『相合傘』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
相合傘
通り雨に二人、傘は一本。
濡れないようにと傘をさしたはずの、
2人の肩は濡れていた。
相合傘
相合傘って
お互いが濡れないように気を使いながら
寄り添うイメージ
この感覚は
家族にも
仕事場にも
当てはまると思うのだ
お互いが自分のプラスを発揮してマイナスを助け合う
そうやって気を使いながら
寄り添うイメージだ
このイメージを大切な人達と共有しながら暮らせたら
とても平和な気がする
そうなりたいと思うのだ
「相合傘」
自分用の傘が欲しい!と言われて買った水色の子供用の傘。
最初は上手く持てなくてフラフラ、フラフラ。
おかげで見ているこっちはドキドキ、ハラハラ。
だけど最近はしっかり持てるようになったね。
手を繋ぎ「濡れちゃうからママとぴったんこして歩こうね」と一緒の傘に入って、あなたの歩幅に合わせてゆっくり歩くことは、もうないのかな?
#相合傘
数年前の梅雨。私達は、大学生だった。同じ大学に通うたまにすれ違う程度の関係だった君と私は、何時からか付き合う事になった。皆からお似合いだとはやし立てられながら。丁度その頃、私達は、付き合って半年が経ったとある日の梅雨。私は、寝坊して慌てて家を出たせいでいつもなら必ず見てから出かける天気予報を見逃した。そのせいで、まさかの下校時、生憎の大雨にあった…バッグを頭の上に持ち、駆け出そうとしたそんな時。君が後ろから一人でさすには少し大き過ぎる傘を照れながらさしてくれた。そして、まだ初々しい頃の私達は、お互い照れて無言のまま、家まで送って貰った。そんな私達も今じゃ、結婚して、相合傘なんて照れる事も無ければむしろ、当たり前の日常になってしまった。あの頃の照れて可愛かった青春だった私達も今じゃ立派な大人になった。あれから数年経ち、私達は、まるで当たり前かの様に結婚し、やがて、私達の間には、新しい命を授かった。愛する娘にもいつか、そんな青春が来てくれる事を日々私達は願っている。
「相合傘」
僕には好きな人がいるこんな僕なんかにも優しくしてくれる彼女に僕は惚れてしまったようだ。
~卒業式~
僕は彼女に告白をすることを決心した。校舎裏で僕は彼女に告白をした。返事はNOだった僕は理由を彼女に尋ねた、理由は「彼氏をつくることはない」だそうだ、そうして彼女は小走で去っていった。
~数年後~
僕は今も彼女を探している。とある雨の日、彼女が知らない男と相合傘をして歩いている彼女を見つけた。僕は怒りが爆発しその男と別れ、うすぐらい道を歩く彼女を、後ろからバットで殴った。彼女が泡を吹きながら倒れたが気絶しているだけな気がするから大丈夫だろう。誰にも見られないよう、ボクは家に彼女を持っていった。
~数日後~
彼女の目が覚めて数十日?ぐらいたった彼女はもう抵抗する気力もなさそうでボクが言ったことだけを聞いてくれる。ボクはあの事を思い出した、彼女があれと相合傘をしていたことだ。だからその事を彼女に頼んでやってもらった。あぁなんてボクは、幸せなんだろう…
↓急に思い付いたやつ
私は目が覚めた、周りを見渡してここが自分のしらない場所だと言うことに気づいた。私はとりあえずこの場所から逃げようと歩き出そうとした、だか前にすすむことがでしない。なぜかは、すぐに分かった私の首には首輪のようなものがついている。
ー数十日後ー
ワタシはもう主の言葉だけを聞く人形のようだった従わなければ、殴られ、もし主の気にふれるようなことをしてしまえば。またあんなことをされるかもしれない。と思いワタシは従うだけだった、それがワタシにとっての幸せだと思った。
「相合傘」
(2024/06/19 20:31:06)
この雨の音の止む間に隙だらけ
/お題「相合傘」より
相合傘
なつくんはよく傘を忘れる
だから雨の日はこさめと相合傘
俺の方が背が高いからって言っていつも傘を持ってくれる
