『神様へ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
神様…どうかお願いします…せめてこの恋だけは、叶えさせて下さい…生まれて初めて、彼氏に愛されてる自覚がした…生まれて初めて、心からこの人と幸せになりたいって思えた…生まれて初めて、未来まで描けた…生まれて初めて、本気の恋をした…彼との"初めて"が増える度、私の想いも膨らんでいく…どんどん彼に夢中になっていく…この気持ちは、"辛い"んじゃない…"好き過ぎて辛い"方の"辛い"なんだ…神様へ。改めてこの場で彼との未来を約束し、誓います…
母は、父を愛することを止める代わりに「神様」を愛することに決めたようだった。
子の私を愛することは止めなかったようだ。何故なら、私はその「神様」に引き合わされたから。母が「神様」と呼ばう男を、だらしなく膨れた腹とだらしなく緩んだ顔を睨みつけて、私は呟いた。
神様、母を返してください。
「神様へ」
「神様へ」
雨で冷たくなった身体を
どのようにして温めたらよいのか
ずぶ濡れになった心から流れる涙を
どのようにして乾かしたらよいのか
僕が、僕を愛することができたなら
少しは、この街でも光をみつけられる?
僕が、誰かを愛することができたなら
少しは、僕を許すことができますか?
僕が、僕を許すことができたなら
また、僕は誰かを愛することができたなら
先の見えない真っ暗なこの街でも
僕は、誰かと手を取り合って光を
さがし求めることができますか?
もし、神様が存在するのならば
もし、神様へ祈りを捧げられるのならば
僕は、僕を許すことができますか
神様へ
生まれてこれてうれしいです
ありがとう
人って「こうだ」と言ってるけど実際には心の奥底ではなに考えているか分からない、
自分もそうだ、言葉には出しているけど実際には違うことおもっている、人間は生まれたときから嘘を吐いてるんだとおもう、いや、嘘を吐かなければ輪に入れないのだすぐに、
「変な子」「身勝手な子」「自己中」「空気読めない」と言われてしまう、個人の尊重があるといいながら可笑しな話だ、所詮その尊重も実際には穴を開けてしまえば建前でしかない、
扉を開けると、上の言うことには聞かないといけない、ただそれだけしか残らない、全くもってなんのために個人の尊重とかあるとかわからない。
はい、そうです。
皆さんの願いごとを神様に届ける仕事ですね。
うん、多いですよ。
季節的なものも多いですけど、
基本は恋愛とお金の二つです。
恋愛はねぇ、まだ、何とかなるみたいですよ。届けた願いが叶う場合もありますので。
え?
お金は難しいんですか?
まぁねぇ、総量って決まってるじゃないですか。
全員が一億円欲しいって願っても、全員には配れないじゃないでしょ?
無理無理無理
お金は無理だって、
だって、10年間、毎日給料上げてくれって神様に願い出しても、ちっとも上げてくれないんですよ。
あの子をこれ以上泣かせるなら
わたしが神様になりたい
神様へ、
どうして人はこんなにも
不平等なのですか?
どうしてよわい人が先にいなくなっていくのですか?
どうして平等に作られたほずのこの世界で
不平等に人が居なくなっていくんですか?
神様って一体なんなんですか?
存在するというのなら、
なぜ困っている人を助けてくれないのですか?
僕がこんなことを書いている
今この時、神様は何をしていますか?
存在しないのなら仕方ないけど存在するというのなら
どうか僕を助けてください
神様へ
小さい頃、子供ながらにしんどい事の連続でした。
神様は乗り越えられる試練を与えると聞いた事があります。
なかなか厄介な試練がゴロゴロ与えられたモノです。
乗り越えられる前提だとすると、神様からポテンシャル高いぞ認定された自分スゲェという事で頑張りました。
何とかここまで乗り越えて来ましたし。
でも!でもですよ?
もうそろそろ良くないですか?
