『眠れないほど』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
【眠れないほど】*178*
楽しみすぎて、とか
悩んでしまって、とか
色々あると思うけど、きっと私の場合は
楽しすぎてニヤけちゃって
思い出してたら眠れないパターンかも笑
お風呂でも同じ状態に♪
最近では咳ひどかったり体調崩して自律神経くるって、
とかあったけど、順調に回復しております!
週末からまたグッと寒くなるみたいなので
みなさん、風邪ひかないように気をつけてくださいね〜
小学生、「誰か」にラブレターを貰った。
頭も性格も良い誰でも知ってる「誰か」
自分は訳も分からずただの優しさだと決めつけた。
中学生、友達から話しを聞いた
「誰か」が君は何でいつも1人でいるの?だって
1人でいる訳じゃ無いよ
ただ、誰かにはそう見えてたみたい。
その誰か、は今何してるんだろう?
今なら答えてあげられる
誰も解らなかった。君が怒った。
掛け算を知ってた理由今なら教えてあげられるよ
眠れないほど辛い夜
布団にくるまり夜を明かす
窓から差し込む朝日が
おはようと呼びかけているよう
眠れないほど
足が冷えちゃうまたこの時期がきた
今年はまだ冷えとり靴下だけ
そろそろあの子を召喚させよかな
いでよ 湯たんぽ
眠れないほど、
不安がおそう夜がある。
眠れない夜…。
セーター。
何日か前のお題です。二千字くらい。
家を出ようとしたところで、マフラーを忘れていたことに気がついた。
そばを通りかかった母親に、マフラーを取ってきて、と頼む。
洗濯もの持ってるの、見たら分かるでしょ、といって、母さんは家の裏口へ消えていく。
だれかー! マフラーとってきてー! と母さん以外に向かって叫んだ。
リビングの扉からひょっこり犬が顔を出した。
ちがう。おまえじゃない。おまえは呼んでない。俺はピースをしっしっと手で追い払う。
ピースはよろこんで玄関に駆けてきた。追い払われているのを、手を振られたと勘違いしている。散歩に行けると思っているのだ。
父さんー! ピース散歩に連れてって! マフラーとってきて! と、ピースが外に出ないよう、ディフェンスしながら俺は叫ぶ。
つぎに出てきたのが、妹だった。妹はしまむらのパジャマワンピースを着ている。リビングと廊下をつなぐ扉は、真ん中が昭和型版ガラスになっていて、水色のかたまりがその前を行ったり来たりしていた。
たったったっと妹は玄関に走ってきた。ぺんぎんの着ぐるみのようなパジャマに、俺の目当てのマフラーを巻いてやってきた。
「返して」
「え?」
「マフラー。あめりじゃない。俺が巻くやつだから」
あめりはえー? と首をかしげている。
俺はあめりが巻いているマフラーをぐい、と引っ張った。
あめりがわざとらしく、あーれーといいながら、その場でくるくると回った。鼻にしわを寄せて、はしゃいでいる。仰け反りすぎて、鼻の穴が見える。あめりはあまり可愛くない。着物の帯が剥ぎ取られるみたいに、あめりの首からマフラーが解けた。
回転を終えたあめりは、両手を上にあげて俺に突進してきた。目が回って、よろけたという体で、俺に抱きついてくる。
俺はそれを押し返した。少し突き飛ばす勢いだったかもしれない。ピースも、家族の靴も蹴散らすようにして、俺は家を出た。
扉の内側で妹のおどろく声がする。犬が興奮している声もある。ふたつのなき声を聞きつけたのか、母親の高い声も聞こえる。父親は風呂掃除をしていたのか、不意打ちを食らったような間の抜けた声が、風呂場から聞こえた。
坂を駆けあがるように、落ち葉が下から上に舞い上がっている。
俺は風に前髪をかきあげられながら、つんのめるように坂をくだる。
近道で公園を突っ切る。ぐじゅぐじゅの銀杏を二個踏んむ。俺が近くを通っているのに、カラスがいつまでも逃げ出さない。アホーアホーと泣きわめかれる。
バイト先に着いてから、マフラーを右手に握りしめたままだと気がついた。
更衣室の鏡で見た顔は、寒さで赤い。
マフラーは、あめりがばあちゃんといっしょに編んだと聞いている。とはいっても、きっと半分以上ばあちゃんに編ませたに決まっている。あめりは母さんに似ていて、母さんの一族は総じて不器用だ。マフラーを編んだばあちゃんとは、父方の祖母だ。家のリビングには、ばあちゃんからもらった毛糸がたくさんある。けど、あれが使われているのは見たことがない。
