『神様だけが知っている』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
神様だけが知っている
私の心にぽっかり空いた穴の正体も、
手足に付き纏う鎖も、
首に絡み付いてくる寂しさも、
私の、私の神様だけが知っている。
私の知らないことを、いつかの貴女だけが知っている。
守ってみたいひと、守ってくれるひとがいる
それは何故かとてつもなく嬉しくて幸せなのだと
もう二度と見ないかもしれない、いいやまた出会えるだろうと
滲んだ空を突き破るように、ぬるい水溜まりの上を駆けている
「神様だけが知っている」
私がどんなに 貴方の事が好きなのかと
神様だけが知っている…
神様なんていない。
僕はそう思っている。
でも、そう思ったらなんの根拠もないけれど、
バチが当たりそうで。
~神様だけが知っている~
私は勢いよく走った。
段々と近づいてくる例の屋上に
そこには立ち入り禁止のマークがあろうとも
スピードは落とさなかった。
扉を開けると
黒髪の優しいそうな男の子がいる…のだが
それは表面だけである。
男は言う
「おせぇーよ」
生意気な口調が
私をイライラさせる種になるけど
そこがまた
私の性癖にささるのだ。
「ごめんっ!」
私は謝るフリをしても
笑いながら許してくれる
爽やかな笑顔が私の好きになった
理由でもありキッカケだ。
「買ってきたか?」
『もちろん!』
「おっ!これこれ!!」
『好きだねぇ~!』
「うん…大好き」
私は顔を赤らめた…
パンの話なのに貴方から聞く
大好きという言葉は私の心をドキドキさせる。
「なんだよ
気持ち悪い顔しやがって」
私は自分のアホずらに
嫌気がさしてしまった。
男は笑いながら
「本当にブサイクだな~!」
『失礼よっ!!』
「そうですか~」
私は用が済んだので
教室に戻ろうとしたが
声で私を止める。
「え?食っていかないの?」
『逆にいいの?』
「いいんだよ」
私はドキドキしながら
隣へ座った。
『い…い天気だね』
「ん?曇りだけど」
『そ…うだね!』
「お前どうした?」
『え?』
「体調悪いんじゃね?」
『そう?絶好調だよ!』
男はジロジロ
私のことを見回す。
「ふーん」
っと言いながら
後に言葉を繋げる
「やっぱり帰ろうぜ」
『ダメでしょ』
「大丈夫っ!」
男は私の腕を引っ張り
階段を降りる。
私は嬉しくなり
心の中で思った。
神様、、、
私はこの幼なじみを好きになっても
いいんでしょうか
とね
良いか悪いかを決めるのは
私だけではない
今後の幸せは
神様に託すとします。
これからの将来は
神様だけが知ってるかもね
「ん?」
『ううん…なんでもないよ』
ね!神様!
私は幼なじみの手を
強く握りしめたのだ。
いま 生きる意味を
いま 悲しむ意味を
いま 喜ぶ意味を
いま 恋に落ちる意味を
神様だけが知っている
…のかもしれない。
凡人の僕では
神様の知りうる事の大きさなど
到底計り知れないことだ、と
頭を傾げている背黄青鸚哥に呟く
#神様だけが知っている
byこの頃、裏書くの面倒だ。五月雨深海魚
『神様だけが知っている』
今日も響いてくる無数の想い。
目に見える地上の姿。
喜び、怒り、悲しみ、憎しみ。
生き物の心は風のようにごく当たり前に私の元へ流れ込んでくる。
水鏡に映し出されるのは地上の未来、生きとし生けるものの行く末。
私に知らないものは無い。産まれてからずっと兼ね備えているこの力。
地上の生きとし生けるもの、全てを知ることが出来る力。
故に地上が滅びぬよう導く事が出来るのも私だけ。
地上のものは私の手助けを"神様"と呼ぶようだ。
私に知らない事はなにひとつない。
だが、私を知るものは…誰もいない。
私の運命の人は、あなたではないこと
‐神のみぞ 知る‐
なれとわが
生まれしよしを
かの子と此の子が
生まれし心を
誰に問はうか
鳴き砂の囁き
此の世のさながら
迷ひ込むもの
あやしきもの
食はば眠り
求めて交はる
なやみ歎き
喚くともがく
笑ひ歡喜なり
地水風火
生くるはわりなく
愛もがな
命のみなもと
沒する行方
誰に問はうか
水面を渡る
