『眠れないほど』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
眠れないほど暑い夜。
ベランダで貴方とアイスクリームを食べながら星を見た。
眠れないほど寒い夜は、くっついて湯たんぽを挟んで温めあった。
眠れないほど不安な夜は、貴方に電話をして気を紛らせて、眠れないほど嬉しい夜は、暗い布団の中に貴方の笑顔を見た気がした。
今はそのどれも感じない。
ただ眠れないほどの寂しさが、夜毎に募っていくばかり。
貴方の写真の前にロックグラスを置いて、眠れない夜をやり過ごす。
私の嫌いな煙草をやめてくれなかった貴方。
私が興味無いアーティストのプレゼンを延々していた貴方。
私を置いて死んでしまった貴方。
私から寂しい以外の感情を奪っていった貴方。
それでもやっぱり、愛してる。
END
「眠れないほど」
眠れないほど
気が付くと、あなたの事だけを考えてしまう…夜になると、余計に、心配してしまう…別に、彼かの、とかの関係でも無いけれど、私の知らないところで、あなたが、何をしているのかが判らないのが、不安になっている…
まるで、ストーカーとかみたいな感じだけれど、一人の部屋に居ると、他の何も手につかなくて、あなたを想って、また、寝れない夜を過ごしてしまう…
〔眠れないほど〕
眠れない夜。それは私にとってよくある夜で、眠れたとしても数時間で起きてしまう。
そして、眠れない夜にはいつも同じ事を考えてしまう。私の…好きだった人の事を。
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彼は、とっても優しい人だった。
でも、優しすぎて嫌われてしまう事もよくあったみたい。
…思いやりに溢れていて、優しくて、それでいて面白い。一緒にいるだけで心の底から楽しい人だ。
私は、そんな○●◎が、彼が、大好きだった。
でも…私が16になって結婚ができるようになる年、…彼は消えた。
どこかへ消えた。
行方は誰にも分からなかった。どれだけ捜しても彼は居なくて、置いて行かれたような気分になった。
…14年経った今でも、あれから彼を見た人は一人も居ない。私は、それでも捜し続けようと思う。
だって、彼は私の好きな人だから。
…一途すぎて笑われるかしら?あの人なら、『僕の事なんて忘れて、他のいい人を見つければいいのに』って言うかもしれないわね。でも、私は諦めたりしないわ。絶対にね。
この命が尽きるその瞬間まで、○●◎が、生きている事を、現れる事を、触れてくれる事を、ずっと、ずっと願い続けてるわ。きっと、叶うように。
『眠れないほど』というテーマについて…
布団に入るまでは眠いけど…布団に入った途端眠たくなくなってしまう…どうしてだろう…
気づくと携帯で動画見ながら眠ってしまう時もある…
私の体が眠りにつきたくないのかな…でも疲れてるから眠りたいけど眠れないね…眠れないほどね…
何か考え事や不安とたたかっているときも眠れないね…
泣いてる時とかね…眠れたり眠れなかったりするのは何か原因があるのかな…ストレスや不安などの感情が一気に来てるのかな…精神的な疲れかな…わからないね…
自分が思う『眠れないほど』っていうテーマになっていたかもね。
眠れないほど
不安になったり
疑ってみたり
怒ってしまったり
心配してみたり
いつも綱渡り
眠れないほど
苦しくなっても
朝には結局君が好き
なんか交互にやってるな
こんな共依存は良くないって
わかってるのに
また朝が来る
作品No.249【2024/12/05 テーマ:眠れないほど】
嬉しかったんだ。眠ることと引き換えに、なんでも望みを叶えられるようになったから。
しかしそれにも、二日で飽いた。いや、苦痛になった。
眠りたいのに眠れない。真夜中になっても目が冴える。どんな音や曲も、俺を眠らせてはくれなかった。
眠れない、ただそれだけのことが、こんなにも苦しいのに。俺は今日も眠れないまま夜を過ごす。
彼はクリスマスの妖精だと言った。