「なつくん、濡れてない?」
「あぁ、全然」
見えないと思っているのか見えているのを知ったうえでなのかは分からないけどなつくんはいつも嘘をつく
なつくんの嘘はとっても分かりやすい
こさめが濡れないようにって傘をこさめの方に傾けてくれてるの知ってるよ
あなたの肩がびしょ濡れなの知ってるよ
こさめだってなつくんに濡れてほしくない
だから、いつもは恥ずかしくてできないけど今日はちょっと勇気をだした
いつもは少し離れているあなたとの距離を左に一歩寄ってみた
なつくんが少しでも濡れないように
あなたは一瞬目を丸くしそのまま顔を背けた
「なつくん、照れてる?」
「別に、」
なつくんはそう言うけれど耳が真っ赤だ
分かりやすい
やっぱりあなたの嘘はとっても分かりやすい
なつくんとの相合傘、小さな幸せを感じる大切な時間
「相合傘」
「相合傘」って聞くと恋人同士が肩を合わせながら一緒に入ってるイメージなんだよね。まぁ、俺は男同士でしか入ったことないけど………(自分で言ってて悲しい)
どちらかが傘を持って支えている。そのおかげでもう一人が濡れていない状態になる。そうなると傘を持ってる人がかっこいいなぁって思われるよね。
でも、その状態を作り上げるのは、傘を忘れた(忘れたフリをした)人が必要。
良い条件が揃ってないと起こらないんだよね。
まぁ、全部想像でニヤニヤしながら書いてるんだけど……
友情も恋愛もどちらかが欠ければ成立しないってこと。
傘が半分になると、一人は濡れるし持つ人はバランスを取るのに精一杯で相手を気にしていられない。
そうなる前に傘を閉じておくことも必要だね。
【相合傘】
学校のどこかに必ず"相合傘"が落書きされている。卒業生がノリで書いたと思うが、よくないと思う。学校にあるものはすべて学校のもの。許可なく勝手に落書きするのは器物損害だ。その場のノリでかは知らないが、勝手に許可なく物に落書きする人の思考が理解できない。そんな馬鹿なことはやめよう。
初めての傘
開きうれしそうに引きずる
曇天…
「穴があいちゃうわょ」
聞こえないふりは上手
「あっ!あめっ」
あぁ…降ってきちゃったか…
「はやくっこっちきて!」
「小雨だから大丈夫ょ」
「だぁめ!あたしがさしてあげるっ」
幼子のさす
腰屈め入る
相合傘
【相合傘】
相合傘
嘘から始まる恋
雨が降ると…
傘はないのと
嘘をつく
あなたと相合傘を
したくて…
可愛いあのこ。話したことは無い。
いつも僕が眺めているだけ。
外を眺めて、たまに小さな欠伸をして、またたまには本を読んで。そんな、誰とも関わろうとしない彼女を僕は目で追っていた。いつからだろうか。
話したい、触れたい、何度願ったことだろう。
今日は、僕の心を表したような雨模様だった。
今日も、話せず一日が終わる。傘を手に取り昇降口から出ようとすると、“彼女”が空を見てなにか悩んでいるようだった。ぱっと、僕の顔が明るくなった。傘を忘れたのかな、話しかけようかな。そう悩んでいる時、空はいきなり明るくなった。 天気雨のようだった。やっぱり、空は僕の心模様を表しているのだと思った。
相合傘の夢は消え、雨上がりの中昇降口から出ようとすると“彼女”が声を発した。
「相合傘、したかったね」
それが僕に発された言葉だと気づくには、そう時間はかからなかった。
相合傘
君と僕
隣同士に名前を並べて
真ん中に線を引いて
屋根を乗せれば相合傘
砂の上に書いたそれは
気恥ずかしくて
後ろから君に声かけられた瞬間
慌てて消してしまった
君はそんな僕に気付いていないのか
気付かないふりをしているのか
急に降り出した雨に
傘を広げる
隣同士に並んで
身を寄せ合う
君と僕
相合傘
今日は相合傘をしているカップルが多い気がする。急に降ってきたからだろうか、ここが都市部だからだろうか、ここ1時間だけでもだいぶ見た。多い。あぁ、あいつらなんて小さい傘でイチャイチャと…やめろやめろ!見たくない!
