『私の当たり前』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
#18【私の当たり前】
タオルがないと眠れない。
ふわふわじゃないと許さない。
柔軟剤は好きじゃない。
でも
ふわふわじゃないとホントやだ。
タオルがないと眠れない。
あればいいってわけでもない。
口元に置いてふわふわを
感じてないと眠れない。
これが私の当たり前。
いつの間にかの当たり前。
こっちに行けば安心なのに。
あなたはあっちに行きたいと言う。
私は、嫌だよ、怖いもん、と首を振るが、あなたは、大丈夫だから、と、何の根拠もなくそんなことを言い放ち、こちらへと手を差し伸べてくる。
私はおそるおそるその手を取り、あなたの言う通り、私が行こうと思っていたのと反対の方へ行ってみた。
途中、やっぱりこっちに来なければ良かったとか、あなたのせいで大変な思いをしているとか、後悔したり、八つ当たりしたりと、散々な時もあったけれど。
いつの間にか私はあの時は安心だと思っていた方向よりも、嫌で怖くて仕方のなかった方向へ、よく曲がるようになっていた。
あんなに嫌で怖かったのに。
今はあまりそうでもない。
きっとこんなふうにこれからも、誰かの力を借りたり、何かの影響を受けながら、私は嫌で怖かったことを、当たり前のように、嫌でも怖くもなくなっていくのかもしれない。
【私の当たり前】
私の当たり前と君の当たり前は違う…
親から愛されていることは
君のとっては当たり前じゃない
テレビに出て、みんなの人気者は
私にとっては当たり前じゃない
でも、全く違う、人と人だからこそ
そばにいると、一番落ち着くのかもしれない…
息を吸う
息を吐く
息を吸う
息を吐く
私は今日も生きている。
私は今日も息をする。
それは当たり前であり、当然の事。
それは、指命であり、義務。
そう、生きるという事は、当然の、当たり前の事なのだ。
出来て当たり前、それが出来た上で何かを為せと世界は言う。
生きて、社会というグループになにか貢献せよ、と。
それが私の、世に生きる人の勤めでありそれが善だと世界は言う。
果たして、これは善なのだろうか。
果たして、死ぬことは悪なのだろうか。
果たして、息をするだけの人間は無能なのだろうか。
私が息をすること、生命活動を続けている事。
これは当然の事なのだろうか。
出来て当たり前の事なのだろうか。
生きるという事は、当たり前ではない。
生きる事は、とても凄いことを成しているという事では無いだろうか
辛い事、悲しい事、嬉しい事、楽しい事、
全ての感情を受け止め、それでもなお生き続けるという行為は、
当たり前にできる事などでは無い。
生きながら何かを成せと世界は言うが、
生きていることが、大きな事を成し遂げている事に皆は気付かない。
何かを成し遂げようと奮闘し、
何も出来ないと己を呪う。
だからこそ私は言ってやりたいのだ。
生きるという行為こそが、重要なのだと。
生きているだけでも偉いのだと。
死という行為を選ばない貴方はそれだけで立派な人間なのだと。
その認識こそが私達にとっての当たり前なのだと。
自分らしく生き、自分らしく死のうと奮闘する私は、貴方は、
この世で1番美しい人間なのだ。
世の中このくらい図々しく生きても罰は当たらない。
この世は千差万別の人がいて、
それぞれが1番であり、唯我独尊なのだ。
夜中に不意と目が覚めて、隣に目をやると、これは現実で本当なんだと、すやすやと寝てる君の頬を撫でながら思った。でも、本音を言えば、君とこんな風に触れ合うような仲になるなんて、微塵も想像していなかった。
君と初めて会ったのは数日前。君の第一印象は最悪だった。コンビニから帰る途中にいきなり凸られて、何かと思って振り向いた先に顔を引っ掻かれるし、そのまま買った鯖缶だけを奪って君は逃げていった。
そのときはいきなりなんだと、憤りが募るのを感じたが、激務終わりの一日だったために追いかける気力もなく、腹立たしくともそのまま帰ることしかできなかった。
数日後、また同じコンビニで買い物を終えて、帰ろうとしたときに再び君は現れて、前のように突撃しようとしたけど、今の俺は違う。同じことが起きないよう、しっかりと対策を練ってきた。その名も、チュールあげるから攻撃しないで大作戦。欲しいものは分かっている。ならば、交渉に出るまでだ。
結果、予想外に懐かれた挙句、家までついてきて半ば飼わせるように、家に入ってきたのだ。
全く思いがけないことも起きるものだ。でも悪いとは思っていない。むしろ、俺の当たり前を壊してくれた君に感謝だ。
朝、起こされるのは7時2分前。7時に起こすって約束なのに。
朝の貴重な2分を取られるのは我慢ならない。
だから、絶対7時には起きない。何度か来たら仕方なく起きてあげる。
朝ごはんはパンがいいって言ってるのにご飯の日もあるから頭にくる。
1日の始まりは気分良くいたいのに。
学校に行く準備していたら早く行けとばかりに「遅刻するよ!」って言われる。前髪に寝癖ついてるから仕方なくない?
