『秋恋』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
秋恋
*ブロマンスです
「位置について! よーい!」
大きなピストルの音に、心臓が早鐘を打ち始める。それどころか、アナウンスされて指定の場所に来た時点から、ずっと自分だとは思えないくらいにそわそわとして、落ち着かなくて、緊張している。
「え、ナギまさか緊張してんの?」
隣から顔を覗き込むリツ。
「ああ」
思わず素直に頷いた。緊張どころか、ビビっている。おもいっきり。
「うそ、ナギに緊張してるとか言われたら、なんか俺も緊張してきたし! どうしよっ」
そう言って胸を両手で押さえるリツ。その肩からはアンカーの印のタスキが掛かっている。
真っ青に澄み渡った清々しい空の下での、体育祭。
俺は去年みたいに、適当に綱引きと玉入れなんかに出てクラスのみんなを応援して楽しく過ごす予定だった。
それがどうしたのか、突然陸上部のリツがクラス対抗リレーでどうしても陸上部のチームメイトがいる二組に勝たねばならないと、俺を無理やりリレーに選出した。
俺が陸上部だったのは中学の時で、引退してから運動は体育でしかしていない。丸一年以上走ったことがない。それがリレーで百メートルを走るなんて、もう完走できる自信すらないくらいだった。
それを、リツに言っても聞き入れなさそうだから、必死にクラスメイトの前で訴えた。だけど、元々面倒な競技に出たいものなんてほとんどいない。
「ナギは四百メートルの選手でめっちゃ速かったんだよ」
なんて言葉をまるっと鵜呑みにして、体は覚えてるよきっと、なんて適当なことをそれぞれに言って結局、俺は選手に選ばれることになってしまった。
ピストルの音も、トラックを必死で走ったのも。もうずっと前なのに。
結構本気で嫌だなと思って、ため息を吐いた時、リツに肩をグッと掴まれた。
「俺、またナギとリレーしたかったんだ。ありがと」
振り返ると、満面の笑みのリツ。
そんな風に……言われたら。
「ああ、そう?」
弾けてしまいそうなくらい膨らんだ心がバレないように、平静を装ってそう言った。
その日の夜。ずっと使っていなかったランニングシューズを引っ張り出すと、家から近所を回って駅の方までジョギングして帰って来た。あれから二週間。気が向くとジョギングをしたから、きっといきなり走って体がびっくりするようなことはないだろう。
「大丈夫! ナギなら。俺、今日めっちゃ楽しみで、楽しみ過ぎて眠れなかったんだよ」
「いや、ちゃんと寝ろよ」
「うん、でも、ナギからバトンもらうの。久しぶりだろ?」
肩をすくめて微笑む。
ああ。あの瞬間を、リツも覚えていたんだって。胸が熱くなる。
部活の中で、競技の中で、俺が一番愛していた瞬間を。
「よし! 大丈夫、なんとかなる!」
「えっ、びびった」
突然大声を出した俺に、リツが体をビクつかせて、それからケラケラと笑い出した。
バトンを受け取って、必死に走った。思っていたよりもずっと体は軽い。嘘みたいに足が動く。他のクラスの走者が何処にいるのかは気にならなかった。ただリツの元へバトンを届ける。
視界にリツが入って来る、俺の名前を呼んで、大きく手を振っている。
「いけっ」
バトンゾーンが近付いて笑顔のリツと目が合う。スピードを落とさずにリツに声を掛けた。リツがスタートを切る。スピードをキープしたまま、リツを追いかける。ゾーン終わりのラインの前に、後ろに差し出されたリツの手のひらにバトンを押し付けた。
「いけ! リツ!」
ぐいっと引っ張るように力強く受け取られるバトン。
ほっとした瞬間、足の力が抜けて俺はその場にへたへたと座り込んだ。
視線の先に、風を切って走っていくリツの姿が見える。
リツのフォームはクセがなくてお手本みたいに、綺麗だ。それだけじゃない、太陽の光を浴びて駆け抜けるリツは、眩しくてすごく綺麗だ。
クラス対抗リレーは、見事に一位だった。バスケ部やバレー部で繋いだバトンは俺が受け取った時点で二位で、律がひとり追い抜いたからだ。
「ちょっと、あれなに、反則だよ。リレー選手ふたりとか」
「だから言ったじゃん、絶対に勝つって」
「いやそうだけどさ、え、藤田君、陸上部入んない? マジで」
リツが陸上部のメンバーと話している。何をどう話していたのか知らないけれど、リツはご機嫌だ。
「いや、もう走らない。今ももう足つりそう、」
それは本当で、ガクガクと震える足を引きずってその場を離れた。絶対明日筋肉痛になるだろう。だけど、心は達成感で晴れ晴れとしている。
その後しばらく、ことあるごとに陸上部の人が勧誘に来たり、あんな熱くなるタイプだったなんて、ってクラスで言われたりして、なんだか居心地の悪い日々を過ごすことになった。
