私の名前』の作文集

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私の名前』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

7/21/2023, 12:50:12 AM

今回の「帰省」だが、陽菜にはもう一つの目的がある。
高校時代の後輩と会うこと。約3年ぶりだ。
2年間毎日のように顔を合わせていたのに、卒業すると途端に会わなくなった。連絡すらとっていなかった。
そんな彼から、先日急に、陽菜の叔父夫婦の営む喫茶店でアルバイトを始めたと報告があった。久しぶりに会おう、と。

「うちで会えばいいのに」と叔母は言う。
後輩も、バイト上がりに店で…と言っていたが即座に断った。自分の家で、家族に見守れながら、何の話ができるのか。恥ずかしすぎる。とは後輩にも叔母にも言えず。
「うちの店にはいつでも行けるから」と、理由をつけて、駅の裏手の飲み屋街から、ゆっくりできそうな店を予約した。

待ち合わせは、駅前のバスロータリーだ。
それなりに行き交う人の波を避け、階段のそばで、陽菜は待っている。
陽は落ちたとは言え、まだまだ空気が蒸し暑い。

何本かバスを見送った。乗客が駅へと去っていくのを眺めていくと、後ろから声をかけられた。
「佐倉!」
どきりと心臓が跳ねる。毎日聞いていたはずの声なのに、呼ばれる名前がむず痒い。振り向くと、彼が立っていた。あの頃と、何も変わらない。でも、制服でないのが、少し違和感。
「佐倉陽菜、久しぶりだな」
「…いや、何でフルネーム?」
「下の名前も知らないって、お前が怒ったんだろ」
後輩はニッと笑った。そんなことも、あったかしら。
「私もちゃんと覚えてるよ。一彰。萩野一彰」
顔を指さして言うと、一彰は満足そうに頷いた。
「…よし、早速移動するか」
そういうと、一彰は、さっさと進んでいく。

気構えていたよりもずっとスムーズに再開ができてホッとしつつ、陽菜は一彰と並んだ。
少し見上げると、一彰のほほに汗が伝うのが見えた。

「私の名前」

7/21/2023, 12:47:15 AM

自分の名前について考えてみる。
日本人なので日本人としては本当にありふれた名前。
名前をつけてくれた人の片方はすでに他界してしまった。フルネームで呼ぶ人は病院とかそういうところでしか呼ばれないだろうと思う。
大事なようなそうでないような。
名前がなければ結構不便だろうなと思う。

7/21/2023, 12:39:16 AM

✞自分の名前✞
       
      最初は意味がわからなかったけど
      後から聞いたら龍の用に伸びる用
      にと稀は恵まれる用にとつけられ
      た事を知っていい名前を付けてく
      れたんだなぁって事を心から感謝
      している。
      
      
                     ✟雨宮✞

7/20/2023, 11:52:41 PM

私の名前に特に由来はなくて、画数も適当、というか考えていない。母が私を胎内に宿しているとき、いつからから自然と決まっていた名前だった。

名づけに対するさっぱりとした姿勢も含めて自分の名前を気に入っているし、生きていると意外と名前で褒められることが多い。

「自分の名前の由来を聞いてみよう」の時間ではびっくりした。みんな凄い。気合いが入ってる。

だから私も、とってつけたような由来をアドリブで発表。ストーリー仕立てにしてしまったからか、
何だか大層な名前のように思えてきて急に不安になった。ただ生きているだけで、愛がプレッシャーに誤変換されてしまうような錯覚がした。

名前はその人の示しになるけれど、愛をはかる手段じゃないのかもって、そのとき気づいた気がする。

7/20/2023, 11:52:01 PM

【私の名前】

「ねえ 名前はなんていうの?」
「あたし(オレ)?
『愛』(愛斗)って呼んでくれる?」

自分の本当の名前が嫌で
自分で名前を作り上げた

オレの名前は1つじゃない。

『愛』という漢字が好きだから
オトコの時は『愛斗』
オンナの時は『愛』
と気分によって名前を変えて名のっていた。

オレの本当の名前を知っているのは
本当に心を許した者にしか教えていない。

あの名前は自分から名のりたくない。

「名前は人生初の親孝行」というが
オレを生んだだけの親から付けられた名前なんて
自分から名乗りたくないし、
いかにも『純粋』『無垢』のような名前だ。

…オレにはとてもその名前が似合うような
人間ではなくて

「『愛』に生きたい」

ただそれだけだった。

7/20/2023, 11:51:22 PM

柔らかい音で優しく私の名前を呼ぶあなたの声が
甘く蕩けて形を無くしていく瞬間が好き
潤んだ瞳も、染まった頬も、熱を持った肌も
全部、ぜんぶ、わたしのもの

(私の名前)

7/20/2023, 11:49:06 PM

私は自分の名前が好きじゃなかった。

苗字も嫌だった。

苗字のせいで小さい頃からずっといじられてきた。

全国的にも珍しくて、絶対に知らない人なら
読めないような読み方。

なんでこの苗字なんだろうって、
いつも嫌気がさしていた。

名前のせいでも私はからかわれてきた。

何個かあだ名を付けられたけど、
どれも嫌いだった。

全てふざけたようなやつだったから。

でも、中学生になってからは誰にも
いじられなくなった。

私は地元の中学校ではなく、受験をして
少し離れた学校に行くことにした。

理由は同級生たちと一緒にいたくなかったから。

そして、自己紹介の後、いろんな人が
話しかけてくれた。

でも私は「珍しい苗字だね!」って言われた時、
すごく怖かった。

またいじられるんじゃないかって思った。

実際は全くそんなことはなかった。

相手から飛び出した言葉は
「かっこいいじゃん!!」
だった。

私はびっくりした。

今までそんなことを言われたことがなかったから。

それから私は少しずつ自分の名前が
嫌じゃなくなっていった。

自分に自信が持てるようにもなってきた。

今のクラスメイトたちには本当に感謝している。

私を救い出してくれた存在。

これからも自分の名前を
もっと好きになっていけたらなって思ってる。




#私の名前

7/20/2023, 11:46:14 PM

私の名前をあなたにもう一度呼んでもらいたいだけなの。それはこんなにも歓迎されないこと?私はただもう一度笑顔と温かい空気の中で貴方と一緒に遊んで貴方と話したいだけなのに何故貴方の名前を呼んでもあなたは返事すらしないの?ねぇお願い、最後のお願いだからどうか私の名前を呼んで。