数日前のこと。物を整理していたら、古びたオルゴールが出てきて。すぐには思い出せなかったけれど、それは幼い頃に祖母からもらったクリスマスプレゼントだった。
懐かしさに見舞われて、そっと蓋を開ける。優しくてキラキラとした音色に癒されていたら、突然目の前から声がした。気がつけば、彼がそこにいた。
彼に名前はないと言うので、私は勝手にキャロルと呼ぶことにした。キャロルは肌も髪も服も真っ白で、瞳だけが柊の実みたいに真っ赤だった。
試しに、うさ耳がついたふわふわの寝間着を着せてみたら、すごくそれっぽくて。
笑うなんて意地悪だ、と頬を膨らませるので、私はよりいっそう笑ってしまった。かわいいからだよ、と本音を言えば、恥ずかしそうにそっぽを向いた。
キャロルと過ごした時間はたった数日なのに、なぜか昔からずっと一緒にいたかのような、そんな安心感がそばで揺れていた。
今夜はクリスマス・イヴ。うきうきとディナーの準備をする私に、キャロルが近づいてくる。
その姿は、どこか遠慮がちで。どうしたの、と声をかければ、あのね、と寂しそうに笑う。
言おうかずっと迷っていたけれど、ちゃんと伝えなきゃいけないと思ったから、言うね。そう言う友に、私は手を止めてちゃんと向き合う。
今夜、ボクは自分の家に帰らなきゃいけない。
キャロルはいつもの無邪気な笑顔じゃなくて、今にも泣きそうな似合わない顔をした。
私は、その家が決して近い場所ではないことを、何となく悟った。また会おうね、が言えないことを、何となく感じた。
わかった。それだけ言って、私は手早く準備を済ます。それだけ? と口にこそしないものの、キャロルはどこか拍子抜けしたような様子を見せる。
ちょうど、オーブンの焼けるメロディーが鳴った。
蓋を開ければ、きつね色にこんがり焼けたアップルパイが、嬉しそうに顔を出す。甘く、香ばしい匂いが部屋いっぱいに広がって、キャロルもうっとりと目を細めた。
じゃあ今日は、めいっぱい楽しまなくちゃね。
そう言って私が笑うと、キャロルも元気に頷いてくれた。
おいしい食事を終えて、いつものように寝室で駄弁る穏やかな時間。今夜はツリーの電飾を灯して、偽物のキャンドルを置いて、暗い部屋に温かな灯りを浮かべながら、幻想的な空間を演出している。
窓の外は、しんしんと雪が降り続ける。そういえば、キャロルの白は雪にも似ている。
あのね、キャロル。そう声をかければ、少し鼻を赤くした彼は、あざとく振り向く。
相変わらずかわいらしい友に、かわいらしくラッピングしたプレゼントボックスを手渡した。
本当は、これからも仲良くしてね、のつもりで選んだものだったけれど。意図せず、最後の贈りものになってしまったことに、少し寂しさを覚える。
その寂しさに任せて、私はぽつり、ぽつりと本音を打ち明けた。
ひとりぼっちだった。家族はみんな先に死んでしまって、葉の落ちた裸の木みたいに、虚しい部屋でひとりぼっち。それが日常だったけど、今思えばずっと寒くて、寒くて、陽の光の届かない日々だった。
ものを片付け始めたのは、無意識に近かった。自分もすべてを終わらせて、みんなのところへ行きたかったのかもしれない。今となっては、もう思い出せない。
そんな時だった。
君が現れた、キャロル。
君の真っ白な笑顔は、天使が舞い降りたみたいに私の心を明るく照らした。
君の無邪気な喜びは、マッチをたくさん灯したみたいに私の心を温かく解かした。
眠れないほど冷たかった思い出の家が、いつの間にか帰りたくなる場所になっていた。
それぐらい、君は私にとってとても大切な人なんだ。
だから、本当は離れたくなくて。
ずっと一緒に、笑っていたくて。
でも、サンタさんは眠らない子にプレゼントをくれない。こうして、ずっと起きて、君を引き止めてしまえば、きっと怒られてしまうから。
だから、ちゃんと伝えなきゃいけないと思った。
ありがとう、キャロル。大好きだよ。
私の魂の言葉に、キャロルの返事はない。ただ、自分のひざに顔を埋めて、静かにしている。
仕方がないので、受け取ってもらえないプレゼントボックスを、足元にそっと置いた。
私、先に寝るね。キャロルも、身体冷やさないようにね。
