁇
いつの間にか晴天で
私の心も晴れ模様
めっちゃ単純で
笑えた
海の向こうに見える山の頂には、低くて暗い雲が触れていて、
ゆっくりとこちらに向けて滑り降りているようだった。
少しもすると、ここもあの影の下になってしまうのだろう、そんな直感から、僕は坂を降りる足を急がせた。
空模様にはそれぞれ匂いがある。
やわらかに晴れた春の日は、もぎたての苺。
梅雨の雨上がりは、アスファルト。
目の眩むような夏の日は、水をたっぷり与えた芝生。
秋の曇り空は、図書室。
唯一香りがしないのは、真冬の真っ暗な北海道の夜。
部屋の暖炉や、手の中のグラスの放つ、パチパチ、トロトロした刺激的な匂いも、一歩外に出て、空を見れば一瞬で消えてしまう。
日々の忙しさや厳しさにばかりに縛られてしまうと、分かり易い音や香りや情景にばかり気が向いてしまい、隠れている空の匂いに気付かなくなってしまう。
海の渡ってきた雲の落とす夕立の匂いはどんな風だったろうか。
僕は確かめるために、坂を降りる足を緩めることとした。