『私の当たり前』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「私の当たり前」
今年1月、私の母の再婚相手の旦那さんが突然、脳出血で倒れた。
それから半年後の今も寝たきりの入院生活が続いている。
まだ若いし、ちょっと信じられなかった。
「平々凡々」
「可もなく不可もなく」
「普通」
この言葉が話せるのなら、それは今、あなたが幸せな証
目覚ましが鳴れば自然と目が覚める事に
立ち上がれたら歩ける事に
ありふれた日常を平穏無事に過ごせる今に
私達が当たり前に思える日常は、実は当たり前ではないと思い
だから、毎日が愛おしいと心から思う。
~私の当たり前~
(後半謎の愚痴入ってますあんまり見ない方がいいかもしれない(((( )
当たり前って、人によって全然違う。私から見たら結構レアなんじゃ、てものでも相手からすれば当たり前だったり。
例えばスマホの使い方。皆は高校に入ったら親にiPhoneの最新版を買ってもらっていて、Twitterだのインスタだのを好きに使っていた。これは世間でも当たり前に分類されるもの、のような気がする。皆そうだったから。使える時間とか、ゲームの課金はダメとか、そういう制限はあっても、そもそもSNSをすること自体禁止とか、そういうのは無かった。少なくとも私の周りでは。
だからすごくアウェイだった。私の家はLINE以外のSNSは全て禁止、ゲームもダメ、SNOWなんかの写真加工アプリもダメだった。アプリストアにはロックかかってたし、時間が来たら勝手にアプリ閉じられるように設定されていた。それも夜8時に。家に帰るとすぐ晩御飯、そのまま風呂に入らなきゃいけなかったから、学校から帰ってきてスマホを触りたくてもほぼ触れなかった。
みんなとスマホの使用時間帯が明らかにズレまくっていたから、友達と雑談するとか電話とか、ほとんどしたことない。課題の範囲を聞いたことすら無かった。聞きたいなって思っても、その時には既にスマホはロックされてたから。
私の当たり前は、みんなとあまりにもズレすぎていて、日常での会話すらもままならなかった。誰それのストーリーがどーのこーの、この人のTikTokがどーのこーの。そういう類の話ばかりで、全くついていけなかった。いじめとか起きなくてほんと良かったと思う。クラスによっちゃあ人によっちゃあ、ハブにするくらいの事は起きそうなものなのに。そこだけはラッキーだったと思える。ちょっとだけ。
まぁ、私が会話に入らないことに、周りは無関心だっただけなんだろうけど。別に居ても居なくても良い存在だから。関わっていた人達はみんな、まともに友達として、仲良くしたい人として、見てくれてなかったんだろう。その証拠として、学年が変わるとすぐに見向きもされなくなった。挨拶も無いし、目が合ったとしてもスルーされた。その程度の存在。
でもまあ今どきの高校生でここまでスマホを禁止するかねと思うくらいにひたすら禁止だったから、よく耐えたなと思う。みんなと同じように使いたい、と文句を言うと、「自分でスマホを新しく買って自分で新しく契約して毎月の通信料払え」と言われた。高校生は契約出来ないとわかっていてその発言なのか。まあ分かっていての発言なんだろう。諦めさせる為に言ってたんだと思う。高校卒業するまでは何が何でもこのままだから、という。
でも流石に酷いと思う。みんなと一緒にいても何話してるのか分かんないし、「ごめんインスタしてないの、」と言う度にみんなの顔が憐れみながら、でも蔑むような目になるから。凄く辛かった。クラスでぼっち度が高くなって行ったのは三割くらいはこれのせいだと思ってる。学校の先生に「それはちょっと禁止しすぎじゃない?友達との会話についていけないレベルの禁止具合でしょ、大丈夫?」と心配されたくらいだし。笑