歩いて振り回したマフラーは冷たくなっていた。
学校に行って、部活をして、一回家に帰って、学校とは反対側のファミレスに働きに行く。つぎに家に帰るのは二十二時を過ぎるから、俺は先に夕飯を食べている。
家に帰り着くころには、あめりは部屋に入って寝ているだろう。
玄関に入ると、夕方俺が散らかしていった父さんのスリッパが、そのまま裏返されていた。
脱衣所から出てきた母さんが、お風呂湧いてるわよ、といいながら、洗濯ものを抱えてリビングに消えていく。
あとを追って、リビングに入った。リビングの中はあたたかかった。バッグと、マフラーと、コートを椅子に投げ出して、手を洗って、麦茶を飲む。
振り向くと、タオルケットを被っているあめりが見えた。あめりはリビングにいた。リビングの中央のソファーで寝ていた。今まで起きていたらしく、そばにタブレットが転がっている。
ピースはその足元で丸くなっている。俺の方向を目だけで見上げて、鼻だけですぴよと鳴いた。
母さんは父さんに手伝いなさいよ、といって、洗濯ものを部屋に干している。
父さんはYouTubeで動画を観ながら、パピコのセーターを編んでいた。
押し花の栞。
SSお題診断メーカーで出たお題です。二千五百字くらい。
押し花の栞を作りたいということでホームセンターにまで出かけることになった。
押し花というのは、好きな花をティッシュで挟んで、上に重しを置き、花の水分を取って作るらしい。均等に重さが加わるように、花のガクを取ったり、花弁の重なりをなくしたりする工夫がいる。それでできたものをラミネート加工して、栞にする。
好きな花がないとイバリがいうので、ホームセンターに行って花を買うことになった。
好きな花を買い、育て、満開になったところで、その一本を摘んだ。
さてこれから作るのかと思ったら、重しにする本がないといいだした。適当な教科書や辞書を積んでおけばいいのに、好きな本で作りたいのだと言って、今度は図書館に駆り出される。とびきりロマンチックなフランス文学をイバリは五冊借りてくる。
帰り道にセリアでラミネートを購入する。二枚入りのラミネートだった。……ひとつしか栞は作らないのに。そう思う気持ちをかろうじて抑え込む。
花を本で挟んで、一夜明けたところ、そろそろできたかなと思って本を開こうとしたら、イバリに叱られた。押し花ができあがるには数週間かかるらしい。花の水やりでもしてなさい! と、ホームセンターで買ってきたイバリの花を、僕が世話させられる。
イバリにはなにからなにまで金と労力がかかる。
晩ご飯を買った帰り道に、ブックオフに寄ろうとしたら、頭を叩かれて違う方向を指さされる。イバリに言われるがまま車を運転すると、TSUTAYAに着いた。
「栞を使う本を買うの!」と言って、店内を連れ回された。
「この前、図書館で借りた本があるじゃないか」
「あれは重し用。今探しているのは栞を使う用よ」
「図書館で借りた本でいいんじゃないの?」
「よくないの」
「僕が持っている本を貸すよ」
「あんたの趣味じゃ、だめよ!」
イバリは普段本を読まない。
どんな本がいいと思う? と聞かれ、こんなのがいいんじゃないかな、ほら、えらい賞も取ってる、と僕が気になっている本を勧めてみると、そんなの嫌! と言われる。
その日はイバリのお気に召すものがなかったらしく、僕は車内に置いた冷凍枝豆と明治エッセルスーパーカップを気にしながら、帰路を急ぐことになる。
イバリの本選びにはそれからも付き合わされる。
ある日、明屋書店で一八九〇円のハードカバーの本を選ばれそうになった。僕はイバリの注意を逸らすために必死になった。イバリは本を読まない。読まない人に、本をぱっと買ってあげられない弟でごめんよ、と内心で思ってもない謝罪をする。どうせイバリが読まない本を買うくらいなら、僕が読みたい七七〇円の文庫本がほしい。
イバリは夜な夜な押し花の様子をのぞき、あとどれくらいでできるかを予測する、僕が見ようとすると追い払う、というのを繰り返した。
押し花はいい調子らしかった。あと二日ぐらいしたらいい感じになると言っていた。よかったね、としか僕は言えない。