海鷂魚の渦ぞ
潮の向かふ
勇魚の瞳か
遙か彼方の
命の境目
眞白の鰺刺
幸福のしるし
神の歌聲
響き渡りて
波風生みだし
砂運ぶ
われは何者
我は何
誰も応へず
何者にもなりや命
欲しならば耀き瞬け
潮風の詩を
神鳥が傳ふ
儀來河内
神は地球の変化を知っている。
生き物達が地球に変化をもたらす過程を。
色んな生き物が光を浴びて力を貰い、水を飲んで生き延びる。
そして、その力で地球が変わる。
神は世界を見下ろして気づいた、
この世界を何億年も持たせるには資源が足りないと。
神は思った、資源を増やす方法を伝えようと。
でも神は見下ろすことしかできない。
世界の運命、人々の運命を神様だけが知っている
君はアイツが好きだから
僕はアイツが嫌いなんだ
君は神を信じすぎてるから
僕は神を信じないんだ
意味や理由を考え
グルグルグルグル
答えなんて出やしない
運命や使命を考え
グルグルグルグル
正解なんて分かりやしない
思考のループを抜け
何も分からないまま
気持ちのままに進むだけ
それだけでいい
それがいい
今を生きる、それでいい
「神様だけが知っている」
2022/07/04
お題《神様だけが知っている》
忘れた名。
忘れられた名。
星降る夜歌が流れる。
泡沫に消えゆく命を繋ぎ止める、星祝(せいしゅく)の歌。それは星神様が授けた者しか歌えない、命の歌だと代々この星明(せいめい)の地ではそう伝えられている。
「……目覚められましたか?」
美しい言の葉が舞い降りた。淡くウェーブがかった金と銀が混じり合ったような髪――青い石を纏った白くやわらかな巫女の装いをした少女が、木の椅子に腰掛けこちらを覗き込んでいる。
「……アンタは……」
「エクレシアと申します。お祈りしにいく途中、倒れているところをお連れしました」
「そうか。すまない――」
名乗ろうとした時、言葉となってそれは口に出てこなかった。
忘れた名。
忘れられた名。
「大丈夫です。わたしも――真実の名ではないのですから」
静かに少女の言の葉が溶けていく。
「真実の名、じゃない……?」
夜色の少年が繰り返す、心の水面が波紋を描く。
「星神様はただ力を授けるわけじゃありません。真名、過去も未来も永遠に失う――その代償の証が虚名」
星降る夜歌が流れる。
忘れた名。
忘れられた名。
共鳴する、ふたつの魂。
神様だけが知っている。
私の苦しみは神様だけが知っている。
何も考えていなくて、能天気なように見えるかもしれないけど、私は苦しんでいる。
これは、神様からの試練か。
でも、ここを乗り越えたら、大きな成長ができることを神様だけが知っている。
乗り越えられない試練はない。
そう信じて毎日を生きている。
神様は私のことを見ていてくださっているのでしょうか。神様じゃなくていい。ご先祖様や私が大事にしてきたもの、誰かが、何かが私の全てを理解してくれて寄り添ってくれたら。我儘だけど、人間関係とか気にしなくていい存在が見守っていてくれたら、どんなに嬉しいことか。一人で苦しまなくていい。ただ、ずっと傍にいてくれる、そんな存在。いらっしゃいますか?
何も感じ取れないのは寂しいけれど、それでも、誰かに見守っていて欲しいです。誰にも知られない、私だけの絶対的な安全地帯が欲しい。
どうしてこんな考えを持ってしまうの。家族仲も良い。仲の良い友達も一人だけだけど、ちゃんといるのに。私のことを見てくれるのに。
この気持ちがあなたに伝わるのか、
伝わったとて受け入れてもらえるのか、
それはきっと神様しか知らない。
神様が居るのなら
どうか導いてくれ
「神様だけが知っている」
人生でたびたびある選択の中で何が正解であるか
神様は我々がどのような選択をしても
その後を用意してくれるが
「こっちだったら良かったのに」なんて笑っているかも
何が正解かだなんて私たちには知る由もないのだから、
せいぜい楽しかったと思えるように生きていく
(神様だけが知っている)
自分の期待した結果になるか不安な時に神様だけが知っていると
言ってしまう
ある意味~投げやりな気分
ある意味~そっと大きな期待をしている自分
未来の結果を神様に託したのでしょうか。