たまに自分でも何目指してるんだろうと考えます。
このまま突き進むとソロで魔王でも倒しにいけそうです。ラスボスどころか裏ボスもイケるかも?って勘違いしそうです。
ですが。
世界救おうなんてそんな大それた事思っていないし、その証拠に会社員やってますし。
しがない会社員に試練を与え続けるなんて、何をさせるつもりですか。
と言うわけで、そろそろ楽隠居したいです。
是非そうさせてください!
お題: 神様へ
あなたの手紙を待っています。
起きてすぐ、手紙はまだかなと確認しています。
ご飯を食べながら、いつ手紙が届くのかとそわそわしています。
仕事の最中も、不意に手紙の内容を勝手に想像してしまっていた。
一通目の手紙。
やっと届いた連絡。
あなたからの知らせに短くても嬉しくなっていました。
二通目の手紙。
あなたが前に進んでるのを感じます。
自分もそれには負けていられないなと気持ちを新たにしました。
三通目の手紙。
……ほんとうは、早くあなたに会いたいです。
あなたはこの手紙を送るまでに、ここに記せなかった経験をどれほど積んでいるでしょうか。
薄い紙一枚。
そこに記された文字の行間にはどれほどの感情が含まれているのか考えてしまう。
早く、あなたに会いたいです。わたしの神様にお帰りなさいと早く伝えたい。
#神様へ
『 神様へ』
神様へ、わがままかもしれないですが私と私が片思いしてるバイト先の先輩を両思いにしてください…私は先輩が居るからバイト頑張れています…神様…どうか私の恋を救ってください…
神様へ
見ていてください。
私たちは、もっともっと頑張りますよ!
#1 どうして私から大切な人を奪うの?
教えて。--神様
私は、絶望の淵に立たされたどり着いたのは
思い出のある海辺だった。
真冬の夜の海辺は寒く、このまま海へ入れば
この苦しい気持ちは楽になれるのかな?
私は海へ一歩一歩近づいた。
そのとき
「戻ってこい!おい!聞いてんのか?戻れ!!!」
と言われ手を引かれ砂場へ戻された。
『どうして助けたりするの?どうして、、、どうして!!』
と砂浜で泣きじゃくり訴えると
「死んで何になる?何にもなれないやろ!」
と言い放たれた。
その人の友人らしき男性に、
「車から毛布を持ってきてくれんか?」と言い
泣いている私に、そっと毛布をかけてくれた。
私はその人の胸に抱き寄せられ、
雪が降り始めた満月に照らされ眠りについた。
神様へ
どうか、私の感受力・創造力・思考力を
私の残ったモノ全てを葬り去った彼らを
微塵も残さず、抹消して下さい。
私が苦しみ、踠き、嘆く時
彼らは喜び、謳い、楽しむのです。
私が日々に怯え、恐怖し、慟哭する時
彼らは罵り、蔑み、悦に浸るのです。
人生というレールから外れたモノに
再起の機会は訪れないというのでしょうか。
正直に生きるモノが淘汰され、除外され
外道に徹するモノが生き長らえると。
それこそが狂気の沙汰、と
言うのではないでしょうか。
私の手で葬れるならば、どれほど良い事でしょう。
でも、今の私にはそれすら出来やしない。
身体も、精神も、頭すら動く事は無く、
ただ、苦痛に悶えて生きているのです。
神様よ
どうか、外道に徹する彼らを、
虚無と虚実の至るところへお導き下さい。
どうか、私が至ったこの虚構の此方へ
彼らの全てを含めて、お導き下さい。
どうか、彼らの全てを
葬って下さい。
「神様へ」
どうか、もう一度、あの時をやり直させてはくれませんか。
神様へ
私がどうして生まれたのか
人間はなぜ求められたのか
そう考えることが多々ある
私はなぜこの容姿なのか。
なんでこんな性格なのか 。
私は考えるのをやめて
屋上へ登る足を早めた。
こんなにも私を傷つけたのは
こんなに私の心をボロボロに崩したのは
そこにいる貴方なんでしょう?
