『私の名前』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
私の名前は
世界に一つしかない宝物
名前があるのは当たり前だけど
名前を呼んでくれる人がいるのは当たり前じゃない
自分の名前が嫌いな人もいる
だけど両親がくれた最高のプレゼントだと思う
こんな風に生きてほしいとか
あんな人になってほしいとか
いろいろ想いがあるんだよね
だから
どうか
自分の名前を好きになってくれないかな
私達もいつか
名前をプレゼントする日がくるんだ
その時に両親の気持ちがわかる
そこでありがとうと感じたら君はもう一流の大人
頑張ってね
〈私の名前〉
現実とネット、知り合いと友達、先生と恋人で違うもの。今となっては一人にたくさんあるものになっていった。
少し前の僕には、ありえないなんて思っていたりしたのに。
今日も愛を込められたその声で、君は僕の名前を呼ぶんだ。
ありえないが当たり前になった、この世界で。
6.『私の名前』
はじめてのおくりもの
おめでとうおめでとう
せなかをとんとんとん
こめられたねがいごと
たくましくほがらかに
うつくしくおだやかに
けんこうですこやかに
このちいさなまほうは
あなたをまもるように
ゆっくりそだってゆく
たいせつなおくりもの
『私の名前』
私の名前の付け方は忘れてしまった。淚なんて普通に使う漢字でもないし、人名漢字としてもそんなに有名な方ではないし。名前探しでテキトーに打って出た文字にただ一目惚れしただけなのかもしれない。でも、今となっては大切な、私の唯一無二だ。
嫌いだ
ありふれて
好きじゃない
でも不思議と
君から呼ばれる名前は
嫌いじゃない
でも僕は
君の名前を呼べない
照れくさい??
良くわからないけど
変わってしまうかもしれない
それが1番怖いのかも
だから、君から僕の名前を聞くだけで
今はいいんだ
カラフル
最初の祈り
最期の願い
※私の名前
この名前は子供の頃から使っているのでもうだいぶ長い付き合いとなる。人生の半分以上――いやもっと長い期間、この名前と一緒だ。
最初は嫌いだったこの名前も、今はもう自分なんだって思える。
「ひなた!」
叫び声と共に母が飛び出してきた。
傷だらけになった私を見て、母が泣きながら抱き締める。
「ひなた! ひなた! 良かった、あなたが無事で!」
その言葉にひどい衝撃を受け、泣き笑いで返す。
「うん。ひなたは、大丈夫だよ」
『私』以上にボロボロのそれは、もうそれ自体が何なのかもわからないくらいの塊になってしまっているし、反論することはできない。
「バイバイ、ひより」
元々双子だった二人は、悲しい事故で一人になってしまった。二人だけで歩いていたところを、トラックが突っ込んできたのだ。
事故で亡くなってしまった『ひより』。
そして、ボロボロになりながらも生き残った『ひなた』。
ひよりはもっと幼い頃から、親に虐待されていた。
とはいっても、暴力を振るわれたりするわけではない。ただ、ひなたと比べてはひよりを貶し、ひなただけに愛を注いでいた。
実際、ひなたの方が要領は良かった。ひよりは何も言い返せず、じっとおとなしく黙っていた。
片割れが亡くなった時は、同じ格好をしていた。ただ少しだけ、構ってもらえないひよりの方が、髪が跳ねたり、服の裾がめくれていたりと、ぐちゃぐちゃとした身だしなみだった。
そして事故が起きたが、ひよりは、幸いにもかすり傷で済んだ。
母はこの状況を見るなり、人の形を成していないボロボロな方を『ひより』と断定し、少し身だしなみが崩れているだけの方を『ひなた』だと判断した。
この時から、私は『ひなた』になった。
ひよりはいてもいなくてもいい、おまけのようなものだったから。
昔からひなたに対して羨望と嫉妬があった。何をしても愛されるひなた。それに比べ、何をしても癇に障ると言われるひより。
