『私の日記帳』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「頑張って日記つけるぞ!」揚々と夏休みの宿題である日記帳を開く。急げ!なんてったって明日は始業式なのだから。(54字縛り)
私の日記帳
学校では、毎日日記を書かされる(書かされる、はあまりよろしくないか)。まぁ、毎日午後7時にお題が更新されるアプリで何やら毎日書いているので、全く苦ではないのだが。
私の日記帳には、毎日の本当に何気ないことが書いてある。学校での出来事もそうだけど、読んだ小説の内容、ニュースのこと、家族とのやりとり。先生が返事を書いてくれるので、それを読むのは楽しみ、とまではいかないが、いつの間にか読んでいる自分がいる。もしかすると、それが明日も書こうというモチベーションに繋がっているのかもしれない。今はギリ夏休みなので書いてはいないが、9月からは書き始める。
2学期最初の日記は何を書こう。夏休み明けテストの結果?「罪と罰」の感想?それとも、将来に関する不安でもぶちまけようか。英語の小テスト、25分じゃ足りないよということも書こう。次の小テストから変わるかも。
私の日記帳には、私がいっぱい詰まってる。
三日坊主で放置して、数日後、また書き始めた記録。悔しくて泣きながら、滲んだインク。眠たくて、乱れた文字。全部の私がこの中にいる。
これからも、ずっとずっと増えていく。思い出も、私も。
私の日記帳はあの日から止まっている。
あまりにも衝撃的で、あまりにも哀しいあの日から。
文字を書いても全て嘘になってしまうだろうし、後から読み返すのはあまりにも辛いから。
それでも人生は続いている。
残酷な程に淡々と。
私の日記に今日もあの子の名前を書く。
え?何回も書いてるのに死ななくない?
ちょっとリューク〜☹️
部屋を掃除していると、昔に書いた私の日記帳が出てきた。
10月10日
今日は外でいーっぱい遊んだ!!楽しかった!!!
10月11日
今日は友達の家でゲームをした!負けちゃった…次は勝ってやる!!
…………
などなどそういう事がたくさん書いてあった。
ああ…昔の自分は輝いていたんだな。と思った。
#私の日記帳
日記帳 続いた試しがありません
三日も経つと忘れてます 存在を
脳やメンタルにポジティブなことは知ってます
でも 忘れます
一度忘れたら戻るのに勇気のいる習慣
私にとってのそれは日記です
〚私の日記帳〛
僕の日記には、その日。
何を妄想していたかが記録されてる。
何回も同じ事を創造していたり、その創造の続きを創造したりしていた事が書いてある。
時には僕の恋愛事情も書いてあったり。
僕はゲイだけど。
僕の日記には、幸福と不幸も書かれる時がある。
それは本当に嫌だった時だけだよ。
一行も書けないまま
時は止まり
想いだけが
先へゆく
………私の日記帳
書いたり書けなかったり
虫空き状態の日記帳
書くものもバラバラで
5冊くらいに別れてる
見返すとこのとき頑張ってたんだなーとか
疲れてたんだなとかキモチまで蘇ってくる
だから今だにゆるーく日記は書く
未来の自分を読者にして
この感傷は胸の中にあればいい
私と一緒に消えたらいい
♯私の日記帳
私の日記帳はビリビリ。
お母さんに破かれたの。
だけど私、挫けないんだ。
ビリビリになっても、書けるところがあるもん!
『きょうは、』
あれ?今日ってなにがあったっけ。
今日は、家にいたっけ。
家にいて、何をしたっけ。
何を食べたっけ。
私ってなんだっけ。
もういいか、こんなもの。
ゴミにしかならないんだ。
それは、私も一緒。
もし大人になれたなら、私はどんな人だったのかな。
今からこの日記帳をベランダから外に捨てるけど、やっぱり日記帳と一緒に飛ぼうかな。
あぁ、これで空を飛べるみたい。
今日のお題
╭━━━━━━━━━━━━━━╮
私の日記帳
╰━v━━━━━━━━━━━━╯
特に続いたことが有りません
否、これも日記帳に入る??
(私の日記帳)
父さーん、これもう片付けちゃっていい?
おー、ちょっと待ってなー
この街に引っ越してきた今朝。海の見える高台に置かれた一軒家に子供と妻を連れて帰ってきた。ここまでなにかの流れにのせられるようにして辿りついた。
どうした?
これ、何?