柵を越えて、遺書の内容を思い出す。
あぁ、1人忘れてた。
まぁいい。
どうせ向こうでご対面だ
落下速度を楽しみながら
神様への言葉を綴る。
神様へ
本当に信じて貰いたいなら
その身その声その奇跡によって
自らをもって信じさせてみよ
神が叶えるであろう蜜に群がる人々に
神はなんて思うだろう
私はそれを欲と呼ぶんだけど
宗教勧誘の謳い文句は詐欺の手口
誰が儲かるんだろうね
少なくとも神そのものではないはず
いかに人々を
救おうが許そうが導こうが
人がいける場所は人がいけれる場所まで
私は神がいかにそれを出来ようが
ほとんどの人には不要だと思う
神が居るか居ないかは
すでに問題ではない
神がなんであったとしても
問題なのは
いかにして人が
人々と自然と生きていくのかで
それは人の問題で
神に強要される必要はない
ほとんどの宗教の基礎はそれでしかない
自分はどう向かいあうかであって
人々を扇動するのは
明らかに愚かしいし
明らかに滑稽でさえあると思う
人を救うのが使命だとするなら
人が滅ぶとしたら滅んだらいいと思う
いずれにしろ結果を目にするだろう
それが神のしたかった事とは関係なく
神はそれを目にする
神がなんて思おうと
神のそれは人には伝わらないんだろう
私はそう思っている
なんでこんな残酷な世界に私を作ったのですか
辛くて憎くて仕方ないです
でもそれを言うとみんなは頑張れとかしか言わないんです
こんな世界で生きていくしかないんです
theme 神様_god
初投稿
こんにちは
Ruki_,です
これから頑張っていくのでよろしくお願いします
ByeBye 🧸
「神様は七日間で世界を作った。」
目の前に佇む友人が突然話し出した聖書の内容に、退屈すぎてあくびが出そうになった。今までの部活の愚痴はどこへ行ったのだろう。興味の惹かれない話題を僕が頷いたことによって進めようとする友人はどこか楽しそうだ。
「神様ってすげーよな。一週間で世界を作る程の圧倒的な力を持ってんだぜ。」
学校の帰り道、部活動での猛練習により使い果たされた体に鞭を打ちながら歩くのはかなり辛い。そんな状態で興味の無い話を聞けなんて無茶だ。僕はへー。と相槌を打ちながら歩くことに集中することにした。そうじゃなければ倒れてしまいそうだから。
「でもさ。七日間で世界を作るって、テラリウムみたいじゃね?」
唐突に後ろを振り向いた友人の鞄が少し後ろを歩いていた僕の顔面にダイレクトアタックをかます。「うっ!?」情けない声を出して少し後ろによろけた僕に、彼はごめん!と叫んだ。
「あぁ、大丈夫大丈夫。で、何?」
鼻血も出ていないし少し鈍痛がするだけ。それよりも早く帰りたかった僕は、いつも話が一段落着くまで拘束してくる友人の話を終わらそうと続きを促す。まだこちらを心配しながらも、友人は語った。
「もしも世界がテラリウムなら、俺らはいつか枯れるんだよな。だから、世界が終わる日は神様が俺らを見放した日ってことになるわけだ。」
馬鹿なことを言うなと思った。テラリウムって陸上の生物をガラス容器などで飼育や栽培をする園芸のようなもの。それで世界を例えるなんておかしいだろ。
そう、思っていたんだ。
砂漠化が進めば、地球に緑は無くなり、飲み水も消える。必然的に人々は減っていき、今では億を超えることなど無くなった。
友人は、先日息を引き取った。
空を見上げると、爛々と輝く太陽が僕を照らす。もがき続ける僕らを嘲笑うように燃える太陽を見ていると、神様に言いたくなるんだ。
「僕らを見てくれよ。」
かみさまへ
きょうのおそなえものです。
たくあんとおにぎりです。
おいしかったのでおすそわけです。
「――そこな娘」
ぱてぱてと石段を降りていく途中で呼び止められ、幼子は振り返った。
真っ赤で大きな鳥居の向こうに誰かが立っている。長い金の髪、つり上がった金の目、豪華な着物。けれどなによりも幼子の興味を引いたのは、その頭上にぴんと立った一対の獣の耳と、背中からふわふわと覗く尻尾だった。
見たことのない、不思議なひとだ。……ひと?
