『私だけ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
〈お題:私だけ〉ー評価:凡作
「君たちには、分からないでしょうけどね!」
声を荒げたのはいつも真面目な印象の、隣の席の子であった。名前は…確か…「島田さん、どうしたんですか?急に」
先生が目を丸くして授業を中断する。
「あ、いえ…その…えっ…とはい!ごめんなさい!」なんの脈絡もなく叫んでしまった島田さんに皆んなの視線が集中している。
結局、クラスは授業よりも叫んだ理由を憶測し合うに留まったのである。
清楚系とされてきた今までのイメージはチャイムがなる頃にはすっかり消え去り、クラスの島田さんへの認識は、「ふしぎちゃんだね」という誰かの呟きによって確定した。
私はクラスメイトの会話には参加せずに教室から出て、それとなく島田さんを追う。
トイレへの通路で先生と島田さんが話しているのが見えた。特に怒られているといった様子はない。むしろ先生の方が困惑している。
私は島田さんを追うのをやめて教室に戻ると、一瞬視線が集まる。島田さんと間違ったのだろう。これから無遠慮に注目されるであろう島田さんが気の毒だと思った。
しかし、授業が始まっても戻ってこない。
流石にクラスメイトから心配の声が上がる。
帰りの会、「彼女は入院することになりました」と先生がとんでもないことを口にした。
理由は、突然倒れて目を覚さないということだった。検査の為の入院と改めて説明した先生は帰りの会を切り上げる。
憶測はさらに加速して、島田さんの過去や普段の健康状態にも触れ出す人が徐々に増えていく。
私は島田さんの言葉を思い出していた。
「君たちには、分からないでしょうけどね!」
私は島田さんと同じ事を思わず叫んでいた。
私にも島田さんのことはわからない。
(物語の登場人物及び出来事は完全な創作です。)
毎週金曜日の夜は私だけのデザートをクマが作ってくれる。コーンフレーク、バニラアイス、そしてクマのお気に入りのはちみつを上からたっぷりかかった特製パフェ。
「今週もお疲れさま」
「クマもね」
毎週土曜の朝は私がホットケーキを作る。もちろんはちみつはたっぷりとかけてね
私だけ仕事してない無職
家族のためにぐ~たらして悲しい!
あの子の言葉が気になって
何度も反芻して考え込んだまま
卒業してしまい
名前も顔も思い出せないのに
そのひとことだけを覚えてるのは
私だけかな
#私だけ
私だけ?
私茸?
ド…
ドコモ茸?(笑)
あっ…
私抱け?(笑)
いいよ💮
もちろんです😌💓
おいで…
ほら…
ここにきて…
今日も1日疲れたね😌💓
明日も暑いみたいだよ!
気をつけようね!
明日もきっといい日になるよ✨🍀
ギュー♪
✨みーちゃん あいしてるよ✨
…♪
連日の猛暑日に耐えきれないからと、海水浴を提案したのは誰だったっけ。
同じような考えを持った人々で溢れた海岸を見て、文句を言ったのは誰だったか。
ならばと、さほど遠くない川に変更しようと提案したのはどの人だっけ。
涼しくなるなら海でも川でも良かったしどうせ混んでるだろうなとは思っていたし車を出してくれているから感謝しているしさっき川辺に来る途中で備えられていたお菓子と花束を放り投げたのはアイツだし立ち入り禁止の札を叩き割ったのはあの人だし、そうだよ、私は何も言っていないししていないのに。
ねえ、
なんで私だけ
なんで私だけ、この子に引っ張られて沈んでいるのかしら。
※夏なので怖い話月間始めました!
私だけ?
私だけが加害者なのか?
