空を見上げて心に浮かんだこと』の作文集

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空を見上げて心に浮かんだこと』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

7/17/2024, 6:02:21 AM

君が居なくなってもう3日経った君が好きだったアイスを食べながら空を見上げるとハートの形の雲があった偶然にもハートの形は付き合って1年だった頃に僕があげたネックレスと同じ形偶然かもしれないでも君からの贈り物な気がしてしょうがない

お題 空を見上げて心に浮かんだ    
   事

7/17/2024, 5:51:42 AM

これまでずっと(番外編)⑨の続き

空を見上げて心に浮かんだこと
(番外編)⑩

●ふわふわした物

ぽかぽかとした陽光の中ハイネは
ふわあと欠伸をした。
そうして窓の外をぼーっと眺めていた。
そこには、大きな青い空とその空に
流れるふわふわな白い雲

ハイネは、何の気なしに考え
(あの雲何かに似てるなあ....)
ふわふわした何かを心の中で考えていると
ハイネの頭の中でふわふわした映像が
流れる。
ハイネは、はっとして、首を振って
その映像を頭の中から消す。
(余計な事考えた....)
ハイネは、溜息をついて心の中を 
リセットする。

そうして心の中を無にしていると....
「シズク可愛いね!」と言うナイトの声が
聞こえた。

「ミーナが....やってくれたの....」
シズクが嬉しそうにナイトに見せる。
「シズクの髪長いからアレンジの
し甲斐があるわ!私も髪伸ばそうかしら?」
「そうしたら....髪 お揃いに....出来る...」
シズクとミーナが嬉しそうに盛り上がって
いた。

ハイネは、うるせーなぁと思いながら
皆に視線を向ける。
するとハイネは立ち上がり手を伸ばした。
そうして引っ張る。

「いっ....たい.... ハイネ 痛い...」
シズクのいつもの二つ結びに三つ編みの
編み込みが出来ていた。
ハイネは、そのシズクの三つ編みを
引っ張る。
「痛い....嫌....」シズク一生懸命ハイネに
抗議する。
「ハイネ止めなさいよ!」ミーナも
ハイネに文句を言う。

ハイネは、無言だったがしばらくすると
我に返った様にシズクの三つ編みから
手を離す。

そうしてまた座り込んだ
「ちょっとハイネ シズクに謝りなさいよ」ミーナが眉を吊り上げてハイネに
注意する。

ハイネがちらっとシズクの方を見るが....
「変な髪型....」とハイネはボソッと呟く
「ハイネ!」とミーナがハイネに怒るが
それっきりハイネは、黙ってしまう

(掴みやすいけど....いつもの結び方の
方が....フワフワしてるのに....)

それは、髪の毛がボワッと広がってしまうのがコンプレックスなシズクの為に
ミーナが気を利かせて髪の毛が広がらない
結び方をしたからなのだが....

ハイネにはそれが気に入らないのだった。

ハイネが雲を見て最初に心に浮かんだ
フワフワな物が今日此処にない事が
ハイネには、ちょっと不満だった。

三つ編みの髪型が嫌な訳では、
決して無いのだが....

シズクにとってのコンプレックスが
ハイネにとってはお気に入りである事を
シズク本人は、知らない....

そうしてハイネ自身もそれを決して
言えないのだった。....

