『私の名前』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『重み』
君の制服の袖をつかむ
君が振り向くと同時に、君の名前を呼ぶ
そうすれば君は、驚いて名前を呼んでくれるだろう
でも…。
私には、そんな勇気ない
君の背中を追いかけるだけで精一杯で、喉はカラッカラに乾いている
ほんのちょっと
あとほんのちょっとの勇気があれば、この想いは届いたのかな
まだ諦めたくない。
残された時間は少ないけれど、いつか上手くいく
君が私の名前を呼んでくれるまで、私は何度でも手をのばすよ。
私の名前
親がくれたもの
だから私も親になって
我が子に名前のプレゼントをした
いつまでも気に入ってくれるといいな
舞華
私の名前
私の名前をつけるのは私以外のものだ。
私以外のものがなければ、私に名前はいらない。区別の必要がない。私の本名も、あだ名も、性別や年齢のレッテルも、全て私の外でのみ必要で、私の中にはいらないものだ。
私の名前はどっちが着けてくれたのだろう。。私はパパが大好きだった。でもある時受験で精神的にも来てて辛い時に聞かされた再婚の話。さーすがにめんたるやられたよ?向方も私がいることを認知してくれてるしそれで結婚してくれるのもありがたいけどさ、それとこれは違うじゃん?まだ受験終わってないよ?両家挨拶?行かないよ。やだもんパパ取られるのを目の前で見るのは辛いよ。大人になるにつれてパパの隣にいる彼女さんが羨ましかった。わたしは一緒にいれないのに、なんでこの人は一緒に入れるんだろうって何度もそう思った。それくらいパパのこと大好きだったし、みんなにかっこいいんだよって自慢してたのになぁ。。もうあの時には戻れない
君のことが好きで堪らない、愛してる。
だけど君の目には僕は眼中にすら入ってなかったんだね。
少なくとも友人としての関係はあると思っていたのだけれど、君の中での僕の順位は1番低いらしい。
蓋を開けるといつもそうだ。
友人だと思っていたのは自分だけ。
いくらこちらが気や時間を使おうと、君に僕の想いは少しも伝わっていなかったわけだ。
このまま友情、いや愛情を君に注いでいいものか、正直僕の気持ちは揺れている。
もう人を愛するのが嫌になってくる。
彩という名前の由来は、鮮やかに彩ることから彩という名前をつけてもらいました。当時、阪神淡路大震災から4ヶ月経った5月で街が荒れていた中、緑やお花が綺麗に彩っていたそうです。
「私の名前」
私の本当の名前は思い出せない‥
そう、今の名前は仮の名前
この世界を生きていくための名前
この世界には名前がある
私とあなたを分けるための名前がある‥
ここは、私の心の中を映し出した世界‥
本当の自分を思い出すための世界
あなたは、私の中のもう一人の私‥
目の前のあなたは私の中の嫌いな部分
目を背けたくなるほど嫌いな部分
「こんな人私じゃない!こんな嫌な人と違う!
そうよ違う人よ! 知らない人よ」
名前があることで
あなたを私だと認めることができない‥
名前があることで
まだ本当の自分を思い出していない‥
俺は何のためにここにいる
いや、そんな事はどうでもいい
俺がしたいことをするだけだ
先輩が怖いとか
もうどーでんいい
嫌われてんのはしょうがねぇし
ただ適当に流す
自分を出していくだけ
俺は俺だ
「私の名前」
私は名前がないなぜなのかは知らないけど、私がいる村の人達は名前が無い私をごみやらこれ呼ばわりしてくるでも私には何故か感情がない、だから悲しいともうざいだの嬉しいも何も感じない
ある時1人の少女が村に来たその子は私を見るなり「貴方の名前は?」と聞いてきた。私はもちろん名前がないので「ありません」と答えた
そしたら途端に「じゃあこれから貴方の名前は雫ね!!」と少女が微笑んだ
何故だろうその微笑んだ顔と雫という名前をもらった瞬間目から水滴のようなものがポタポタとおちていく
少女は焦りながらも優しく私を慰めてくれた。
-私の名前-
そんなもの後回しでいい
ちゃんと見て
ちゃんと知って
出来たら覚えていて
いつまでも咲いていてね。
いつまでも元気でいてね。
世界でいちばんのあなたがくれた
百年先まで届くおまじない。
大井 絵美子です。大きい井戸のように、絵が、美しい子だからです。
誰にもあるはず
名前の由来
絶対に適当に
付けられたものじゃないから。
聞いてみようよ
私の名前の由来
必ず誰かの
“願い”が
こもっているはずだ
だから。
#私の名前
私の名前
いじってくる子がいるけど、この名前
親がつけてくれた大切な名前
生まれて初めてのプレゼント
いじっている子はどんな気持ちなのかな
自分がされたら…?
