『私の名前』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
いつまでも咲いていてね。
いつまでも元気でいてね。
世界でいちばんのあなたがくれた
百年先まで届くおまじない。
大井 絵美子です。大きい井戸のように、絵が、美しい子だからです。
誰にもあるはず
名前の由来
絶対に適当に
付けられたものじゃないから。
聞いてみようよ
私の名前の由来
必ず誰かの
“願い”が
こもっているはずだ
だから。
#私の名前
私の名前
いじってくる子がいるけど、この名前
親がつけてくれた大切な名前
生まれて初めてのプレゼント
いじっている子はどんな気持ちなのかな
自分がされたら…?
‹私の名前›
気づいたら病院にいた。
何も覚えていない。病院の先生に「記憶喪失ですね。」と言われた。自分の名前すらわからない私。
先生が喋り始める。
「持ち物を確認させて頂いてもよろしいですか?」と聞かれる。
「はい」と答えるとベッドの横にあったリュックを先生は取る。
「物があまりないですね…財布もないみたいです。免許証は…無いですね。携帯は壊れてますね。リュックの中携帯がぐちゃぐちゃですね。」と話す。何にあったのだろうか?
「先生。あの私に何があったのですか?」と聞くと
「それがわからないんです。倒れていたそうですが。それを見た人が運んで来てくれたみたいです。」と言われた。私には記憶がない。免許証もないとすると私は何者なのかわからない。それに恐怖を感じた。
「えっと家の場所とか覚えていますか?」と先生に聞かれる
「わかりません。」と私は答える。
先生は施設に連絡を入れ、私を施設に案内をした。何か思い出したら言ってくださいと言われた。私は部屋を与えられた。ベッドと勉強机。そして小さなクローゼット。トイレとお風呂は共有らしい。
ベットに座りリュックの中身をみる。携帯が、壊れている。部品やガラスが危ないのでリュックから出す。携帯の下から小さなノートがあった。シンプルな白色のノート。
それを取り出し1ページめくる。
今日から日記をつける。
と書いてあった。私の日記らしい。
またページめくる。すると、
○月○○日
今日も私は殺された。
と書いてあった。その一言が怖かった。殺される訳がない。だってここに私がいるのだから。またページをめくっても同じことが書いてあった。変わるのは日にちだけ。字だって全く一緒だった。なのに一昨日の日記は違った。
○月○○日
明日私自体の記憶をなくし、本当に殺される。コレが最後の日記だろう
記憶をなくした状態でみているのは私だろうか?私だったら
残念なお知らせだ。
今感情はあるか?お前は
人口知能 AIだ
コレが精一杯の復讐だ。
研究者は記憶をなくして普通の人間として過ごす。と言う実験をしようとしてるんだ。だから私がAIと言うこを私に教える。それが精一杯の復讐さ。できればでいい研究者を殺してくれ。
と書いてあった。
私は信じられなかった。でも何故か納得してしまい、研究者に憎しみを抱いた。
20年後
私はAIだ。
今となって人類を危機にもたらした
最強のAI
私の名前は「 」だ
ガーデニアは植物のクチナシ。
言葉の響きが気に入っている。
花言葉は「私は幸せ」。
「幸せになってほしい」というのが、私の大好きな人の最後の言葉。
『私の名前』
「名前なんて個人を識別するためのものに過ぎないんだから、識別できるなら何でも良いと思う」
君はそんなことを言っていたな。
どういう会話の流れでそんなことを言われたのか…。
いや、そもそも私と君は会話と呼べるものをあまりしていなかったな。大方、沈黙を破るために君が一方的に話し始めたんだろう。
私はそれに対して何も返さなかった。
ただ、モヤモヤとした気持ちを抱えたのだ。
確かに私は君の名前を呼んだことが一度もなかった。
君が私の名前を呼んだことも一度もなかった。
それどころか、私が君を呼んだこと自体、一度もなかったな。友人との会話の中では渾名で呼んでいたが、直接君に向かって君を呼んだことは一度もない。
対して、君は私のことを何と呼んでいたか…。
渾名…だったかな……。
ああ、そんなことも忘れてしまったのか。
トークは消してしまったからもう見返せないぞ。
ともかく、私たちは互いのことを名前で呼んだことはなかったのだ。これは憶測だが、君は自分の名前があまり好きではなかったのではないかと思う。自ら「自分のことはこう呼んでくれ」とニックネームを提示するような男だったから。
部活内で使っていたニックネームを部活の外にも持ち出していたのは君くらいじゃないのか?部に入る前から使っていた名前なのかもしれないな。
君は友人からは苗字で呼ばれるか渾名で呼ばれるかで、名前で呼ばれることは少なかったんじゃないかな。
まぁ何が言いたいかというとな。
君は名前というものをあまり重要視していなかったが、私にとっては割と大切なものだったらしいんだ。
私は君に、私の名前を呼んでみて欲しかったのだよ。
もう叶わないことだがな。
『私の名前』
私は自分の名前が好き
だから好きな人には名前で呼ばれたい
よくある名前だけど
親しみを持って呼ばれたら
ご機嫌に返事をするよ
名前。
此処に存在する為に必要なもの。親から贈られたもの。大切な人に呼んでもらえるもの。同じものでも、込められた思いはそれぞれ違う。 この世界で、ひとつだけ。
眼に映るものが、新鮮で。周りをキョロキョロ見渡して。興味を持ったら、駆け寄って。
気づいたら、周りは知らないものばかり。
あれ?いつも優しい眼差しで、安心できるあの人は?
