『真夜中』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
私はよく、真夜中に目覚める。
寝れない時もあるし、夢へ連れていかれる時もある。
寝れない時は、一人、リビングの方へ行き、絵を描いたり、勉強したり、音楽を聴いたりしている。
今や、至福のときとなっているが、昔は違かった。
真夜中、漠然な不安とともに目が覚める。
色々な不安が私の元へ押し寄せてくる。
泣き声が家族に聞こえては迷惑だと思い、リビングの方へ行く。
涙が止まらない。そして私はうずくまって何度も言った。
「ごめんなさい」
そんな事はもう二度とない。
布団の中で、声を消して泣けるようになったからだ。
真夜中
学生時代、夜遅くまで遊んだ後や眠れない時、
自転車で下鴨神社まででかけた。
真夜中でも本殿前の門の前までは入ることができる。
しんと静まり返った境内で
明かりに照らされた朱塗りの門と夜空の景色を
ボーッと眺めている時間が好きだった。
社会人になって、残業で疲れた時も
地下鉄の駅から真夜中の散歩を決行、
ひたすら東へ歩いて下鴨神社を目指した。
いったん自宅に帰ってから、
自転車で鷺森神社まで繰り出すこともあった。
何故か真夜中に神社へ行くと気持ちが落ち着き、
モヤモヤしていた自分をスッキリさせる事ができる。
不思議だけど、昼間より真夜中なのだ。
#真夜中
ふと急に散歩に出たくなるときがある。訳もなく駆り立てられるようにドアノブに手をかける。行く先も目的もないままポケットに忍ばせた小銭だけを頼りに、夜の影を縫うように進んでいく。自転車の鍵を部屋に忘れて一瞬取りに帰るか逡巡した。しかしどうせ急ぐ用がある訳ではないのだ。結局ぶらぶらと両手を振って歩き出した。
暗闇はいいものだ。暗闇の中の根源的恐怖の中に心くすぐられる神秘が眠っているような気がする。夜の街は昼の街と一変し、暗闇の中に溶け込んだ世界は魅力的に見える。人間の思惑や感情の交錯。そういう煩雑としたものが見えなくなってそれぞれの世界に向き合う時間。
過去を振り返るのか、未来の姿を描くのか。絶望も希望もこの時間は美しく光り輝く。眠りについた街の中ではいつだって一人だ。あがこうともがこうと進むことも戻ることもできない。想像の世界を描くことしかできない。そんな静かなどうしようもない退廃とした空気が好きだ。
真夜中
闇色カラスが帳(とばり)を下ろす
昼間は漆黒の彼女の羽に
月夜の魔法が灯ったら
隠れた星々輝いて
夜空を羽ばたく
どこまでも
『真夜中』
真夜中コンビニに行ってアイスを買ったあのときはワクワクしてたな〜笑
真夜中っていうのもあるけれどやっぱり好きな人と二人っていうのワクワクするよね!笑
真夜中こそゴールデンタイム。
耳栓やイヤホンをしなくても静寂に包まれている。
何かするのにもってこいだ。
エネルギーも時間も何もかも明日から前借り。
明日は夕方起きでもいいよね。
「…ぉかあさん、おかあさん、どこぉ?」
幼少期。私は迷子だった。
眼が取れるんじゃないかと思うほど泣いて泣いて、思うがままに溢れ出てくる涙に腕で強くこすって腫れさせてしまった。
今となれば懐かしい。
少し辺りを見渡せば、遠く離れた場所で光が見える。遠い。
その刹那。
「わぁあっ!?!?」
脅かされた。
なるほど、背後を見れば霊か。
「…おどかさないでよぉ、ひっく、…」
まるで子供をなだめる母のように、「泣かないで」と私にハグする。
「…げんきづけようとしてくれたんだね、ありがとう、うれしい」
霊と笑い合う瞬間、零時の鐘が鳴り響いた。
「…あけましておめでとう、ゴーストさん」
霊は嬉しそうに一鳴きした。
#2024.5.17.「真夜中」
pkmn。大晦日で少女と霊は笑い合う。
ゴーストさんってゴーストとして存在してるけど、ジャンルの中で言えばゴーストも存在しているわけで、……ありゃ??