7/20/2023, 11:44:01 PM

#私の名前

昔はひらがなの名前にすごく憧れてた。

今は、まぁ、いいかなって感じ。

自分の名前に誇りを持てるようになるのは
もうちょっと先だなぁ。

7/20/2023, 11:42:43 PM

僕の名前ってわりと教科書とかに出てくる

だから、小学校のときみんなの前で国語の教科書とか、英語の教科書を読むの恥ずかしかったな

でも、自分の名前は好き

漢字から意味を想像しやすいし、
なにより名前の通りになりたいと思える

名前をつけてくれたお母さん、お父さん
ありがとう

これからも、僕は僕の名前を誇りに思い、大切にします

7/20/2023, 11:34:52 PM

私の名前は
祖父の名前の漢字、一文字から貰った
子供の頃は
自分の名前があまり好きじゃなかった
クラスメイトからは名前を弄られ
学校の先生から
名前を間違えられた事もあり
だから余計に

小学校6年の頃
なんでそうなったか解らないけど
名前の由来の話になり
友人が私の名前について
こうゆう事じゃない?と予想
友人の予想が素敵で私の名前って良いなと初めて思った
実際の名前の意味は解らないし、どんな思いで名付けたかは解らないが

だけど、生まれて初めて 貰うプレゼントは自分の名前だ
これはみんな貰うプレゼント
返品出来ないから(今の日本では返品可能)名付ける方も大変だ
名付けで嫁姑バトルは始まるし、役所で漢字間違えてそのまま受理されたり、おかしな名前だからと改名したり、と……

おかしな名前はともかく貰う方も贈る方もドキドキするプレゼント、一生もののプレゼント
大切にしたい


お題
私の名前

7/20/2023, 11:18:46 PM

胸に抱く時
数多の命が
個になる
文字に響きに
想いが重なり
個命が育つ糧となる


        ―「私の名前」―

7/20/2023, 11:16:43 PM

「珍しい名前だね」「本当にその名前?」
「なんで漢字じゃないの?」

自己紹介する度に言われるその言葉が嫌だった。
もっとどこにでもいる名前が良かった。
ひらがなじゃなくて漢字が欲しかった。

子供の頃はずっとそう思っていた。



でも大人になった今はその名前が大好きです。
付けてくれた母に感謝。


「私の名前」

7/20/2023, 11:06:59 PM

私を表す文字と音
両親の想いをのせて
あなたが呼んでくれるのを
ずっと待っている

―私の名前

7/20/2023, 11:05:59 PM

「私の名前」

  どんな願いが込められた?
  気合い入りまくり?
  それとも単純なの?
  誰がつけたの?

  聞いて答えてくれる人はもういない

7/20/2023, 10:57:36 PM

人間、人間、ニンゲン、ニンゲン

「なあ神様、オレの名前知ってる?」
「なんだ貴様は、」

小生意気な人間が現れた。
【神様】は額に浮かぶ汗を拭い去りながら怪訝な顔をする。
生意気な人間が現れた。と、もしここが神殿ならそう思っただろう。
しかしここは見渡す限り荒地の続く屋外であり、厳密に言えば【神様】は神ではない。呼び名である。
ではなぜ不機嫌なのかと言うと小生意気な口を効く【男】は修行と称したトレーニングのためにに【神様】を連れ出しており、まさに先程まで拳を突合せていた。
やっとひと段落ついて小休止になったかと思えば先のやり取りである。どこまで私を振り回すのか、と口にせずとも顔は語っていた。

「神様オレの事名前で呼ばないじゃん」
「貴様だってそうだろう」
「神様が呼ばないからな」

そういえば出会ってすぐのころに【男】は【神様】を名前で呼んだことがあったが、その時すっかり頭に血が上っていた【神様】の耳には届いてなかったのである。

「オレのこと名前で呼べよ」
「ならば貴様が我が名を呼べ」
「えー、」

7/20/2023, 10:53:34 PM

『私の名前』

同じ名前の人はいるかもしれないが

それでも、僕と同じ顔で、同じ性格だなんてことはない

僕は僕一人だけ

変わりはいないんだ

7/20/2023, 10:53:13 PM

「   」

聞き慣れた声が私を呼ぶ。
久しぶりに彼女の口から私の本名が出てきたので、少し驚いた。彼女と私はあだ名で呼び合うことが多かったため、まさか本名で呼ばれるとは……。
それが何だか嬉しくて…





オチは見つからなかった

7/20/2023, 10:22:37 PM

両親からの初めてのプレゼント

名前に込められた

願いや想い

命名されたその時の記憶は無いけど

最初のプレゼントで

ずっと残るプレゼント

素敵な名前をありがとう

私の名前

いつか大好きな君にも呼んで欲しいな

私あなたの名前があなた自身が

大好きだよ





─────『私の名前』

7/20/2023, 10:20:21 PM

私の名前

ねえ、君は誰
さあ、誰でしょう
名前は?
貴方は知ってるはずだよ
知らないから聞いてるのに
突然現れて、名乗りもしない
いやいや、私はずっとここにいたよ
ねえ、私?

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