これはひよりと決別する為の、絶好の機会だったのだ。そしてひなたは生き続ける。これからも。
私の名前は『ひなた』。
遠い昔にお別れした、もう一つの名前を持っていた。
『私の名前』
好きな人の名前はとくべつ。
好きな人に呼ばれる自分の名前はとくべつ。
世界中でたった一人の私
たったひとつの私の名前
同じ名前の人がいても
同じ漢字の名前の人がいても
漢字、読み方が同じ人がいても
世界中でたった一人の私
たったひとつの私の名前
親が……
両親が思いを込めてつけてくれた
私の名前
親の思いはそれぞれ違うから
私の名前は
“みんな”それぞれ、世界にひとつだけ
(2023.07.20/私の名前)
皆さんなんと100いいね突破しました泣
このアプリを始めて約1ヶ月で、こんなにも私の文章を見てくれているなんて本当に嬉しいです。
これからもどうぞよろしくお願いします。
ここからは私のいつも通りの文を読んで、是非お気に入りに登録して下さい。
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「親からの初めてのプレゼント」
これはよく耳にする定番の言葉。
親からの初めてのプレゼント、それは 「名前」。
世界には肌の色、髪の色、性格、暮らしている場所。
全てが一人一人違う。
ただ、名前だけは全員にある。
中には古風な名前、現代的な名前もある。
名前にも個性があって、それぞれに魅力があるもの。
あなたはそんな親からの贈り物をどう考えますか。
その素敵な名前を。
“私の名前”
優子になるはずだった『私の名前』は、
生まれた朝の天候で変わったそうな。
人の名前には由来があるそう。
優しい子になるようにと“優花”だとか、勇気のある子に育ってほしいと“勇輝”とか。
でもボクはクローンだから、名前の由来というものがない。
そもそも名前で呼ばれることがほとんど無いに等しかったから、名前に対する執着もなかった。
それで悲しいと思ったこともないし、名前を呼んでほしいと願ったこともない。
でも今はちょっぴり執着しているかもしれないと思う。
皆が自分を、“飴嶋喜楽”として呼んでくれるから、呼ばれているうちは、まだここにいて良いのかなって気分になる。
「喜楽」
この瞬間が一番好き。
『なあに?』
「……何だっけ。まあ、思い出したら言うわ」
『おっけ~』
一番大好きな声で、一番大好きな人から名前を呼ばれるのは、随分と幸せな気持ちになるらしい。
仲間に呼ばれるのとはまた違う感覚。
仲間に呼ばれると胸がじんわり暖かくなるけど、この子に呼ばれると水の波紋のようにすうっと自分の中に浸透する。
ああ、好きだなぁって惚れ直す。
ボクはつくづく彼女には弱いなあと思う。
でも仕方ないよね、大好きなんだもん!
どうでもよかった自分の名前を、愛おしいものへなおしてくれた人へ。
愛してる。これからもずっと傍に居させてね。
ーお題:私の名前ー
"私の名前は○○" と歌ったお針子の彼女は、病で亡くなった
"私の名は✖✖✖"と言った複製人間は、太陽に焼かれ消滅した
"名前は◇◇◇◇" と言った淡灰色の斑入の猫は、酔って水甕に落ちて死んだ
"おれの名を■■■■■"とほざいた男は、秘孔を突かれて爆死した
"私の名は△△△△・△△・△△・△△△△"と言った分家の男は、瓦礫と共に海の藻屑となった
#17【私の名前】
普段は呼び捨てなのに
〇〇ちゃん、〇〇ちゃん
ってとくべつ甘えてくるんだ
🤔冷蔵庫の中の古くなった物を整理する。タオルや下着類を洗濯する。入院中金を金を掛けないようにしなくては。カカッテコイ病気め!負けはしないぞ!克服することに勝利はあるのだ!孤独な闘いだか.洋子や恭子、応援してくれ?洋子今頃どんな生活をしてるかな?幸せで笑いのある家庭で、あれば良いのだが、恭子はしっかり者だから