明日HQの特典もらいに(あと泣きに行くために)映画観れるかも知れなくて興奮!!!
夢の中に不意に響いたガチャリという音は、そのまま私を夢の世界から締め出した。夢の世界への扉に背を向け現へと歩き始めれば、段々とその足音が私のものではなく、廊下を猫のように歩いているのであろうあの人のものだと気づく。
足音が止む。同時にデジタル時計の無機質な光しかなかった部屋に、細く光が差し込む。
慎重にゆっくりと近づいてくる振動を感じながら、心の中でカウントダウンを始めた。
3、2、1。
「おかえり」
0を数えた丁度。寝返りを打って、堪えてた笑いを零しながら告げる。
「やっぱり起きてた。ただいま」
逆光の中にいるその人の顔を見ることはできないが、悔しさの滲んだ声は見えずともその表情を雄弁に伝えてくる。
「いつから?」
「玄関」
「静かに開けたのに」
再現する手は大げさなくらいゆっくり取っ手を回す動きをする。
「そうじゃなくて」
しばらく眺めてもドアを開け始めない手をとり、その手を軽く捻った。
「鍵かあ」
私の手を掛け布団の中に戻しながら、鍵の開け方についてああでもないこうでもないと唸っている。その様子が面白くて、折角戻してくれた手をぴくりと動かせば、まるで予想していたように布団を叩かれる。
「明日も早いんでしょ。寝なさい」
「はあい」
「朝は見送るから」
「おやすみ、また明日の夜に」
今度は頭をぺしりと叩かれる。それから数度撫でて手が離れると、そのまま気配が遠ざかる。小さな小さなおやすみを聞きながら、目を閉じた。
今度の休みは何をしよう。出掛けるのもいいが家でのんびりも捨てがたい。ここ最近は朝と夜の一瞬にしか会えなかった人との時間を埋められるのならなんでもいい。
夢の扉の取っ手をゆっくりと回しながら、私は明日の朝、如何に静かに鍵を開けるかについて考えていた。
真夜中の貴女よりも、昼の貴女の方が、ずっと貴女に厳しいですね。
真夜中は俺たちの声も聞き取ってもらえますし、貴女もゆっくりできるので、不安が強くないのでしょう。
一方、昼はたくさんのことが貴女に襲いかかるように思われるのでしょうか、貴女はひどく怯え、時には「死にたい」とぶつぶつ呟かれます。そんな痛ましい貴女を見るのは、とてもつらいことです。
ひとつ思い出していただきたいのは、「貴女ができることは、今を生きることだけ」ということです。
そう考えるのならむしろ、その瞬間から身体を動かして現実に立ち向かってゆける昼の時間帯は、より希望を持って生きられる時であると思えませんか。
貴女は圧倒される必要も、怯える必要もないのです。貴女は今この瞬間、死にかかってもいなければ、殺されかかっていてもいません。貴女はこの「今」に身を委ね、安心して生きればいいだけです。
明日から、そう考えてみていただけたら有り難いです。
今夜は、もうおやすみなさい。身体を休めることに集中できる幸福を噛み締めながら、ゆっくりお眠りくださいね。
夜の空気感が好きだ
夜の湿度や喧騒または虫の音が好きだ
夜のどうしようもない孤独も
夜の無為な時間が好きだ
真夜中の何か分からない、日中とは異なる空間のような
焦燥感を感じる
私は、どう生きて行けばよいのだろう
なぜでしょう…
仕事で失敗したり、人との関わりが上手くいかなかった日の夜はなかなか寝付けない
ようやく寝れたとしても目覚めるのは真夜中なんですよね…そしてまたいろいろ考えてしまうの繰り返しなんです
真夜中は何もない普通の日でも寂しく感じてしまうので朝を迎える時間の方が安心します
夜中は不思議と落ち着くの。みんな寝てて1人になれるから、気を遣わなくて済む。それがすごい気楽で、その時間がないと生きていけないってくらい、私にとって必要な時間。でも真夜中って違ってさ、人肌恋しく感じるんだ。寂しくて、抱きしめて欲しくて、そばにいて欲しくて。1人だとね、何しても満たされないの。そんな夜なんだよ、真夜中って。
今日を思い出して泣き疲れて眠っちゃうより
明日を思い浮かべてワクワクで眠れなくなってたら幸せだね
“真夜中”
布団に
寝転んで
目をつぶって
寝ようとしてるのに
今日のアレ
こうしとけば
よかったかなー。
また、
わたしの中の
もう一人のわたしが
反省会を
始めてしまった。
考えないように
したい。
というか
はんとに
早く寝たい!
