『眠りにつく前に』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
◤王子ではないから◢
俺の彼女は病を患っていた。いずれ、意識も失い植物状態になってしまう病だ。俺には君の病を治せるほどのお金はない。あればよかったのにと何度思ったことか。
君の病を治そうと動いている男がいることは知っている。そいつは君が好きだった。多分君が眠りにつく頃にはその準備は整って君は彼と愛し合うのだろう。大病を患った人が助けられて恋に落ちる、なんて王道的なストーリー。
君が目を覚ます頃、僕はもう君の彼氏じゃない。だから君が眠りにつく前に、その前にキスをした。君と俺の最後の思い出を。
テーマ:眠りにつく前に
今日一日の自分を労って
大好きなお風呂にゆっくりとつかる
身も心もほどけるようにゆるんでいく
あまりの心地ちよさに
好きな歌が口から自然と溢れる
なんだか喉も潤って
程よくエコーの効いたお風呂リサイタル
ひとしきり楽しんだあとは
その温かな湯気を纏って
自然と笑顔に
笑顔で一日を振り返ると
楽しかったこと
嬉しかったこと
感謝を思い出せる気がする
眠りにつく前に
私のとっておきなひととき
明日の朝目覚めるときにも
笑顔から始められますように
祈る。
次に目を開けた時、全てが消えていませんようにと。
貴方の腕も、香りも体温も、優しいこの部屋も全てが幻のように消え去ってしまわないように。
俺が俺として此処に存在できますように。
『眠りにつく前に』
【眠りにつく前に】
飲み過ぎて足元も覚束ない上司を何とか自宅まで送り届け、もと来た道を引き返す。
外に出ると、眩しい程の月が地上を照らしていた。こんなに月の光が明るいのは、満月だったからかと今更気付く。
ふと微かに吹いていた夜風も止んだ。それは僕に、全ての時の流れも止まってしまったかの様な錯覚を起こさせる。
(ああ、何だか疲れた……)
足を止め、明る過ぎる月を見上げた。
「いいなぁ」
何に邪魔される事も無く、月はただそこに『在る』。何のしがらみも持たず独り、そんな風に生きられたらどんなにか……
月を見ると、そんな事をよく思う。
だが人に絶対の孤独など存在しない事も知っている。判っているからこその欲求だった。
なのに不意に浮かぶのは、優しくもどこか寂しげに微笑む恋人の顔で。
彼女を置いて去るのも、失うのも嫌だという己の中にある矛盾も、僕ははっきり感じている。
何もかもに疲れたこんな時は、独りの方が余程楽なはずなのに……何故か今日は、誰も居ない自分の部屋に帰る気もしなかった。
そんな僕の手には携帯電話。
開いたトーク画面は――彼女。
「あのさ、これからそっちに行っても良いかな」
『泊まってくって事だよね? 大丈夫』
「うん。ゴメンね急に」
『いいって。じゃ、待ってるね』
時計を確認すると、そろそろ日付が変わるかという時刻だった。よく承諾してくれたものだと、僕は苦笑した。
彼女の部屋に着くと、座卓にはお茶漬けが既に用意してあった。だが先程まで飲んでいた事など、話した覚えはない。
僕が驚いて尋ねれば、そっと彼女は微笑んで呟く様に答える。
「んー、何となく?」
お風呂の用意して来るね、と彼女はバスルームへ姿を消した。
風呂を済ませると、完全に酒は抜けたようだ。
良いタイミングで麦茶を渡されて飲み干すと、彼女が僕をじっと見ていた。
「どうかした?」
「普段ならお酒を飲むと口数が増えるのに、今日は静かだなぁと思って。でも、時々何か言いたそうな顔もしてるから」
彼女の眼から、すっと光が消えた。暗い視線を伏せ、今度は僕を見ずに呟く。
「――何か話したい事、ある?」
「今は、いい。居てくれるだけで」
「そっか……判った」
彼女は顔を上げ、穏やかに微笑む。それはもう、いつもと変わらない笑顔だった。