二人の気持ちのすれ違いは、
今日も続くのだった....。

7/17/2024, 5:50:02 AM

サワサワと吹き込んでくる春風が桜の花びらを教室に運んでくる。
午前授業が終わった後特有の間延びした空気の中、純白のカーテンの裏でじっと空を眺めているリョウのスカートが、花びらと共にさらりと揺れる。私はリョウに話しかけるために、自分の体をカーテンと共に潜らせる。
「……何してんの?」
「……別に?」
リョウは平然とした様子で、目線だけを私に合わせてそう答えた。でも、その様子は、いつものミステリアスさとは少し違っていて、なんだかわざとらしかった。
「………抜けたんだっけ、バンド」
「………」
「まあさ、音楽なんて、これっていう形なんかないんだから、そりゃ方向性も違ってくるよ」
あたしのバンドは中学生の時には解散したしさあ、なんて笑い飛ばすけど、リョウは尚も空を見つめている。その雰囲気に当てられて私まで押し黙ってしまう。
「……虹夏はさ、何歳まで生きる、とか決めてる?」
リョウはこうやっていつも、突然訳のわからないことを言う。私は窓から半身を出しているリョウの隣で、同じ仕草で窓に凭れかかって少し神妙に、
「……80才、くらい、かな」
と答えてみる。するとリョウは少し驚いた様にこっちを見て、長いね、と呟く。
そんなものなんじゃないの?普通。てか、急になんなの?
と聞いてみると、リョウは今度は私の目を真っ直ぐに見据えながら、
「私はさ、自分が生きてる姿、25歳くらいまでしかイメージできないんだよね」
と言った。25才、なんだか中途半端な数字だ。
「何それ、後8年しかないじゃん」
「そう、後8年くらい」
そういってリョウはもう一度ぼんやりと空を見上げた。春の陽光に柔らかに照らされたリョウは、凄く美しいのに、凄く儚くて、そんなリョウの瞳を見ると、急に後8年、と言う単語が現実味を帯びてきた。私が次第に滲み出てくる不安に苛まれていることなんて全く知らないかのように、リョウは再び言葉を紡ぐ。
「こうやって、いろんなバンドを抜けたり入ったりしてると、凄い忙しないし、凄いしんどい時だってあるのに、終わった後に何も残らないんだなって気持ちになるんだよね。そうやって刹那的に生きてきたら気付いたら17年も経っちゃって、こんなに毎日毎日長いのに、まだ17年しか経ってなくて。そう思うと、私が死ぬまでって、後8年くらいなのかなって」
そういって淡々と、平坦な声音で自らの死期を語るリョウは、本当に、気付いたら空に吸い込まれそうな雰囲気を纏っていて、なんで神様はこんな日に限って空に雲を無くしてしまったんだろう、こんな空だったらすぐにリョウはどこかに連れ去られてしまうんじゃないか、そんな事を思って、なんだか胸がキュッとなった。リョウがいなくなるだなんて私は一回も考えたことが無かったのに、そんな未来を当たり前のように話す目の前の幼なじみが、少し怖かった。リョウに足りないのはきっと、居場所なんじゃないだろうか。そんな事を考えた、いや、本当はリョウがいなくなることが怖くて怖くてたまらない私が、ずっとリョウの隣で、その手を掴んで話したくないだけなんじゃないか、そんなことを思いながら、私はリョウにあることを打ち明けた。
「私さ、バンド組んで、有名になって、お姉ちゃんがやってるライブハウスを有名にしたいの。でも、まだ、私一人しかそのバンドのメンバーがいなくってさ。だから」
そこでもう一回一呼吸置いて、リョウの目をまっすぐと見る。
「だから、私と、バンド、組まない?私、リョウが弾くベースの音、好きなんだよね」
そう言い放つと、リョウは目を瞬かせて、正気?と聞いてきた。私が黙って頷くと、リョウは、少し宙を見つめてから、
「いいよ。バンド組もう、虹夏」
と言って、手を差し出してきた。幼馴染の仲なのに今更握手だなんて、普段だったら絶対に気恥ずかしい事だけれど、私はリョウの手を、しっかりと握った。空に吸い込まれそうなリョウを、私がずっと、斜め右前に留めていようと、そう考えて。

7/17/2024, 5:32:50 AM

“空を見上げて浮かんだこと”

休憩室の窓から、ぼんやり空を眺めた。
どんより曇り空。遠くの方に少しだけ雲の切れ間があり、青空が見える。
そっか…雲の上は晴れているんだ
というか、そもそも、ずっと空は青いんだ
ただそこに、地球と空の間に雲が在れば「曇り」、ということなんだ
そう考えると、雲ってすごいやつだな
結構、俺等を守ってくれてるじゃん
だって、ずっと晴れの下はしんどいぜ
眩しいし、暑いし、クラクラしちゃうよ
雲が居てよかったわー
よし!オレは雲になろう!

