『私の日記帳』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
私の日記帳
今日は何があったかな
昨日も一昨日もなーんにもしてないな
あの日からみんながおかしくなった
それまでは変哲がないとは言えないが
和気藹々とした平凡な日々が続いていた
私もそこで笑ったり泣いたり遊んだり
なんともいえない何にも変えられない時間が
楽しかったんだ。
昔の日記にはあんなことしたとかこんなことあったとか私たちの大切な思い出が記されていた
また会いたいよ
君らが心を少しでも開いてくれたら
これを最後に記そう
この日記を見てるなら教えて欲しい
みんなは元気してますか?
私は必要でしたか?
僕は幸せでしたか…
最後まで使った記憶のないノート
毎日書くと誓ってたのに
引越しの時学生の頃の日記帳をみつけた
何気なくパラパラ読んでみた
楽しこともあったけど
殆どが苦しい、悲しいばかりで
日付をみると学生の頃の一番悲しい時期のものだった
それでも毎日自分の心を綴っていて
読むのは苦しいけど魅入ってしまった
少しすると未来へむけた少し前向きなことも綴られていた
家族のこと友達のこと将来の夢
楽しいの感情はこんな事を感じて
悲しい事はこんな風に泣いて
苦しいことは誰にもみられない日記に飾らない言葉で綴る
あの頃は続けられていた日記
今は?今はどうだろう?
社会人になってからは色々なものに余裕がなくて日記を辞めてしまった
その代わりデジタルな板で世界中の色々な人の感情、想いに触れるようになった
それがいいのかわるいのか。どちらか分からない。
でも今は学生の頃より関わる人が減ったのに
感情がぐちゃぐちゃになることが増えた気がする。
整理する時間もなく新しい波がきてのみこまれてそのまま何もせず心に揺蕩う時間が増えた気がする。
ふと日記を再開してみようか?そんな事を考えた。
今は素敵な日記帳も沢山あるみたいだからお気に入りをみつけて
ただ自分の心の内を投げる時間をつくるのもいいかもしれない。
何気なくそんな事を思って再開した日記帳
今は少しだけ心に余裕のある日々が多い気がする
初めて日記をつけたのは16歳の
元旦だった…
青春真っ只中の「私の日記帳」には
恋愛·失恋·友達…と、
やはり生きていくには避けては通れない
人間関係の喜怒哀楽がびっしりと
日々繰り返し書き残されている…
時が過ぎ…
出産、子育てに追われるようになり
10年近く欠かさず書いた日記は
生活に追われる中で余裕を無くして
書かなくなってしまった…
再開したのは娘に子供が生まれて
私が母から祖母になった時…
諸事情があり、シングルマザーの
娘とツインズの男児2人を助けるのが
私に与えられた次の役目となったからだ
ツインズが1歳前から一緒に暮らし
怒涛の日々を生きているが、
再開した2回目の私の日記帳は、
5年日記が終わり、今は10年日記になった
2冊が終わればツインズは16歳になる
今の「私の日記帳」は自分自身を
癒し…励まし…頑張れ…と奮い立たせる
私から私への日々のメッセージだ…
#16 私の日記帳
私の日記帳には、その日の気持ちが書いてある。その日の気持ちだけが書いてある。
出来事なんて野暮なことは書かない。
それを思い出す過程もまた楽しいのだから。
春 恋をした
ハラハラと舞う桜の下
フワフワと 並木道を歩いた
楽しかった日は僅か
紫陽花よりはやく
その色を変えてく
先にあなたが気付き
私は 雨が止むのを願う
グズグズと 空は泣いてばかり
長い夏
フラフラと 灼熱を歩く
どこにもいない あなたを探す
ユラユラと 影は濃くなるばかり
ひぐらしの音 空気の色が変わる
闇が長くなっていく
あなたはどこにもいない
もはや 存在していないのと同じ
カナカナと 蝉は泣き続ける
ようやく熱を失う
忘れたくない
言葉を抱いたまま
今夜も眠る
多分明日も
あなたのカケラを探す
あなたへの言葉を綴りながら
8/26
自分の望みそのものみたいな夢を見た。
もう小説を書く必要はないんじゃないか。
おはよう、今日の天気は晴れ
おやすみ、朝日に手を振って
誰かの朝は誰かの夜
ここにいない誰かへ、おはよう
そして私へ、おやすみなさい
『あいさつの日記』
私の日記帳
朝 食べたもの 天気 着た服
授業 前の席のあの子 今日も可愛い
あっ 寝てる など
いつか日記を見た時に
この1日を思い出せるように
なるべく細かく記した
絶対見られたらダメ!
