秋風』の作文集

Open App

秋風』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

11/15/2023, 7:11:01 AM

秋は感傷的になる、と昔母が言っていたことを思い出す。
良妻賢母に何があったのか。
真面目な母に素敵な思い出があるといいな。

今年は……秋が無かった!


〜秋風〜

11/15/2023, 6:57:27 AM

一瞬の隙間に入り込んでくるため息は、この季節の移り変わる速さの変わった乾いた風によく似ている

11/15/2023, 6:55:48 AM

金木犀の香りが

少し冷たくなった風に乗ってくる

久しぶりに思い切り空気を吸う

やはり香りや空気から感じる季節は

心地よい




『秋風』

11/15/2023, 6:53:56 AM

【秋風】#81

私と貴方の間に秋風が吹き始めたのは、
街にイルミネーションが飾られ始めた頃。
私がマフラーをして着飾っても、
寒いことを理由に手を繋いでも、
貴方は、にこりと笑うだけで。
無理して笑って欲しくはない。
でも貴方と一緒にいる時間も
少ないだろうから。
そんな矛盾した気持ちの前、
冬に吹く秋風は
迷いもなしに通り越そうとする。
「優しすぎるよ。」

11/15/2023, 6:46:02 AM

途端に、柔らかい風が吹いた


_秋の匂いだ


その匂いで、あの日を思い出した

鮮明な記憶と共に


『秋の匂いがする』

「え?」

『なんでもない笑』


私だけだと、思ってた

だけど君も、感じてた

凄く思いが込み上げてきた


_君のこと、大好きだなぁ、笑




#秋風

11/15/2023, 6:45:00 AM

ホロンは音のする秋のこと。
近所で今日もチャネリングだけで叫んでる時雨たちの雄叫びが1km先から霊聴もひどく入り込んで混じえて聴こえてくる。
どこ。

11/15/2023, 6:41:48 AM

ホット一息
コーヒーが苦手な私は
ココアを飲んで
体を温める

仄かな甘さが 私の中を満たし
心が 落ち着く

わざわざ 寒い中で飲む必要はないけども
この寒さの中で飲むのが また いい

体に染み渡る この温かさ
穏やかになれる この甘さ

夜の風に当たりながら
私は この温かさに包まれる

11/15/2023, 6:34:17 AM

犬の話をしていたとき。

「柚さんは、大型犬っぽい」
「そうかな。汐ちゃんは大型犬好き?」
「中身が柚さんなら巨大型犬でも飼いたい」
「ふふ、それはよかった。」

私の中では、いつものなんでもない会話だったからすぐに忘れてしまったけれど、少し経ってから、

「私が犬になる話とかしたね。」
「汐ちゃんが飼ってくれるんでしょう?」

って言うから。かわいいから。想像する。



きっと、私が家に帰ったら
「汐ちゃん。お散歩の時間だよ。」
って言って、お昼寝もスマホも、
もふもふの体で阻止してくる。

お散歩中のゆずさんはきっと
いつもと同じでいつも違う景色から
色んな連想をして
物思いにふけるんだろう。
そこから少しだけ、
私に共有してくれたりするんだろう。
朝はその日の夢の話を、
夜はその日の月や星の話をしてくれる人だった。

ぼーっと夕暮れを眺める柚さんを
後ろから見守る。

「綺麗だね、汐ちゃん。」
毎日毎日、必ず言ってくれそう。
夕日に透けるふわふわの毛を秋風になびかせて
私に微笑むゆずさんはきっと
夕日なんかよりもずっと綺麗で眩しくて
犬になっても抜けない
あの優しさが引き起こす脆さからくる儚さで
私の不安を煽る。


うん、柚さん、綺麗だね。
..今度は居なくならないでね。



ふわっと優しく私を撫でる秋風にどうしようもなく泣きそうになる。

11/15/2023, 6:22:09 AM

秋風ひゅー
葉っぱと追いかけっこ
こっちは舞ってる
楽しいね
秋が一番好きだ
舞華

11/15/2023, 6:16:54 AM

秋風吹くと
食欲そそる
とある
秋の一日





(2023.11.14秋風)