(ホント勘が鋭いったらないよ)
一旦は気に掛けつつも、僕が黙っているとなれば彼女はそれ以上余計な詮索をして来ない。判った風な口も利かないから、沈黙すら心地良い。
多分僕は、彼女のそんなところが好きで―――失いたくないと思う、一番の理由はそこなのかも知れなかった。
僕達は必要最低限の会話だけしながら、そのままベッドに入った。
どちらからともなく何度か触れるだけの軽いキスをしてから、彼女は「お休みなさい」と呟いて、眼を閉じる。
「ねえ」
「なあに?」
「手、繋いでも良い?」
彼女は小さく頷くと、布団から手を差し出した。その華奢な白い手に指を絡めて、そっと握る。
孤独を欲する心と、彼女への執着に揺れるそんな夜には、この位の温もりが丁度良い。
「温かい……このまま寝ちゃうかも」
「うん。お休み」
彼女の温もりを感じながら眠りに落ちていく瞬間、急に僕は泣きたくなって、きつく眼を閉じた。
寝る前、
毎日11時まではうるさい
寮暮らしだから
男が7人。
布団に入っても
寝れずに出てくる
ほぼ毎日。
「俺もう寝るよ」って
ちゃんと伝えて寝る
それが決まりだから。
寝る前に映画見たり
ゲームしたり
散歩に行ったり
寝れなくても話し相手がいる
夜遅くまで課題をしてたり
オールしてたり
寝ることが不安な日は
少なくなった
寝る前、
布団に入ってスマホを見る
グループLINEが常に動いてる
誰か玉ねぎ買ってきて
お風呂冷めてた最悪
ゲームする人集合
もう、0時だってば
なんだか面白くなってくる。
寝ようと思って布団に入ったこと
あったっけ
大体が寝落ち
寝る前にすることが
日によって違うから。
『眠りにつく前に』2023.11.3.Fri
※BL二次創作 『A3!』より 卯木千景×茅ヶ崎至
眠りにつく前に、茅ヶ崎はなぜだか毎日、律儀に声をかけてくる。
「今日も社畜おつでした」
「明日お昼あそこ行きましょ」
「週末は推しイベが……う、はい、片付けます」
「先輩、今日はお疲れでした? ラスボスのオーラ出てましたよ」
「は〜、最近夜は寒いですね。先輩は寒いの平気そうですけど。ゴリラだからか……いや、なんでもないです」
「おやすみなさい、千景さん」
他愛もない話。本当に、あっても無くてもいいような、内容のない会話。たまに眠気が限界なのか、むにゃむにゃ言っていることもある。喋ってないでさっさと寝ればいいのに。
それでも、毎日毎日、彼は俺に言うのだ。「おやすみ」と。それは、儀式めいた力を持って、俺の瞼を下ろす。
かつて“家族”が俺を眠らせてくれた魔法の言葉。
もちろんそんな話を彼にしたことは無い。だが、時折見せる鋭さなのか、はたまた特に理由は無いのか、茅ヶ崎はこうやって、俺の柔いところに触れてくる。
おやすみ。おはよう。いってきます。いってらっしゃい。ただいま。おかえり。
それらの言葉は、彼にとって、彼らにとっては、ごく当たり前の日常に馴染む普通の挨拶で。でも、俺にとっては“家族”を感じることの出来る一パーツなのだ。
茅ヶ崎の声が耳を打つ。
俺は目を閉じて、口を開く。
「おやすみ、茅ヶ崎」
眠りにつく前に、呪文を唱える。
今日も悪夢は見ずに済みそうだ。
あーだめだ。
眠りにつく前に……コンタクトを外して、化粧を落として、ご飯を食べて、歯を磨いて、お風呂も入らなきゃ。せめて○ケモンスリープは起動しなきゃけないのに!
あー無理だ。
今日も疲労と睡魔に負けて、一瞬で夢の世界へ。
『眠りにつく前に』
─眠りにつく前に─
やぁ、こんばんは。
眠れなかったんだね。
じゃあ眠りにつく前に、良いことを教えてあげよう。
ほら、月を見て。
どう?綺麗でしょ?
今日はねぇ、満月なんだ。
綺麗な色だし、眩しいでしょ。
星が見えなくなるぐらい、輝いてるね。
夜ってさ、暗いからか分かんないけど、
怖いってイメージ持たれること多いでしょ?
