教室に入れない中学生

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        あの頃とは別人だった
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 朝目が覚めると私は泣いていた。
自分でもよく分からなかった。でも、さっき見ていた夢では、私は友達に虐められていた。
 その理由は分からない。分からないけれど、何か知っているような気がした。
今日は学校があった。下に降りてご飯を食べて支度をし、外に出て学校へ向かった。
教室に入った瞬間クラスがざわめいた。
なんなんだと思いながらも机に向かうと、
机には

-死ね-
 -消えてしまえ-
と掘られていた。
あぁ机がもったいない と私は思っていた
普通の子は え……? と黙るだろう
だが私はこの光景を今朝夢で見たから知っていた
やった人もやめなと止めようとした人もすべて知っていた。きっと朝先生が犯人探しを始める
私は言わないで置こうと思った

 椅子に座り普段通り読書をしていると
掘った本人がくすくすと笑っていた。
『わかりやすいなぁ』なんて思ったりもしたが
私は築かないふりをして無視をした。
朝の挨拶が始まると少しざわざわとした空気に切り替わった。
先生は「静かにしなさい」と一言いい生徒を座らせた
私は気がつかないのかなぁなんて思ったが予想通り犯人探しが始まった。少し面白かった。
夢で知っていることが現実に起きてることが不思議でしか無かったから
 先生は「名乗らないなら放課後本人に聞いて明日の朝もう一度確認します」といい朝の挨拶が終わった

 授業が始まると朝よりは静かになっていた、
1時間目は社会あまり好きでは無い科目だった。
気だるげな時間が続いて少しつまんなかったが次は理科の実験があった。私は実験が好きだったから少しテンションが上がった。
授業が終わり休み時間になった休み時間には先生に呼ばれ誰にやられたのかを聞かれたが私は知らないフリをした。正直もう飽きていた、だがあいつが白状するまで見てみたかったから我慢した。
 休み時間が終わり3、4時間目は難なく過ごして昼を食べ5、6時間目に少し眠気が来た、必死に堪えて帰りになった。今日は何も変化のなく過ごせてあれは虐めなのかも分からなくなってきた放課後先生と話して飽きてきたからだれがやったか誰が止めようとしたかを話した。
次が楽しみだった。

 次の日になり、学校に行くと空気がどんよりしていた。
何事か確認しようと友達に聞くと反応がなかった。
なんなんだと少しイラッとしたがすぐにわかった、
それは私の机に一輪の花があったから。
 そう、私は死んだのだ。
なぜ?それは昨日の帰りに事故にあったから。
トラックに跳ねられて死亡が確認された
でも、どうして生きているのかは分からなかった。
 朝、母親に起こされた。
そうこれは夢の中での出来事。ということは今日私は死ぬということ
今日(犯人が確認される日)学校に行き帰る時に私は死ぬあの机どうりこの世から消える
最後の最後で私は小さい頃の純粋な心は夢のせいで別人に変わっていった、夢で起きることは段々と現実になって行ってから私は、
        (↖タイトルに戻るよ)

11/2/2023, 7:23:18 PM