安心だが洋子だけが、
彼の名前は英数字の羅列だ
彼は特別ソレに違和感を感じたことなんて無いし感じる程の感情なんて持ち合わせていない
数ある人間と言う生き物の中で“自分”と判断出来るものを、“コレが自分である”と言うものを識別出来ればそれで良かった
だから彼は名を呼ばれれば顔を向けて相手の瞳をジッと見つめるし返事もする
「はい」
なんて味気ない一言を幼児が台本を読むように、なんの気持ちも心もなく放つ
彼は感情が無いわけではない
子供のように近寄っては引っ付く行為を行う事も出来るし、酷く感情が昂れば笑ったり泣いたりもする
感情が表に出るまでのラインが高いだけ
1つばかりしか無い彼の機械らしさが人間らしさを薄めるのだ
『いつまでも英数字の羅列で呼ぶのはめんどうだ。』
素っ気ない理由で付けられた渾名に近い呼び方を彼が飲み込むのに時間がかかった
英数字の羅列を正確に話さなければ彼が反応しないから付けられた渾名
指示を効率よく彼に飲み込ませる為に付けられた渾名
それにも関わらず今では呼ばれれば反応し、僅かながらに“喜”の感情を抱くのだ
『サイ、食事の時間だ。』
冷たく放たれる言葉が鼓膜を揺らし
紺色の瞳を相手に向ける為の合図になる
「はい、先生。」
銀色の髪をふわりと揺らして相手に足を運ぶ
細い身体を包む白衣にソッと手を伸ばし
小さく握る
表情の変わらない彼が名を呼ばれる度に“嬉しい”と言う感情を持つ事を相手は知らないだろう
だが“名前を呼ばれる”のは“嬉しい事”なのだ
それを言葉に出来ないだけ
題名:私の名前
作者:M氏
出演:🎲
【あとがき】
大前提で伝えるとM氏は自分の名前が嫌いな方です
好きと言うには名前の由来も付けてくれた人も苦手でしたので
日常生活で名前を呼ばれると不快に思う程に嫌いでした
ですが名前はあくまで個体識別番号のようなもので
当人と分かれば本名だろうが渾名だろうが蔑称だろうが敬称だろうが関係なかったりします
それに気付いたのは16歳くらいだったと思います
それなら好きな人に自分の名を呼んでもらいたいばかりです
出演してくれた彼のように
…とは言え好きな人から嫌いな単語が出る行為を好ましく思わなさ過ぎて渾名やネットの名前で呼ぶように願っていますが
一度、母に「どうして私の名前はこれなのか」と聞いたことがある。
5歳くらいの子供だった私に、母は由来を教えてくれた。
サバサバしていて格好よく、人目を惹く友人が昔いたのだそう。その人の名前の一部を取って、私に付けたと。
何よりも画数がよく収まったからさ、などと母は言った。
しばらく年月が経ったあと、12かそこらの時に、私は母にその話を持ち出した。以前聞いたはずの自分の名の由来と、その由来が今どうしているのか。
そう、聞いたんだと思う。
だが、なんだか上手く聞けないまま、あるいは思い出せないくらい小さくしか話せないまま、その話は終わった。
はぐらかされたか、実は話していなかったか、思い出してみても判断がつかない。
そして、もう一度聞こうと言う気も湧いてこなかった。
親が音楽が好きみたいで音楽系の名前
正直、割と気に入ってるんよ
音楽が好きだけは受け継がれてるんだよね
僕も音楽が好き
でも、此の名前をつけてくれた親が何処にいるのか
其れはわからない
# 69
私の名前は、どこにでもいるようなありふれた名前
だけど、私にとっては特別な名前
今はもうこの世にいない父が付けてくれた大切な名前
私が産まれた時、父が心を込めて付けてくれた
「この名前に込められた意味に恥じない生き方をしたい」
そう思い私は私を生きている。
[私のなまえ]
あなたは私を名前で呼んでた
愛おしそうに
なにかあると、、そうでなくとも
毎日何回も呼ばれていたのに
気づけばあなたは私を呼ばなくなった
前とは違って冷たく呼ぶ君に
あの頃を求めても届かないよね