だけど、目を閉じると瞼の裏に焼きついている。バトンを待つリツの笑顔。
あの瞬間をもう一度共有できただけで、走った甲斐はあったなって、思うんだ。
秋恋
秋空は高く
空気は涼しく
どこかから金木犀の香りが漂よう
太陽は日毎に早く沈むようになり
夜が早く訪れる
心がどこか寂しくなる
泣きそうになる
そんな時
誰かにそばにいてほしいと感じるのは
ごく自然なことでしょう
人は皆
生まれた時から寂しがりなんだから
「いやー、流石に秋ともなると誰もいないなぁ」
こんな時期にもなると流石に夏気分も失せるのか、泳ぐ人はおろか散歩する人すらいない、がらんとした海辺。その石塀の上に立って、手を額に当てて眺めているのは、級友の優香だ。
僕はほとんど引っ張り込まれるような勢いで着いてきてしまったが、そもそもこんなところに来る理由がわからない。彼女の言う通り、こんな秋に冷たい海で泳ごう、なんてそう考えないことだ。彼女自身も泳ぐことを目的としていないのか、何も持ってきていない。
ただ、僕らは水平線を眺めていた。
「でも、逆にこういう景色を独り占めできるのは大きいねぇ」
石塀に座り直す。ゆらゆらと光が揺れながら、太陽が水平線に浸かっていく。ただ、そんな光景を見ているだけなのに、心はどこか落ち着かない。真っ直ぐと彼女を視認できない。でもその正体を何となく知りたくなくて、結局心の隅に置いた。
「ところでこんな噂、知ってる?」
急に視界にぬっと入ってきて、思わず仰け反ってしまう。恥ずかしくも、頬が熱くなるのを感じる。
彼女はそんなことに気づかなかったようで、いじることもなく続けた。
「『秋に咲く恋は実りやすい』ってやつ。ロマンチックじゃないー? ホントかどうかは分かんないけど!」
恋。その単語ひとつで、急にパッと、暗く狭い道に光がさし通したように感じた。まるで、最後の歯車をはめ込むかのように。
僕は、恋をしているのだろうか。あの感情の正体は、恋なんだろうか。
「ちょっと、聞いてる?」
ずいっと、視界の隅から優香が顔を出す。微かな吐息、赤い夕焼けに照らされて赤く染る頬。綺麗な黒い瞳。
僕は、目を逸らすことが、出来なかった。
(ギブ)
秋恋……、秋恋ってなんだ?
「そうか、今日は秋分の日だからか」
僕はなるほどと合点する。
ネットで意味を問うてみたが、いまいちな答えしかのっていなかった。造語だという意見もあり、秋の時期にスタートする恋のことを指すというのもある。
正直恋愛系は僕の筆の範疇にない。
だから現実を幻にして多角的に見つめてみることをしているのだが、秋については過ごしやすい以外に考えたことがない。
今年も秋が来るんだろうかとちょっと心配していたが、例年通り?か分からないけど、秋は来たっぽい。
まあ、残暑はまだ残っているが、秋雨前線がどうのこうの言ってるから、それを乗り越えれば来るってことでいいんだろうな。
乗り越えてばかりのこの人生。
秋分の日は秋を感じていたい、という天気であった。
良き温度。
冬になる前の秋、気温も涼しくなってきてそしてだんだんと人肌恋しくなる。
過ごしやすい気温にもなってきたがまだ暑い、、恋愛に季節や気温、時期なんて関係ない。
でもこれだけは言える、全てはタイミングなんだと。
片思いの時は付き合えるように頑張ろうと、彼氏や彼女が出来た時は長続きできるように頑張ろうと、お別れした時は相手との思い出が忘れられなくてずっと考えてしまう。一緒に行った場所や一緒に聞いた曲。話した会話や匂い。忘れられないんだよね、、
博士「助手よ! 秋の恋は長続きしやすいらしいぞ!」
助手「なんですか? 急に」
博士「だからな! 恋をしてみようと思う!」
助手「えぇっと……。恋って、長続きしやすいからする、ってもんでもないでしょう」
博士「それもそうだな」スンッ
助手「いつものことですが、急に落ち着かないでくださいよ」
助手「というか、恋について少しは分かってくれたんですね」
博士「もちろんだとも!」
助手「では博士。恋とは?」
博士「ズバリ! 恋とは……」
博士「損得勘定だ!」
助手「……聞いた私が馬鹿でした」
博士「と、言うわけで助手よ! 俺は恋のお相手を探しに行ってくる! では、さらばだ!」
助手「はぁ……(溜息)」
助手「なんで私、あんなのに恋しちゃったんでしょうね……?」
秋恋
秋が恋しい。
あの、夏のワクワクを残した秋が。
あの、冬の寂しさを掠める秋が。
秋、わたしの一番好きな季節。
思わず外に出かけたくなる。
早く来ないかな。出来れば長居して欲しいな。
秋になったら何をしよう?