でもね、確かに怖くて危ないけど、とっても綺麗なんだ。
今見えてる月みたいに、輝いてるものがたくさん見れる。
それは人によって違うんだ。
今言った月もそうだけど、他にもたくさんある。
君はどう?何が輝いて見える?
君の目には、何が映る?
毎度夜が来る度に私は思う
なぜ人は人を悲しませるのだろうと
いつかはその連鎖が断ち切られるのだろうか、
必ず夜明けが来るように
月が沈むと太陽が登るように
人は人に優しく出来るようになるのだろうか。
そう思いながら眠りにつき
私は朝を迎えるだろう
あの頃とは別人だった
----------------------------------------------------------------------------
朝目が覚めると私は泣いていた。
自分でもよく分からなかった。でも、さっき見ていた夢では、私は友達に虐められていた。
その理由は分からない。分からないけれど、何か知っているような気がした。
今日は学校があった。下に降りてご飯を食べて支度をし、外に出て学校へ向かった。
教室に入った瞬間クラスがざわめいた。
なんなんだと思いながらも机に向かうと、
机には
-死ね-
-消えてしまえ-
と掘られていた。
あぁ机がもったいない と私は思っていた
普通の子は え……? と黙るだろう
だが私はこの光景を今朝夢で見たから知っていた
やった人もやめなと止めようとした人もすべて知っていた。きっと朝先生が犯人探しを始める
私は言わないで置こうと思った
椅子に座り普段通り読書をしていると
掘った本人がくすくすと笑っていた。
『わかりやすいなぁ』なんて思ったりもしたが
私は築かないふりをして無視をした。
朝の挨拶が始まると少しざわざわとした空気に切り替わった。
先生は「静かにしなさい」と一言いい生徒を座らせた
私は気がつかないのかなぁなんて思ったが予想通り犯人探しが始まった。少し面白かった。
夢で知っていることが現実に起きてることが不思議でしか無かったから
先生は「名乗らないなら放課後本人に聞いて明日の朝もう一度確認します」といい朝の挨拶が終わった
授業が始まると朝よりは静かになっていた、
1時間目は社会あまり好きでは無い科目だった。
気だるげな時間が続いて少しつまんなかったが次は理科の実験があった。私は実験が好きだったから少しテンションが上がった。
授業が終わり休み時間になった休み時間には先生に呼ばれ誰にやられたのかを聞かれたが私は知らないフリをした。正直もう飽きていた、だがあいつが白状するまで見てみたかったから我慢した。
休み時間が終わり3、4時間目は難なく過ごして昼を食べ5、6時間目に少し眠気が来た、必死に堪えて帰りになった。今日は何も変化のなく過ごせてあれは虐めなのかも分からなくなってきた放課後先生と話して飽きてきたからだれがやったか誰が止めようとしたかを話した。
次が楽しみだった。
次の日になり、学校に行くと空気がどんよりしていた。
何事か確認しようと友達に聞くと反応がなかった。
なんなんだと少しイラッとしたがすぐにわかった、
それは私の机に一輪の花があったから。
そう、私は死んだのだ。
なぜ?それは昨日の帰りに事故にあったから。
トラックに跳ねられて死亡が確認された
でも、どうして生きているのかは分からなかった。
朝、母親に起こされた。
そうこれは夢の中での出来事。ということは今日私は死ぬということ
今日(犯人が確認される日)学校に行き帰る時に私は死ぬあの机どうりこの世から消える
最後の最後で私は小さい頃の純粋な心は夢のせいで別人に変わっていった、夢で起きることは段々と現実になって行ってから私は、
(↖タイトルに戻るよ)
眠りにつく前に、母は私に本を読み聞かせてくれた。
時には昔話、時には世界の童話、時には今話題の新作の本。
でも、いつしか、小学生になる前くらいに、その日課の眠りにつく前の読み聞かせがなくなった。
あれから、20年。
秋の夜は長い。
眠れないなぁ……
私は、いつもは携帯電話を手に、ベッドの中に入るが、読書の秋とも言うし、と、紙の本を持ち出し、ベッドに入る。
本には色んな世界がある。
小さい頃、眠りにつく前にやっていたことを久々にやってみる。
さすがに声に出して読み上げるのは恥ずかしいが、それ以外はあの時と同じ。
秋の夜は、静かに更けていった。
【眠りにつく前に】
理性を解いて暗闇と融ける
喉を通る不快な感触
手汗がまだ止まらないから
あたしと早く踊って頂戴
明日は、何をしようか。
フカフカと暖かいベッドの中、目を閉じて考える。
君と一緒に何処かへ行こうか、それとも家でノンビリ過ごそうか。
たまには気分転換に神社へ行くのも良いかもしれない、その後は近くの本屋や日替わりの店を覗くのも悪くはないな。
あんまり家でゴロゴロしてたら、あっという間にブクブク太って、君に嫌われてしまうかもしれないし。
何処に行こうか。 君は何処に行きたい?