ということでお父さんお母さん。貴女方のスマホに対する嫌悪は一体どこから来るのですか。どうしてそこまでスマホを遠ざけたがるのですか。そりゃネットの恐怖を知らない世代ではあるのかもしれないけど、全部禁止されると逆にリアルでアウェイになっちゃうんです。感覚が昭和すぎるんです。
全顔を出すとか本名でアカウント作るとか、そんな馬鹿なことしませんその辺は最低限守ります。LINEだって交換しなかっただろうし、嫌だと思ったら個人情報晒してなければブロックすれば済む話だともわかってました。当時それくらいは知ってました。
てかね。私に対してそこまで禁止してるくせに、中学生の妹にはなんでそこまで緩いの。推しがいるから?ファン同士で繋がってるから?それだったら私だってEve先生好きだったよ?Eve先生のTwitter見たかったよ?Eve先生好きな人と仲良くなりなかったよ?ネッ友さん欲しかったよ?弟にだって緩いよね。Switchでゲームして、通話アプリで知らない人と電話しながら対戦してて。電話だよ?対戦中しか電話しないとはいえ。下手すれば本名バレるんだよ?初対面の人間に。どこぞの馬の骨とも知らない人間に。なんで私だけいつもいつも厳しくするの?しかも妹まだ中学生なのに。私高校生になっても全部全部禁止だったのに。この差は何?一人目だからとりあえず全部禁止って言っとこー的な?そんなのずるいって、、私だけ損じゃん。しかも親はインスタだってTwitterだってしてるのにね。投稿してるのにね!!!!!してなくて私に言うならまだしも。なんでそっちはしてるのに私には禁止するの。親もやってて妹もやってて、なんで私だけダメなの。何が違うの。普通年功序列でしょ。こういうのって年齢が上がってくにつれてちょっとずつ解禁されるものじゃないの。
いっつも「やる事やってないから禁止するねんで、やる事やってから好きなことしなさい」とか言うけどさ。そんなの永遠に終わらん「やらなあかん事」だし。見え見えなんだってば。一生普通にさせてくれないこと。全部私負担じゃなきゃスマホ好きに使えないこと。だから嫌なんだよ。昔から言うこと変わってはないけど、そのハードルがどんどん上がって言って、もう達成できないゴールになってる。だから嫌なんだよ親。何もかもが嫌。
あともう一個。私には国公立に行け、そのためには進学校へ行け、と学校を選ぶ選択肢を与えなかったくせに、妹にはそれを与えている。まあそこまではいいでしょう。が、何故妹の方が求める成績が高いのでしょうか。私はものすごく不思議に思っています。私が中学生の時は順位が2桁だったらとりあえずOK、みたいな感じだったのに、妹には2桁だけじゃなく成績の平均を4にしろと更に条件付け加えて。しかも「お姉ちゃんの方が成績良かったよ」とか妹に言ってるくせに。別に妹、私が行った高校より偏差値高いところに行きたがってる訳でもないのに。やたらと評定平均上げろ上げろとうるさい。いいじゃん平均3あれば。3もあれば頑張ってるよ。
妹のテストの点よう知らんけど、親曰く私の方が取れていた(らしい)のに、妹に課してるハードルの方が高いのは何故。そんなの妹のやる気出ないに決まってるだろばーか。あとさらに言うと、私の時より勉強難しいから。今の中学生の勉強、私の世代の高校の内容やってたりするから。変わる前の私の成績と変わってからの妹の成績、そりゃあ差が出るのも当然でしょうよ。なぜそこを比べる。比べて明らかに差があるにも関わらず私の時より高いハードルを提示する。馬鹿なのか?いや馬鹿なんだろうね。何一つ配慮がないというか、わかってない。あまりのわからなさ具合に呆れ通り越して笑えるわ。スマホのこともそう。成績のハードルもそう。なんでこう、うちの親は色々とおかしいの。ズレ方がおかしい。ズレすぎにも程がある。誰か説明して。笑
愚痴ごめんなさい。今しんどい時期でイライラしてるから吐きましたm(_ _)m
