『空が泣く』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
空が泣く・・・
僕の心と一緒に空が泣く。
君に会いたくて空が泣いている中、走っていった。
ねぇ?君は今何を思ってる?
空が泣く
私の心と一緒に空が泣く。
あなたと過ごした日々を思いながらあなたを待ち続けた。
ねぇ?わたしたちこれからも一緒にいられるよね?
「お父さん、ウチ大丈夫かな?」
「そんな事より聞いてくれ、実は母さんと別れる事になった」
「ねぇ、それより今日の夜のこと」
「お前には迷惑かけるな」
「そうじゃなくて、ほら!」
ザーーーッ
強い雨が地面を打ち付けた始めた。
「空が泣いてるな」
父は上を見た。
「ウチの場合は、雨漏りだから、屋根が泣いてる」
『空が泣く』
もうすぐこの世が終わる
もうずっと空は泣いている
この世の終わりを悲しんでか
それとも喜んでか
地は叫ぶ
灼けた灼けたと
水は唸る
荒れろ荒れろと
空は泣く
埋まる埋まると
風は翔る
飛ばせ飛ばせと
人は嘆く
何故だ何故だと
それは果たして
厚顔か無知か
ポツン
ポツン
水がコンクリートに当たる音がする
それと同時に、
少し蒸し暑くなってる気がする
雨の匂いもする、…
空が泣いている
誰がご機嫌をとるんだろう
誰が笑わせるんだろう
お題 空が泣いている
空が泣く
帰り道
地面が濡れた
ぽたぽたと
雫が落ちてきた
あの日のことはよく覚えている
僕の人生でいちばん辛かった日
空が今まで以上に
泣いていた日
お題《空が泣く》
それはやさしさのカケラ。
空だって、泣いていい。
空が泣くと、、、
きっと今、どこかで
誰かが泣いている そんな気がしてくる
だから 私の心も泣き空みたいに 湿ってくる
知らない 誰かと 私の心に
想いの虹を 架けてくれた
果てしない空
空っぽの臓器に酔いを回そうぜ、酒が不味くなる話はここらで終い
いつだって無気力な君はぱたたって雨を落とした、ちいさなグラスを揺すった
宵に媚びて、微睡んで揺蕩う、色褪せぬ熱を詰め込んだカラメル色
こくん、て喉の音と安っぽい硝子がきゃり、て擦れる音が咄嗟に混濁し
簡易的な雨で濡れた手先、血が滾ってとくんとくん、つくり物のように指を浮かす
寝てもないのに二日酔いか知らないが、これからの行為と頭が熱に化かされて鈍く重たい
空が泣く。
心が泣く。
君が泣く。
僕も泣く。
星が泣き、
月も消え、
風が吹き、
桜が降る。
明かりが消え、
星だけの明るさが、
街に響いたら、
心がそっと嘶き、
可惜夜と化す。
ー空が泣くー
君が涙を流すと
空も涙を流す
なぜ君と空は一緒に泣くのだろう、
空はなぜ泣いているのだろうか、
分からない。
だが、悲しいと言う気持ちはわかる。
これからも分からないことだらけだ。
君はなぜ泣いているの?
空はなぜ泣いているの?
