『秋晴れ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
すっきり晴れた秋空
これは出かけなくっちゃ
洗濯物干してっと
さあ、どうしようかな〜
とりあえず…
ソファにゴロン
ふう〜
あったかい日差しの中で
一人静かに過ごすのも
悪くないか
久しぶりに
部屋から
のんびり
青空を眺めていよう
#秋晴れ
二人の間を吹き抜ける風は
少しだけ心を掻き乱し
高く澄み渡る空へ流れてゆく
口に出せない思い
言葉にならない感情
手を伸ばせば
その手はすぐ隣にあるのに
繋げなくて…
鮮やかに彩りを変えた景色の中に
届けたい言葉を拾い集め
そっと呟く秋空の下
人は誰も読み人知らず
今日は秋晴れなので気持ちが良く
僕は久しぶりに妻を誘って散歩に出かけた。
結婚して25年…
子供は社会人になり夫婦の時間を楽しんでいる。
こぉ見えて僕と妻は仲良しなのだ♪
いつもの様に手を繋ぐと
「ねぇ…昔は間に子供が居たよね〜
3人で手を繋いでたっけ♪」
と妻が笑顔で言った。
「次は孫かなぁ〜?」
僕も笑顔で言うと
「お嫁に行ってほしくないんでしょ〜?」
と、妻がニヤニヤしながら言った(笑)
「そ、そんな事ないさ〜♪♪♪」
と、僕は口笛を吹いて誤魔化した///
「この25年、色々あったけどいつもありがとね♡
これからもよろしくお願いします♡」
「こちらこそありがとうとよろしくお願いします♡」
妻がぎゅして僕もぎゅした。
上目遣いで妻が
「カフェ行って帰ろっか♪」
僕はそんな妻が愛しくてたまらない。
「お!いいねぇ〜♪」
すると妻が僕の手を引っ張って
2人は駆け出した。
まるで恋人の頃に戻ったみたいに…
#秋晴れ
金木犀の匂いが
秋空一面に香る
なんだか少し
暖かい
#ピアノ
私は弾いていない
ただ音を鳴らしているだけだ
だからあの子には勝てない
だから誰にも届かない
秋晴れ
秋晴れ。
心も晴れ晴れ
秋晴れ。
笑顔も晴れ晴れ
秋晴れ。秋晴れ。
秋晴れ
絵に描いたような、雲一つない青い空。
息を吸うと空気がカラッと乾いて澄んでいる。
夏の蒸し暑く、じめじめとしたものとは違う。
とても気持ちいいものだ――
『秋晴れ』2023.10.18
パァンと高らかな号砲。転がるように児童たちが一斉に走り出す。観客席からは父兄の歓声が上がる。
「うおー、頑張れー!」
それに負けないぐらい大きな声で俺たちは応援する。舞台で鍛えた声量で応援すれば、他の父兄が面白そうに笑った。
今日は俺の息子の運動会だ。そして、金髪の彼の娘ちゃんの運動会でもある。
奇しくも俺たち全員のスケジュールがオフだったので、五人そろって応援にきたというわけだ。
「いけ、そこだ、差せ!」
「いやいや、競馬じゃないんだから」
応援に熱が入ってしまいそう声を張り上げると、ツッコミが入る。
そんなやり取りすら面白いと感じてしまうのは、ここにいるのが俺の大好きな仲間たちだからだ。
俺の息子も他の連中が応援に来ると知たときは、照れてはいたが当日になると、かけっこで一番になると意気込んでいた。
息子は顔を真っ赤にして前へ前へ進んでいる。後方からのスタートで最初は出遅れていたが、今は一位をキープしている。しかし、その後ろには俊足で知られる彼の友人。どちらが一位になってもおかしくない。
俺たちの応援にも力が入る。競馬のような応援だろうとかまわない。
ゴールまで、あと少し。どちらが勝つか――
そして、ゴールテープが切られた。勝ったのは俺の息子だった。差し切ったのだ。
勝利を祝いつつ、他の子たちの健闘も称える。げれっぱの子がゴールしたときなんて、うちの最年長の彼は号泣しながらバチンバチンと拍手を送っていた。
秋晴れのもと、感動と大歓声のなかで、かけっこは幕を下ろした。
――ちなみに、運動会が開始して一時間のできごとである。
衣替えをし忘れた。
いい天気で油断をした。
涼しい風が余裕げに吹き抜ける。
ささくれ始めた手を擦り合わせた。
#秋晴れ
地元の秋晴れは特に綺麗だった。
そう思うほど、私たちは故郷をいつも心に抱きしめていて、
いつもどこかで、故郷を求めている。
秋晴れの、空から舞い落ちる木の葉のように、太陽が差し込む光を受けながら、ひらひらとひらひらと落ちていきたい。
多分情熱の匂いがよく似合う。
それは、ダンディな男性によく似ていて、オールバックに流した髪型が、哀愁を誘うのだ。
ダンスをしているみたいだ。
何をするにつけても、シックな感情は、郷愁を思わせる。
男は言う。
「このまま、何もしないまま退屈に生きていても、生きた屍の如くさ」
そして、次元大介のように続ける。
「ニヒリズムは徹頭徹尾、やった方がいいね。恩恵は人と距離を取りたくなることか」
いや、これは短所とも言える。
と、男は言う。
男は車のドアを開け、乗り込む。
キーを回し、エンジンをかけ、ギアを一速に入れる。
そうして走り出すMT車の影を、私は追えない。
泥棒は夜やって来るというが、昼間の強盗は、多分相当なやり手だろう。
そうでなくてはハードボイルドという格好がつかないというもの。
苦し紛れに私は笑う。
なぜなら、強盗は既に盗みに入ったあとで、ニヒリズムを語り、MT車に乗って、逃げ去った後だったからである。
抜けるような秋の空
空気もさわやかだ
山ではそろそろ紅葉も始まる頃だろう
たまにはハイキングなんていうのもいいな
登山が無理なら、公園の芝生にシートを広げて座って、お弁当を食べるのはどう?