ぽかんと見上げる幼子の無垢な視線を受けて、そのひとは口元にやわらかく弧を描く。
「あのたくあんとおにぎりは、そなたが置いていったものだろう」
それは確かに先ほど、幼子が今日のお供えものとして、いつものように手紙と一緒に置いたものだった。それがどうしたのだろう。
……もしかして、怒られるのだろうか。
ふと気づき、幼子はわずかに肩をすぼめた。神主さまにはいいよと言われているし、悪いことをした覚えもないけれど、なにか「そそう」をしたのかもしれない。――この子はまた、粗相をして。母親の呆れたような声が脳裏で反射する。
気まずげに縮こまる幼子にそのひとは首をかしげて、それから「ああ、」と困ったような声をこぼした。
「ああ、ああ……怖がらせるつもりはなかったのじゃが。すまぬ」
「ち、ちがう。こわくない。きれい」
「きれい? ……ふふ、そうか。ならばなぜそのような顔をするのだ、娘よ」
おいでおいでと白い手がたおやかに手招く。幼子はおそるおそるそのひとの顔をうかがった。怒りの色は見えない。怒られるわけではないのだろうか、と思いながら、幼子は素直に手招かれるまま、降りたばかりの石段をぱてぱてとまた上った。鳥居をくぐり、そのひとの前に立つ。ふわりと甘やかな香りがただよい、幼子は思わずそっと息を吸い込んだ。芳しく上品な香り。幼子にとっては初めて知るものだった。
「娘よ。そなたが供えたあれは、そなたの昼餉ではないのか?」
「うん」
「いかん、いかん。昼餉はちゃんと食わねば。そなたはこんなに小さく、こんなに幼いのだから、なおさらだ」
「でも、おいしかったから、おきつねさまにもたべてほしかったの。だからおきつねさまにもいっこ」
「そうか」とそのひとは笑った。お月さまのような目を細めて、心の底からうれしそうに笑うものだから、幼子にもそのひとがうれしいのだということがよくわかった。頭上の耳がぴるぴる揺れて、尻尾がふわふわ、揺れるのが見えた。
「そなたはやさしいな。優しく、よい子だ。だがな、やはり、ちゃんと昼餉は食べねばならぬよ――」
だからこれは返そう。ぽん、と手の上に、幼子が供えたはずのおにぎりとたくあんが乗せられた。でも、と言おうと顔を上げた幼子は、ふと動きを止めた。そのひとの耳と尻尾がになんだか見覚えがあるなと思ったからだ。そう、いつもこの神社で見る、――。
「……おきつねさま?」
ぽとんと幼子が落とした声に、そのひとはただ笑みを返した。それが答えだった。
「手紙だけは我がもらおう」
次の瞬間、ひゅるんと風が吹いて、思わず幼子は目を閉じた。甘やかな香りが濃くなり、頭を撫でられたような感触がして、けれど目を開けるとそこには誰もおらず、境内にはただ、おにぎりとたくあんを持った幼子だけが立っているのだった。
翌日、幼子はやはりいつものようにお供えものを用意した。今日は一等美しく咲いていた野花だ。そしていつものように紙を用意し、書くものを手に持ち、いつもよりももっと丁寧に、かみさまへ、と書いた。
(お題:神様へ)