遅刻なんて別にいいじゃん。誰に迷惑かけるわけじゃないし。
お昼になってお弁当箱開けたら、私の苦手なブロッコリー入ってる上に、フリカケにしてって言ったのに、ご飯の上に梅干しのってるし。
お弁当くらいは希望通りしてよ。まじムカつく。
学校終わって疲れて帰ってきたのに、「宿題ないの?」とか「制服ハンガーにかけろ」とか「弁当箱だして」とかうるさいし。
友達と大事な相談のライン中だから無視。
宿題してもしなくても迷惑かけないじゃん。
制服ぐらいハンガーかけてくれて良くない?
私疲れてるんだし。
弁当箱、テーブルに置いたじゃん。勝手に持ってって洗えばいいじゃん。
今日は体育もあったからお腹空いてるのに夜ご飯、いつもと同じ時間とかありえないでしょ。
しかも、今日はお肉の気分なのに焼き魚って。
バカにしてんじゃない?って思う。
お風呂早く入ってって言われても困るんだけど。
彼氏と電話で話す約束してるから無理無理。
じゃあ、最後に入るならお風呂洗えって?
なんで私がそんな事しなきゃいけないの。
それって親の仕事じゃん?
しかも、私が買ってきてって言ったシャンプーじゃないの買ってきてるし。もうボケたの?迷惑過ぎるんだけど。
しかもさ、早く寝ろって寝る時間まで疲れた顔して鬱陶しい。自分が疲れてるなら勝手に寝ればいいじゃん。ほっといてほしい。
夜は唯一の自分の時間なのに、何勝手に文句言ってるの?私若いからさ、体力あるんだよ。親の世代と同じ時間に寝なくたって平気なんだから。
もう知らないって言われたってこっちこそ知らんし。
なんで勝手に死んでるの?
朝起こしたりご飯用意したり親なら当たり前じゃない?
私の当たり前にあるべき生活返してよ。
何だってー!?告白された…だと?
おおおお…お前、まさかOKしたとか?
「あの子、普通に可愛いよね」
慌てふためく君の顔が可愛くて。
焦らす俺は意地悪なんだろうなぁ…ごめんごめん。
何よりも大好きなのは君だよ!