今まで生きてきて分かったことは、当たり前って八割方親の言うことが当たり前になるから、兄弟でも差が出てきてしまう。一番目って新品使えるけど、その代わり全部禁止から始まるから(私に限った話かもしれませんが)縛りが強すぎる。当たり前って、なんなんだろう。もう分からない。私の当たり前は世間の常識ともズレてるし(さっきのスマホの事)。
結局は、親がどこまで縛るかどこまで許可を出すか、それでその後の人生の指針、自分の中の当たり前が変わってくる。言えることはそれだけ。
好きなゲームや漫画やアニメやドラマや映画を少ない休日で費やしてHPとMPを回復させる
そんなHPとMPは仕事1日でほぼゼロになる
2日から先はほぼ毎日マイナスで終わり
また休日に貯めたマイナス分を差し引いて晩には微プラスにする
また仕事に…
それが私の当たり前な平常運転
(結果、年間ではマイナスが膨れ上がってるわけで)
いつの間にか、
貴方の声が聞ける毎日が当たり前になっていて、
ずっと続くと思っていた当たり前は、
こんなにも脆かったのかと、
そう気付いた時には遅かった
貴方が私の隣にいることが
私にとっての当たり前、だったよ
私の当たり前
私の体
私の思考
私を取り巻く全てのことが私にとっての当たり前である。
だから人と比べることなんてないんだ。
「あの子って不思議ちゃんって感じだよね」
「変わり者だよね」
「何考えてるかわかんない笑」
これが私。
だから、どう思ってもらっても構わない
変わり者だとか、不思議ちゃんだとか
好きに言ってもらって構わない
だって、
この状態の私が
私のあたりまえだから
私の当たり前
音のない空間
冷たいご飯
生活感のない内装
それが私の家の全て。
母親と父親の仲は冷え切り
ただ親という肩書きだけで繋がっている
それを繋ぎ止めるだけの私
そんな存在に対する態度も同様である
会話はすべてが冷ややかで
空気はいつも張り詰めている
それが私にとっての普通の家族だった
段々成長するうち
それが普通でないと気付いていった
仲の良さというのももちろん
パパ嫌だー。だとか
ママが怖いー。だとか
皆それぞれ親に対して
何かしらの興味、感想を持てていた。
皆、あたりまえのように。
私は?
私にとっての当たり前が崩れていった。
崩れたところで当たり前は当たり前のままだった。
きっと誰も私の当たり前を当たり前と思わない。
口うるさいこともなく
それなりのご飯を食べて
それなりの家に住んで
きっと誰もが普通以上の環境だと思うから。
親は二人で、学校にも行かせてもらっている
これ以上に何を望むというのかと
きっと誰にだって思われるんだ。
私の当たり前はきっと揺るがない
こんなことなら気づかなければよかった
中途半端にこれは当たり前じゃないなんて。
そうすればきっと
当たり前として生きれたのに
私の当たり前は
当たり前を当たり前にすること
挨拶をすること
感謝をちゃんと言うこと
相手のことを考えること
自分のことも考えること
必死になんでもやること
人一倍の努力をすること
ふわふわと柔らかい光が、目を刺激した。ぼんやりと瞼を上げたものの、眩しくてすぐに閉じてしまう。
起きなければ、とは思うものの、身体はまだ布団のぬくもりから抜けられない。暖かい日差しの眩しさに慣れながら、昨日見た夢の内容を思い出したりして。
「あ、起きた。おはよー」
朝の眠気でついボーッとしていれば、横にいる恋人が話しかけてくる。太陽みたいに明るい笑顔が眩しくて、愛おしい。
「おはよう。珍しいね、いつもは起こすまで寝てるのに」
「なんか、ぱちっ!て目覚めてさ」
かわいい寝顔もばっちり堪能しましたー、なんて悪戯っぽく笑う。それが少し、嬉しいような、恥ずかしいような。
「もう……。って、やばい、今何時?」
「分かんないけど、今日は休日だしもうちょっと寝てようよ」
「……前もそれでお昼まで寝ちゃったじゃん」
「良いでしょ、予定ないし。ゆっくりしようよ。ね?」
