題【眠れないほど】
「はぁ、はぁ、莉緒さん…っ!」
俺は毎日、眠れないほどあなたのことを…!
「莉緒さん!」
ん?屋上の扉が開いてる…?
まさか、あそこにいるのでしょうか?
「り、莉緒さん、いますか?」
「さ一歩を踏み出して~大丈夫。怖くなんかないから~♪…。」
歌っている?
バンッ!
「っ!?か、かいくん?」
「莉緒さん!」
「い、今の、聞いてた?」
「すみません。聞いてしまいました。でも、素敵な歌声ですね!」
「っ…!そう、なの?」
「はい!歌に惚れてしまいました💕」
「…、///」
「莉緒さん。私はあなたと離れたくありません。だれになんといわれようと。」
「へ!?///なになに?急にどうして!?」
こ、ここ、告白!?
どういうことなの!?
「だから、あのいじめっ子に、なんと言われても、俺は諦めませんよ。莉緒さんと、一緒にいたいんです!」
「うん。わたしもだよ。ごめんね、前はさようならって言っちゃって。」
告白、ではないかな?
「では、教室に戻りましょうか。」
「だね。」
・・・
「莉緒…!ごめん、ごめん。次からは絶対、僕が莉緒のことを守って見せるから!」
「っ!///ちょっと、は、はは隼人!離れてほしいな?」
「あっ、ごめん。」
「まぁ、戻ってくれて良かったじゃん!」
「だな~。」
「あっ、次席替えだって!」
「俺は莉緒さんの隣が良いです!」
「僕も、莉緒の隣になりたいな~!」
「俺も俺も!」
「ふふっ。楽しみだね。」
12/5/2024, 2:20:28 PM