あるとき12歳の頃の自分の日記を見つけた。
おそらくそれが初めての、宿題では無い「日記」。
アンネ・フランクの真似をして、日記帳に名前をつけていた。
日記は他愛のない日常が簡単に書かれている。
(厨二病発症前の日記でよかった。ホッ)
飼っている犬やハムスターのこと、
仲良しの幼馴染と自転車で遠くまで行ったこと、
算数が好きじゃないこと、
面白かった本のこと。
本当になんてことない小さな日々だったけれど、もう過ごすことが出来ない宝物のような一日一日だった。
三日坊主かつ気まぐれに書かれる日記は途中で終わっていた。
その日々の延長で今、あの日記のように気まぐれにここに文章を書いている。
いつかまたこの日々をかけがえないものと思えるように過ごしていきたい。
8/26/2024, 12:26:05 PM