7/17/2024, 5:31:27 AM

空はどこまでも
繋がっていても

私と君はどこまでも
繋がっていられない

ねぇ、そうでしょう
遠くに行かないで、ねぇ

7/17/2024, 5:28:03 AM

空を見上げて心に浮かんだこと
僕は時間さえあればいつも空を見上げている

友達には空が好きなんだねとよく言われるが、きっとそうなのだろう

7/17/2024, 5:13:14 AM

【空を見上げて心に浮かんだこと】


夜空を横切っていく白い巨人
月の光でぼんやり浮き上がって、
まるでその羽衣で町をつつむみたいに
微笑みをはりつけたまま上空を通っていく


朝焼けの空はどこまでもつづく
追ってくる太陽からにげるようにして飛行機は飛ぶ
紺色から緋色に美しいグラデーションをつくって
ほら、もう朝が来るんだね


夕焼けのずっと向こうには彼の国があるって、
昔だれかが教えてくれた
あなたが夕暮れ時を怖がった理由を
私はいまも考え続けている


どうして空が青く見えるのか、
大気のベールを通した宇宙の色だとか
太陽の光に隠された闇の色だとか
それでもずっと解けないでいる、青の秘密


この空はあなたの上にもひろがっている
はるか彼方であなたが生きている
どこかに君を隠している、ぼくの花を隠している、
だからこの空にあこがれる
いつか、あなたに会えるといい

7/17/2024, 4:53:45 AM

〝空を見上げて心に浮かんだこと〟_02

「絵を描くことにハマっててさ。
今デッサン?ってやつやってるんだ。
外で背景をデッサンすんのが最近の趣味。
これやってると時間が経つのはやくて、あれーもうこんな時間かぁーっていつもなっちゃうんだよね。
ま、でもそれが楽しいよねー。

デッサンやってるとさ、集中めっちゃすんだけど途中急にきれんだよね。するとプツッてなってさ絵の中にいた世界から元の世界に戻ったような感覚になるんだ。
それがすげーハマってて。
んで、いつも意識してないんだけどプツッてなるとなんか上向いちゃうんだよねー。書いてた背景から空のきれーな背景に変わってこれまた心がふわってなる。
どーいう原理なんだろこれ。だから絵っておもろいよね。

上向いてさ空見ると毎日ちがうわけ。
当たり前すぎて何言ってんの?ってなるかもだけどそれが心にぐってくる。

空見るとね絵描いてたのに空っていいなーってなるんだ。すると急に今書いてたヤツから空の絵を描きたくなっちゃうんだいつも。
それで明日は空の絵を描こう!って思うんだけど結局次の日になると空の絵を描きたく無くなるわけ。
その繰り返し。おもれー。」


ある人がこれを言った。僕には理解ができない。
どういうことなんだろ。体験してみたいな。

7/17/2024, 4:35:02 AM

「で、俺は何でせっかくの連休にお前と二人でグランピングなんてさせられてるんだ?」
「⋯⋯キャンセル料が勿体なかったからだなぁ。当日キャンセルは100%なんだよ」

三連休の初日、天気はこれでもか、という程の晴天で絶好の行楽日和だった。
午前中に家を出て、途中、親友の梶原を拾って高速を走ること2時間弱。
予約していたイタリアンレストランで少し遅い昼食をとり、辿り着いたのがここ。
雑誌で特集が組まれるほど評判もよく人気があって、半年前でも予約が難しいと言われるグランピング施設。
去年の年末に運良くこの三連休に予約が取れて、半年以上かけて色々と準備をしてきた。

