『空を見上げて心に浮かんだこと』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
美しい朝焼けも、青空も、心を洗うような雨も、私が見ていない時だって存在してるのに。家に閉じこもって空も見ないでいると、無駄遣いしてるような気持ちになる。人生の無駄遣い。空の無駄遣い。外へ行こうと思えばいつだって行けるのに、私の気持ち1つなのに、どうしてかこの部屋に縛り付けられている。
空を見上げて心に浮かんだこと
夕焼けが綺麗だった
それだけでなぜか気持ちが満たされて
温かい気持ちになった。
長い人生の中の一瞬の出来事だったとしても
嬉しかったこと、楽しかったこと、幸せだったこと
全部全部忘れたくない。
私の気持ち全部を抱えて生きていたい。
『空を見上げて心に浮かんだこと』
何気なく空を見上げてしまうのは毎日の癖になってしまっているだろうか。
晴れの日も、曇りの日も、雨の日も。
こんなにも日々、思いを馳せて空を見詰めた事なんてあっただろうか。
浮かんでくるのはあの人と過ごした日々。
初めて出会った時の事、私から告白し御付き合いした事、あの人からプロポーズを受け結婚した事、三人の子供に恵まれた事……二人で歩んだ人生がアルバムの様に映し出され、空をゆっくりと流れていく。
私の隣にあの人はもういない。
あの空の向こうで微笑みながら私を待っているのだろう。
私も齢米寿。いつかはアナタの元へ向かいますが、もう少しだけ待っていて下さいね。沢山の土産話を持って会いにいきますから。
今、この自然に生きている雲はどこから来たのだろう。雲は自分の意思ではなく、「風」に全てを任せて晴天の空を生きている。私も、この雲の様に自分の意思を全て無くして誰かに人生の道を描いて貰ったら、もう、誰にも迷惑をかけずに済むのかな。私のことを気に入らない誰かに私の人生を預けたら、私はまた貴方に逢うことができるのかな。私は、この世の誰からも邪魔者、厄介者だって思われる世界に行きたい。もしかしたら、本当は貴方にだって嫌われてもいいと思ってるのかもしれない。
でも、私は何処までも臆病だから、貴方に逢いに行くまで何年も何年もかかっちゃうなぁ。
『空を見上げて心に浮かんだこと』
誰かが、僕らを雑に間引こうとしてるみたいだ。
***
ずっと雨が降っている。
どこぞでは雨が降らず干上がっていると聞くのに、
ここではずっと。
善も悪も区別なくひっくるめて、
全てを水に沈めたいとでも言わんばかりに。
雨が降る。
異常気象。
昔なら、龍神様に祈祷のひとつでもしていただろうか。
どうにもできない天気の流れ。
局地的にこられたんじゃ、予報だってカバーできない。
自分1人じゃなにも分からない。
だから、
***
だから、今は、一緒にいたい。
手を繋いでいたいんだ。
名前は、親から子への最初のギフトなのだと言う。であれば僕は、生まれながら呪われたようだと、自分の名前を見る度に思う。
不実と不安の代名詞。それがいつまでもついて回る。大嫌いだ。
「ねぇ、そっち晴れてる?」
「うん」
電話越しに、君の声。こもった音で嫌いだという君の声が、僕は何よりも優しく聞こえて好きだ。口下手で相変わらず相槌ばかりの僕に、君はいつも優しく語り掛ける。
「月見える?」
「え。あぁ、あった」
促されるように仰いだ空から、ひとつの光を探し出す。それはいつもと変わらず、ただ静かに、不安定な姿を晒していた。
「もう少しで満月かな」
「欠け始めたとこかも」
「月が見えると、君を思い出す」
「そう」
「空にいつもあるから、離れててもいつも一緒みたい」
「そうかな」
「でもやっぱり会いたいね」
「うん」
誰かと時間を共有することも、大切に思うことも、全部君が教えてくれた。君を見ていると、どんどん僕の世界は新しくなる。
大嫌いな名前も、ほんの少し好きになれそうで、どこか少し落ち着かない気持ちになった。
〉空を見上げて心に浮かんだこと
休みの日
私はこんなにも好きなんだって思い知らされる
今日も曇天
いつも、曇天
そうか、
これは━━━━━━━━。
空を見上げて心に浮かんだこと
この世からいなくなってしまえば
どれだけ楽だっただろうか
今日の空も綺麗だな
舞華
あ!そうだ
傘忘れて来ちゃった!!
《 空を見上げて心に浮かんだ事 》
朝涼み
澄んだ空気と
大きな青い空
風に流される
小さなふたつの白い雲
何処からか
鳥たちの声と
風を切って飛ぶ矢羽の音
大きく深呼吸
空を見上げて
自然と一体化
心地よい…
研ぎ澄まされる
この瞬間が好き
nori
「空を見上げて心に浮かんだこと」
あの青色を汚してはいけない
だから天は
罪や執着を
受け入れるわけにいかない
あの青色ほど
真理を教えるものは無い
嬉しい 苦しい 悲しい 怒り‥
様々な顔をする君は
いつ見ても面白く飽きないものだ
『空を見上げて心に浮かんだこと』
空を飛べたら私は変われるだろうか
それとも
逃げ癖がつくのだろうか
空を飛べたら自由になれるだろうか
それとも
孤独になるのだろうか
空模様に一喜一憂する。
雨を防ぐ術は傘ひとつ。それも完全ではない。
無力感を晴らすことが出来るのは、帰る場所があるから。
-空を見上げて心に浮かんだこと-
何も浮かばない。
でも頭には浮かんでる。
みなさんは心とはどこにあると思いますか?
私は頭派です。なので頭に浮かんだことを書かせてくださいm(_ _)m
ここにいる私の遥か頭上に雲がある。
目を閉じる。イメージする。
その雲は全国の天気図で日本列島を覆う雲の一部。
目を開ける。
私はなんて小さいんだ。
空に向かって神様に喚こうが届くはずも無い。
もう小さくて小さくて、なるようにしかならん。そう思い知らされては掌で遊び回る。
星は見えない都会の夜空
ただ月だけは共通して見える
空を見上げて心に浮かんだこと
それは「安心感」
月が私たちを繋げてくれる
まだ見ぬ未来の友や
今まで育んだ友情
そんな人たちを優しく見守ってくれる
月は生命の母みたいなものだね
空を見上げて心に浮かんだこと
天気のいい朝美しい空を眺めていたら,急に心に浮かんだ
好きな人,一緒に見てみたいと思った
少しでいいから傍にいて欲しい。
「ねぇ、あの雲魚みたいじゃない?」
窓際に居た君が指指した方向を見れば、ゆっくりと空を泳ぐ雲があった。確かに、魚のような形をしている。
「ほんとだ。魚っぽいね」
「だよね!!……あ!あっちの雲はねー、くま!」
「え?あそこの雲はうさぎじゃない??」
「いや。あれは絶対にくまだよ」
「そうかなぁ」
そんな会話をしながら、青空を流れる雲を見る。
晴れ晴れとした空をぼんやり眺めては、青いなぁなんて当たり前の事を思って。からりと照った太陽が眩しい。
「……海、行きたいなぁ」
「どしたの、いきなり」
「なんか、青空見てたら海行きたくなって。行かない?今から」
君の唐突な提案にはもう慣れっこだ。承諾すれば嬉しそうに準備を始める君。
君の鼻歌が、澄み切った青空と同じくらい綺麗で明るく聴こえた。
(空を見上げて心に浮かんだこと)