11/15/2023, 6:16:33 AM

中途半端な季節 秋 私は
大好きだ

ビルと ビル の 合間を
歩くと 乾いた風が 強く
身体を 切るかのように吹いた

コンクリート ビル都心のなか
道路側を車道面と  
歩道側 間に 一線を引くかのように
良い感覚で 木々が 並ぶ
秋風で 落ち葉が ちらほら
枯れた茶色から薄くなった
白が交じった灰色
まるで 何かしら 
私なか 落とした ものが
散らばり かを 思い
つい葉を拾い
触るとクシャと 

枯れ葉 儚く 手の中で 
儚く 葉は 崩れた
私が 落ち葉 を 握り

悪戯したような気分と
失いさ に 気持ちが 痛む
土へと 還れと 木々を囲う場の
土に崩した 葉を 戻し

一息つあて 気持ちを
切り替えた ビルの都心なか
しっかり 風は強いから
秋 夕 夜 帰宅だけに
薄茶の ダブルジャケットの
襟を しっかり立て 
弱く ただずんだ時間にひたるには 
暇はない 黄昏に帰宅
ご飯をつくり しっかり
プライベートを しよう

並木は やはり
綺麗だ 
と 急に寒さは冬はじめ だけに
秋は 余計に はやく 終わりか

気持ちを 切り替えたら
清々しいく 歩く 自分に
まだまだ やれる なんて
思えた

11/15/2023, 5:45:35 AM

立冬、先週来たよな…
まあ11月に夏日がくるんだから、その辺はどうでもいいのか。
私のフトコロ具合はまさに秋風が吹いている。
ハロウィンジャンボは300円に終わった。
年末ジャンボ発売は来週だな。
あ~、微動だにしない生活を送りたい。

11/15/2023, 5:43:46 AM

風が吹いている音が聞こえる。
"明日も学校"が嫌になった。
休んだ僕は今家にいる。
ストレスを溜め込んだ気がしたから。

オジに言われるあれやれコレやれあーだこーだ。
毛布を被ったその暗闇が心地良いと感じた。
僕がそこから消えたって気がしたから。
このままさよなら。

11/15/2023, 5:41:42 AM

秋風吹き込むこの部屋で、ひとりきり
君が帰る頃には、窓なんて開けていられないくらいに、外気は冷え込んでいるはずだ
首筋に冷たい風を感じながら
暖かな体温の帰還を待ち望む

(秋風)

11/15/2023, 5:11:57 AM

#秋風

 秋風…今年は吹いただろうか。
 毎年秋を感じることが少なくなっているが、今年はとにかく酷暑→なんだこの暑さ→殺す気か?→まだ暑い→このまま季節が進まないのでは?→こんなに暑い日が続いて大丈夫なのだろうか→ぎゃ!寒いっ!という感じで、暑いが続いたあと、急に何もインターミッションなく「寒い!」になった印象がある。
 ここ数年はずっと秋らしい秋もなく、残暑→冬。みたいな、日本には四季が消え、二季になったとはよく言ったものだ。

 秋。私は嫌いだった。
 仕事をしていた頃。秋といえば、「インフルエンザの予防接種が始まる」「ノロウイルス、ロタウイルスなどの感冒性胃腸炎が流行する」そして、冬は死…。であった。
 10月半ばからインフルワクチンの予約が始まり、予約初日はまさにチケットぴあ(今は電話にて先着順予約するシステムがなくなったからこの言い方、若い人はわからないのでは?)状態。
 シフト外の人間が休日出勤して一日中電話番をするような有様だった。
 そしてワクチンの接種はこれまた休診日に行われるため、休日が減る。ぶっちゃけ、いいことは一つもない。
 勤務していたのは小児科だったのね。だから、もう、阿鼻叫喚なわけですよ。大人に注射を打つのなら、まあ、変な人が多少いても粛々と進むけれど、断固拒否して泣き叫ぶ子供、暴れる子供、それらを捕まえ、宥め、保定し、まさに「羊の毛刈り」。全身運動だった。
 それと、胃腸炎の流行。これがきつい。
 働き始めた頃、子供の患者さんからもらった胃腸炎はそれはそれはすごかった。後にも先にも走りながら吐いたのはあれきりだし、緑色の胆汁まで吐いたのも幸いにしてあれきりだ。
 毎年繰り返し訪れる胃痛と吐き気。それらが10月から流行がインフル一辺倒になる12月下旬まで続く。
 秋は、そんな季節。だから本当に心底嫌いだった。