「あのな、そういう事じゃなくて⋯⋯。はぁ、俺には理由を聞く権利があると思うんだが?」
「⋯⋯あぁ」

施設に着いて、取り敢えず温泉に入ってひと息ついた。
夕食は豪華なバーベキューを腹いっぱい食べ、再度温泉に入って身体の疲れを癒すとすっかり日も沈み、眼下には夜景が広がっている。
梶原は焼酎、俺はワインを片手に、テント外に備え付けられたソファに座りゆったりと時間を過ごしていた。

「夜中いきなり『明日11時頃迎えに行く。泊まりで旅行しよう』なんて、俺にだって予定ってもんが⋯」
「予定⋯」
「⋯⋯⋯ねぇよ、ハイ、すみません、見栄張りました。予定なんてこれっぽっちもありませんでしたぁ」

高校からの仲である梶原とは時折こうして二人で出かける。
いつもは予定の一週間前には連絡を入れてはいるけれど。
梶原は俗に言うニートってやつだ。日がな1日、いや一年中好きなことをして生きている。
本人曰く、一生遊んで暮らせるだけの金があるなら、あくせく働く必要は無いだろう?とのことで、都心から少し離れた場所のファミリーマンションを購入して、ひとりで生活している。
梶原は高校の頃からバイトに明け暮れていた。大学生の頃にはバイトで貯めた金を元に、投資を始め見る見るうちに元手を増やし、卒業する頃には一般サラリーマンの生涯年収の十数倍にあたる資産を保有していた。
もちろん今でも投資はしているが、資産の十分の一程度で長期のものに絞ってやっていると言っていた。
最近は陶芸にハマったらしく、近くに作業場を借りて黙々と器を作っているらしい。
その前はDIYに嵌り、家を1軒購入してひとりでリフォームし、売りに出していた。
凄いのはリフォーム時に、電気配線の工事をするのには資格が必要だ、とか言って、業者に依頼するのではなく、その資格を自分で取ってしまうところだ。
俺はいつも梶原のそういう所に憧れてしまう。

「別れたんだ、昨日」
「え?あの、ボンキュッボンの彼女と?」
「あぁ」
「⋯3年目、だったよな?この間指輪も買ったって言ってなかったか?」
「買った。給料3ヶ月分まではいかないけど」

俺は徐ろに上着のポケットに手を突っ込み、手のひらに収まる小さなラッピングされた箱を取り出した。
白と青の2色のリボンがかけられた白い箱を、梶原に手渡す。
その中には少し大きめのダイヤモンドとサファイアを使ったデザインの指輪が鎮座している。

「もしかして、今日ここで?」
「そのつもりだった、けど、お前にやる」
「あのな、貰っても嬉しくねぇよ」
「捨てても良い。流石に自分では⋯捨てられない」

梶原は暫く手のひらで箱を弄ぶと、ポケットにしまい込んだ。

「話せ。少しは楽になるだろ」
「ありがとう」

話せば、自分が情けなくなる。が、誰かに聞いて貰いたかった。
俺は、ぽつり、ぽつりとここ最近のことを梶原に話した。

「彼女が言うには、俺はキープだって」
「キープ⋯⋯」
「ここひと月くらいかな、具合が悪いとか、忙しいとかで会えなくてさ。でも、前もそんな事あったから、あんまり気にしてなかったんだ。けど2日前に同僚が見たって言うんだ。取引先の社員と彼女が腕組んで楽しそうに歩いてたって」
「他人の空似とかじゃなかったのか?」
「だったら良かったんだけどさ、バッチリ彼女だった」

同僚は咄嗟に動画を撮っていた。
同僚の持つ小さな長方形の画面に映っている女は、誰が見ても、どこからどう見ても彼女でしかなく、しかも最悪な事にふたりが向かった先はそういうホテル。
ホテルに入る手前で濃厚なキスを交わし、お互いの腰に手を回しながらホテルに入っていくのを見て、俺の目の前は真っ暗になった。
それからの記憶は曖昧で、ただ俺は昨日の夜に彼女と会う約束をした。
彼女は明日会うのだから、と、乗り気ではなかったが、俺はどうしてもと頼み込んだ。