何を着よう?
何を食べよう?
どこに行こう?
君と、何をしよう?
恋をする。だからシャンプーを変えて秋に備える、恋をする、秋。
「秋恋」
最近、付き合い始めた子がいる。きっかけは大学の講習科目が同じで、バスの乗り継ぎでよく目を合わせていて、更には友人の紹介で引き出されたひとが、喫茶店の甘い香りを纏ったその人本人であったという、そんなとてもありきたりな出会い方だった。
成績が良いだけの所謂陰気な僕のどこを彼女が気に入ったのかはわからないけれども、二つ返事で成り立った恋路に、僕自身それなりの満足感と幸福感を抱いていた。もちろん、人生初ともいえる彼女がひたすらにタイプでかわいかったからである。
付き合いだしてわかったことは、想像より彼女がずっとオシャレ好き、かつ自分のかわいらしさというものを追い求めているということだった。
水族館のショーを見たあと、化粧直し。ご飯を食べたあと、化粧直し。僕の家で流れたドラマに瞳をうるわせて、慌てたように鏡を覗き込む。そんなに気にしなくてもかわいいと言うのだけれども、「くせなんだよね」「ごめんね」と眉を下げるばかりで、変に気を使わせてしまったと僕が自省するばかりであった。そうして共にふたつきを過ごして、冷めやらぬ熱が青い空に根付いていたのもすっかり面影ばかりになった頃。
窓を開ければつきつきと刺すような冷たさが身体をなぞるような窓辺で、寒がりだというのにわざわざ毛布を抱きしめながら洗濯物を干す僕の足元でスマホをいじっていた彼女。またショッピングページでもみてるんだろうな、と僕が横目で見ていれば、彼女こぼれてしまった、というふうに「かわいい」と呟く。かと思えばすぐにページを閉じた。
「どうしたの」
「今見てたアイシャドウさ〜パケがかわいかったんだけど、色味ブルベ冬っぽくて。わたしイエベ春だから合わないと思うんだよね」
なんだそのイタリアン料理店のお通しでギリでてこなさそうな名前。右も左もわからない僕がイエベって何?と聞けば、イエローベースの肌の色のことだ、と唸り声を挟みながら彼女は答えた。アジア系の人間の肌なんてみんな黄色がかってるものじゃないのか、と言おうとして、やめた。主語のない発言と同じくらい、層を限定した言葉はどこの方面に何を言われるかわからない。
そうして僕が洗濯物を干し終えた頃には、寒さがピークに達したらしい彼女はもう足元にはいなくて、テレビが悠々とみられる暖炉脇のソファでぼおっとしているようだった。洗濯かごをかかえながら、その顔を見つめてみる。コンプレックスらしい控えめな鼻、常にキラキラとしている瞳。薄く開いたくちびる、あどけない顔立ち。頬に差し込む夕焼けのようなあたたかみ。
「なに?」
ぱちりとまたたいた彼女の目が僕を捉える。思い出すのはさっきのイエベなんちゃらと、栗モンブランと、今朝の紅葉のニュース。たった今、どうしようもなく募りだすこの感情を、どうしたらいいのだろう。こんなの必修科目じゃなかっただろ。
きっと僕が文豪ならば、この気持ちひとつ表すためだけに原稿用紙を使い果たしてしまえるだろうに。君への恋慕できっと死ぬことだってできる。
「か、わいいなと思って」
詩人にしてはひどく簡潔で率直な僕のひっくり返った言葉に、彼女の頬の色がぶわりと広がる。秋だね、と僕が言えば、外見てから言ったら、と彼女が目を逸らした。十分見てるよ、僕が一番好きな、愛しい秋の美しさ。
秋恋
御縁というのは不思議なものです
何処から運ばれてくるのでしょう
外側ばかりを見ていたら気付かず
見落としてしまうかもしれません
いつも側にいてくれる人の存在が
大きくなっていたことを知るのは
居なくなってからが多いようです
恋愛は自由です好意を伝えるのは
とても勇気のある行動ですいつも
後悔のない選択が出来たのならば
人生は豊かなものになるでしょう
想いの果実は大切に育てて下さい
『秋恋』
【秋恋】
秋恋
誰にでもあるかもしれないし
私だけに起きたことかもしれない。
近所のスーパーが改装リニューアルオープンイベントをやっていた。
特段待ちに待ったというわけでもないが、家から1番近い店だったから、ついでの買い物をしに立ち寄った。
記念セールということもあり思っていたより買ってしまった。