教えてよ。
空が泣いてるね。
そう言った君の顔は見えなかったけれど。
空は泣かないよ。
なんて無粋なことは言えなくて。
ただ、立ち尽くして空を見上げている、君の後ろ姿を見守ることしかできなかったんだ。
空が泣く
「空はどうして泣くの」
雨がふる中、公園のベンチでびしょぬれになりながら一人すわっていると、“かさ”をさした一人の小学低学年ほどの女の子が近くまでよって来た。
「空にのぼった“すいじょうき”は、冷やされて小さい水や氷の“つぶ”になる。小さな氷の“つぶ”や水の“つぶ”がくっつきあって、雲がだんだん大きくなると、雲の中の氷の“つぶ”が大きくなって、重くなり、雨となって落ちてくる。そして 落ちてくる時、“とちゅう”でとけて水にかわったものが雨だよ」
「あなたはいつもむずかしい話をするね」
女の子は“むひょうじょう”のままジッと雨にぬれる僕を見つめた。
「みんな、あなたを落ちついていて、頭がいいっていう。でも、私が聞きたいことにはこたえてくれない。あなたにも空が泣く理由は分からないの?」
「……空が泣くのは、雨がふってるから。誰の目に見えない雨が、ずっとふり続けてるから」
「私には見えるよ」
「空が泣くのは、自分だけはなれた“ばしょ”にいるから」
「空は近くにいるよ」
「空が泣くのは、みんなと“ちがう”から」
「一緒にかさの下に入れば、他のみんなと同じだよ。でも、かさの下の空は空で、同じになるひつようはないんだよ。だから、家にかえろう。そして明日も学校で会おうよ」
まるで他人事のように話をする僕に、女の子はそう言って手を差し伸べた。
気付けば空は泣き止み、太陽が姿を見せた。
「雨は、やんだ?」
「うん、止んだ」
晴れた空の下で“傘”を差し、空が流した涙の跡の上を、“無表情”だった僕と君は笑いながら駆けた。
──────『空がなく』
空が泣く。
空が泣くとしたら、雨だろうか。
シトシトと。
あるいは、ザァザアと。
もっとひどいと、ザァーっと滝のように。
嵐がきたら、風も雷も全部使って泣き喚く。
寂しくて、悲しくて、我慢出来なくて、溢れ出す。
そんな、空の涙につられるように。
憂鬱だったり、悲しくなったり。
時には、強すぎる勢いに怖くなったり。
そらが、伝える感情があるのなら。
私の心も、道連れに。
― あした天気にしておくれ。―
#空が泣く
だから雨が降る
雨というのは空の感情であって単なる雨じゃないよ
だから、雨の日はうんと泣かせてあげよう
雨をウザがるな?
「空が泣く」
空が泣いてることを知ってるのは俯くのを辞めた人だ
空よ、空
人の頭上にいつも在り
わたしを励まし
突き放し
けっして手の届かぬ
父なる空よ
この心が腑に落ちるとき
それはあなたが
涙を流すときだけだ
そのときだけは
わたしは自分の声を飲み
長く続く人の世の理不尽を
ともに嘆き悔やみ
抑圧された怒りに胸ふたぎ
あなたの心に
寄り添いたい思いに駆られる
#空が泣く
季節はそろそろ秋
長雨が来る頃になる
でも俺は春が好きだから
雨は雨でも五月雨が好きだ
五月雨て 空が泣く 庭
星屑の 集まるかたの つむり跡
「さみだれて…」
声を出して詩ってみたら
以外に良い声が出た 内容はイマイチの詩だ
だが不意に クスクスと笑う女の声に赤面する
お前の顔が見たいよ、と心の中で愚痴ながら想う
庭の外で笑いながら去って行った見知らぬ女は
俺の心を掻き乱すくらいの良い声で
心裏腹に悔しい筈なのに敗北感よりも
得した気分で春を感じた秋だった
空は今にも泣きそうなのが
刹那の恋かと感じさせる重たい雲だよな
「降ってきた」
ため息と共に部屋に入る
何なんだろ俺は 馬鹿だよな
お題:空が泣く
空が泣く。
私と同じみたい
晴れていた心が雨雲で隠れた
恋したところで
一つも希望はなかったのかもしれない
別に期待はしてなかった
でもこの想いを無駄にしたくなかった
曇った空を見て涙がでる
毎日つまらない生活でも
君は私の心を晴れにしてくれた
でも君は居ない
私の心は今も曇ったまま。
空は、みんなを見守っている
だから
君が泣いた時
空も泣くだろう
だから
僕は、君を笑かすだろう
その時、空も笑うだろう