そう伝えた声は、震えてはいなかっただろうか。
布団に潜る。キャロルに背を向ける。
しばらくして、静寂の中から声がした。アップルパイ、おいしかったね。とても久しぶりに食べたんだ、大好きなお菓子なんだ。嬉しかったよ、ありがとう。
歌うように紡がれる、思い出。
うん、と返したつもりだ。私もアップルパイ、好きだよ。嗚咽にはなっていなかっただろうか。
目を閉じた。背中はまだ温かい。
それが徐々に、徐々に、冷えていって。
最後には、遠くで鈴の音色が響いた。
いっそう、目を強く閉じた。眠れない、今夜はきっと夢を見れない。
君がいないせいだ。隣で笑ってくれないせいだ。
どうしてだろう。数日前まで、こんな冷たさには慣れきっていたはずなのに。
寒くて、寒くて、たまらない。
眠れないほど、白い光を想った。
雪はまだ、降り続けて。屋根に重くのしかかる。
重く、重く、のしかかる。
クリスマスの朝。
凍てつく空気の中、私はベッドの傍らに、何もない光景を見た。
作品25 眠れないほど
「じゃあ、また明日ねー。おやすみ。」
日付が変わる少し前、私は友達との通話を切った。ちょうど三時間の通話。今までよりかは短めだ。長く話し過ぎたらこの前みたいに親に怒られちゃう。
私達は、学校で一番と言い切れるほど仲がいい。小さい頃から保育園が一緒で、クラスも一回だけ別々になったくらいで、あとはずっと同じクラス。
さすがに今やってる部活は違うけど、好きな教科も嫌いな教科も、得意な物も苦手な物も、好きな食べ物も嫌いな食べ物も、全部一緒だ。それくらい仲がいい。
だから、二日に一度のペースで毎晩通話してる。いつも終わったあとに幸せを噛み締めようと内容を思い出そうとするが、どんな話をしたかなんて忘れちゃう。
でも、くだらない話をして笑い合えるのが、ものすごく楽しくて嬉しい。
次はどんな話をしようかな、明日は何して遊ぼう、今度またお泊りしたいな。
通話が終わったあとは、次のことばかり考える。楽しくて眠れないくらい、友達のことばかり考える。そして必ず最後に、こう思う。
この関係が大人になっても一生続けばいいな。
今日もしっかり神様に願っておいた。
眠れないほど何かを考えたことはありますか。心配なこと。嫌だったこと。好きな人のこと。寝たいのに眠れなかった?それともこの時間がずっと続けばいいって思ってた?でもみんな本当に寝てね。子供だけじゃない大人もだよ。嫌なことは全部忘れられないけど、寝たらちょっとは忘れられるかもよ。
眠れないほど
眠れないほど 貴方が恋しい
眠れないほど 貴方が愛しい
ワタシの心は 捕らわれたまま
だけど
眠れないほど 貴方の振る舞いが憎い
眠れないほど 貴方が近くて遠い
疑心暗鬼 憂いが募る
貴方は気にし過ぎだという
本当に?
お姉ちゃんの言ったとおりだね
人気がある貴方の恋人になり続けるのは 楽ではない
今宵も 涙で眠れないほど
さくっと 夢が攫ってくれたらいいのに
混沌と不安な夜が始まる
人の気も知らないで
【眠れない】
世間の常識ではないことが、残念ながら俺には常識だった。それだけ。
たったそれだけなのに、眠れないほどに考えてしまって虚しくなる。
さらさらでまっすぐな髪の毛も、少し厚い唇も、伏し目がちで照れたように笑う姿も、いちばん近くで見てきたはずなのに、ずっと届きそうで届かない。
肝心なところで勘が鈍いあなたは、きっと何も知らない。それならそれでいいんだけどね。
だけどその先を都合よく期待してるのも本当だから、どうしようもないな。
そんなくだらない考え事はまどろむ意識の中に溶けていった。
眠れないほど
寝てる。
10時に起きて、
14時から昼寝する。
睡眠不足なんて言葉知らない。
眠れないほど
焦る
目を瞑る
頭の中がずっとごちゃごちゃ煩い
目を開ける
目を瞑る
考えないようにするとまた新しい問題が入ってくる
ああ、日が暮れる
日中ブルーライト浴びまくっている私
夜は当然眠れないんだけど
眠れないのにまたブルーライトを浴びちゃうんだよね
それでもスコンってシャットアウトするように
睡眠導入の良い日があるんだ!