持っていたエコバックに入りきらない、4枚切りの超熟をプラプラと遊ばせながら店を後にした。
家に帰るまでの道すがら、小さな公園がある。
砂場と鉄棒、ゾウやパンダのスプリング遊具、キリンが首を垂らしているすべり台。
沢山の木々が公園内に柔らかく影を落とす。
季節がいい時にはベンチで読書をしたりする、お気に入りの場所だ。
ここを突っ切ると若干の近道になることと
なんとなし警備のような気持ちで、公園内を歩くようにしている。
今日も子供はいないなあと通り過ぎようとしたら
大きな子供がいた。
いやあれは大人だ。
先ほどのスーパーの入り口で配っていた、宣伝文句がデカデカと印字された風船が木の枝に引っかかっている。
ジャンプをしたりなんだか手をバタバタさせている。
まわりに子供がいないことを確認して改めて驚く。
あの人、一人で何やってるんだろう。
あまりにじっと見すぎたのか、目があった気がした。
視線を逸らし1、2歩歩き出した時「あの!」と声をかけられた。
常々面倒ごとに首を突っ込みやすいのは長女だからだろうか。
足を止めて[子供に見える大人]の方に視線をやると、彼は安心したような顔で笑う。
「よければ、手伝ってもらえませんか?」
長女には効く文句、よければ。
よくないことなんてない、頼られたらだいたい嬉しい。
「手を離しちゃったんですか?」
ぼーっとしてしまって。と彼は言う。
「どうやって取りましょう?」
「いや、いいんです」
あいつが飛べる瞬間を見届けて欲しいと、風船がよく見えるであろうベンチを指さす。
怪しさの中にも清潔感もあり無害そうな人をむげにするのは、気が引けたので共に見届けることにした。
災害時、トイレにもなるコンクリ製のベンチは、日陰だと少しだけ冷たい。
「今日は35℃もないんですね」
「十分、暑いですけどね」
「蝉は35℃以上だと鳴けないそうです」
「知らなかった、そうなんですか?」
「ええ、僕も最近知りました」
ジーワジーワと鳴く声を聞いて
蝉も暑さに弱かったりするのかなと思った。
1日1件投稿するXのネタができたのは収穫だ。
彼は面白い人だった。
その場だけで完結する、最高の会話をたくさんした。
あと何分であの風船が飛び立つか予想しよう、から始まって
感情に色をつけてみましょう、とか
太陽に名前をつけるとしたら、とか
好きな季節とその理由、とか。
さみしいの色は薄めの青色。
太陽の名前は勤勉熱血太郎くん。
好きな季節はやはり夏、祭りの屋台のソースの匂いは唯一無二だね、なんて得意げに。
彼が話題を出して、彼が自分で話す。
その答えになんで?どうして?と子供のように質問をしていたら、その瞬間は唐突に来た。
風がびゅっと強く吹き、赤い風船は飛び立った。
「どう、見えてるんだろう」
初めて私から言葉をかけた。
「どうでしょう、不自由に見えているかもしれませんね」
主語もない私の疑問に100%の答えをくれた。
私は、
はたから見た私たちのことでも、たった今、しがらみから解放された風船の、宇宙的な視点のことでもなく
【地上を這いつくばって生きている人間】が、どう見えるのかと、問うたのだ。
ベンチから立ち上がり手でひさしを作ると高く、高く登っていく自由な風船を見送った。
後ろから聞こえる「ありがとう」と言う声に「うん」とだけ答えた。
しばらく揺れる赤い点を見送ってから、ベンチのほうを振り返ることなく、私は去った。
もう人影がないことだけはわかっていたから。
家に帰りパソコンの電源を入れる。
[風船、どこまで飛んでいく]
[蝉、35℃鳴かない]
気になったことを淡々と調べ
心にメモをする。
調子が良ければエベレストと同じくらいの高さまで風船は飛ぶし、蝉の寿命が7日というデータはもう古いということ。
きっと、木の上、空の上から人間は
不自由な生き物と思われているということ。
あの日見上げた空に舞う風船がまだ目の中に焼き付いている。
__________________
唐突に終わりましたが
反省と自戒のために書きます。
一夏のふしぎ体験の相方を、お化けと捉えた方も、少し運動音痴な忍者と捉えた方も、いるかもしれません。
作者は【蝉】を想定しております。
昆虫は
寒色しか認識しないそうです。
ではなぜ赤い風船にしたか?