俺は彼女に否定して欲しかった。
あの時の俺は、ほんの少しの1%にも満たない希望に縋り付いていた。

待ち合わせた店で、同僚の撮った動画を彼女に観せると彼女はひとつ溜息を吐き出した。
そして、そこには俺の知らない女の顔があった。

『そうよ、これ私よ。彼は本命なの』
『ほん、めい?』
『あなたはキープ。でも、もういいわ。私、彼にねプロポーズされたの。見てこれ。凄くイイ指輪でしょう?』

彼女が鞄から取り出したのは、俺が買った指輪よりも大きなダイヤモンドがあしらわれた指輪。

『それに私、妊娠してるの。勿論、彼との子よ。あなたのはずないじゃない、何時もゴムしてたでしょう?』

俺は目の前にいる女が、自分が結婚したいとまで望んで愛した女だとは思えなかった。
彼女は運ばれてきた飲み物に口もつけず、椅子から立ち上がり

『あ、私のアドレス消しといてね。じゃ、サヨウナラ』

と言って、振り返ることなく店から出ていった。
俺は支払いを済ませ、店を出て、家に帰り、風呂に入った。
少しづつ頭の中が整理されてくると、胃がムカムカするような怒りと共に、何もかもどうでもいいという感情が湧いて来た。
ただそんな中、予約したグランピングの事を思い出して、キャンセルするくらいならと梶原に連絡を入れたのだった。

「女は怖いな」

ポツリと呟いた梶原の言葉には重みがあった。
梶原は大学在学中に修羅場を経験している。
まぁ、梶原が悪い訳ではなく、梶原を巡って女の子達が勝手に行動した結果の出来事ではあるが、それでも梶原の心に傷を残した事には変わりない。
誰が漏らしたのか梶原が随分な資産を持っていることが学内でも有名になっていて、梶原の周りには砂糖に集る蟻のように、男も女も集まっていた。
だが梶原はそんな奴らを相手にはしなかった。
元々人との付き合いが得意ではなかったこともあるのだろうが、梶原には俺以外に友達と呼べるような人間はいなかった。
基本的に無視を決め込んでいた梶原に対し、周りは勝手にヒートアップして行った。
そして、ある日の事件によって大勢の人間の体に消えない傷が残り、数人の人間に前科がついた。
幸いだったのは、その現場に梶原がいなかったこと。

「あぁ、怖いな」

手にしたワインをひと口飲んで、俺は空を見上げる。
東京では見られない多くの星と、夜空を分断する天の川の微かな光。
画面を通してみると、それはただの光でしかないが、自分の目でみる星の光は儚くも力強い。

「あぁ、会社行きたくねぇ」

本命と婚約した彼女は早々に退職するだろう。
仕事に対して真面目に取り組んではいたけれど、今の仕事が好きな訳ではないようだったから。
俺と彼女の事は、同じフロアの人間なら誰でも知っている程だったから、残される俺は皆から同情の念を贈られるだろう。
そう思うと、今から気が重い。

「辞めればいい、会社なんて」
「⋯お前なぁ」
「我慢して働きたいほど、そんなに今の仕事が好きなのか?」
「そういう訳じゃないが⋯」
「人生なんて短いんだ。その短い人生の中で悩んで傷ついて我慢して生きるなんて勿体ないだろう」
「そりゃそうだけど」
「ほら、見てみろ。宇宙のなんと偉大なことか!こんな広い宇宙の片隅の、小さい小さい星に住む、小さい小さい人間なんて、砂粒以下の存在だ。だったら、自由に好き勝手生きたっていいじゃないか!」

ミュージカル俳優みたいに大袈裟な身振り手振りを加え、ソファから立ち上がった梶原はグラスを持った手を空に突き上げる。

「親に心配させたくない」
「会社に勤めていれば安心するのか?」
「少なくとも無職よりは安心だろう?」
「ふむ。まぁ一般的にはそうか。ならば、会社を立ち上げよう」
「⋯⋯⋯は?」

