雪花

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引越しの時学生の頃の日記帳をみつけた
何気なくパラパラ読んでみた
楽しこともあったけど
殆どが苦しい、悲しいばかりで
日付をみると学生の頃の一番悲しい時期のものだった
それでも毎日自分の心を綴っていて
読むのは苦しいけど魅入ってしまった
少しすると未来へむけた少し前向きなことも綴られていた

家族のこと友達のこと将来の夢
楽しいの感情はこんな事を感じて
悲しい事はこんな風に泣いて
苦しいことは誰にもみられない日記に飾らない言葉で綴る

あの頃は続けられていた日記
今は?今はどうだろう?

社会人になってからは色々なものに余裕がなくて日記を辞めてしまった
その代わりデジタルな板で世界中の色々な人の感情、想いに触れるようになった

それがいいのかわるいのか。どちらか分からない。

でも今は学生の頃より関わる人が減ったのに
感情がぐちゃぐちゃになることが増えた気がする。
整理する時間もなく新しい波がきてのみこまれてそのまま何もせず心に揺蕩う時間が増えた気がする。

ふと日記を再開してみようか?そんな事を考えた。
今は素敵な日記帳も沢山あるみたいだからお気に入りをみつけて
ただ自分の心の内を投げる時間をつくるのもいいかもしれない。

何気なくそんな事を思って再開した日記帳
今は少しだけ心に余裕のある日々が多い気がする

8/26/2024, 12:40:50 PM