『私の日記帳』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
私の日記帳
今日もたった一言、「また明日」をあなたと話せただけで嬉しかった
周りからしたらそれは話したことには入らないかもしれないけれど私にとっては間違いなく話せた…ただそれだけでいい
私の…私だけの秘密の日記帳にまた1ページ嬉しいことが書けた
私の日記帳
気まぐれで
誰にも見せられない
私だけの秘密
晴れているのに結構な量の雨が降った。
自転車に乗った中学生くらいの2人が困ったようにショッピングモールの軒下に駆け込んだ。そのあとはずっと雨。
私が10歳ぐらいの時の話だけど
図工の時間で
赤色の猫を描いてたら
友達が「なんでこんな汚い猫描くの?」
って言ってきて
「汚いから捨ててあげる」って言って
私の絵をぐちゃぐちゃにして捨てました
それで別の親友が「汚いのはアンタでしょ人の絵をどうこういう資格はアンタにはない」って友達に言ってくれました
その親友とは今でも友達で
たまにお泊まりにしに行ってます
心が弱いのが悪いわけじゃないんだよねぇ...
私の日記帳
書き続けて何年経ったことか。
縦に積まれた紙を眺める。
これが私の努力の結晶。
横目に同じく積まれた薄めの本を眺める。
これは私の動力の源。
今日のような未来をあの頃は予測していたのだろうか
そんなことを思うことが今日、職場であった。
直属の上司の方が
「エクセルでうまく印刷ができない」と
困っているところに
ちょうど、私がきたらしい。
私がマウスを借りて設定を変えたら
思い通りに印刷ができて、とても喜んでもらえた。
こういう時のために学生時代は
パソコンの資格を取得していた。
しかし、心を病んだあの日からその夢は消えた。
と思っていた。
あの頃は仕事に就くこと自体、雲の上のような話。
その悪夢の絵を塗り替えたのが、
「働きたい」という小さな言葉だった。
今日に限ったことではなく、
パソコンの知識が活かせるからと、
商品のpop作りも少し前から頼まれている。
資格を取得することに努力を積み重ねていたあの頃と
働くという希望を失い、生きるのも億劫だったあの頃
諦めなくてよかったとそれらの頃の私に言いたい。
「こんなの無駄だよね」
って思う事なんて沢山あった。
でも、いつかは役に立つ未来がやってくる。
自分では想像のつかない未来が。
日記として今日までを振り返ってみた。
1日坊主は最早過去の話だ。
私はこのアプリで1年以上皆勤中である。
書く習慣を手に入れたこの私が毎日日記を書くことなど
朝飯前と言うやつである!
であるのだが…なんだろ
その気は全く起きない。
そうだ、よくよく考えてみたら
日記は書きたいけど続かないから書かないんじゃなくて
もともと書きたいと思ったことないよな。
…まあ、書きたくなったらそのうち
立派な日記帳を買いに行こう。
うん、そのうち、そのうち。
(私の日記帳)
私の記憶はたったの2分しか持ちません。
だから、日記帳は欠かせないのです。
こと細かく1日の出来事を記す、
でも私も人間なので完璧には出来ません。
すべてを記すことはできないのです。
もし、私に記憶障害がなければと
思ったことも多くあります。
しかしどんなに過去を悔いても
未来は何も変わらない。
だから私は決めたのです。
後悔するのはやめようと。
私は書くことで前に進もうと思います。
私にとって書くことは生きることなのです。
命の次にこの日記帳が大切なのです。
私の日記帳は私が生きた証。
これからも書き続けよう。
私の好きな人の想い人(親友)が珍しく
日記帳を開いていて、好奇心に負けて
覗いてしまった。
すると、私みたいに1日1日にびっしり
書くのではなくて
割とあっさりしていて驚いたけど、
親友の誕生日である9月のページに
自分で書いたであろう
お祝いメッセージが見えて
可愛いのと、あの人は知らないんだろうな と思い少し笑ってしまった。
#8(実話です!笑)
お題:私の日記帳
日記は続かないので、書きたい時にメモアプリにずら〜って書く笑
私の日記帳
あなたには絶対見せられない
他の人にもだけど
私の日記帳
子供の頃から
何度も挑戦してきた日記
一般的なものは3日坊主
だが…こんな私でも
娘の育児記録
ミルクの時間と量
おむつ替えの時間と内容
離乳食の内容と作り方
これは生後393日間あった
その後は?たぶん
いきなりミルクを飲まなくなって
止めたんだろうな🤭
育児日記は3年分書けるものを
買ったけど生後495日で打ち止め
なんで496日からは
書いてないんだろう…謎
✴️131✴️私の日記帳
彼氏と結婚したい
子供産みたい
プロポーズされたい
ぎゅーしてほしい
友情
広がるような青い空。