これは幼少期に読んだ本と関係があります。
心に宿した初恋を【赤い実】と比喩した作品に出会ったことがありました。いうたらオマージュです。
触角はあるはず!
にほいを嗅ぐ能力もある、はず!!祭りの夏、羨ましく焼きそばを見てたのかもしれない。
35°以上では鳴かない、私も今年はじめて知りました。
【空蝉うつせみ】は蝉の抜け殻を示す言葉で風船も空っぽかも?とか思ったりしていました。
設定は元々普通の男女の会話劇にしようと思っていたのですが、ね、何かが起きますよね。アハハ。
秋恋
"もー!今はそんな気分じゃないの!'
ごめんと返したが連絡が途絶えた。
いつも通りゲームのお誘いをしたはずだが...
今日はなんだか機嫌が悪そうだ。
30分後...
仕方ないと1人でゲームの準備をしていると連絡が来た。
"ごめん...イライラして当たった。
ほんとごめんね。"
すぐに既読をつけて返信する。
"大丈夫。今日はゲームせずに電話だけでもする?
良かったらそのイライラ聞かせて欲しいかな。"
既読はすぐについてわかったと返ってきた。
女心と秋の空...なんて言うがその通りだ。
だがそれを迷惑とは思わない。
彼女だって人間だ。そういう時だってある。
だからこそ彼氏である僕が支えるんだ。
そう思いながら電話をかけると電話が繋がった。
「もしもs」
「私がいいって言うまで待って!」
そう言って電話を切られた。
まあ...そういう時だってあるよ。
人間...だからね...。
語り部シルヴァ
紅葉狩り
読書に昼寝
葡萄踏み
君とやりたい
ことがたくさん
【秋恋】
今日は、友達からの突然のさようならがありました〰️(´;ω;`)
何時も音楽のお話しをしてもらっていた🎶お友達でした……。
蒼さんのこともおしゃべりをしました(*^^*)🎵『蒼さん、優しいね✨️』と、言って下さいました✨️
弱虫モンブランが蒼さんが歌われてはりました。と、言ったら、私も好き♡と、言われました✨️
私には、ちょっと刺激がキツイ曲だった。ので、当たり障りなく、素敵ですネ(*^^*)🎵と、逃げました。(-_-;)
それから、空白が続いたの。まっ、何時ものことだから…。また何時か会えるよネ🎵と。信じていました。……(´;ω;`)えっ、さようならなんて、ズルいヨ。
友達だと思っていたのに。胸の中が、空っぽになり涙が溢れました。
夕方、もう一人の推しが『バニーガール』と、いう曲歌われてはりました。
何処か秋めいていて、『伝えられない想いも恋』というフレーズがありました(´;ω;`)ウッ…ーー鼓動から、始まる恋……。
私は、恋をしていたのでしょうか……?理解りません。
会話は、弾まないけれども、君がいるだけで、私には充分だったの。私のエゴだったのかしら。
夜、歌枠の配信で、Mr.Childrenさんの『星になれたら🌟』を歌って下さい(>ω<)とリクしたら『知っているヨ🎵』と、ワンフレーズ🎵✨️を歌って下さいました(´;ω;`)
『さようなら会えなくなっても、寂しくなんかないよ。そのうち、きっと大きな声で笑える日が日が来るからーー。』と。
ジーンと、した……。仲よくしてくれてありがとう💐✨️(。>﹏<。)と、いう想いが溢れていた。ーーその続きのラストは、『虹🌈なれたらいいな……。』だった。
リクを歌って下さりありがとうございました💐素敵な想い出に、しますネ……✨️
気分を変えて、モーツァルト🎵✨️の物語の続きをまた、書きま〰️す🎵_φ(・_・
もっと、読み込みま〰️す🎵_φ(・_・(-_-;)🙏すみません💦(_ _;)