おっかしいなー私はただ、好きじゃなくなったから振っただけなのに。
クソ◯ッチなんて心外だわ。
私だけが悪いんじゃない。
お前は、かまってちゃん過ぎたんだ。
なのに私だけのせいみたいな。
私が、入れてないアプリに悪口書けば、バレないとでも思ってんだ。詰めが甘いな。友達から見せてもらえますし。
残念ながらこちらにも『味方』いるんで。
私だけが悪いんじゃないから。
ずっとそう思うことにする。最低な女なんてとっくにとうにわかってるっつーの。今更言ってくんな。
お前だけのせい、って言ってやるよ。
ごめんなさい、本音が出てしまいました。
何があったかって、私が彼氏?を振ったんです。それがなんと1週間しか経ってないときだったんですね。
それで、まぁすぐに嫌になった私が悪いんですけど、別れてからずーっとグチグチ影で言ってて、聞こえてるんですよそれがまぁ沢山。まるで私だけが悪いみたいな言い方をするんです。アイツは、かまってちゃんすぎて、付き合って1日くらいでもうきつくなっちゃって。だって、私が友達と話してるときもずーっと隣にいるんですよ。席が隣だからってのもありますけど、授業中もわけわからんちょっかいをかけてきて。しつこいしうざいしで早々に振ってしまいました。
で、私が入れてない、ストーリーとかいろいろあげれるアプリで、私のことをクソ◯ッチとか散々罵ってたらしく、私は友達にそれを聞いたんですね。それでまぁこれに至るわけです。
ごめんなさい、長文になってしまって。
でもアイツは皆に嫌われてるんですよね。
もう知らないですけど。
私だけ
失恋ソングも聴き飽きた。好きな人に好きな人がいると知ってから早一週間。テスト前にも関わらず、君が頭から離れない。叶わない恋だと分かっているのに、諦められないのは、思わせぶりな君のせいなんだから。そう思うだけなら私の勝手でしょう。どうせ意識するのは私だけ。私だけが勝手に想ってるだけなんだから。
(演奏者くんが天使だと分かったあと)
「…………演奏者くんが天使様なの?」
「そう」
演奏者くんは無表情で頷いた。
「……空から降りてきたの?」
「そう」
「…………凄い」
「そうかな」
平然と言うのは多分自分のことだからあんまり凄いって感覚がないんだろうなって感じだろう。
「人間じゃなくて、色んなことが出来るんでしょ。尊敬する」
「…………そっか」
ふわっと微笑んだ演奏者くんは不意に立ち上がって僕の顔をそっと上に向けさせた。演奏者くんの方しか見れない形にされる。
「…………どうしたの」
「………………僕は確かに人間じゃなくて色々できるけどね、守りたいと思うのはきみだけだよ」
あまりにも直球で、それがどういう意味だかが鮮明に分かって。だから思わず目を逸らしてしまった。
「逸らさないで。こっち見て」
優しく紡がれるその言葉はとても甘い響きをしていて、そんな声でそんなことをボクに言われると思ってなくて心臓がバクバクと音を立てる。
「ねぇ、僕はきみだけが特別だけど、きみは誰のことを特別だと思っているんだい?」
ボクだけが特別。
そんな言葉を片思いしていると思っていた相手から言われるなんて思ってなくて。
甘い毒が回ってきたボクは、まるで熱に浮かされたような顔で答えた。
「…………演奏者くんが、好きだよ」
「そっか」
天使様とは思えないような、まるで悪魔のような顔で彼が微笑んだのが見えた。
「ナイショね」と可愛く言うのに私には「言ったら殺す」と本性出す君
題-私だけ
周りから恨まれるのは嫌だから
損な役回りは役得だ
/お題「私だけ」より
「私だけ」
この顔
この声
この性格
世界で私だけ
その全部が好きと言ってくれる
貴方の優しさは
私だけのもの…
#私だけ(2024/07/18/Thu)
わすれられたかと思った
ごめんね 出がけに手紙きてて
たいせつな手紙とか?(^_^💦 👉👈)
うん すごく大事な手紙だった
しってる誰かだったんだ
そうなの いつもいつも心の中にいる
だれか教えてもらってもいいかな
今わたしの目の前にいるあなた
けっこう近いんだね(,,- -,, )
すごくすごく近かったよ
手紙嬉しくて嬉しくて泣きそうになった
ありがとう わたしもあなたが好き
ずっとずっと一緒にいてください
わたしにはあなただけ
あなたにはわたしだけ
なんで私だけ結婚できないんだろう
なんで私だけはひとりなんだろう
そんな なんでにとらわれ生活していた。
とらわれている事を認めるのも怖かった
とらわれている自分を認め許して気が穏やかになった
寂しいけどそんな自分も私。
未熟な気持ちの私。