ラムネに綿あめを乗せたようなもくもくした入道雲が、あの山の方を覆っている。
下を見れば、ミニチュアが並べてある小さな街。
あの大きな駅も、よく行くコンビニも、公園も、全部が小さく見える。
学校の屋上で、私は2人分のベンチの端っこに座った。
季節はもう進路相談の時期。
大学なんてまだまだと思っていた私たちだけど、三者面談で「行きたい大学を決めておけ」と投げやりな先生の一言と共にプリントを何枚か渡された。
「んー」
改めて、配られた進路調査表を目にする。あの雲と同じくらい真っ白なそこに、真っ黒に書いた夢が乗るのだろう。
そこに、本当に幸せがあるのだろうか。
幸せなんてご大層な言葉は良い。そこに本当にいい未来があるのだろうか。
晴天とは似つかない乱層雲を隠して、はぁと一息風を吹く。
すると、秋に吹く涼しくて軽い足取りで屋上の扉がばん、と開いた。
「三者面談、終わった!」
小さい頃から見ているその笑顔にはもう見慣れたはずなのに、今の私にとっては羨ましくて眩しいほどだった。
その太陽は許可もなく、空いているもう端っこの方に座る。
「どうだった?」
「無理」
満面の笑みで買ってきたであろう炭酸を開け、勢いよく飲んでいく。
プシュッと音が、セミの音と共に鳴った。
ごくごくと喉を鳴らして飲んでいく。口を離した頃にはもう半分になっていた。
「今のままでも楽しいし、進路なんて考えたくないよ。」
「分かる。」
分かる。なんて言葉じゃ語れないほどの同意を、上手く言葉に表せずそれだけ言った。
まだまだやらなきゃいけないことがある。
むしろ、これからが本番だ。
夏休み中に分からなかった所を復習し、今より更に成績をあげなければならない。
そもそもなりたいものも分からないのに学ばなければならないのか。
「どんな職業でもなれるように勉強をしろ。」なんて言うけど、それじゃ机に向かう気力もない。
「ね、見てみて」
「ん?……って、ちょっとなにこれ!」
気持ちが雨模様な時、友達が不意に1枚の画像を見せてきた。それは、この間遊びに行った時帰りの電車で爆睡している私の写真だ。
「何で撮ったの!?消してよ!」
「やだ。だってこの寝方美しすぎない?」
「寝相を褒められても嬉しくないよ!!」
「いいじゃん。これは、あんたを脅す時に使う」
「何それ最悪……」
今度からもう絶対に友達の前で寝ない。心に決めた瞬間だった。
「あ、卒業したら遊園地行こーよ。あ!大学生だからホテル泊まれるんじゃね!?」
「ホテルか。いいね。奢りなら行くよ。」
「何それ割り勘だよ!」
「冗談。」
まだ行く約束すらしていないのに、もう行く前提で話が始まってしまった。
そうだ。この子と話す時はいつもそう。
大体は言葉だけの約束になるけど、「一緒に」という言葉を伝えてる。
そんな無責任な約束が、今はとても心地よかった。
さっきまで何で悩んでたか。それを忘れるほど軽くは無いけど、なんか声を出してスッキリした気がする。
許せないけど。
「ねぇ」
「ん?」
「卒業しても、仲良くしてよね。」
漫画のセリフのようなことを言った。スッキリした勢いで行ったのかもしれない。さっきまでは、この言葉を言うのですら喉の奥に引っかかったように、出てこなかった。
だって、お互い忙しくなって連絡をかける暇すらないのかもしれない。
でも、この子が未来友達じゃなくなるほど疎遠になるのは、なんだか苦しくなってきた気がした。
こんなにストレートで、気恥しいことを言ったことがなかったかもしれないな。
「当たり前じゃん?」
不安になったその思いを一掃するように、彼女はそう答えた。
「毎日あんたにスタ連してあげるから。」
ほら。また出た無責任な言葉。
でも、きっと彼女も同じ想いなのだろう。
「さいあく。」
ありがとうの想いを込めて、自然に上がった口角をそのままにして、悪態をついた。
彼女は、カバンからもう一本ジュースを出して私に手渡す。
受け取ると、私も同じように豪快に蓋を開けた。
同じように、この不安な思いを、雨雲を、押し潰すように。
プシュッと音を立て、私は思い切り飲み込んだ。
鳴り響いたその音が、いつもより爽快に聞こえた。
この本丸の審神者は魔女である。
力と知恵を悪戯に使うが、仲間のことは大事にしている。
彼女の本丸では手紙も主要なやりとりの手段であり、日に何十通も行き交う。誤って開封しそうで怖いとの声を受け、封蝋を導入した。
この試みは成功したようで、彼女の本丸には手紙用の部屋まで設けられている。
『空綴の封蝋──とある審神者のメモより抜粋』
私の日記帳
私の日記帳は君でいっぱい
今日の機嫌は今日の体調は
今日の瞳は今日の食欲は
今日も私は君で満たされる
私の日記帳には
皆との大切な思い出が詰まってる
だけど私の心は空っぽ
だから日記帳を読んで
少しずつ心をいっぱいにするの
あれ…あなたも心が空っぽなの?