梶原はくるりと踵を返して、満面の笑みをみせた。
その後ろには街の灯りと、満天の星。

「お前ひとりくらい、一生食わせてやれるだけの資産が俺にはある。だから、お前の人生を俺に寄越せ」
「はぁぁ?」
「やりたいことをやるのは楽しいが、やっぱり独りだと限度がある。だから、お前が必要だ」
「⋯⋯何だかプロポーズみたいだな」
「ん?そうか、なら指輪を贈らないとな」

そう言って、梶原はポケットから俺が渡した箱を取り出した。

「おい、それ⋯⋯あっ!」

梶原は器用に片手でラッピングを外すと箱を開け、中から指輪ケースを取り出しキラキラと光る街の灯り目掛けて放り投げた。

「捨てて良いんだろ?」
「⋯⋯あぁ、問題ない」
「安心しろ、ちゃんと新しい指輪買ってやる」
「要らねぇよ」

本当、いつも梶原には助けられる。

「そうか?じゃぁ、取り敢えず、俺たちの未来に乾杯だ!」
「ん?⋯あー、おう、乾杯だ!」

二週間後、会社で皆から哀れみの目で見られ、居心地の悪い思いをしていた俺のスマホに梶原からメッセージが届いた。

「マジか⋯」

画面には満面の笑みで書類を手にした梶原と、『お前の席も用意してあるぞ』の文字。
俺は休憩室のはめ殺しの窓から空を見上げる。
ビルの隙間の狭い空に浮かぶ白い雲が、風に流され形を変え、やがて視界から見えなくなっていく。
頭の中で再生される、星空と街の灯りに向かって叫んだ、偽ミュージカル俳優の言葉。

『宇宙のなんと偉大なことか!こんな広い宇宙の片隅の、小さい小さい星に住む、小さい小さい人間なんて、砂粒以下の存在だ。だったら、自由に好き勝手生きたっていいじゃないか!』

「よし、決めた!」

俺は休憩室のドアを開ける。
その先に彼女がいたような気がしたが、今はどうでもいい。
確か有給はたっぷり残っていたはずだ。
大きな仕事は終わったばかり。
今手元には重要な案件はない。
居室のドアを開け、目的の人物を探す。
窓際でモニターに向かい険しい顔をしているその人の名前を呼んで、満面の笑みで俺は近づく。
あの日星空の下で見た、偽ミュージカル俳優のように俺は自分勝手に生きることにする。

「居心地が悪いので、退職します」
「⋯⋯は?」

その後少し色々あったが俺は無事居心地の悪い会社を去り、そして今日、親友が立ち上げた会社へ入社する。
親友との楽しい未来に乾杯だ!



━━━━━━━━━
心じゃなくて頭に浮かんだことになってしまった (´-ι_-`)

7/17/2024, 4:29:40 AM

今日も雨。。かな?
梅雨空に慣れてきた今朝は、洗濯を外に干せないストレスも感じずにいた。予報は、昼過ぎに雨。
部屋干しなら急がなくてもいいかと午前中を過ごしていたら、雲の薄さを感じる日差しが部屋に届き始めた。
あれ?梅雨。。明けた?と窓を開けて空を見上げてみる。
「梅雨明け」は今年で45回目。いつもはテレビから知らされる恒例の節目を今年は感覚で知ることができた事に45回目にして初めて嬉しさと、人生の達成感を覚えた夏の始まりである。

7/17/2024, 4:23:29 AM

空を見上げて心に浮かんだこと。

戻り梅雨だから、くもり空で日差しを遮ってる感じがする。
すずしい感じ。蒸し暑い感じ。
でもゲリラ的にゲリラ豪雨がきて、瞬間的最大雨量を軽やかに更新したら雲の向こう側へと去っていく。
ポケティみたいな奴だ。
ポケットティッシュ……、配ってるやつの掛け声的な。
受け取ったら忘れる。あいつらってほんとに一日か二日でいなくなると思う。
しかし、忘れた頃にまた駅前広場に復活して、ポケティを配っている。
配る人変わってるんだろうか。興味なさすぎて困る。