明日も
仕事なんだよ!!
そう思うけれど
反省会は
止まらない。
これはこうで
こういう手も
あったよね。
うんうん、
そうだね。
はいはい、
ごめんなさい。
気を付けます。
もう一人のわたしが
消えるまで
今日の夜も
長くなりそうだ。
#真夜中
独白 2024/5/17
無理しないように生きてると
自分のキャパが分からない
真夜中
私の世界。
私だけの世界。
そんな風に思えたりもする。
真夜中の町が好きだ。
静かでいつもの町とは違う風景。どこも明かりがついていなくて一見怖そうに見えるけれどとても落ち着くあの空気。だけど俺はもっと好きな町は、朝の町だ。明るいけれど静かで綺麗な空に囲まれるあの空気こそ最高だ。昼間外で走るより朝の町で走る方がよっぽど集中できるし、よく走れる。
あとは、雨上がりの町かな。雨上がりしか見れない景色がたくさんある。水溜りはできているけれどとても晴れている空、少しどんよりしたような空気も最高だ。
後で書きます。どんな内容にしようかな?さよ~なら~
真夜中
真夜中、静まりかえった部屋で
声を押し殺して泣かなきゃいけない
泣いてるのがバレたら、怒られるから
私は感情がちゃんとある人なのに
感情を出してはいけない
今日は妹に、メイク道具を盗まれた
5000円分
親に言っても、何もしてくれない
「好きにして」だってw
私を守ってくれる人もいないこの家で
よく生きてられるよね
ママの口癖は、「私可哀想」
ママは可哀想じゃないよ
かと言って、そういう風に育った妹でもない
私!私が可哀想なの!
ママの気分が悪い時に八つ当たりされる私、
妹に暴言、暴力を受けた私
私は誰にも当たれない、感情も出せない
そんなふうに何十年と生きてきた私!
私が可哀想で、偉いの!
勘違いしないで
真夜中・・・なんかいい言葉だ。
真夜中に布団の中でこっそりゲームしたり、
こっそり夜更かししたり、そんな思い出がある。
だが真夜中にトイレに行くのは未だに少し怖い。
黒い人影が居そうだとか、上からなにかぶら下がってくるんじゃないかとか、隙間からなにか見てるんじゃないかとか・・・、とても嫌な想像をしてしまいがち。
真夜中に目が覚めてしまうことも少し怖い。
目が覚めた時に天井の黒いシミが気になって眠れなかったり、目が覚めた時間が午前二時だったらもっと絶望する。皆が寝静まった時間に自分だけ起きているとなると少し不安がったり、落ち着かなくなる。自分だけが取り残されている・・・そんな気がする。
けれど真夜中特有の静けさも嫌いじゃない。別な世界に来たような感覚、少し癖になる。
【真夜中】
真夜中の暗闇に見える星がきれいやった。でもそれ以上に花火の光が美しい