そんな私だけどこれからもよろしくね。
私さん。
私だけ上手くいって私だけ何でも出来る世界になったら
なんて考えてると周りの人も共感する。
結局は自分の心が1番大切。と気づいた日でした。
今日もお疲れ様です。
大切に1日を過ごしてください。
イベントで沢山の人が集まる。
恋人の彼は職場の人達と行き、私も職場の仲間と行った。
同じ空間に居るけど、こういう時は傍にはいないことが多い。
元々、イベント事は職場の人達と行くことが多かったから、お互い気にしていなかった。
それでも、時々耳に入る彼の声に、心が反応した。
そばに居たいなと思う時が、ほんの少し、ほんの少しだけある。
こんなことを思うのは私だけなのかな。
でも、わがままも言いたくないし、職場の時間を大切にして欲しいし、私も大切にしたい。
だから、心に蓋をして、家に帰ったら全力で甘えよう。そう思っていた。
ぽこん。
スマホに彼からメッセージが入った。
『少しだけ、抜けられない?』
パッと見回すと目が合う。すると口元に片手でごめんとジェスチャーをしてきた。
慌てて社長に声をかけて、少しだけと許可をもらうと、スマホに『OK』の返事をする。
走って彼の元に行くと、彼も気がついてこっちに走ってきてくれた。
「ごめんごめん。多分すぐ買えると思うんだ」
そう言うと彼は手を取って歩き出す。向かうのは売店で、今日だけの特別メニューがあった。それは一際目立つカラフルなクリームソーダ。
クリームソーダは私たちが好きだし、付き合うまでのきっかけになった特別な飲みもの。
「どれ飲みたい?」
彼は挑戦的な視線を向けながら、微笑んでくれる。だから、私も応えるように笑った。
「もちろん、クリームソーダ!」
―――――
買い終わったあと、お互いの職場に戻るため、今度は少しだけゆっくり歩く。私もゆっくりになってしまったけれど、彼の歩みも重かった。
「突然、呼び出してごめんね」
「ううん、呼んでくれて、嬉しかったです」
「良かった」
彼は安心するように息をつくと、歩くのを止めて私を見つめてくれる。
「ちょっとの時間だけでも、思い出欲しかったんだ。少し寂しかったし」
その言葉に驚いた。
それ以上に嬉しくて、顔が見えないように彼の肩に額を乗せた。
「そう思ったの……私だけかと思ってました」
お互いが、寂しさを覚えていたこと。
お互いが、思い出を欲しかった気持ちがあったこと。
それが知れて、とても嬉しい。
彼は、その気持ちに同意してくれるように、顔を傾けて頬を寄せてくれた。
「もっと寂しいってわがまま言ってよ。俺だけ寂しいのかと思った」
お互いに身体を離して視線を合わせると、同じことを考えていたことにふたりで笑いあった。
おわり
お題:私だけ
私だけ
なんだか決まりきっているの嫌なの
大事な選択ほどギャンブルしたくなるんだよね
ねえ、はなさないで、私のとこに来てよ
駒と踊る。誰も私の中には入れない。
なんで「私だけ」
これまで何度そう思っただろう
物事は受けとり方次第とか
気の持ちようだとか そんな風に考える次元は
とうに超えてしまったの
神様からは私が見えていないのかい?って
本気で思った時もある
でも今分かった
「私だけ」を感じてる人が私だけじゃないんだってこと
冷静に考えたら分かることなんだろうけど、
どこか「自分のいる場所=この世のすべて」になっているところがあるからさ
普段の自分はそこに生きているわけで、
広い世界の誰かと比べて幸か不幸かはかったところで、自分がいる世界に直接影響があるわけじゃないから…
でも、みんな口に出さないだけで、
同じように感じてる人がごまんといるんだね
“私だけは決して私だけじゃない”
そう思うだけで、心強くもあり救われる気がする
107:私だけ
「私だけが良ければいい」
っていう言葉は悪くきこえるけど
意外と僕は好きだ
究極の2択みたいなもので
自分優先でいきるか
他人優先でいきるか
という面白いものだ
世の中の殆どの人はそれを選びきれていないまま
生きているだろう
ハッキリさせたくないこの選択を
決めることができたらこの先面白いことが
待っているだろう
唯一無二を、貴方はくれた
他の誰でもない自分に、貴方は唯一をくれた
もう、貴方のいない頃には戻れない
---二作目---
ボクだけだった
ずっと隣に居たいと思っていたのは
唯一無二だと思っていたのも
分かってた、
「あいつには、僕以外の誰かが居る」事を
分かってたはずなのに
どうしてこんなにも辛いのだろうか
#私だけ
362作目
一周年記念まで...あと2日