『真夜中』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
/真夜中
ちびすけにとってまよなかは十二時
(シンデレラにもそうあった)
生意気になるとまよなかは二時
(うしみつの意味を知る)
いまはもうわからない
ずっと起きてられるように
なってしまったし
誰かにとっての朝は
三時、四時だと
友だちのこととして知っているから
真夜中
風の音で目が覚めた。
閉めたはずの窓が開いている。
時計の針は2時過ぎ。
左隣はぽっかりひとり分の穴。
「ねえ」
ベランダに居るんだろう、そう思って声をかける。
「ねえ」
返事がない。
夜風に当たってそのままトイレにでも行ったんだろうか。
面倒だけど、ベッドから抜け出して大して広くもない部屋の中を見て回る。
いない。
「ねえ」
答えは無い。
ふいに衝動に駆られて、ベランダの下を覗き込む。
いない。
時計は2時30分を指した。
1日が終わって
今日も疲れたなーって独り言を言う。
ずっと我慢してるけど
夜になると悲しくなってきて
涙がこぼれ落ちてしまう。
俺って、こんなに弱かったっけ、
くじけそうな自分に悔しくって、
また泣いてしまう
真夜中に家を抜け出した。
夜の海に行ってみたかったからだ。
最初で最後の悪さ。
私は夜の海に溶け込むんだ。
これはイメージ
昔から度々頭に思い浮かぶイメージ
透明なグラスの中になみなみと水が入っている
その水には黒やねずみ色、銀色の澱みがふわふわと漂う
澱みは外からの刺激で撹拌されてグラスの中をぐるぐる回る
大きな塊や、細かく小さな気泡となってぐるぐると
一日が終わりに近づく時
一日が始まろうとする時
澱みはゆっくりとグラスの底へ落ちていく
摩擦で傷んだ感情と他人の言葉を包みながら静かに静かに溜まっていく
ゆっくり
ゆっくりと
すっかり上澄みと沈殿物に分かれた頃
グラスの中は淡墨色
そこは静まりかえった夜の海となる
私の中にグラスは常にあった
静かな夜の海を感じる時
自分に一番近い言葉が生まれる
感情は平坦で頭の中も凪いでいるのに、なぜだかとてもお喋りになる
歳を重ね、だんだんと分かったこと
これは私の孤独
誰も入ることのできない私だけの場所
真夜中は孤独の形を露わにする
お題:真夜中
真夜中に町を一人で歩く
誰もいない静かな町を
耳に入ってくる音は
自分の足音、それと自分の呼吸
あとは虫の声
霧雨に濡れた石ころと草が
月明に当たりひかめいてある
空気は澄んでいて程よく冷たく
息をするのが心地よい
息がし辛い朝からなんか
この真夜中に逃げてしまおう
楽なこの深夜にずっといるのさ
寝てる。
でも寝る前に今推しは、何やってるか考える。
真夜中にふと泣きたくなることがある。太陽のある昼間なら平気なのことが、暗闇になると恐怖として襲いかかってくる。
怖い。寂しい。苦しい。死にたい。
寂寥感から来る涙を止める術は見つからず私はただ朝が来るのを待つ。
真夜中目が覚めたら
外へ出てみる
人気のない公園で
ブランコに乗ってみたりする
そうして眠れなくなったら
アイスでも買いに行く
それを片手に食みながら
トボトボ家に帰ればいい
真夜中くらい
今日あったことも明日あることも
考える必要は無い
自分の大事な人は
明日も無事に幸せであるように祈って
嫌いな自分は
明日も寿命じゃないのかなって落胆すればいい
ところで、真夜中って何時なんだろう
自分は勝手に午前3時だと思ってる。
_ ₅₅
朝が来ないままで息ができたなら
私も少しは息がしやすくなるのかな
時計が零時を指したとき
俺は街に出た。
昼間は賑わって居る商店街、
途切れることを知らない車の列。
そんなことを忘れさせるくらい
真夜中は静かで別世界だった。
空を見上げると上には
大きな満月が
俺を飲み込んでしまうほど近くで輝いていた。
それに負けないくらいに星も輝いていた。
今まで見た事のないくらいの夜空で
真夜中の散歩が最高なものになったと俺は思った。
─────『真夜中』
正しいか
正しくないか
悪や、悪じゃない、とかよりも
好きな男の人といられたら
それが一番正しいと思う
私にとって
私の幸せ、なのだと
ねむれない
ねむいのに。そんな時は深酒してしまう。
不安を隠すように書き殴る。