腹ごなしにバドミントンなんかしたりして
ああ、ええと、今度の週末あたり、よかったら僕と一緒に行きませんか?
今年も
猛暑日が多かった。
熱中症にならない様に
体調管理も
緊張感があった
少しずつ、
気温が下がる中、
街で見る
服装も、
半袖だったり、
長袖だったり、
ちょっと、
面白く眺めてしまいますね。
この季節、
モンブランケーキが
食べたくなる。
春に比べて、
世の中の景色は
ブラウンの濃淡がメインになる。
もう少し後には、
山々も
綺麗に色づく。
秋晴れの空の下
爽やかな気持ちになった。
心も体も、
夏の暑さと闘ってくれた。
感謝だなぁ。
今日は
アロマで
心体を休めてあげよう。
#12『秋晴れ』
今日みたいな空を見上げると
一見どこまでも高く続くようだけれど
自分を中心とした
プラネタリウムの中にいるみたい。
その半球に閉じ込められて
上から誰かに見られているみたいで
なんだかちょっと窮屈。
でも2人で自転車を押して歩く帰り道
「ちょっと寄り道して帰ろうか」
と提案されてワクワクしてしまう
そんな単純な私。
君といると退屈しないから
今年の秋も楽しめそうだな。
彼の言葉に気持ち晴れて
今 彼は社会人ラグビーの下部リーグで
あれから栄養士を取り
選手の体のケアを担当していて
奥様とは別れていて子供さんと
月に2回 お嬢様と会っていて
お好み焼きを焼く事を楽しみにしていると
本橋さん…公務員辞めたんですね!
主人が役所勤めしていたので
私は親近感を感じてましたよ!
今のスラッとした感じも素敵ですけど!(笑)
ゆえ子さんも素敵ですよ……!
ほんとに素敵です!
ほんとに…(笑)
もうすっかりおばあさんですよ…(笑)
嘘でも冗談でもねぇ…嬉しいですよ…(笑)
おばあさんにそんな事を言ってくれて…♪
ほんとに素敵です!素敵なんです!
(笑)ありがとう…♪
実は少し前に…
ゆえ子さん見かけてたんです…
残暑厳しい夕立の黄昏時…
ゆえ子さんが星河銀行の隣の喫茶店で…
…すみません
聞きていいかわからないけど…
いや…あの時に
話しかけられなくて…
ゆえ子さんが若い人と泣いていて…
俺は…
あなたの心が、澄んで見えるのは乾燥しはじたからですか?
潔白である必要なんてない。
今日は嘘だらけの青だけで埋めればいい。
空気は胸のしこりにぶつかって苦しいのに。
呼吸はしやすいんだ。
清々しい気持ちでいられるのに、なぜか懐かしい気持ちになって苦しくなるのはあなたのせいだよ。
数少なくなった 小学生の記憶
約40年前の記憶
”秋晴れ”の運動会
両手に竹を持ち 裸足で踊った
こーぎりこーのー
おーどーりーはー♪
この踊りは 今日で終わりなんだ。。。
残念に思いながら 一生懸命踊った
こんなにも青く澄み渡った空をあなたと二人で眺められたなら、私はどんなに幸せだろうか。
#秋晴れ
秋晴れ
夏の気配が まだ残る
涼風吹いて 君おもう
立て掛けた サーフボードが
壊された 湘南の 海の家にも
青春のおもかげが 過ぎ去ってく
夏の間だけ 君と
遠く眺めた 海は輝き
秋晴れに 鳥たちは 飛び立って
浜辺で歌った あの歌が
そっと 心をよぎる
君の瞳を 見つめては
焚き火に灯す 綺麗な顔に
何度も口づけをして
いつかは都会で 暮らすときを
夢みたいに話してた
夏が過ぎると
いまにも君が
あの海に 待ってる気がして
またあの海へ 歌いにいくよ
君が待ってるあの海へ
秋晴れ
しっとり儚く優しい
秋晴れ
大人の雰囲気を
醸し出している…
落ち着きます
視界いっぱいに広がる空
青く 青く
透き通って
少し冷たい空気のなかで
時は止まり
音も消える
空の向こうに宇宙
透き通った青の中に吸い込まれていくと
遠くに
わたしの背中が小さく見える
「秋晴れ」
#229