それは変わりようのない、俺の"当たり前"
#私の当たり前
当たり前は時が経つにつれ変化していく
変化しても それに慣れてしまったら当たり前になっていく
変化したら 昔の当たり前の記憶は薄れていく
あの時は何をしていたんだっけ
幼稚園児の時の当たり前
小学生の時の当たり前
中学生の時の当たり前
楽しく過ごせてたっけ
あれ 違ったっけ
昔のアニメを見ても思い出せない
私の当たり前
困っている人がいたら助ける
みんなの意見を尊重する
誰かを傷つけたりなんかしない
みんなの相談は親身になって聞く
「優しいね、頼りになるよ」
弱音を吐かない
自分の思いは隠し通す
人前で泣かない
「悩みなさそう、お気楽でいいね」
そうだよ、これが私の当たり前
「食べないのか」
寡黙の一歩手前が人の形をしているような夫が声を掛けてくるのは珍しい。しかも何かを食べている最中に、だなんて。誰かの会話を咎めることはしないが、夫自身は余程のことがなければ何かを食べながら言葉を発することのない人なのだ。
驚いて視線を返すだけの私に、夫は手元のショートケーキを突きながら再度言った。
「食べないのか、苺」
言われ自分の皿を見る。夫のものよりも切り崩されたショートケーキの横にころりと転がる赤い実があった。
あ、と小さく声が漏れた。無意識のうちに除けていた果実は、夫に指摘されなければきっと最後まで皿の端に残されていたに違いない。
「……いつもあの子にあげていたから」
──なくなっちゃった。そう言って空になった皿を前に眉を下げる娘に自分の分のイチゴを分け与えるようになったのはいつからだったか。
甘やかしていた自覚はあった。だが、イチゴ一つで娘に笑顔が戻るというのなら。幸せな時間の終わりにひとつ小さな幸せがあったって良いと思うのだ。もう、私の役目ではなくなってしまったのだけれど。
未だに抜けきらない習慣を指摘されたのが気恥ずかしくて、皿に転がった果実をお行儀悪くフォークの先で転がす。
「好きなものは最後に取っておくタイプなので、とでも言えばよかったかしら」
「……お前は好きなものは最初に食べるタイプだろう」
夫はそう呆れたように言いながら私の皿に赤い実を一つ転がした。二つになった果実が仲良く並ぶ様はハートのようで少し照れくさい。
「今度遊びに行く時の手土産はケーキにしましょうか」
「いいんじゃないか。酒も買っていこう」
「婿くん潰さないでくださいね」
イチゴを一つ口に運ぶ。久方振りに食べたショートケーキの上のイチゴは、記憶よりもずっと甘かった。
/私の当たり前
他人の感情が勝手に頭に流れ込んでくる
『喜』『怒』『哀』『楽』『無』
一人一人の一番大きい感情。
仲良くなるともっと細かい感情や思考が読めてしまう
周りの人は「エスパーじゃん!凄い!!」って言ってくれるけど、他人の感情なんて知りたくない
もっと静かな景色を見てみたい…
【私の当たり前】
私の当たり前
起きて仕事へ行く
帰ってきてビール飲み
倒れる
朝起きて仕事へ行く
帰ってきてビール飲み
倒れる
朝起きて仕事へいく
いつか行かなくなったら
ビール飲み倒れて ビール飲み倒れ
病院に入れられて
当たり前のように死んでいくんだろう
私の当たり前は、毎日を楽しく生きること。
嫌なことがあっても悲しいことがあってもきっとこの先いいことがあると思えば毎日を楽しく生きることができる。
私は決めた毎日を楽しんで生きると。
【テーマ:私の当たり前】
当たり前。一番難しく、一番囚われやすい言葉だと思う。
かくいう私も他の人とは当たり前が違う。過去はそれについて悩んだりもしたが、「違うなら違うでいいか。そういう感情だったりがあると理解してれば。」という考えに行き着いた今ではそこまで悩まなくなった。
そうなのだ。人と交流するのに重要なのは“理解”。納得は別にしなくていい。それこそ議論の種となり話すネタとなるのだから。
周りには似たような奴しか集まらないというが、当然私の周りにも変人揃いだ。主にニコ厨だったり思想が偏ったやつだったり…まあ今挙げた例はたった一人の特徴だが。
そいつはまあ、思想が偏っているなら当然否定をする。多少の否定なら良いのだが、そいつは度が過ぎてるのだ。仕方なく話しているが、正直言うとあまり話したくない。なぜあんな奴と付き合ってたのか…過去の自分を殴りに行きたい気分だ。
ちなみに私にとっての当たり前は…なんだろうな。テレビでニュースを見ることだろうか。知り合いと話すときにニュースでの事件を知らないということが多々あり、それはなかなかに驚いてしまうのだ。
当たり前の違いもなかなかに面白い。君らも話すような友人が入れば語り合ってみるといい。