真っ暗闇の中、いつものスーツを着込んだ君の姿が浮かんで、思わず笑みが溢れる。
差し出された君の手を取って、面白可笑しい夢の中。
君と一緒に旅をする。
テーマ「眠りにつく前に」
「明日はどんな日になるかな。」
目をそっと閉じて想像する。
明日は恋人とご飯に行ける日。幸せな気持ちになった。
大好きな人と一緒に居られることを思い浮かべるだけで心が温かくなって満たされる。安心する。
それから最近はたくさん夢を見る。日常生活の夢、全く違う世界の不思議な夢。
この前はあの某事務所の元アイドルさんが出てきたんだ。驚くくらい優しくしてくれたから嬉しくて次の日夢占いした自分が面白かった。…もちろん意味は無かったけど。
「眠りにつく前に温かいココアでも飲もうかな。」
もうこんなに冷える時期になってきたんだ。
焦る気持ちもあるけれど、こうやって目を瞑って楽しい時間を想像できる幸せがある。毛布を出したベッドでぬくぬくしよう。うん、幸せすぎる。
今日はぐっすり眠れそう。
#眠りにつく前に
あぁ、
私、手を離してしまったんだ
貴方を1人にしてしまったんだ
ごめんなさい
重い瞼を閉じて
静かな雨が頬を伝う
もう君は見えないけど
おやすみなさい
«眠りにつく前に»寝る前は配信を聴いて終わったら眠りにつく
#1
お題:眠りにつく前に
安心をひと粒。悪夢をひと粒。ぷち、ぷち。
これだけあれば。さよならひとつ。ぷち、ぷち。
どこへゆこうか。どうにでもなれば。ぷち、ぷち。
脳みそを引っ張って。重力を肌で感じて。ぷち、ぷち。
ぷち、ぷち。悪夢をひと粒。安心をひと粒。
ぷち、ぷち。お別れひとつ。どれほどあれば。
ぷち、ぷち。何も知らないよ。そこへいきたい。
ぷち、ぷち。胃腸を満たして。血液を耳で知って。
暗闇はどこへ連れていってくれるだろう。
目 見えぬまま 音だけを頼りに。
誰かが泣いている。
喉が焼けるように熱い。
引っ張って、満たして。
ぷち、ぷち。 ぷち、ぷち。
ぷち、ぷち。 ぷち、ぷち。
ぷち、ぷち。 ぷち、ぷち。
ぷち、ぷち。 ぷち、ぷち。
『夢を見る人』
深夜二時過ぎ 悪い夢の向こう側 ニット帽がぽつりぽつりと 綻びを気にかけて歩いている 手を差し伸べても触れられない これは夢だから これは夢だと自覚している私 だけども好きには動けない 何か別の意思が働いて レールの上を歩かされている これは夢でなくても きっとそう 私は歩かされている
あなたがいなくなってから
毎晩、あなたに語りかける
今生はおつかれさまでした
あなたの生き様はとても素晴らしかった
わたしと出会ってくれてありがとう
今日も明日もずっと
ずっと大好きだよ
ありがとう おやすみなさい
いつも微笑みかけてくれるあなたの写真に
そっと触れて‥
◇眠りにつくまえに◇
今日久し振りに階段登りをした。
運動すると交感神経が活性化して寝つきが悪くなるのか…しまった。
でもさっき本読んでる時はまどろみ落ちそうだったのにな。
日記書いたり、書く習慣もよくないのかもなぁ。
どうすっべ。
眠りにつく前に