『私の名前』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
僕らさ、
どうせ死んだらなんて呼ばれてたとか関係ないじゃん。
私の名前
自分の名前が好き。こんな名前で生まれてこれて嬉しい。あだ名も気に入ってるし、皆に親しんで貰えてる。ずっとこんなふうに、言われる日々が続いてほしいな。何かしらの節目を迎える頃には、いつもそう思う。
でも、不思議。私の名前のどこがいいのかが分からない。なんとなくそう思うのかな?よく分からないけど、まぁいいや。
あの人、元気にしてるかな。
私の名前
私の苗字は珍しい。
読みはありきたりだけど、
漢字が日常ではまず見ないようなもの。
1文字を説明する難易度が高すぎるの。
だから、よくある苗字が羨ましい。
小さい川で小川とか、大きい森で大森とか、
説明するまでもない、佐藤、鈴木とかさ。
『まだ私の名前を覚えている?』
あなたが私の名前を呼ぶたび
胸がキュッとなる
その理由に気づいた時は
もう会えない距離
#私の名前
私の名前
まいねーむいずしもへいへ
苗字と名前をもじったあだ名で気に入ってるよ。
苗字と名前両方揃って初めて個体の識別がしやすくなるのだから、あだ名とか両方の要素が入ってるとキレイだな〜って思うよね。
私は私の名前に負け続けている。
物心ついてからずっと名前と戦ってきたけれど、100戦98敗といった具合でボロ負けだ。そのたった2回の内訳は、親と幼馴染み。自分の力で勝ったとは到底言えない。
私の名前は変わっている。いわゆるキラキラネームというやつ。口頭で自己紹介するとまず漢字を聞かれるし、書類に書けば読み方を聞かれるし、会った事もない隣の隣のクラスの人に、ああ名簿で名前見たことあると言われたこともある。そうしていつも私を置いて、名前が独り歩きしていく。私はそれを、どこか他人事のように眺めているものだ。
国語の教科書のどこかのページにこんなことが書いてあった気がする。名前は物を識別するラベルのようなものだ。椅子と名付けるから、四角い板に4本足がついているものを椅子と机に分けられるし、名前がなければその2つを分けることもできない、と。
ラベルはときにそのものより先に情報として入ってきて、偏見や先入観にもなる。例えば、女とか子供とか外国人とか老人とか、個別のものを失わせてもっと大きな集団の一部に吸収してしまうのだ。人の名前だって、個人を識別するためにつけるとはいえ、大抵は既にある名前の中から名付けるし、名前によって国籍や性別を表したりもできる。
人の個性って本来そうやってどれもありきたりなもので、掛け算で唯一無二になるのだと思う。早起きが苦手な人はゴマンといるし、あのアイドルが好きな人はゴマンといるし、この街に住んでいる人もゴマンといるけれど。早起きが苦手であのアイドルが好きでこの街に住んでいて…とかけ合わせたら私だけだ。
なのに私の名前は、名前だけで私を独特な存在にして、私の内に宿る普遍性もそれらが合わさってできる私らしさも失わせる。私の名前の個性が注目されるとき、かえって私はただその名前のラベルが付けられただけの空っぽな器になってしまうのだ。
名前に負けない個性を磨いてやろうといろいろな趣味に挑戦したりもしてみたけれど、あれこれするうちにどれも中途半端になって、結局何もない私になってしまった。
そうして何もない私にたった一つ残った個性は、私の名前だけだった。私はやっぱり、私相手ですら名前に負けてしまうのだった。
「私の名前」
「私の名前」
私の人生のタイトル
それが 私の名前
″明るく生きよ″と
仰せつかった私…
どんな辛いことがあっても
どんな悲しいことがあっても
明るく生きてなんぼの人生らしい
参ったなぁ…
仕方ない!!
