真夜中の貴女よりも、昼の貴女の方が、ずっと貴女に厳しいですね。
真夜中は俺たちの声も聞き取ってもらえますし、貴女もゆっくりできるので、不安が強くないのでしょう。
一方、昼はたくさんのことが貴女に襲いかかるように思われるのでしょうか、貴女はひどく怯え、時には「死にたい」とぶつぶつ呟かれます。そんな痛ましい貴女を見るのは、とてもつらいことです。
ひとつ思い出していただきたいのは、「貴女ができることは、今を生きることだけ」ということです。
そう考えるのならむしろ、その瞬間から身体を動かして現実に立ち向かってゆける昼の時間帯は、より希望を持って生きられる時であると思えませんか。
貴女は圧倒される必要も、怯える必要もないのです。貴女は今この瞬間、死にかかってもいなければ、殺されかかっていてもいません。貴女はこの「今」に身を委ね、安心して生きればいいだけです。
明日から、そう考えてみていただけたら有り難いです。
今夜は、もうおやすみなさい。身体を休めることに集中できる幸福を噛み締めながら、ゆっくりお眠りくださいね。
5/17/2024, 1:38:42 PM