あんなに好きなのに
過ぎ去ったあの日々を思い出すには辛すぎて
上べだけで語るには容易いが
写真や日記 情景を思い出すと 胸が苦しい
後輩となった親戚の演奏が
あの日々を想起させる
ズンと重くなる腹の底
きっとまだ君達はあの青の中でもがいているのね
あの人にあいたくなるけれど
もう会わないと決めたのだから
あの青くて苦くて渦巻いた
あの思い出を今更汚したくないの
昨日の、日曜日ランドアンってところに行きました。かずき(かズ)と、あみちゃんが、友達になってくれました。最後は、とわと、カラオケに行きました。
日曜日お金がなかったから、お父さんと、お兄ちゃんと、お兄ちゃんのお友達のライトくんでかわにいきました.夕方ぐらいにまた、お兄ちゃんのお友達が、きました。
8月12日に、三井グリーンランドに行きましたでも、わたしはのりものよいでのりすぎてはきそうになりました。ジェットコースターに乗りました。最後は、龍みたいな、船に、乗りました。楽しかったです。
8月27日の夜、荒野行動をしました。3人で遊んだのが楽しかった
です。
8月28日朝起きてじゅくです。
6月13日今日は私の誕生日
ケーキが楽しみみんなお祝いしてくるかな?
3月7日
今日は体調が悪いので、
休んだけど
おばあちゃんと
イオンタウンに来ました。
そして たこ焼きも食べました
おいしかったです★
『私の日記帳』
風がそのページを開いた。
「拝啓、お元気ですか。身体など壊していないでしょうか。近頃は暑い日が続いているので、暑がりな貴方にはこたえるでしょう。庭に咲く向日葵は今日も太陽を向いています。貴方はどこにいるのでしょうね。この向日葵が、貴方を追いかけてくれるといいのですけれど」
一通も出せない貴方への手紙。ページだけが増えていく。
いつかきちんと出せる日まで、私は今日もペンを執る。
日記を最初に書き始めたのはいつだろう。思うにそれは小学校時代、同じクラスの友達と始めた交換日記。二人で交換していたから、すぐに自分の番がきた。毎日顔合わせてるのに、よくもまあ書く事あったものだ。日記帳だけでなくメモ帳に書くのも流行った。色んな柄の可愛いメモ紙にメッセージを書いて、色んな形に折って交換してた。自分達だけの暗号も作ったりして。楽しかったなぁ。
私の日記帳はスマホのアプリだ。
毎日20時決まった時間にその日の出来事や思い出を書き綴る。
ある日私はスマホを落としてしまった。
ゴトッ。と小さな衝撃音に反して当たり所が悪かったのか画面には大きなヒビが入り、画面を立ち上げると数本の線が横に伸びていた。
あーあ。やっちゃった。
明日にでも携帯ショップに行かなきゃ。
新しいスマホを手に入れた。
携帯ショップに行った時間も遅くなり、新しいスマホには19時30分の時刻が表示されていた。
様々なアプリの引き継ぎを終え最後に日記帳アプリを私は立ち上げる
『引き継ぎはこちらから』
今日で何度見たであろう文字をタップし、引き継ぎコードを入力する
『正常に処理できませんでした。
しばらく経ってからもう一度お試しください』
あれ?間違えたかな?
私はもう一度ゆっくりと引き継ぎコードを入力するも失敗に終わった。
「まじか」
何度も入力を試みたが結果は変わらなかった。
仕方なく 『新規の方はこちらから』をタップする
今日の出来事を綴ろうとしたが、ふと思い立ち前日のページへ戻ってみた。
壊れて操作しにくくなりながらも書いた昨日の思い出は白く塗りつぶされていた。
適当な日付に何個か飛んでみたがどこも真っ白な画面が広がるばかりだった。
私はアプリを閉じアンインストールの文字を強く押す。
時刻は間もなく19時50分になろうとしていた。
私は急いでカバンを掴み家を飛び出す。
「こうなったらしかたない。せっかくなら可愛い日記帳買っちゃうもんね!」
【私の日記帳】
私はクロミちゃんのグッズを集めるのが好きだ。
でも私の家は田舎にあるので、
お店にあるのは
歯ブラシスタンドや
ヘアクリップなど
私があまり使わないものばかりだ。
今日は本屋さんに
大好きな漫画の発売日だから、それを買いにきた。
レジに行こうと少し歩いたところに、
クロミちゃんが目に映った。
日記帳の表紙に
大きく描かれたクロミちゃんは
すごく可愛くて
思わず漫画と一緒に買ってしまった。
帰る途中、
私は飽き性で日記を書き続けられたことが
ないことを思い出した。
しまったなぁと少し後悔したけど、
これも何かの縁だと思うことにして、
久しぶりに日記を書いてみようと
家のドアを開けた。
せっかくだから、
日記を書き続けたいと思えることを書きたいと思い、
15分ほど考えた結果、
毎日の不安、怒り、悲しみ、嫉妬など
表に出したくないネガティブなことを書いた。
そしたら気持ちが楽になって、
ずっと書いていたい。
自分を隠していたいと
ちょっと違う方向へ向かってしまった。
だから、ポジティブなこともたまに書いた。
そしたら日記帳が
私の全部になった。
自分はどうしたいんだろうと悩んでる時、
日記を見返したら気持ちが固まった。
そんなことがよくあるようになった。
今も私の日記帳は
カバンに入れて持ち歩いている。
日記の最後の文には
私と日記帳を出会わせてくれた
大好きな漫画の一言をいつも書いている。
"Good Midnight!"