イバリは、本を読まないし、花を育てられないし、車も運転できない。
「なにがしたかったの?」
と、聞くと、怒られると思ったのかイバリがそっぽを向いた。はじめに押し花を作りたいといいはじめたときから、この調子だ。
すっかり固くなってしまったイバリをなぐさめ、布団に収めると、僕はイバリの寝室を出ようとした。
ふわふわに天日干しして、さっきまでイバリの布団を電気毛布であたためておいたのは僕だ。その布団を跳ね除け、イバリが起き上がった。
あーあ。僕が乾かしてあげた髪を、イバリは両手でぐしゃぐしゃとかき乱す。
イバリは足が悪い。車椅子で移動することもある。立ち上がれないイバリの代わりに、僕はイバリに近づいた。
イバリはむしゃくしゃした様子で唇を噛み締めているので、それやめてと僕はいう。
「だって! 喜ぶかと思ったの!」
「なんの話? 唇噛まないで」
「わたしがあげたら、喜ぶかと思ったの!」
そこでようやく僕は、イバリが僕に栞をプレゼントしようとしていたことを知る。
「うっそだあ」
イバリが顔を歪めた。
この人、たったこれだけで傷ついて、今までどうしてきたのだろうか、と頭の片隅で考える。今までどうにもならなかったから、僕を頼ってきたのか――僕がイバリと暮らしはじめたのは二年前だ。両親の離婚で僕とイバリは子どものころに住むところをべつにしていた――自問自答して僕は満足する。
「そんなことしなくていいのに」
「はっ? ひどい! ひっどい。お姉ちゃんに向かって」
「『お姉ちゃん』? イバリになんて、お姉ちゃんなんて呼ばないよ」
僕は呆れて冷たい声が出た。
「僕、寝たいんだけど」
帰っていいかな。
この人は、僕が食事から寝る場所までお世話しているのに、プレゼントなんてなにを言っているんだかわからない。僕がイバリに望むのは、イバリがただ寝て食べて、無害でいてくれることだけだ。
「変な人だね……そんなことしなくていいのに。おかしなことをする。僕の好きな花も、本も知らないのに。いいよ。イバリサンはえらく楽しそうだったね。僕のことをたくさん考えてくれてどうもありがとう。僕のために、何週間も前から、僕に花を育てさせるところからはじめて、僕に車を出させて、本を買わせて……。本当に、こんなに人に命令できるのはイバリだけだよ。ちょっと。唇噛まないで。ほら。目を擦らない。……。本当、変わった人だね……」
僕はイバリの肩を押して、再度ベッドに横たわらせる。布団をイバリの肩まで引き上げた。
後部座席で僕に行先を命令していた、イバリのことを思い出した。イバリは滅多に外に出ない僕を休日に連れ回して、楽しそうだった。
イバリが楽しそうなら、もうそれでいいかと僕は思った。
ありがとうと、再度いうと、イバリは眉を寄せた。
イバリを重たい布団の下に閉じ込めて、僕は手でイバリの目元を覆う。ベッドサイドのランプを消す。部屋が真っ暗になる。僕はゆっくりイバリの部屋から出て、カチャンと、扉を静かに閉じる。
眠れないほど
眠れない、それはただの不眠症。
ストレス軽減に、ギャバが有効。一時的なストレス緩和が期待出来る。
眠れないほど
眠れないほど憂鬱だということはない。
いや鬱病で眠れなかったことはあるけど、
眠れないほどつらいとかじゃないんだ。
単に眠れないんだ。
とりあえずいま眠れないほどかゆい。
病気のせいだし通院してるから、
ちゃんと対策はとる、
錠剤を飲み軟膏を塗りたくる。
抗ヒスタミン剤とステロイド軟膏、
これがないと眠れないし、
あったって眠れないほどアトピーがかゆい。
だからステロイドを悪魔だなんていうな、
わけのわからん民間療法を勧めてくれるな、
わたしはゆっくり眠りたいんだ。
眠れないほど、貴方を想い出してしまう。
想い出す度に涙が出てしまう。せっかくスキンケアした顔も涙でぐちゃぐちゃになってしまう。『貴方は今何をしているの?』とか『貴方は今、誰を想っているの?』とか…そんな事とか考えだすとまた、眠れない。
あーあ
笑っちゃうな。。。
眠れないほど
悩んでる事があっても
朝になれば割と普通に日常生活は送れるもので
上手く隠せば誰にもバレないと思ってたのに
「最近元気ない?」
友達からきたLINEにぎくっとした
なんでバレたんだろう?
上手くやってたはずなのに…
もう言っちゃおうかな?