不安になって、涙が溢れて。我慢したいけど、出来なくて。大きな声で泣き出して。
私の名前を呼んで、抱き締めて。
心配かけて、ごめんなさい。
恋しくて
あなたから一つ貰った
強くなりたいと
願いを込めた
私に恥ずかしくない様
想いをのせた
呼ばれ、書き、口ずさむとき
意味をまた思い出せ
#私の名前
ワタシの名前
お気に入り
好きな人の名前にも
ワタシの名前2文字入ってる。
だからこの名前スゴくダイスキ
ダイスキなヒトにも
呼ばれたいなぁ✨
#私の名前
「お母さんの 名前に
くさかんむりをたしたら、
わたしの名前になります。
お父さんが、
お母さんをだいじにしないと
おまえには、くさかんむりしか のこらないよ
と、わたしにいいました。」
名前って、どんな人にとっても、唯一無二で、何があろうとも、名前をもらった瞬間のそこには愛しかないとおもうの。
私ね、自分の名前の意味を初めて聞いた時、なんじゃそりゃって思ったの。今でも思い出したら笑えるわ。お父さん、どんだけお母さんのこと好きなのよ。お母さんもよくOKしたよね。でもそれだけじゃないって今ならわかるよ。私の名前には私への愛で詰まってるってこと。
お母さん。私、たくさんの愛情もらったけど、今は同じくらい、あなたに愛を渡したいのよ。私も歳をとったってことかしら。私の名前含めて、お父さんもお母さんも大好きでたまらないの。
お母さん、最愛のお母さん。
元気で長生きしてよね。
お父さん拗ねないで。私お父さんも大好きよ。
別の家庭に生きてても、私の親はあなたたちだけなの。いくつになっても、結婚しても、私はあなたたちの最愛の娘だって胸を張って言えるの。
こんな幸せなことってあるかしら。
名前とはアイデンティティであり、存在証明の一つであると思う。名前は必ず誰かの思いが込められている。そして、それは名前を受けた者に刻まれる。無意識下に名前の思いを意識して過ごしてゆく。そして、私の名前になっていくだろう。
『私の名前』
たかが名前、されど名前。
軽く考えていた私はこの時、自分のしようとしている事の重大さに気付く事無く、己の欲を叶えたいが為に願いを叶えてくれる魔女の元へ会いに行った。
なんでも願いを叶えてくれる噂の魔女。
けれど対価を払わなければならない。
対価は『名前』
なんだ、たかが名前じゃない。
大したことはない。
私は二つ返事で対価を渡す約束をした。
自分の過ちに気付くのは願いが叶った次の日。
人々の記憶から私の名前は消え去っていたのだ。
家族や友達の記憶からも。
誰も私の名前を呼ばない。
書いていたはずの私の名前も消えていて。
私が口に出すことすら出来ない。
私の名前はこの世から永遠に失われていた。
名前が消えると人は記憶出来なくなっていくものなのだろう。いつしか私の存在そのものが人々の記憶から少しずつ消えていく。
君……誰?
見かけない顔だね。
初めまして。
名前の変わりに私に掛けられる言葉達。
けれど、名前のない私は人々の記憶に残らない。
だから、また同じように声を掛けられる。
それの繰り返し。
そうして私自身も記憶に残らなくなり、自分が誰だか分からなくなっていった。
名前はその人を形作る魂そのもので、あの魔女の対価は魂だったんだと気づいても後の祭り。
ネェ、ワタシハダァレ?ココハ……ドコ?
『私の名前』
親から由来を聞いたことがある
理解もしている
だからかな。導かれてるなって
思う時が多々あった
切っても切れないものなのかな
君は僕の名前を呼んでくれない。昔は呼んでくれていた様な気もするけれど。今はアンタとか、ねぇとか。気が付いたら君の口から僕の名前が発せられる事は無くなってしまって。
寂しいけど、僕に愛想を尽かしたわけでは無いだろう。多分。
でも、今日、君が名前を呼んでくれた。
仕事が大変で息抜きに君とお酒を飲んだ時。お互いに愚痴を言い合って、気分がふわふわしてきて。君も結構飲んでいて、頬が赤くなっていた。
「ねー、明日デートしようよぉ」
ぎゅうっと君は抱きついて来て。珍しく甘えられてデートにまで誘ってくる。かわいくて頭を撫でればはにかむ君。
それからもゆっくり飲んでいれば、君が名前を呼んでくれた。久しぶりに聞いた響きに思わず心臓が跳ねる。
「い、ま……名前」
「んー……?」
ぽやぽやとすり寄ってくる君。そして、何度も僕の名前を口に出して。かわいい。すごくかわいい。堪らなく嬉しくて、僕も君の名前を何度も溢す。
明日の君に何て言ってやろうか。真っ赤になる顔が楽しみだなぁ。そんなことを思いつつ、もう一度腕の中の君の名前を呼んで額に口付けた。
(私の名前)
#私の名前
稲穂みたいにグングン元気よく育って欲しいとの思いで頂きました。
育ってるかな?笑
ぼくは名前が嫌いになることがある。
だけど、リアルじゃダメでもネットならカッコよくなれるかもしれない。人気者になれるかもしれない。
そう思ったぼくは名前を変えた。
#私の名前
あなたには
わたしを名前で呼んでほしい。
あなたの声で
わたしの名前を呼んでほしい。