『SS』
夜更かし(5時くらい)してしまったので今日はお休みします(´- ̯ก̀ )。o
よいこのみんなは休みの日でもしっかり寝ような!(σ`・ω・´)σビシッ
「文章言語の抜け道が、まさしくコレよな。
『イントネーション、アクセントが欠落してる』」
つまり、私の「当たり前」、当然のことと、
私の「当たり・前」、何かに当たる前と。
バチクソにこじつけだが、捻くれて考えれば後者も書けるわな。某所在住物書きは「Expected(あたりまえ)」ではなく「Before hitting(あたりまえ)」の変わり種を書こうとして、苦悩し、葛藤している。
「……私のおみくじの内容が『当たる』『前』、ってのもアリか?」
俺の固い頭じゃこの辺が限界かねぇ。物書きは首を傾け、ため息を吐き……
――――――
「ここのおみくじ、ちょっとユニークでかわいくて、すごく当たるんだってさ」
7月も、もうすぐ中盤。相変わらず熱帯夜続く都内某所の某稲荷神社。
「先月末に、ホタル見に来たじゃん。その時、買ってる人がチラホラいてさ。気になってたの」
諸事情により、先日まで完全に体調を崩していた乙女。なんとか調子を取り戻し、散歩に来ていた。
手には小さな白い巻き物。赤紐の封を解き縦に開く。
「ふーん。『電話』。でんわ……」
一番上は、デフォルメされたオレンジ色の、ユリに似た花に虫眼鏡を向ける狐のイラスト。
その下には大吉も小凶も、全体運の記載は無く、ただ花の名称と思しき「アキワスレグサ」、それから「電話してみたら」とだけ記されている。
「先週、イヤリング忘れたか、落としたかしたの。『届いてるから電話してみたら』ってことかな」
「どうだろうな?」
ポツリ言って、同じ物を購入したのは、長い付き合いであるところの職場の先輩。
代金を払い、ごろごろ百も二百も入っているだろう木箱の中から、ランダムにひとつ巻き物を掴む。
「当たるも八卦、当たらぬも八卦。何にでも当てはまりそうな文言を引っ掛けて、その人がその人自身の悩みに気付き、答えを自力で見つけるのを助ける。それがこの手のくじ、だったりしないか?」
早速思い当たるカフェの番号を調べ、電話をかけ始めた女性、つまり己の後輩に視線をやって、
それから、ふと遠くを見た。
「?」
居たのは子狐を撫で抱える巫女装束。すなわち神社関係者。近場にある茶葉屋の店主でもある。
あらあら。稲荷神社のご利益ご縁を信じないのですか?狐にイタズラされても知りませんよ?
巫女装束は、それはそれは良い顔で笑い、子狐を地に下ろした。
「さて。私のは何が書かれているだろうな」
とたんとたんとたん。子狐が全速力で売り場の裏の影に消えていくのを、それとなく見送った後、
購入した巻き物の封を、くるくる解いて開く。
描かれていたのは、白いトリカブトに飛びかかる狐。
書かれていたのは「オクトリカブト」と「上見て」。
「ほらな。誰にでも当てはまる……」
上の地位を目指せ。うつむき下見るより顔を上げよ。まぁ色々な応援激励に利用できる言葉だな。
先輩は小さくため息を吐き、笑って上を見ると、
「……、え?」
視界には、愛と幸福でぽってり膨れた子狐の腹。
数秒待たず己の顔面に当たるだろう直前の、前足後ろ足をパッと広げたモフモフであった。
私の当たり前
前まで彼が使ってたベッドで寝るの。
夫のことも構わずすぐ出迎えるの。
ずっとくっついていたいの。
あなたの子供を産みたいの。
あなたのことで頭がいっぱいなの。
だって当たり前でしょ、兄妹なんだから。
ありがとう
おかげさま
おだやかに
すこやかに
日々の生活
ありがたい
ボクの中の
当たり前は
なんだろう
あたりまえ
あるのかな
そのうちに
わかるかな
『私の当たり前』
あ!目玉焼きは醤油派です
私の当たり前。
何時も通りの時間に起きて、
出掛けて帰ってきて、
一息ついたら筆を持つ。
こんな何気ない毎日が幸せなんだろうな
なんて考えていると自然と口角が上がる。
私には、口癖があるんです。それが、
「あったりまえー!」ってなんでも言っちゃうんです。好きな人の前でも、でも、お姉ちゃ
んからいい事を聞きました。「あったりまえ!」とゆう言葉は自分に自信を持たせてくれる言葉とお姉ちゃんも当たり前という言葉が口癖なのです。お姉ちゃんは当たり前という言葉をづっと言っていたら好きな人(今の
彼氏)がアプローチしてきたと、私が思うに
素敵な言葉は「当たり前」という言葉。
『私の当たり前』
わたしは、「私」と「わたし」を使い分けています。
「私」を使うのはビジネスシーンなどです。
これが、わたしの当たり前。