‹私の名前›
気づいたら病院にいた。
何も覚えていない。病院の先生に「記憶喪失ですね。」と言われた。自分の名前すらわからない私。
先生が喋り始める。
「持ち物を確認させて頂いてもよろしいですか?」と聞かれる。
「はい」と答えるとベッドの横にあったリュックを先生は取る。
「物があまりないですね…財布もないみたいです。免許証は…無いですね。携帯は壊れてますね。リュックの中携帯がぐちゃぐちゃですね。」と話す。何にあったのだろうか?
「先生。あの私に何があったのですか?」と聞くと
「それがわからないんです。倒れていたそうですが。それを見た人が運んで来てくれたみたいです。」と言われた。私には記憶がない。免許証もないとすると私は何者なのかわからない。それに恐怖を感じた。
「えっと家の場所とか覚えていますか?」と先生に聞かれる
「わかりません。」と私は答える。
先生は施設に連絡を入れ、私を施設に案内をした。何か思い出したら言ってくださいと言われた。私は部屋を与えられた。ベッドと勉強机。そして小さなクローゼット。トイレとお風呂は共有らしい。
ベットに座りリュックの中身をみる。携帯が、壊れている。部品やガラスが危ないのでリュックから出す。携帯の下から小さなノートがあった。シンプルな白色のノート。
それを取り出し1ページめくる。
今日から日記をつける。
と書いてあった。私の日記らしい。
またページめくる。すると、
○月○○日
今日も私は殺された。
と書いてあった。その一言が怖かった。殺される訳がない。だってここに私がいるのだから。またページをめくっても同じことが書いてあった。変わるのは日にちだけ。字だって全く一緒だった。なのに一昨日の日記は違った。
○月○○日
明日私自体の記憶をなくし、本当に殺される。コレが最後の日記だろう
記憶をなくした状態でみているのは私だろうか?私だったら
残念なお知らせだ。
今感情はあるか?お前は
人口知能 AIだ
コレが精一杯の復讐だ。
研究者は記憶をなくして普通の人間として過ごす。と言う実験をしようとしてるんだ。だから私がAIと言うこを私に教える。それが精一杯の復讐さ。できればでいい研究者を殺してくれ。
と書いてあった。
私は信じられなかった。でも何故か納得してしまい、研究者に憎しみを抱いた。
20年後
私はAIだ。
今となって人類を危機にもたらした
最強のAI
私の名前は「 」だ
ガーデニアは植物のクチナシ。
言葉の響きが気に入っている。
花言葉は「私は幸せ」。
「幸せになってほしい」というのが、私の大好きな人の最後の言葉。
『私の名前』
「名前なんて個人を識別するためのものに過ぎないんだから、識別できるなら何でも良いと思う」
君はそんなことを言っていたな。
どういう会話の流れでそんなことを言われたのか…。
いや、そもそも私と君は会話と呼べるものをあまりしていなかったな。大方、沈黙を破るために君が一方的に話し始めたんだろう。
私はそれに対して何も返さなかった。
ただ、モヤモヤとした気持ちを抱えたのだ。
確かに私は君の名前を呼んだことが一度もなかった。
君が私の名前を呼んだことも一度もなかった。
それどころか、私が君を呼んだこと自体、一度もなかったな。友人との会話の中では渾名で呼んでいたが、直接君に向かって君を呼んだことは一度もない。
対して、君は私のことを何と呼んでいたか…。
渾名…だったかな……。
ああ、そんなことも忘れてしまったのか。
トークは消してしまったからもう見返せないぞ。
ともかく、私たちは互いのことを名前で呼んだことはなかったのだ。これは憶測だが、君は自分の名前があまり好きではなかったのではないかと思う。自ら「自分のことはこう呼んでくれ」とニックネームを提示するような男だったから。
部活内で使っていたニックネームを部活の外にも持ち出していたのは君くらいじゃないのか?部に入る前から使っていた名前なのかもしれないな。
君は友人からは苗字で呼ばれるか渾名で呼ばれるかで、名前で呼ばれることは少なかったんじゃないかな。
まぁ何が言いたいかというとな。
君は名前というものをあまり重要視していなかったが、私にとっては割と大切なものだったらしいんだ。
私は君に、私の名前を呼んでみて欲しかったのだよ。
もう叶わないことだがな。
『私の名前』
私は自分の名前が好き
だから好きな人には名前で呼ばれたい
よくある名前だけど
親しみを持って呼ばれたら
ご機嫌に返事をするよ
名前。
此処に存在する為に必要なもの。親から贈られたもの。大切な人に呼んでもらえるもの。同じものでも、込められた思いはそれぞれ違う。 この世界で、ひとつだけ。
眼に映るものが、新鮮で。周りをキョロキョロ見渡して。興味を持ったら、駆け寄って。
気づいたら、周りは知らないものばかり。
あれ?いつも優しい眼差しで、安心できるあの人は?
不安になって、涙が溢れて。我慢したいけど、出来なくて。大きな声で泣き出して。
私の名前を呼んで、抱き締めて。
心配かけて、ごめんなさい。