 それが、そんな阿鼻地獄を飛び出し、今は涅槃におります。子供と関わることがないため、仕事を辞めてから一度も胃腸炎になってない!インフルも罹患してない!病気しなくなった!ストレスで口内炎がしこたまできてしんどかったのも今は昔!

 そうなると秋が好きになってきた。過ごしやすいしいい季節よね。最近は存在しないけど。

 それとは別に、秋には記念日がある。
 10月17日が、江ノ島神社で神前挙式を挙げた日なのです。
 父が片瀬の会社に長く勤めていて、社長と宮司さんが知り合いということ、父自身も宮司さんと顔見知りということ、個人的に江ノ島神社が好きということ、毎年お礼参りに行ける距離であること、などから江ノ島神社の中津宮で挙式を挙げさせてもらった。
 台風が心配だったけれど、当日はまさに気持ち良い海風が吹く秋晴れ。親族以外では唯一出席してもらった親友が後ろで号泣しているのを、旦那さんと声を殺して笑っていたのを思い出す。ちなみに3年後、その親友の結婚式で私もマイクを持ったまま号泣するのである。

 秋と聞いて思い出すのは、そうね、あと、家でお月見をしたことかしら。
 クリスマス、冬至、ひな祭りなど、お節句や行事をかなり細かくやっていた我が家(結婚して旦那さんが全然しなかったと聞いて、なるほど、うちはとてもやっていた方なのだと知った)。
 お月見ももちろんやっていた。
 母と白玉粉でお団子を作り、私がススキを調達してくる。それだけの、簡単なイベント。
 ある年、ススキがどこも生えておらず、途方に暮れて暗くなるまで歩き回り、泣きながら帰ったことを思い出す。母は怒りもせず、「今年は仕方ないね」なんて言っていたような気がする(あんまり覚えてない)。いつからやらなくなったんだろう。今年もやらなかった。
 私が結婚することになり、当時彼氏だった今の旦那さんがうちに挨拶に来ることになった日。
 私は後から聞かされたが、父がどうしても桜茶を出したいと、桜の塩漬けをあちこち探し回ったのだそうだ。
 おめでたい日には、桜の花が浮いているお茶を出したかったとのこと。
 変なところにこだわりがある父ならやりかねんと思うし、うちでの行事も父の意見だったのかもしれない。

 ここで文章を書くと、よく昔のことを思い出す。
 なんでもないと気にも留めていなかった事柄が、実は我が家特有のことだったり、本当はとても尊いものだったなどと気づくことができた。
 秋風も、吹かなくなった今、とても懐かしく尊いものに感じる。いきなり冬はいやだよ。いきなりはステーキだけにしてほしい。



2023・11・15 猫田こぎん

11/15/2023, 4:55:40 AM

しんと冷え込んだ空気を肺に取り込む度に、つんとした空虚さが胸の中に木霊した。持久走の日に学校に行きたくなかったことを思い出す。心は特に、あのときを通り過ぎてはいないけれど。
 いっそ足の一本や三本でも折れてしまえばいいと思っていたけど、そうしてなくてよかったな、って今でもあまり思えていない。嫌だったなあ…を、あと数十年すれば笑うようになるのだろうか。秋風が指の先を撫でる。手袋はいつも無くすからひとつも持っていない。今年こそを繰り返して今度こそ、って…また失くしちゃうんだろうか。瞬く間に消えて行く季節が木々の色をひっくり返していく、その様子がちょっと愉快だ。