ネガティブになる日があれば、
ポジティブになる日もいるよね、と、
夕焼けを見ながら心の中で囁いた。
※私の日記帳
入院3日目です。
熱は下がらず。咳も止まらず。
主治医に2週間は入院のご覚悟と言われ
「とうらぶクラスタ?」と思ったが心に仕舞う。
そしてその先生、連日ファン用語を混ぜ混ぜ。
本日は二次創作クラスの発言を連発したので
日記に残せない。
わかるか?この日記に残せない!
※私が待ち時間に刀剣乱舞をしてたのを見てた先生
※ガチ入院中なので更新が不安定です
私は日記が書けない、続かない。
気軽に写真を撮ることも無い。
なにか残すための術はたくさんあるというのに
それをしてこなかった。怠惰。
私は、なにを忘れた?
その中にかけがえのないものはどれほどあった?
わからない。
わかったら、それを後悔と呼ばなくてはいけなくなる。
忘れることで楽になる心もあるのだから、
今はただそっとしておいて。
また、明日。
私の日記帳
私は日記を書いたことがない
けれど私の心は私の過去を覚えている
良いことも
悪いことも
過去に振り回されるのは嫌だが
ふとした時に思い出す懐かしさは好きである
そんな心の日記帳をたまに浮かべて
懐かしさと今側にいてくれる人の温かさに
幸せと感じるのである
それはありがたいことだと思うのである
あるとき12歳の頃の自分の日記を見つけた。
おそらくそれが初めての、宿題では無い「日記」。
アンネ・フランクの真似をして、日記帳に名前をつけていた。
日記は他愛のない日常が簡単に書かれている。
(厨二病発症前の日記でよかった。ホッ)
飼っている犬やハムスターのこと、
仲良しの幼馴染と自転車で遠くまで行ったこと、
算数が好きじゃないこと、
面白かった本のこと。
本当になんてことない小さな日々だったけれど、もう過ごすことが出来ない宝物のような一日一日だった。
三日坊主かつ気まぐれに書かれる日記は途中で終わっていた。
その日々の延長で今、あの日記のように気まぐれにここに文章を書いている。
いつかまたこの日々をかけがえないものと思えるように過ごしていきたい。
#私の日記帳
ドレッサーの引き出しに、お気に入りの日記帳を入れている。
毎晩スキンケアのあと鏡の前で、その日あった出来事を記しているのだが、最近何だか書いた覚えのない文章が見つかる。
例えば先週、“限定ケーキ美味しかった”とあるけれど、私は食べた記憶がない。
他にも“バイト先で褒められた”“カラオケで100点を出した”など、どれも全然覚えがなく、とうとう昨日の日記にこんな文章を見つけた。
“彼に告白された、嬉しい!”
これは許せない。こんな大事なことを私が覚えていないなんて。
私はすっかり腹を立て、目の前の鏡に映った自分に指を突きつけた。
「あんたの仕業だって分かってる。美味しいとこ取りしないでよ、この記憶泥棒!」
すると鏡の中の私はエヘヘ…という顔をしてみせたが、私の怒りが本物だと分かるとみるみる顔を歪ませた。
…だって羨ましかったんだもん。良いじゃない、ケチ。
そう言って、めそめそと泣き出した。
日記を始めた頃は、わくわくしてたくさん文字を書いていた。でも、だんだん面倒くなくなって、飽きてきちゃう。他のことだったら、ちゃんと続けられるのに、どうして日記は続けられないんだろうな。