今日のお題は別にどうでもいいやなので、軽く書いている。
見返してみたが、文脈がおかしい。文脈が困っている。
読めない。読めない……?
そうこれが、新たな梅雨の新常識なのだ!
ということにしたい。

しかし、……しろくて、でかい。
ああだめだ。
白いものを見ると、どうしてもおうちでお留守番してる130センチしろ◯んのことを思い出してしまう。

僕の上にしろ◯んを乗っけます。
上下にぽよぽよ揺らします。もふもふさせます。
あー、今日も疲れてますね〜。僕〜、ん〜。
……ZZZ。
いつの間にか朝になってます。

7/17/2024, 4:11:57 AM

暑いから、ふわふわのかき氷に、ブルーハワイのシロップかけて、トッピングに練乳とベリー3種類とナタデココ付けたの食べたい。それが、空を見上げて心に浮かんだことだった。あと、入道雲を見ると無性にソフトクリームを食べたくなるのは、昔見た絵本のせいでしょうか。

7/17/2024, 4:06:13 AM

空を見上げると
黒の美しい髪
長いまつ毛
綺麗な瞳
白のワンピース
華奢な体
雪のように白い肌
あの子を思い出すの
今にも消えてしまいそうな儚い記憶
また会いたいってずっと願うの
もう会えないけど

7/17/2024, 4:01:37 AM

空はどこにも存在するわけじゃなくて、その中に星があるというだけなんだろう。みんな同じ空の下にいるんだから同じ宇宙に生きているんだから、傷付けあうことなんてなかったらいいのにね。
 階下の住人の顔も知らないし、知りたいとも思っていない。なのに世界の裏側のことをネットで聞きました。井の中から大海を知ることができたって蛙に違いはないんだから、遠い空を泳げる日なんてこないのに。
 こないのに。こないから。こないので隣の人と仲良くしましょう。なんて言葉でいろんな人が死んでしまうし、悲しい終わりの話も必要になってくる人類だからみんながみんななりのハッピーエンドを迎えますように。虚言。

7/17/2024, 3:58:49 AM

僕は作家になれない。
 公園の木陰に寝転んだ僕は空を見上げ、そんなことを思う。
 小説もどきを書いては出版社に送る生活を続けて、もう三十歳手前。どこも色の良い返事は返ってこなかった。
 バイト先にでも就職しようか……
 そんなことを考えていると公園の外から小学生の声が聞こえる。四人グループ。じゃんけんに負けたであろう一人の児童が他の三人のランドセルを担ぎ運んでいる。次の交代ポイントは公園の入口な、そしたらまたじゃんけんしようぜ、と仲が良さそう。
 
 将来の夢、という課題を小学生だったころに書いたっけ?
「僕の将来の夢は作家になることです。作家になって──」
 作家になって、何をするんだったか思い出せない。
 でも、そんな昔から作家になろうとしてたんだな。

 僕は立ち上がって帰路についた。
 昔の自分に胸を張って作家になったぞ! って言うために。次の小説は自信作だ!

7/17/2024, 3:53:18 AM

空を見上げて心に浮かんだこと



なにもかもがなくなったら
最初に心に生まれるものはなんだろう
そんなことを想像して真っ白な未来に
手を伸ばしても届かない
迷わない力がほしくて手にしたケータイ
君がくれた言葉は優しくて
愛の温かさに背中を押されてた
いつか失うことを知っても手放したくない
その存在のために今は生きてたくて
朝起きて君と交わす"おはようさえ
特別な言葉になったよ

愛してる以外の愛の伝え方を探しては
空を見上げて心に浮かんだ愛してる
大切に温めてきた言葉はもう
一人のためにしか使わないよ
今何が欲しいか問われたって
欲しいものは全て手に入れてる

