『私の当たり前』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
私のそばにはいつも君がいるってのが当たり前だったから
こんなことがあるなんて思いもしなかった。
『俺彼女できたんだよねー!!』
って嬉しそうに笑って報告してきた君に私は
「よかったじゃん!」
これが精一杯だった。
むしろこれ言えただけでもすごいわ。
『なんだよそれだけかよーどんなやつとかきかねぇの?笑』
なんだよこいつ、、私の気も知らないで、
大体ずっと一緒にいたじゃんか、、、
なんで私じゃ、、
そういう考えがいけないのか、、
ふぅ、、告っちゃいないけど私の恋終わった。
「どんな子?」
『そんな聞いてよって言われたから言った感。な、どんな子?じゃねーよーもー』
「いや、だって聞いて欲しいんでしょ?」
『まぁー笑
なんか身長ちーさくてかわいい。優しいし!』
「ふーん?笑こんな奴のどこがいいんだかー」
『なんだよ羨ましいのかよー笑!お前も早く彼氏できるといいなっ笑!!』
「早く彼女のところ行ったら?もう帰るんでしょ?」
『おう!今日はこの後放課後デートなんだぜ、ま、帰るだけなんだけど笑じゃなっ』
去ってく後ろ姿を見ながらさっきまでの会話を振り返る。
“お前も早く彼氏できるといいなっ!″
「できねーよ ばーか」
誰にも聞こえないくらい小さな声で私は言った。
自分にとって当たり前でも、相手にとっては当たり前じゃない。
そんなの普通のことだよね。
だって、
みんな価値観は違うし。
ねえ、
おかしいだなんて。
言わないで。
おかしい私の当たり前。
そう言われるのが、
私の当たり前
帰り道LINEが鳴り止まない
「今日はありがとう」
「電話出来る?」
そういったLINEばっかだ
私は一人一人丁寧に返信をしていった
毎日LINEをくれる人
途中からしてこなくなる人
結局話が続いたのは3人程度
その中には送りに選んだ人もいる
しかし、私は決めたのだ
𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄
最初は違った。タイプじゃない顔、正直犬が好きということしか記憶になかった。
でも、あんな捨て台詞ずるいよ…
1回あっただけじゃ全く分からないし、正直LINEの頻度は他の人の方が多く、他の人の方が優しさが伝わってきた。
大変なのにみんなLINE返してくれて1人を選ぶなんて本当に無理で、泣いていた。
決定づけになったのは、あの捨て台詞と友達の推し。
「もう電話できないけど、店で会ったらいっぱい話そうね」その言葉が私の心を動かした。
決定してもなお、悩んだ。本当に彼で良かったのか、他の人とはどうやって接していけばいいのか…
でも今思うと正解で、彼の優しさにいっぱい触れた。
毎日LINEしてくれる。ありがとうっていっぱい言ってくれる。いっぱい写真くれて、アフター行く度に私に気を使ってくれて、無理に飲まなくていいよって言ってるように、グラスに手を添えてストップさせてくれる。私はあまり店に行けないくて、お金も使わないから本当に迷惑だと思うのに、毎日私に構ってくれてありがとう。
お題『私の当たり前』
※忙殺中につき一旦寝かせます。
「 私の当たり前 」 No.16
朝、起きたら親が怒鳴っている。
学校から帰ってきたら、親が殴ってくる。
これが私の当たり前。友達に相談したらおかしいって言われて縁を切られた。
どうしてなんだろう?これが普通なのに。
何がおかしいのか、この子は気づかない。
アタシの当たり前
必ず夜は350のビール1つと
500のビールを2つ。
これがアタシの当たり前な夜
で、かといって…全く酔えないんだけどね笑
綺麗な水と電気
だから東日本大震災の後はこれからどうなるんだろうと不安だった、というか今も奥の方で不安がある
日常って自分ではどうにもならないことで簡単に崩れるなって
いつも少しだけ足りない睡眠
手離しそうにそうになる意識を
無理矢理目覚めさせる
眉間にシワ
開ききらない瞼
緩んだ口元
この時の顔が一番人に見せられない
目覚めきらない足元は少し不安定
顔を洗ってスキンケアをする頃に
ようやく意識がハッキリしてくる
朝ごはんを簡単に済ませ
身支度を整えて
鏡の前でヘアメイクをチェックする