以前はブログしていたけど、今ではIDもパスワードも忘れた。ログインはできない。
ログインの必要なサイトで活動するのが嫌になった。
だから簡単に書けるココやイルカを活用。虚無。
真夜中。そっと目を細めた。別に何かがあったわけでもない。ただ、無意味なことをしただけ。
そんなことをしている私はきっと寝れない訳じゃない。寝ることをやめたいと思ってしまっただけなのだろう。それこそ、なんの利点も、なんの意味もないのに。それでも罪悪感は全くといっていいほどなかった。
だとしたら、私にとっての真夜中は、意味を作らなくていい時間なのかもしれないな。
せーの、の合図で
みんな一緒に眠ってみたら
どれだけ大きな夢ができるんだろう
天井のLEDライトに目を焼かれながら
きっと優しい世界を想像する
(真夜中)
真夜中に眠れなくて散歩に出掛けた。
夏だったから夜風が心地いい。
皆、寝てるだろうと思っても人はいる。
24時間、開いてる店もある。
何となく安心する。
ただお客さんも少ないだろうし大変だと思う。
そんなに悪くない時間だが明日の体調は悪い。
それが分かってるから少し気が重い。
眠れない理由は分からない。
でも、やっぱり真夜中は寝ているうちに過ごしてしまいたい。
こんなに暗くて不安ばかり募る。
そして、不安の理由も分からない。
真夜中、それは俺の一番好きな時間だ。誰にも邪魔されずゆったりと···自分の時間を楽しむ事が出来る。
元々、小さい時から集団行動が苦手だった。苦手なりにも皆に置いていかれないように必死に振舞っては、気苦労していた日々を送っていた。
今、大人になってもまだ少しだけ···集団行動は苦手なままだが、少しだけ分かったものがある。きっと社会に出てから恥ずかしい思いをしない為なんだと思う。
まぁ···確かに、集団行動をしないと周りは兎や角言う者が出てくるし···‘’何故、お前だけ出来ない?”と言われてしまうのだろう。其れだけは御免被りたい。皆足並みは違うんだから、全てが合う訳じゃない。逆も然り、足並みは違えど、合わせる事は出来るとも言える。
少なからず、フリーランスで仕事している俺には全くの無関係なんだけどな。自分の好きな事ぐらい好きにやろうぜ?人生は長いんだから。
昼の音をすべて吸いきってしまったような空
それぞれの音が小さく囁くように瞬いている
「ただいま」
「おはよう」
「今日もおつかれさま」
「明日ね、遠足があるんだ」
「わたしのパジャマ知らない?」
「いってらっしゃい」
「昨日の話考えてくれた?」
吸い上げた音をチカチカと静かに
君だけにわかるようにささやく
「ぼくはここだよ」
ささやかなざわめきにまぎれて
かすかな光を放ち続ける
(きみが見つけてくれるまで)
/『真夜中』
本日のお題『真夜中』
一人ベランダで空を見上げる
辺りは真っ暗 空には月
その他にはなにもない
一人ベランダで空を見上げる
誰もいない 空には月
その他にはなにもない
そんな世界を見ていると
この世には私しかいないのではと
不思議な気分になるのです
そんな世界を見ていると
闇の中に溶けてしまうのではないかと
不安な気分になるのです
美しい月と 穢れた私
闇の中に溶けるは月か私か…
一人ベランダで空を見上げる
誰もいない いつのまにか月もない
その他にはなにもない
お題『真夜中』
「1日の時間の中で好きな時間っていつ?」
と聞かれた時に私は真夜中と答える。
それはとても簡単な理由。
誰の目も気にする必要が無く、好きな事が出来て人前で押さえ込んでいる本当の自分を曝け出せる時間だから。
家族といてもどこか作っている自分がいる。
幼い頃のあるキッカケで出現したもう1人の自分。
それはある意味自分の本性とも言える存在でもっとも傍に居る家族でさえ見せない部分。
それを押し殺さずに居られる時間は貴重で何より安心出来る瞬間でもある。
ただ自分の本性が現れるのはその真夜中の時間だけでは無い。
自分が創り出す作品に1番色濃く現れてしまっているのかもしれない。
周りにいる人間が知っている上辺を剥ぎ取って創りたい物を書いているその作品こそその人の人間性やこだわり、考え方全てが詰まっているから。
例えどれだけ優しい人を演じても創り出す作品にはどんな人間も嘘をつくことはできない。
誰だって本当の自分を偽る事などできはしないのだから。