それなら私と一緒に日記帳を作ろうよ
あなたは頷いた
それを見て
私の心は少しずついっぱいになっていく
ずーっと前、思春期に書いていた日記帳。
家の近くの文房具屋さんで、じいちゃんに買ってもらった、星が散りばめられている日記帳。
感情のごみ捨て場だった。
優しい気持ちで丁寧に丁寧に文字を綴ったページとか、悲しくって辛くってビリビリに破いたページとか。
多分、最後まで使い切る前に、こんなのって(大半が負の感情で埋められている日記帳なんて)おかしいと思って捨てちゃった。
精神衛生上良くないと思って。
モバスペに書いていた日記も、書いたり消したりを繰り返して10数ページ。
消しちゃった。
捨てられた私の感情は、いったいどこに行っちゃうのだろう。
今も私はTumblrでひっそりと日記をつけている。
歳をとるにつれて、激しい感情も自分の中で消化できるようになってきているから、更新頻度は低い。
暴言のみで書かれていた日記も、静かに感情の分析を綴るようになった。
尖りに尖った鋭い感性も、丸く柔らかくなってしまった。
どちらも愛おしいと、今なら思える。
【私の日記帳】
離婚の条件
気持ちはとっくに離れてるけど、思い出だけが、生き続ける。忘れていても、ふとした瞬間に思い出す。
我ひとり 贅沢ランチ終えてなお 語る人々
席立たず
私の日記帳
日記の始まりは船の航海日誌だったという。
確かに、航海日誌よろしく日々記録を取っていた、祖母のバイタル。体調が良いときは基本的事項のノートのみ。体調不良やケガのあいだは特記ノートを併用する。関わる人全体で情報共有することで、「的外れな対処」を防げるし、医療の関わりもスムーズになる。
今日は初七日法要だった。
最初の二日間は何かつっかい棒が外れて転んだような困惑の中に居た。思考回路が涙漬け脳みたいになって止まることもあると知った。
静かに突然に、祖母は心臓疾患で呼吸を止めていた。緊急のしらせに駆け付け、祖母の右手を取ったら握り返してきた。息は止まっているのに、握り返してきた。身体はまだ温かさを残している。救急を呼び、指示により心臓マッサージ。到着は速く、すぐに救急隊に交代。救急隊が持ち込み計器で状態の確認をする。…と、「亡くなって時間が経っていると思われます。蘇生の可能性はほぼ無いと思われますが、搬送しますか?」と言った。
その後は警察による手続きで、夜には死体検案書が渡された。医師の所見によると、息を引き取った時間は救急隊到着の1時間ほど前、とあった。
1時間。握り返してきた右手。
1時間も待たせてしまった。
1時間も待っていてくれた。
それがどんなに大きなエネルギーを必要とするか、私は知っている。強い意志の力と、意志を支えるねがいが無ければ、到底なせないことであることを、私は知っている。
「もし、ああしていれば」という後悔もある。けど、待っていてくれたことを大きな杖として、だいじに持ってゆく。
…ここが日記帳みたいなものだ。こんな、楽しくもないことでも書ける。