青空を見上げて
このまま何処かへ
行ってしまいたくなる衝動を抑え
今日も変わりばえない日常に溶け込む日々
私の当たり前
夢は願えば全て叶う。
…いや、寝てる時見る夢のこと。
明晰夢というらしいけど。
夢で、あ、コレ夢だ、と気づいて、
お菓子食べたい!デパ地下に!と思うと
場面が変わってデパ地下にいる。
お菓子食べ放題。タダ。太らない。
惜しいことに、味がする時と、
しない時があるのが課題か。
あと、明け方の夢の中で、
ストーリーや散文や詩を
考えていることがある。
大抵映像付き。総天然色。
起きると忘れないうちに、
ノートに書き留める。
さすがに夢だけあって、
ストーリーが破綻している時があるのと、
寝入りばなにコレがあると、
考えすぎて眠れない時があるのが困りもの。
これが私の当たり前。
私が好きなものは私が決める。
/「私の当たり前」
「私の当たり前」
これは千差万別で、それぞれの人の当たり前は、少しこだわりのある「私の当たり前」だろう。
あまり考えずに即答すると、それは他人に自分の考えを押しつけない。強制しない。ことかと思う。
私自身のこだわりは特異で(夫だけは別だけど)他の人と共有できるものではない。この事を学ばせてせくれたのは息子だ。まず私が母親であるのは、息子の存在が、そうさせている。私は息子から多くの事を学んだ。
子宮の中の羊水は海水に似ていて、細胞分裂を繰り返す胎児は、生命の歴史をおよそ十カ月をかけて進化する。自分自身の体の中で別の生命が人間へと進化していく、その事は神秘以外の何ものでもない。
ある時、星野道夫氏の『長い旅の途上』でカリール・ギブランの詩に出会い、それまでの自分の考えを改めた。この詩に比較的早く出会えて良かったと思う。
「この子は神さまから預かっているだけ」そう考えるようになった。
だから小学生の頃に始まった反抗期が、いまも続いているような息子だ。でも、それで良い。誰に強制される事なく自由であれば良い。私もキツイ事を言う事はあるが「この糞ババア」と叫べば良い。幸い息子から、そう言われた事はない。
自分の考えを言っても強制せず、最終的な決定は息子に任せる。簡単な様だが、かなりの忍耐を要した。
いまは当たり前になった。この文言に反論はいくらでも出てくるかと思う。賛否両論あって当たり前である。その度に周囲に合わせて流される事はない。歳をとって随分と頑固ババアになりました。
最後に、息子よ。ありがとう。お前のおかげだ。
私の当たり前
朝方4時過ぎ――
窓をゆっくり開けると冷たい空気が部屋に入ってきた。まだ人が少ない時間は、ひっそりとしている。
ぼーっと遠くを見つめていると、目の前にあった木の枝に鳥が止まる。そして、鳥が話しかけてきた。
「おはよう、おはよう、今日も元気だね」
「鳥さん、おはよう、あなたも元気だね」
笑って返すと鳥は首を縦に振り、そして翼を広げ飛んで行く。今度は誰に挨拶をしに行くのかな。
この時間と朝の冷たい空気は好きだ。私にとっての当たり前なひと時。
私の当たり前、あなたの当たり前全て同じだったらもっと小さな引っ掛かりが減るのかな。引っ掛かりがあるからお互いのことをもっと知りたいとか思うのかな。まぁ「みんな同じでみんないい」って気持ち悪いと思う。
私の当たり前
わかっている。わかっているんだ。
自分が周りと変わった存在だと。
だから、目をつけられないように、『普通』のフリをして、やられないようにしなくてはいけない。
それが私の当たり前だ。
ーだが、ふと思う。
周りに混じって、周りと同じことを・・・他人を傷つけ、存在を否定し、堕ちるところを見て笑っている私は・・・本当に私か?
これは奴らの『普通』であって、私の『普通』じゃない。・・・こんなの間違っているなんて言えないが。
私は私なりの『普通』が通せるようになりたい。
私が変わった存在だとしても、これを当たり前と言える勇気を持ちたい。それが今の私の目標だ。
どうして大人に100%従わなくちゃいけないの?
どうして自分の意見をハッキリ言わないの?
どうして私なんかって言葉が出るの?
どうして弱い立場の人はそれを利用しようとしないの?
どうして弱いままでメソメソしているの?
どうして強くなろうと思わないの?
どうして言い訳ばっかりを作っているの?