とことん明るく生きて見るか ꉂ(ˊᗜˋ*)
【書く練習】
[君と僕の散歩道:9君がいなくなっても]
君がいなくなった
涙はでなかった
わかっていたはずなのに
ただただ呆然として現実を受け入れられなかった
君の好きだったもの、一つ一つ手にとって、そっと撫でる
君の遊ぶ姿を思い出して胸が苦しくなった
いつもの散歩コースを一人で歩いた
僕の前にはいつも君が歩いていた
ああ、いつもこの辺で動かなくなったな
立ち止まって空を見上げる
いない君に話しかける
なんでここで止まってたのさ
お前と一緒にこの景色を見たかったんだよ
風が吹いて、草原がザザザと波打つ
川辺の水はキラキラと反射していた
確かに美しい、いつも見ている景色のはずなのに
うん、確かに良い景色だね
だろっ!
…君が居なくて寂しいよ
新しい犬を飼えばいいだろ
いやだよ、僕は君がいいんだ
女々しいやつだな
…君のことが大好きだよ
はずかしーやつ
ふふっと笑みがこぼれた
ああ、笑えるんだ、君がいなくなっても僕は笑えたのか
さあ、帰ろうか
2号、ニセ、セカンドネーム、アバターネーム、バチャータネーム、ハンドルネーム、個別認識。カウント。まし増し、明日の私の名前は。ひらがな?それとも、
【私の名前】
単なる識別記号
そう思うのに
いつからか
分身のように感じていた
文字と音と実在の私と
どこまでが私なのだろうか
私の名前
自分のモノには名前をつけよう
親は子供に名前をつける
つまり、
私の名前(7月20日)
私の名前の由来
なぜYにしたのか
とくに深い意味はなくて
名前がYから始まるからで
本当は自分の名前が好きだから
本当の名前にしたいけど
さすがにダメかって思って
アプリで本名にしてるものないな
名前によって自分を偽って
明るく振舞ったり、
静かめに振舞ったり、
ほんとの自分がわからなくなる
自分がいやになる
久しぶりでございます
前の投稿から1ヶ月以上が経過していてびっくりしました...
これからも自分のペースで投稿します
これからもよろしくお願いします!!
漢字には有って、アルファベットや平仮名には無いもの。それは、文字そのものが持つ意味だ。
今日も、私の名前は漢字ひとつひとつに意味を背負って、人から人へと飛び回っている。なんて働き者なのだろう。たまには、労わってあげようか。
「(私の名前)、お疲れ様。いつもありがとう。」
なんだか褒められた気がするのは、私の名前を紡ぐ文字列に、私自身という唯一無二の意味が含まれているからだろうか。
私の名前
種という数え切れないほどの同類の中で、個人を区別するものは一体なんだろうか。見た目?だが、世界には同じ見た目の人間が3人いるとも言う。性格?すぐには区別することは不可能だろう。
そこで分かりやすいのが“名前”なのだろう。容姿と組み合わせることで機能する、一種の識別符号。
人というものはその短い符号に意味を込めたがる。そこに込められたものがなんであれ、与えられた名前こそが、その人を区別する根本なのだ。
もしも、その名前がなかったとしたら。失くしてしまったとしたら。私という存在は何処へいってしまうのだろうか。私は、存在できるのだろうか。
「結論から言うと、存在することは出来ている訳だが。」
「名前を失くしたのってそれを証明するためにわざとしたんじゃないよね?」
呆れたように責め立てる彼女の顔には青筋が浮かんでいた。
「名前を失くしたからこの疑問に辿り着いたんだ。」
「それなら良かった。証明するためにバカをしてきた君だからもしかして、とね。」
「名前を失くして、なにか変化はあったの?」
彼女は既にガムシロップが入ったコーヒーに、角砂糖を3つ入れてそう聞いた。あまりにも不健康で子供っぽい味付けのコーヒーを見て、思わず眉間に皺が寄る。
「名前が無いわけだから、身分証明に使えそうなものが単なる紙切れになった。もし私になにかあったら死んだと思ってくれ。」
「なにそれまじ笑えない。」
「だが、それ以外に困ったことは特にないんだ。不思議なことに名前がわからなくても周囲の人間は私を区別出来ている。現に、君もこうして私をカフェに連れ込んで会話をしている。どうやら私の仮説は間違っていたらしい。」