いやいや、言ったらそんなことで悩んで馬鹿みたいって言われちゃうかも…
皆同じだよって言われちゃうかも…
あれ?私の友達ってそんな人だった?
優しくていつもにこにこしてて、ちょっとメイク変えただけで可愛い可愛いって大絶賛してくれて
一緒にいると楽しいって定期的に言ってくれるような人じゃなかった?
「悩みがあって、最近寝不足で…」
短い文章なのに送るのが怖くて
一生懸命押した送信ボタン、既読はすぐに付いた
言わなきゃ良かったな、なんて答えていいかわかんないよね…
弱気になってたら急にスマホの画面が通話を知らせてて
驚いて反射的に出た私に友達の声が聞こえてきた
「もう、そういうことは早く言ってよ!!話くらいいくらでも聞くし!」
そういうところ遠慮がちなんだからと怒った声に安心して噴き出してしまった
ああ、なんかこれだけで今日はよく眠れそうな気がしてきた
「あ、もう遅いし、別日が良かった?思わず電話でしちゃったよ」
「ううん、聞いてほしいな。なんか話したら眠れそうな気がするの」
じゃあ、話そうって優しい声が聞こえてきて
顔は見えないけど、私の大好きな笑顔で言ってくれてるだろうなと思ったらなんだか泣きそうになってきた
私の良い友達に恵まれてるなって
大好きだけど大切だけど、でも声を聞いただけで、笑顔を想像しただけで泣きそうになったのはバレたくないな…って
強がりな私はそう思った
お題『眠れないほど』
布団に身体をうずめながら、本を読んでいた。もそもそ。と、若干、虫のような動きで。
そろそろ眠らなくちゃ明日に響く。明日、眠くなる。でも、もうひと段落先が気になって、次の文章を読んでしまう。かれこれ30分はこれをしている。
我ながら欲深いなと思うのだが、本を読む贅沢というのは止められない。文字を追う目の動きが楽しい。ページをめくる音の気持ちよさ。空想する世界の心地よさよ。
このまま夢の世界に旅立てたら、きっと、しあわせだ。
瞼が落ちてくる。夢の世界へ、漕ぎ出す音がする。
おやすみなさい。
眠れないほど
眠れないほどあなたが大好き
あなたのとこだけ考えている
眠れないほど一緒に居たい
考えれば考えるほど眠れない
いつか私のものにしたい
愛し合いたい
私の王子様になって
私だけを見ていて
これからも見守っているよ
眠れないほど眠れなくなる
昨夜は夜中に3回くらい目が覚めた。どうも眠りが浅いみたい。SNSで寝る前にスマホを見るのをやめたりカフェイン摂るのをやめたら寝付きが良くなり体調が良くなったと書いてる人がいた。今のわたし、コーヒー大好き、スマホも平気で1時間以上見ている。今夜からやめてみようかな。
今日も誰かに宛てて書きます。
『眠れないほど』がテーマだということは、眠れないほど○○と続く言葉があるということですよね。
人によって使い方がすごく違っておもしろそうです。
眠れないほど、と聞いてぱっと思い浮かんだのは、最近、『○○すぎて夜も眠れない』という構文をよく見かけるので、それかなあ。○○すぎて夜しか眠れない、の方がよく聞くか。
人間って基本的には眠れると思うんです。もちろん不眠症とかのかたもいらっしゃるでしょうが、私は基本的に眠たくなります。徹夜しようとしても朝方にはうとうとするし、できても活動時間がぼろぼろになります。
そんなぼろぼろの状態になっても『眠れないほど』のこと、なにかあったかなと考えて、ふたつ最近の例に思い当たりました。
ひとつは、タスクが溜まりすぎて睡眠時間が確保できなかった例です。
詳細は伏せますが、日数的猶予がすごく少ない状況で必要な物品を揃えなくちゃいけなくなったことが直近でありました。そのときは寝ている暇もなくて、眠れないほど『忙しい!!!!』でした。
もうひとつは、すこし人間関係で悩み事があったときですね。自分の言動に反省点があったことも含めて考え込んでしまって。夜に悩むとよくない方向に想像力が働く上にやめどきを見失いがちですよね。そのときは眠れないほど『悶々と考え込んでいた』状態でしたね。結局朝方まで目が冴えてしまった覚えがあります。
共通点としては、睡眠を疎かにするレベルの「非日常的ななにか」があることですね。好きなことに夢中になって睡眠を忘れてしまうこともあると思いますが、それも非日常に含めていいんじゃないかなとおもったり。