甘えるように言う癖に、ぎゅっと腕を回すのだから意地悪だと思う。ため息をついて大人しく布団に潜れば、幸せそうに微笑まれた。
休日はいつもこうだ。前までは二度寝なんてしなかったのに、恋人が出来て、一緒に暮らし始めて。どんどん日常が塗り替えられていく。
なんて言うものの、休日には予定を入れないようにしているのは惚れた弱みと言うやつだろうか。
……まぁ、君色の当たり前になるのも悪くないかな。
そんなことを考えて、もう一度目を閉じた。
(私の当たり前)
#私の当たり前
誰にも分からない
分かりやしない
私の心に棲むモノの事
周りには理解できない、納得できない、穏やかでいられない、「普通になりなさい」
今の私が「私でいること」が私の当たり前
誰にも消せない
「右向け右。」
そう言われて私は、周りに合わせて右を向く。
「進学しなさい。」
そう言われて私は、両親の期待と友達の希望に応えるように進学した。
「大手企業に就職しなさい。」
そう言われて私は。
私は、落ちた。
私にとっての当たり前は、最も簡単に崩れ去った。
一気に崩れていく私という存在。
私は一体何者で、何のために生きて、なにに生きがいを見出しているのか。
当たり前に過ごしていた日々が霞んで見えなくなっていく。
答えはきっとない。それでも私は問いてこれからも生きていくんだ。
私は誰で、何で生きようとしているのか。
そして、“普通“と“当たり前“の間で今日も息をする。
大切な人が殺された。
その死を面白がっている人がいた。
私は、非常な程の怒りと悔しさを感じた。
私と気持ちを同じくする人が、
周りにいなかった。
一緒に泣いてくれる人がいなくて、
孤独だった。
今までに感じたことのない感情だった。
私の当たり前
小学校高学年から当然のように思えた事
みんなが楽しく行う行事みんなが笑顔でする事全部は
自分にとってそれは全部楽しくないし笑顔でする事も出来ない
それを当然のように今までもみんなが楽しく捉えたものを自分は
何が楽しいのか分からなかった時だった。
今でも時々分からなくなるけど何故だろう…迷えばみんなに合わせて
何も無いように感じさせている気がする。
死んでからわかる当たり前。でも死んだならわからない。感謝は生きているうちに伝えよう。
『私の当たり前』
いらっしゃいませ
私の一日はこの言葉から始まる。
私は店の案内人。この店の事なら何でも知っている。
だから人々は私に尋ねてくる。
この場所はどこにあるの?
何かイベントやってないかな?
美味しい食事が出来るところない?
これ、何処で売ってるの?
様々な要望を聞き、望むままに私は案内をしていく。
ありがとうございました。
私の一日はこの言葉で終わる。
ワタシはロボット。
人間の手によって作られた存在。決まったプログラムを組み込まれ、その通りに日々動いていく。
それがワタシの当たり前。
私の当たり前は、人に可愛いと言われること
私の当たり前 君の当たり前
それぞれ違う価値観だと思うが
自分がしたいと思っている思いはお互い変わりない
そう信じてる
そこはやっぱりこれでしょ
「選挙の時には必ず投票しに行く」
義務を果たさずして不満を漏らす勿れ
《 私の当たり前 》
おはようと、言うと
おはようと返してくれる人がいる。
コンビニの美味しいパンが机に置かれている。
私はご飯派だけれど。
お茶が用意されている。
行ってきます、というと
気をつけてね、と手を振ってくれる人がいる。
何事もない、地面がある。
私はそこを当然かのように歩く。
学校がある。
靴箱がある。
そこには生徒がいる。
教室に入ると
登校するのが早い友達がいる。
ミサイルが降ってくることも無い。
私の当たり前が
みんなの当たり前に
なりますように、なんて
願うだけじゃ、ダメだけれど。
願うことしかできない。
これは、私の変えたい、当たり前。
「私の当たり前」