寝落ちという名の気絶だから
翌朝すんごい怠いんだけどね
これ読んだ人は今すぐスマホ閉じて
一緒に寝ましょう
『眠れないほど』
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皆様のおかけでハートが4000個集まりました。
いつも読んでくださってる方、ハート押し逃げの方(いるかわからないけど)、本当にありがとうございます。
これからも書きたいことを好き勝手書く私に、どうかお付き合いいただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いします。
眠れないほど
夜の沼に
足を取られれば
引き摺り込まれる
思考は
深く深く沈みゆく
冴え渡る悩み
ベッドからは切り離そう
そんなに考えることはないよ
昨日の言葉も
今日の失敗も
明日の風も
忘れて欲しくないのは
貴方が大切な人だってことだけ
だからおやすみ
題【眠れないほど】
「はぁ、はぁ、莉緒さん…っ!」
俺は毎日、眠れないほどあなたのことを…!
「莉緒さん!」
ん?屋上の扉が開いてる…?
まさか、あそこにいるのでしょうか?
「り、莉緒さん、いますか?」
「さ一歩を踏み出して~大丈夫。怖くなんかないから~♪…。」
歌っている?
バンッ!
「っ!?か、かいくん?」
「莉緒さん!」
「い、今の、聞いてた?」
「すみません。聞いてしまいました。でも、素敵な歌声ですね!」
「っ…!そう、なの?」
「はい!歌に惚れてしまいました💕」
「…、///」
「莉緒さん。私はあなたと離れたくありません。だれになんといわれようと。」
「へ!?///なになに?急にどうして!?」
こ、ここ、告白!?
どういうことなの!?
「だから、あのいじめっ子に、なんと言われても、俺は諦めませんよ。莉緒さんと、一緒にいたいんです!」
「うん。わたしもだよ。ごめんね、前はさようならって言っちゃって。」
告白、ではないかな?
「では、教室に戻りましょうか。」
「だね。」
・・・
「莉緒…!ごめん、ごめん。次からは絶対、僕が莉緒のことを守って見せるから!」
「っ!///ちょっと、は、はは隼人!離れてほしいな?」
「あっ、ごめん。」
「まぁ、戻ってくれて良かったじゃん!」
「だな~。」
「あっ、次席替えだって!」
「俺は莉緒さんの隣が良いです!」
「僕も、莉緒の隣になりたいな~!」
「俺も俺も!」
「ふふっ。楽しみだね。」
眠れないほど 作:虹藍
体と脳は疲れ果て
夜に誘われ
今にも眠りに落ちてしまいそうなのに
眠る前の一時(ひととき)
暗闇を見つめ
あなたの事を
ただぼんやりと想い
とりとめもないことを考えてしまう
寝ようとすればするほど
眠れない時間を過ごす
何も見えない
暗闇の中に
永遠の瞬間(とき)を数える
時計の音だけが
自分の心臓の音と
ループするように
一定のメロディを刻んでいく
今この瞬間が
二度と訪れない
宝物であるように
「眠れないほど」
眠れない。
布団の中で小さな葛藤が始まる。
羊を数えるべきか、いや、もう羊も疲れてるだろう。
瞼を閉じても、脳内会議は全員手を挙げて賛成してくれない。
寝る。寝るべきだ。
でもさっき思い出したあの恥ずかしい瞬間、
「あの時なんであんなこと言っちゃったんだ?」
とか再放送が始まる。深夜枠で特別編だ。
考えるな。リラックスだ。
でもどうせ明日の朝、寝不足の自分に説教される。
「昨日何してたんだよ?」って。
ああ、眠れないほど面白い自分の脳内劇場に拍手喝采を送りながら、
夜は静かに、でも賑やかに更けていく。
寝れないほど好き
貴方と話す時間が好きで、時間が合うのは夜だけだから
今日も少し夜更かしをしてまで彼と話す。
大好きな〝彼〟の為に。