名前が無くても、何も変わらなかった。隣家の住人はいつもと変わらず挨拶を交わすし、近くの小学生は相も変わらず馴れ馴れしく絡んでくる。そして目の前の彼女も、気にせずコーヒーに5個目の角砂糖を入れている。
「私の考えた名前と存在に関する仮説を聞いてくれる?」
「どうぞ。ちょうど思考に行き詰まっていたところだ。」
例えば君の前に小学校時代の友達が現れたとする。君たちはとても親しい友人だったが、10数年という月日は残酷にもその記憶を風化させてしまっていた。
あるあるでしょう?一緒にしたことも、その時の感情も、覚えているものは確かにある。でも名前が思い出せない。
そんな自分に対して、向こうは当たり前のように名前を呼んで話しかけてくる。
嗚呼気まずい!気まずすぎる!にこやかな相手に反してこちらの心情といったら地獄絵図だ!話したいことは積もりに積もっている。だが名前が思い出せないから話しにいくったらありゃしない!嗚呼苦しい!悩ま……
話が長い?いつもの君の方が長いよ。まぁここはやってきた店長のホットケーキに免じて許そう。
でも、名前がないからといって絶対に会話が成り立たない訳じゃない。君には相手との記憶がある。苦労はするだろうが名前を呼ぶことを避けて思い出話をすればいい。
「つまり、それと同じだよ。名前がなくても記憶がある。その存在に付随する大切なものがある。それによって私達は互いを認識できる。」
「なるほど。それは面白い仮説で実に有力的だ。この現状を説明するにはピッタリの例だな。余計な部分を除けば。」
「うるさい。」
ホットケーキにシロップをかければ、ほのかな甘い香りが席に漂った。
「ほれはほれほひへ」
「飲み込んでから話せ。」
一瞬の好きにホットケーキにアイスとチョコソースを乗せ大きくほおばった彼女は、まるでハムスターのようだった。
「それはそれとして、君名前は取り戻せるんだよね?色んな手続きとかヤバくない?」
「……善処する。」
私の名前の行方は、また別の日に。
僕の名前、友達でも恋人でもない、性別もわからない君が呼んでくれたの
だから、自分の名前、嫌いじゃなくなったの
私の名前
名前は博識で美しいで博美。
名前の由来は聞いたことがない。
性格には聞いても答えが返ってこなかった。
私はこの名前が好きではない。
呼ばれた時に違和感しかない。
ひろみという音色がとても苦手。
捻くれたような冷えた音。冷たい金属のよう。
だけど今更改名をする気もない。
博識で美しい人なら、許せない気はしない
私の名前
最初に認識したのは白い壁
上から降り注ぐ光
のぞき込んでくるアナタの顔
気分はどうだい?
そんなことを聞かれた気がする
けれどワタシにはわからなかった
気分というものが何なのか
何を聞かれているのか
何故そんなことを聞くのか
そうだよね。そんなこと聞かれても
わからないよね
アナタはうんうんと頷いて
まず、君の名前を決めようか
そう言ってアナタはワタシに名をくれた
その瞬間から、私の全てが始まった
私の名前
自分の名前と性格に合ってないように感じる
シンプルで分かりやすい響きの名前だ。
誇りを持って言えることじゃないけど
キラキラネームじゃなくて良かったなと思ってる。
名前で呼んでもらえることは嬉しいことだ。
私の名前
私自身、自分の名前はあまり好ましく思ってはおりませんでした、でもそんな名前を何よりも好ましく思う時間が出来たのです。嗚呼、また聞こえてきました
私の名前
私の名前は◯◯子。
とってもありふれた名前。
どうせなら品のある『百合子』がいい。
私は双子だけど、姉は◯◯子ではない。
お腹の子が双子だと思わなかったようで
姉は早々に名付けられた名前だが
私(妹)の名前は後から付け加えられた。
親の話が本当なら、産婦人科医が
双子だと気付くのが遅かったのか
片方(私)の命が危うく安定するまで
わざと伝えなかったのか。
実のところ私だけ未熟児で
姉は母と一緒に退院し
私は保育器で数週間過ごした後
遅れて退院したらしい。
誕生の秘話?は、少し哀れな気もするが
そんなことを感じることもなく
順調に成長して今に至る。
私は自分の名前に満足している。
私にしっくりくる名前だ。