…俺がここまで相合傘に反応しているのは、完全に羨ましくて嫉妬しているだけだ。俺には好きな人がいて、いつか付き合いたいとかデートしたいとか相合傘してみたいとか思っていた。勇気を振り絞った俺の幻想は、彼女の「ごめん無理」の一言で打ち砕かれた。
言いふらされていやしないか…気が重くて仕方ない。もしかしたら既に全女子に知れ渡っていて、二度と女子が近寄ってこなくなるかもしれない。
相合傘してみたかったなぁ…1人で入る傘が寂しい。いや傘なんて本来1人用だし。別にいいし。
鬱々と考えながら歩いていると、雨が止んできた。もう傘はささなくていいだろう。ふと上を見上げると虹が出ていた。
…虹だ!綺麗だ!雨上がりに上を向いた者の特権だ!
落ち込んでばかりもいられない。スマホを見るために下を向くカップルを尻目に、1人で虹を堪能する。虹の1つで気分が晴れるのも単純すぎるが…そもそも晴れきってはいないが。虹なんてわざわざ見上げる物好きは少ないので、謎の優越感に浸る。
しばらくすると虹はすっかり消えてしまい、憂いのどれか1つぐらいも消えたような心地だった。
なんとなく、帰りにたい焼きを買った。
“相合傘”
一つの傘の中にいれる 距離感
親?兄弟?我が子?
伴侶?恋人?友達?…?
それが 誰であろうとも
感謝し
大切にすべきかもしれない
傘一つ 相手がはみ出ないよう
お互いに 気を遣い
自分が濡れる事さえ 厭わない
互いの身体が触れても 愛おしく
そんな相手は
誰でもよい
と言うわけには いかないだろう…
大切な その人を
私は 日々感謝し
過ごせて いるだろうか?
“相間傘” “愛相傘”
(相合傘。)🦜
あのね。
・僕も
巣立ちして
少しは
自分で
食べ物を
探せる様に
なったから、
食べ物を
ひとりで
探してたんだ。🦜
(そしたら、急に
雨が降り出したんだよ。)
《仕方ないから、
雨宿りしてたらね。》
「娘雀しゃんが、ずぶ濡れに
なって
僕の所に
来たから、
近くの葉っぱの
相合傘で
帰って
来ちゃた。」🦜
相合傘
【理想】
男女が肩身を寄せ合い仲睦まじく
雨に濡れそうならそっと肩を寄せドキドキを楽しんだ
振り返っても全く身に覚えのない思い出
【現実】
男性でも女性でも距離が近いの無理だから
傘を相手に押し付け自分はビッシャビシャにずぶ濡れて
水も滴るいい女〜♪
って思いながらそんな自分に酔ってる
不思議とかなり気分が良い
「うわっ、雨、降ってきましたね」
「本当だ。帰る頃には止むといいですね」
と口では言いつつ、
(神様仏様、お願いこのままずっと止ませないでください!!)
なんてことを心の中で願掛けしていた。
なんと言っても今日は最近気になる彼と2人きりの閉店作業!!
しかも今日は元々晴れ予報だったから、昼から出勤してる彼は傘なんて持ってないはず!
私はこんなこともあろうかと折り畳み傘を持ち歩いているので、帰りまで雨が降っていたらそれはもう相合傘のチャンス!!
お店の片付けをしながら、脳内で広がる妄想。
「傘ないんですか?私持ってるので、よかったら入ってってください!」
「ありがとうございます。助かりました」
(って感じになっちゃったりして〜!!きゃ〜〜〜!!)
そんな妄想ばかりしていたバチが当たったのだろうか。
あんなに降っていた雨は、帰る頃にはすっかり止んでしまっていて、私の作戦は失敗に終わった。
(まぁそうですよね、そんなうまくいくわけないですよね)
「雨、止んでよかったですね!」
と口では言ったけれど、全然良くない!!
これは当分引きずるだろう……。
お題『相合傘』
デートの待ち合わせの直前に、
傘を忘れたと彼から連絡がありました。
了解!持っていくね!と返事をして、
玄関でふと立ち止まりました。
傘は2本持っていこうか、
1本だけ持っていこうか…
数分考えた私は、
大きめのビニール傘を
1本持ち、
玄関を出ました。