父は、私のプリクラを見た😫すごいなぁ〰️。プリクラは、と、言って笑った。
カラコンにメイク✨️イエベ&ブルベ✨️カワイイスタンプ✨️ステキ〰️ヾ(。>﹏<。)ノ゙✧*。
どうせ、私は陽葵ちゃんとちがいますようだぁ〰️www☹️
でも、いとをかしと、何ごとにも私らしく頑張れたら素敵だなぁ〰️✨️🌻
お父さんと見るちびまる子ちゃんの時間も大好きです〰️🌟✨️
終わり
→短編・名前知らず
秋の恋は苦手。その人が好きとか関係なく、冬を前にして人肌恋しいだけかも、と気持ちにブレーキをかけてしまうから。つまり秋の恋のイメージは……――「冬籠りする動物の本能と一緒」
恋のイメージを訊かれて、思わず語ってしまった。変なヤツだと思われたかな? まぁいいや。どうせワンナイトだ。
「好き系の答え」
呆れもせず、レンは頷いた。彼のレンという名は、多分本名ではない。如何にもマッチングアプリ用の偽名。
「ここは巣。明日の朝までプチ冬眠しようよ」
そう言って、彼はベッドのシーツを大きくはためかせた。
降り掛かったシーツが私たちを頭からすっぽりと覆い隠す。
「レンにとって、恋ってどんな感じ?」
シーツに二人分の熱。シーツの下、彼は微笑んだ。
あれ? 彼ってこんな顔してたかな? 妙に可愛く見えるし、彼の体温に安心感を覚える。あー、これ、ヤバいかも。
レンは私と額を合わせて囁いた。
「今みたいな感じ」
ズルいな、私のイメージに乗っかったんでしょ、と私は口にしなかった。だって、私も彼の答えに乗っかろうとしてる。
明日の朝、本名を訊いてみよう、かな?
テーマ; 秋恋
秋恋ね
秋も秋でまだ暑いんだよな
そろそろガチ夏服も着づらいし
早く、汗かかない季節来ないかな
あ~、冬来い
(秋恋)
春は出会いの季節。新たな環境で思わぬきっかけから恋が始まる予感に満ちている。
夏はあらゆる場所にエネルギーが溢れている。山に海に花火大会と、一時の興奮が刺激的な恋愛のスパイスとなる。
冬は人肌恋しい時期だ。クリスマスにバレンタイン、イベントにかこつけて気になるあの人とお近づきになれるチャンスだ。
では、秋の恋とはどういうものだろう?
「秋といえば……食欲の秋?」
「そうだけど、恋愛って感じじゃないよね〜」
「あんたにはまだ早かったか。花より団子だもんね」
「うるさいな……。じゃあ二人は何か思いつくの?」
「うーん……秋ってちょっと切ない気がするよね。別れの季節とか?」
「切ないは分かるけど、別れってイメージはないんじゃない?」
「だよね。あ、芸術の秋ともいうから美術館デートとか、映画デートとか!」
「えー!私どっちも興味ない。それより果物狩りとか、モンブラン食べに行きたいなー!」
「結局食欲の秋じゃん!!」
「やっぱり私たちに恋愛はまだ早かったか〜」
「秋恋」
冷凍庫が壊れたからアイスを一ヶ月も食べていない。家まで持ち帰れる暑さにも中々ならない。残暑だって。でも秋分が来たよ、って。今秋なんて呼んだら向こうだってちょっと気まずいって思うよ。
救急車のサイレンを聞くことが減ったなあ。秋がもし今年は来るのなら、近くの公園にピクニックに行ってみたいなあ。思ってるだけじゃなくってさ。
秋口の恋は続きやすいって噂の当事者になることなんてたぶん一生ないけど、それでも秋は美味しいし結構好きだ。こっくりと熟れた果実みたいな色が街を覆って、今が一番食べごろだよって教えてるんだ。
秋は好き
過ごしやすいから、、
食べ物も美味しいし、、
でも、、、
カメムシが出るから微妙〰️
お題とかけ離れてます
#秋恋
秋恋。
なんか、豚まん食べたくなった。
おでんもいいね。
2024/09/22