11/15/2023, 3:53:00 AM

秋風

金風(きんぷう)、素風(そふう)、色なき風、鳩(はと)吹く風、鯉魚(りぎょ)風、爽籟(そうらい)などともいうそうです。ほかに、
野分(のわき)雁渡し(かりわたし)いなさ 

色なき風…何だか詩的。
でも、春風でも夏風でも冬風でも色はなさそうだけど。
調べてみました。

春風

東風(こち)春嵐(はるあらし、
しゅんらん)春疾風(はるはやて)
花風(はなかぜ)花嵐(はなあらし)
貝寄せ(かいよせ)
春一番

夏風

薫風(くんぷう)緑風(りょくふう)
青嵐 (あおあらし、せいらん)
青田風(あおたかぜ)黒南風(くろはえ)
白南風(しろはえ)南風(はえ)
盆東風(ぼんごち)他多数

冬風

木枯らし おろし 六甲おろし、富士おろしなど からっ風

夏が多かったです♪
花風 春嵐 青嵐が好き

11/15/2023, 3:51:33 AM

「秋風」

秋の風は、秋色だ

くるくるくる

落ち葉によって、可視化される秋の風
体の周りを、落ち葉が回る

くるくる落ち葉の真ん中で、ひとりで言う
「ひゃーさむい」

くるくる落ち葉の真ん中で、身動きが取れない私は、
まるでとっても無力な人だ

今年もやって来た、秋風は、
落ち葉のダンサー、風に乗せて
くるくる、くるくる、踊ってる

11/15/2023, 3:37:21 AM

秋の風は
抜けた日向の匂いがして
触ると軽く
噛みしめるとほの苦い
遠くに置いてきた
郷愁の風景に似ていて
待ってくれているようで
気が付くと
とっくに去って姿が見えない


(秋風)

11/15/2023, 3:32:52 AM

秋風に運ばれた紅葉が足元に舞い降り、私はふと足を止めた。

目の前に広がる紅葉の美しさに息をのむ。
忙しい日々に追われるうち、気付けば季節は秋へと移ろい変わっていた。もうあと一週間もすれば、辺り一面は赤一色に染まるだろう。

そんなことを考える余裕が出来たのは、重要なプロジェクトが終局を迎え、仕事とプライベートのバランスが上手く取れるようになってきたからだ。

そよそよと、風に揺れる紅葉の葉音が心地よく耳に響く。心が自然と穏やかになり、洗われていくようだった。日々の喧騒を忘れるように、私は軽く目を閉じる。

『なぁ、俺たちもう一緒にいる意味ないんじゃないか』

半年前、別れた彼の言葉が胸の中に甦る。学生の頃からの付き合いで、私のことを誰よりも理解してくれる唯一の存在だった。心のどこかで彼なら大丈夫だとうぬぼれ、忙しさにかまけて関係をおざなりにしてしまった自分。

今さら反省しても遅いけれど、あの時少しでも彼を思いやることができていたなら……

目を開けて、燃えるように赤い紅葉を見つめる。じっと眺めていると、ふいに枝から離れた葉が一枚、ひらひらと舞いながら私の肩にそっと乗った。小さな手の平よのうな紅葉。私はふふっと笑みをこぼし、肩へ指を伸ばした。けれど、指先に触れる前に紅葉は風にさらわれてしまう。くるくると踊りながら紅葉は運ばれ、誰かの足元に静かに降りた。

「久しぶりだな」

聞き覚えのある声が風に乗って、鼓膜に優しく届く。

「会いたかった」

その言葉にゆっくりと顔を上げる。目の前に、彼が微笑んでいた。半年ぶりに見る笑顔。
『会いたかった』その言葉に胸に熱いものが込み上げる。忙しい日々の中で失ってしまった大切な、大切なもの。今からでも取り戻せるだろうか。
私は意を決して、彼に向き合う。

「少し時間あるかな? 話したいことがあるの」

吹き抜ける秋風が、私の背中をそっと押してくれる。「ああ」と、あの頃と変わらぬ笑顔を向けた彼に、私は心臓は期待に張り裂けそうだった。

Next