でも、眠れないほどなにかをしたことって、大体なんとなく覚えていませんか?あの時ああだったなって記憶がうっすらずっとあるような。たまに思い返すような。
眠れないほど○○、悪くないことなんじゃないかと思います。どうでもいいことで眠れなくならないですもんね。
今日もなにか曲を書こうとおもいましたが、本当に思いつきません。なにかあるかな…
東京事変さんの、『スーパースター』という曲が好きです。
歌詞は、自分の好きな人や、いまどきでいう「推し」に恥ずかしくない人間でありたいな、とおもう人を歌っているものかなあ。 全体的に柔らかくて重たい思いが載せられてて、どこか優しい曲です。
眠れないほど夢中になれるものがあると素敵だよね、と思って紹介させていただきます。
今週ももう後半ですね。今日もお疲れ様でした。
長い木曜を乗りきった自分をえらい!と褒めてあげつつ、明日もなんとかやっていこう。
眠れないほど楽しいことも、眠れないほど辛いことも、幸いにしてかまだ未経験なもので、眠れないほど◯◯の体験談は書きにくい。
でも、眠れないことの言い換えで、好きな言葉がある。
「まんじりともしない」である。
「まんじり」は「ちょっとだけ眠る。ウトウトする」という意味で、「まんじりとする」「まんじりともしない」で
「ちょっと眠った」「ちょっとも眠れなかった」の肯定と否定の両方の言葉となる。
「まんじり」って、なんか響きが良くないですか?
カタカナで書くとなんかの魔法の呪文みたいで。
『勇者はマンジリを唱えた!』
『でも、効かなかった!』(笑)
ここ数日
眠れないほど
思い悩んでいる
好きになってしまった
好きになって
どうしようもないくらい
だから
僕も好きだよって
言って
安心したいよ
安心させてよ
君からの好きが聞きたいよ
聞きたいよ
好きって 言って
ねえ
安心させてよ
安心して明日は寝たいよ
零時、昔のあなたとのことを思い出した。
何も気にせず楽しく無邪気に遊んでいたあの頃、
ただムカついて感情に身を任せて喧嘩して。
あなたと出逢って、十何年という月日が経ってしまった
いまはもうお互い独り立ちして、たまーに、連絡を取り合う程度の関係だけれど。
あなたはもう、知らない誰かと結婚して、子供も生まれて幸せに暮らしているだろうけど。
私が勇気を出していれば、違う運命を辿ったのか。と
砕け散ってしまっても、ありのままの友達でいられる結末はあったのか。と
そんなくだらない想いが、切なさが。頭のなかを駆け巡るんだ。
あぁ、窓の外から微かな光が差し込んできた。もうそんな時間なのか。
暖かな朝日が、私を嘲笑うように見えて仕方がない。
眠れないのに、わたしはまた目を瞑るんだ。眠ることさえできないのに、私はまた今日を生きてしまうんだ。
あぁ、どうして、眠れないほど好きになってしまったのだろう
もう、やめたかったんだ
あなたの隣に居たいと、願ってしまうことは。
『眠れないほど』
眠れないほど
好きという想いを抱えた、
青き春。
わたしは母となり、
あなたは父となり、
それぞれの今を生きている。
「眠れないほど」
眠れないほど
激しく愛したい
眠れないほど
真っ直ぐ信じたい
眠れないほど
一生懸命に生きたい
眠れないほど
眠れないほど怖い話、というのを見た。
確かに怖かった。夜トイレに行けないほど怖かった。しかし夜はぐっすり寝た。悪夢は見たが。
眠れないほど面白い雑学、というのを見た。
確かに面白かった。非常に感心した。しかし途中で寝落ちてしまい、結局朝までぐっすりだった。内容は半分くらいしか覚えていない。
課題が終わらず、眠ってはならなくなった。
今日は徹夜だ。頑張って終わらせるんだ。書く。ページをめくる。書く。書く。眠い。ページをめくる。すやすや。気がついたら朝だった。先生になんて言おう。
ある日、君に告白された。
明日はデートだ。うれしい。こんなに幸せなのは初めてかもしれない。早く寝よう。あれ、寝られない。楽しみすぎて寝られない。わくわく。
次の日、寝坊した。
10分遅刻してしまい、君に謝って、お詫びにジュースを奢った。10分で済んだのは不幸中の幸いだったかもしれない。美味しそうにジュースを飲む彼女に心打たれる。
眠れないほど君が好きだ。と君に言う。
ちゃんと寝なよ、と笑われた。