君と交わす言葉も隣で見る景色も
幸せだらけの日々を守るよ
もう迷わない
なにもかもがなくなっても
真っ白な未来のなかで
何回だってこの手につかんで
君を抱きよせて言うよ
あの日の空を見上げて温めた愛してる

年老いて僕を忘れてしまっても
与え続けて想い続けて
話して話して不意にこぼれる涙も
全部"君にもらった愛だから
何度だって言うよ"…愛してる

7/17/2024, 3:51:20 AM

おい、青く澄み渡った空よ聞こえるかい?
時代を越えて幾千の人々の瞳の中にその姿を宿してきたのだろう?
争い耐えない時も、笑顔溢れる時も、混沌とした今も。
皆あなたみたいに争いのない、波のない、海のような晴れ渡った世界を心じゃ願っているんです。
だからこそそうやって、太陽という友達を連れてこの地球と人、生き物を照らし続けてくれてるんだろ?
ってことはまだ見ぬ希望がこの先もあり続けるってことだよね!

持ち続けるよ。信じ続けるよ。あなたみたいな青い希望ってやつを。何があってもこの先も。

だから全ての瞳に希望を宿し続けておくれ。何があってもこの先もさ。

7/17/2024, 3:46:57 AM

暑い夏はきらいだけど
夏の空は好き
見ていると、小学生の夏休みみたいにわくわくして
全部放ったらかして出かけたくなる

7/17/2024, 3:46:55 AM

『空を見上げて心に浮かんだこと』

火葬場から伸びる煙突から煙らしきものが見当たらないのは技術の進歩によるものだそうだ。かつて触れたことのある髪も肌も血肉も骨もすべて真っ白な灰となり、一部は手の中の小瓶に、あとは自然へと還っていった。
小瓶を懐に携えた俺は一人きりで観光地をぼんやり歩いていた。目に入る雄大な自然の広がる景色や他の観光客がはしゃぐ様子に心が動かされない。ふとベンチを見つけてそこに座ってしまうと、根が生えたように動けなくなってしまった。
見上げた空はよく晴れ渡り、浮かぶ雲を見るともなく見ながら彼のことばかりを思い返していた。カミングアウトをしたときから親に見離され縁を切られたと言っていた。死にたくなったこともあるけれど君と出会ってからそうでもなくなったと言っていた。死ぬのは怖いけれど君と別れることのほうがもっと怖いのだと言っていた。俺は、彼に先立たれてこれから先どうしたらいいのかわからなくなっていた。
この国で彼の後でも追おうか。そんなことを一瞬考えた途端に突風が吹き付け、観光客が驚いて悲鳴をあげるのが聞こえてきた。彼が俺を叱ったに違いない。根拠はないけれどそう思ってベンチから立ち上がると、何事もなかったように穏やかな風がそっと吹くばかりだった。

7/17/2024, 3:24:52 AM

空を見て心に浮かんだこと。

それは、自分なんて長い歴史の中のちっぽけな1人に過ぎないということ。自分が何をしようが、長い歴史の中では大きな意味はない。

どう生きようが、この世界にとっては誤差に過ぎない。何をしようが世界にとってはどうでもいいという事。
つまり、自分が別に何しようが関係ない。つまり、いい子でいようとしても、悪さをしまくっても大差はないのだ。

だから、やりたいことをやるのがいいのではないかと思う。もちろん、周りの人や家族に迷惑をかけるかもしれないから、その辺りには気を使いながらになるが。

やりたいことと言っても、自分がどういう人間でありたいかという部分は忘れてはいけない。そこに基づき、やりたいことをやっていけば良いのだと思う。

我慢して嫌な仕事を続けなくても良い。しかし、他の人に迷惑をかけることを忘れてはいけない。常に感謝し、感謝を言葉・行動に出さなければならない。

そういう生き方は、何よりも楽しく暮らせると思うし、カッコいいと思う。

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