あー、それ、父さんの小さい頃の日記帳だな。懐かしいな、こんなとこにあったのか。
なれた革表紙をさすりながら、何気なくその表紙をめくってみる。
途端、目頭があつくなり、じっとしていられなくなる。
いつの間にか遠くのほうに置き去りにされていた記憶が溢れ出てきて、気を抜くと涙がこぼれてしまう。
ちょうど、今の時期、初夏過ぎ、鮮明に蘇る映像を。突如として走馬灯のように駆け抜けていく。
お父さんー、こっち手伝ってよー。
陽太の声で目を覚ます。
懐かしさが残る風景。日記片手にあの頃を辿ってみようと思う。
あめのみ
#026 「そこに棲む魔物」
わたしの日記帳には魔物が棲んでいる。
いつもそうだ。日記なんて呼べるほど毎日何かを書くわけではないのに、たまに書いてみようと思った時に出てくるのはネガティブな言葉ばかり。まったく嫌になる。
人を招くことなどないけど、いつ、どんなきっかけで人目に触れるか分からないから、具体的なことは何も書かない。おかげでその時々に何があったのかは分からないまま、ただ重苦しい言葉だけが並んでいく。
今日も何もできなかった。今日こそは◯◯をしたかったのに。いつものスーパーで買い物中、◯◯な人を見かけて嫌な気分になった。わたしなら、明日こそは、今週中には……。
出先でふと目に留まった一冊のノートが気に入ってしまって、日記帳にしたいと思った。
どうせいつものように三日坊主になるんだろうけど、それでもいい。
明るい花柄の上を可愛らしくデフォルメされた蜂が飛んでいる。この華やかな表紙に似合うよう、できなかったことよりできたことを、嫌だったことより嬉しかったことを、嫌いなものより好きなもののことを書こう。
今日はそんな決意表明。翌日はさっそく見つけた、ささやかに嬉しかった出来事。その次の日は、何も書くことが思い浮かばず、日付だけを書いておしまい。
日付だけの「日記」も三日目に入ると、もう何も書かなくていいやって気持ちになる。
そうして本棚の隙間にノートを差し込んで、存在さえ忘れて。
これもよくあるパターンのひとつ。どんなに願ったところで、そうそう毎日楽しい出来事なんてあるわけじゃない。
むしろ現実は辛く、苦しく、生きづらい。
日付さえ書かない日々より、面倒なら感情でも赤裸々に書いていく方がいくらかはマシなんだろうか。
そんなことを考えながら、この魔物を飼い慣らして生きていく。
そう━━
飼い慣らして。
気持ちを飼い慣らされて。
ああ、可笑しい。
いつから自分が飼い慣らす側だと錯覚していた?
お題/私の日記帳
2023.08.28/こどー
小学二年生のころ、父からノートをもらった。リングが付いているノートで、表紙は私の大好きなピンク。
日記というものを書いてみようと思って、毎日書くことにした。日記帳の名前は「キティ」だった気がする。
初日以外呼んだことなかった名前だけど。小さい頃は何でもかんでも物に名前をつけたがる。なんでなんだろうなー。
書くことは大体いつも一緒。誰が休みでどんなことがあったか。時には好きな人のことも書いた。家族に読まれてしまうのが怖くて、誰も部屋に近寄ってこない時だけを探して、短時間で書いていたから字が汚い。
家族で出かけた旅行での思い出と、そこで得たパンフレットをベッタリと液のりで貼り付けた。
二年は繋がらなかったかな。
五年生になって、キティの存在を思い出して、また数ヶ月書いた。そして、中学生になってまた思い出して書いた。続けることはできなかったけど、たくさん書いたつもりである。でもまだまだ、白い紙がたくさんある。
また新たな恋の話を書いた。
誰も答えてくれることはない。ただ自分で自分を見つめるだけ。
この日記帳が全て埋まるまで、私の私と向き合う時間は大事にしていきたい。
【私の日記帳】私の日記帳は、ずーっとずーっと、自分の
思い・想いやらを書いていたけれど、読み返すことも
ないだろうし、あまりにも闇すぎるのと、もし、
死んだときに、誰かにこの思い・想いやらを読まれる
のはどうかと思い、一旦すべて捨ててしまった。
けれど、やっぱりその時々の思い・想いやらを残して
おきたいと思い、また書き続けている。どうやら
私にとっては必須アイテムのようだ。これからも
思ったこと書いていくぞー!
3年後のpure
私はそんなに強くないよ
周りに気づかれないよう必死なだけ
大丈夫です、すみません。
平気なフリをしているだけ
すぐ壊れてしまうから
精神安定剤の君が欲しい
※私の日記帳 保留 最近あんまり書けなくてごめんなさい。
キリンがコーヒーカップを覗き込む
私の日記帳の隅には
コール・ポーターのメロディが響いている
うそも作り話も
全部わたしのほんとうだ
#私の日記帳