これが私なのに。
私が本当の私なのに。
みんなが見てる人は、私じゃない。
私にとっての当たり前はいつだって誰にも理解されない。
あの子の当たり前なら……理解されるんだろうか。
でも、答えを知るのが怖いから、
書き起こすのは辞めておく。
ごめんなさい。おやすみなさい。
1日の始まりは笑顔で挨拶。
笑顔を絶やさずに周囲に気を配り、困っている人がいれば何をおいても手を差し伸べる。
仕事が始まったら、どんなことでも全力で責任感をもって行う。
言われた通りの成果を出せたらまあ及第点。+αの提案や丁寧さ、早さで上司や同僚に喜んで貰えたら100点満点。でも、周囲が手伝ってくれたからこその成果だと感謝の気持ちを決して忘れてはいけない。
周囲には感謝を。自分には向上心を。
トラブルや失敗があったら、1%でも自分に責があるのならそれは全て自分のせい。謝罪し、善後策を行って、再発防止策を考えて確実に実行する。周囲の責任なんて考えちゃダメ。もし本当に周囲に原因があるんだとしたら、それは原因を見逃していた私の責任。
失敗を他人のせいにしてはいけない。自分に非がないなんて絶対にあり得ないんだから。
会議では何より皆が意見を言いやすくし、皆が納得できるような場を作ることが私の仕事。発言できない・していない人がいないか常にチェックしながら皆の意見を整理する。意見が割れるなら、両者の言い分を聞いて「絶対に外せないところ」を見つけてそれを擦り合わせて落としどころにする。合意が取れたらすぐ議事録を作る。
私の意見を言う暇なんてないけど、皆が満足するならそれでいい。
これが私の当たり前だった。
でも、今は違う。
ないがしろにしてごめんなさい、過去の私。
自分の意見があれば言ってね。自分ができたことを誇ってね。
あなたは十分に頑張っている。私はそれを誰よりも知っているよ。
【私の当たり前】
『私の』当たり前は、
『君たち』には伝わらないだろう
そもそも、君と私では、住んでる環境も違うし
仕事も違うし、何より考え方も違う、
今だって
当たり前の捉え方だって違うかもしれない…
なのに
空気を読めなくて、
同調しちゃう、
『君の』当たり前が分かりたくて…
『君』と『私』の当たり前が同じだと安心するのは何故だろうか?
ここで、私が、突然お題とは違うことを書けば
『君』はどういう反応をするだろうか?
『私』には『私』なりの当たり前がある
その当たり前を剥がすのは
剥がさせるのは怖い
…
だけど、『私の』当たり前で『私』は生きていく
だから『君』も『君の』当たり前で生きてくれ
でも、もし『私の』当たり前が分からなくなった時、
心は壊れてしまうだろう、
強い当たり前が必要のようだ。
歌うこと
音楽を聴くこと
ありがとうを言うこと
これが私のあたり前
私は毎日プロ野球のベイスターズ戦をずっと毎日観ています。それは中学生の時に1試合でも見逃したくないという気持ちが芽生えそこから毎日テレビでも球場でも観るようになりました。その毎日の観戦が私の当たり前であり日課です。
朝は五時に起きて、勉強。六時半には朝御飯。七時には制服に着替えて、登校までの数分でまた勉強。
登校時刻は誰よりも早く、鍵を開けて教室に入り、授業が来るまで勉強。
学校が終わると部活なんてない。何よりも早く家に帰って手を洗い、親に今日あったことを話すこともなく勉強。夜ご飯はさっさと終わらせるために淡々と。お風呂に入っている間だけ、こっそりスマホで遊んでる。それでも出来るだけ早くお風呂から出て、髪を乾かす。髪の湿り気が空気に消えた時には、歯磨きを終わらせる。
そのまま自室に戻って十二時まで勉強。そしてベッドで睡眠をとる。
「これが私の一日ルーティーン。でもなんでわざわざこんな面白くもないこと聞くの?ごく普通の生活だけど」
目の前の友達は顔を伏せる。私より少し身長の低い彼女は、私を見上げて聞いてきた。
「それ、全部一人で?」
「いやいや、ずっとお母さんが一緒だよ。勉強もいつも近くにいて教えてくれるの。誰よりも賢くなれるように教えてあげるからって張り切ってくれてるんだよ」
「……そっか」
彼女は私の手を握ってきた。その力は強く、どこに行こうともしていないのに、私を引き留めているようだった。
「ね、今日、私の家に泊まりに来ない?」
「そんな突然。絶対無理だよ、お母さんが今日も勉強教えてくれるから…」
「今から、一緒にウチに行こ。私だって勉強教えてあげられるしさ。…教えてもらうけど」
「ふふ、まったくもう、何がわからないの?見せて、教えてあげるから」
その日、友達の家に半分強制的に泊まった。次の日に家に帰るとお母さんはいなかった。私の部屋には傷があらゆるところに付いていて、近くには薄汚れた包丁があった。
【私の当たり前】
お題が更新されるごとに進む物語No.1